とうとうインドに呼ばれた旧友とインドへ♪⑥最終回！階段井戸～帰国編

2013/02/23 - 2013/03/02

これまでのインド旅行記、お楽しみ頂けましたか？
今回はとうとう最終日になってしまいました・・・

束の間のマハラニ気分を楽しんだ宮殿ホテルを後にして、デリーへ戻り
ます。
途中、寄り道をして、以前から興味のあった階段井戸チャンド・バオリを
見学します。
ホテルの門で、スタッフの方がお見送りしてくれました！

エリア ジャイプール(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

車で走る事２時間弱、アバーネリー村に到着です。
階段井戸の隣にあるヒンドゥー教寺院にも訪ねました。
HARSHSHAT という、喜びと幸福の女神に捧げられた
HARSHSHAT MATA寺院は、８〜９世紀頃に建てられた
そうです。
素朴だけど、でも歴史を感じる・・・

楽しみにしていた階段井戸、チャンド・バオリはこの寺院の隣にありました！
９〜１０世紀に建てられた、ヒンドゥー様式の階段井戸で、階数１３階、階段の総数は３，５００段、深さは３０メートルもあるそうです。
ただ、ここは生活用水としてではなく、雨量を調べて水税の徴収の計算のために造られたと言われているようです。
正方形のうちの３面が階段のようになっていて、１面はコリドーやバルコニーがあり、ガネーシャ神などが祭られていたとの事。

見る角度や太陽の当たり具合によって、微妙に変化して
見えます。
芸術的でもあるし、存在感がある〜！！

ここは、インド・イギリス・アメリカ合作の映画、『落下の王国』という映画の撮影が行われた場所で、構想２６年、２４カ国以上を廻って１３の世界遺産を訪れ、４年を費やして
作成された映画なんですって！！
シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリに輝き、ベルリン国際映画祭でも特別賞（最優秀長編映画賞）を受賞
して、高い評価を得たそうなのですが、残念ながら知らな
かった・・・
近いうちにＤＶＤを借りて観てみようかな。

道を戻って、デリーへ。
ここは小さい村で、このチャンド・バオリと寺院くらいしか
見る所はなさそう。
しかも、それだってポピュラーな観光スポットではないけど、建築物に興味がある方は必見かと思います。
それに、道中では素朴な風景も堪能できますよ〜
チャイ用の素焼きのカップが天日干しされていたり・・・

屋台や・・・

八百屋さんも懐かしい感じ。

この雰囲気！！
思わず１枚パチリ☆

途中、チャイ屋さんを発見、折角なので休憩がてら一杯
頂くことにしました。
簡素な小屋の中で、チャイを沸かしています。

旧友が写真を撮っていたら、興味深そうにヒマそうなインド人達がわらわらと集まってきちゃいました！

と、そこへ自転車をひいた人が登場。
んんっ？　そのビニール袋に入っている水は、もしやこの
チャイに・・・!?
ただでさえ、眉間にシワを寄せていた旧友の顔が、
みるみるうちに曇ってきてしまいました。
『無理することないよ〜』と言ったけど、折角入れてくれたからと２・３口は試飲しておりました。
頑張ったゾ〜！！

小さいカップだったし、きっと井戸水なんだろうし、沸騰させているのでまぁ大丈夫だろうと様々な言い訳を考えながら、自分は１杯完飲致しました〜♪
暑くて、疲れた体には、このあま〜いチャいが沁みる！
ただ、自分は胃腸が強い方で、インドでも他国でもお腹壊した事がないので、皆さんは体調と相談して下さい・・・

いつの間にか、ヒマそうなインド人達はトランプを始めて
おりました。

チャイ美味しかった〜　ご馳走様！
笑顔で手を振ってくれました♪

小さな村の何気ない日常。

これだって、何気ない日常の一つ。
３人乗りなんて普通です！

こっちも３人乗りかと思ったら、前に子供がいて４人
でした！！
でも、これも普通なんです・・・

鮮やかなマリーゴールド色のサリー。
映えるな〜

ヤギの放牧、これまた日常。

道路にはラクダの行進！
これも日常なのか！？

どうやら、子羊が売られていくようです。
ドナドナのよう・・・

しばらく進むと、今度は羊たちの群れです！

ヤギも混じって大群！！
放牧帰りかな〜　きっとこれも日常のことなんでしょうね。

素朴な農村の風景。

途中の休憩場所にあるレストランでランチ。
野菜カレーと豆カレー。

夕方デリーに着き、手配会社のオフィスを訪問したり、買い物したり・・・
その後、オフィスのスタッフと一緒にディナーです。
最後の晩餐は、オシャレなインド料理レストランで。
チキンカレーや野菜カレー、ほうれん草カレー、豆カレーなど４種類もあって、もちろんタンドーリチキンもビールと共に頂いたので、満腹でカレーが残ってしまった・・・
でも美味しかった〜♪

とうとう帰国の時、デリー空港へ向かいます。
インドは出発の３時間前からチェックイン手続きとなる上、交通渋滞などもあるので、
余裕を持って空港へ向かいましょう！

最初にも書きましたが、デリー空港はリニューアルされ、
広くて綺麗になりました。
でも、個人的には前のインドっぽい方が好きだったな・・・

お店もたくさんあるので、お土産の買い忘れには困りま
せんね〜！

０１：２５出発の全日空で、Take off！

深夜便なので、軽食を食べておやすみなさ〜い。

到着の２時間位前になると、ランチが配られてきました。
私はチキンと野菜のあんかけっぽいものと・・・

旧友は日本食をチョイス。
お蕎麦と湯葉まであるぅ！


１２：５０成田着の予定でしたが、１２：２０過ぎには到着
しました〜！
８日間、早かったなぁ・・・
寝台列車ではインド人のイビキを子守唄に、アグラでは憧れのタージマハールを満喫して、ジャイプールでは象さんの大洪水を浴びるというハプニングもありましたが、宮殿ホテルで束の間のマハラニ気分を味わい、旧友との久々の海外旅行はなかなかの珍道中となりました！！
旧友も、抱いていたマイナスなイメージとは違って、インドを楽しんでくれたようです♪
やはり、百聞は一見に如かず　ですね。

皆様、最後までご覧いただき、有り難うございます！！

この旅行記へのコメント （4）

• arfaさん 2013/06/16 18:03:58

  チャンド・バオリは

  こんにちは、arfaと申します。
  
  チャンド・バオリは以前から行きたくて昨年１２月のインド旅行の際に訪問先の候補でしたがサールナートとプリーのスケジュールを作ってみると訪問の時間が取れずに諦めました。
  ざっとみてボーパールからバスで６時間かけてジャイプールで一泊、翌日三叉路までバスで移動、バイクかオートリクシャーをチャーターして観光し、再びデリー行のバス停まで送ってもらうと２日かかるので切りつめても１日足りませんでした。
  
  素晴らしい遺跡ですし、またインドに残る階段井戸でも最大級の現役緯度という事でそのうち、ジャイプールやアジャンターにも行くだろうからその時に寄ってみようと思います。
  
  私が初めて知ったのはFacebookでこんな井戸があると２年位前に出ていて以来行ってみたいところの上位にランクしています。
  
  https://www.facebook.com/pages/Chand-Baori/135356189828325#
  
  また面白い行き先を見せてください。では失礼します。

  chainetworkさん からの返信 2013/06/17 17:52:08

  RE: ご訪問有り難うございます！

  arfaさん
  
  ご訪問＆コメント頂き、有り難うございます！
  
  私も以前から、このチャンド・バオリに興味があり、今回近くの都市を廻れる事になったのでねじ込みました。
  階段井戸自体は、他の都市にもいくつかあるようですが、やはりここが一番規模が大きいみたいですね。
  
  次回、arfaさんもいけますように・・・
  

• arfaさん 2013/06/16 17:08:53

  この人、タイミングが良すぎですね（＾о＾）

  水を見ると飲む気も失せますよね。
  
  インドの屋台の食器洗いにしろ、野菜を洗うにしろ、水はこんなもんでしょうね。私は昨年３月にカニャークマリへ行った際にお腹をやられました。
  
  原因は２日目夕食のニューデリー駅前の屋台のカレーか、３日目の夕食時のバーの野菜スティックだと思っています。２００６年の初インドでは水道水で過ごしたこともある私もインドでの下痢はまさに運だと思いましたね。
  
  でもちゃんとペットの水を飲んでれば確率は低いでしょう。

  chainetworkさん からの返信 2013/06/17 17:56:54

  このタイミングにビックリしました！

  私は、インドでも他の国でもお腹をこわした事はなかったので、まぁ大丈夫だろうと深く考えずに飲んでしまいました。
  旧友も少し口を付けましたが、お腹の調子は大丈夫でしたので、まさに運かもしれませんね。
  オススメは出来ませんが・・・
  
  また、過去の旅行記をアップしていく予定ですので、宜しかったら覗いてみて下さいね〜！