2013/06/11 - 2013/06/11
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nakaohidekiさん
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梅雨だというのにいっこうに雨が降らない。季節外れの台風が来るといっては熱帯低気圧に変わってしまう。雨のない夏に突入したみたいだ。そうはいってもこの季節の楽しみは紫陽花である。ネットで近隣の紫陽花が咲いているところがないかと捜した。すると上富田町に救馬渓(すくまだに)観音のアジサイ園が見ごろだと出ている。さっそく行ってみることにした。
御坊湯浅道路を終点の田辺市まで走りバイパスを南紀白浜方面へと車を走らせた。救馬渓観音は初詣で一度行ったことがある。そのときはこのまま国道42号線に出て走ったのだが、今回はナビを頼りに走ることにした。その方が早く着く気がしたのである。ナビは国道42号線に出る前に左に降りろと出てきた。ナビの指示通り走ると紀南病院を右に見て国道42号線とは反対の山手の方に走って行く。山際には梅畑や梅工場が広がりここが日本有数の梅の産地だということを教えてくれる。田辺インターを降りてからナビの指示どうりに走ってみるとおよそ30分で救馬渓谷観音に着いた。国道を通るよりこちらの方がやはり早い。さすがナビだ。
救馬渓観音は山上の仏閣である。参拝するには参道の山道を登る。参道入り口には杖が用意されており足腰に不安を抱える方は杖の利用がいい。
汗を拭きながら山道を登り本殿までたどりつくとそこには絶景が広がる。遠くには南紀白浜の島を望むことができる。
この救馬渓観音は、およそ1300年前修験道の開祖、役行者により開山したという。当時は山上の岩盤の中に堂宇が出来たため「岩間寺」といったらしい。鎌倉時代になると、小栗判官(小次郎助重)がここを訪れたという。小栗判官は足利氏との戦に敗れたのち仏門に入り全国を行脚する。その途中、痘瘡に罹ってしまい、治療には紀州の湯の峰温泉がいいと知り湯治のためここを訪れる。そのとき愛馬が病に罹ってしまい動けなくなってしまった。やむなくこの山の観音に祈願したところ愛馬の病はたちどころに良くなったという。これに感嘆した小栗判官はこの寺を以後「救馬渓(すくまだに)観音」と名乗るように命じた。ここの地名は「生馬」であるところにも関係している。本尊は馬頭観音である。普段は秘仏であり公開はされないが毎年3月の午の日に御開帳になるという。
さて、紫陽花である。
本殿の裏手を回ると紫陽花園が広がっている。およそ3000本のアジサイが山裾を覆うように広がっている。百花繚乱とはこのことかと見とれてしまう。普段はなかなかお目に掛かれないような珍しい品種もあり花好きにはたまらない。満開は6月15日、16日あたりのようであるが、訪れたのは満開前でそれでも、湧きでる命の輝きを見せつけられたようでアジサイの華麗さに満足した。美しいものは人を感動させるものだということをあらためて知る。
アジサイ園を一周すると出口にはジューズの自動販売機があり、汗をかいたので飲もうとすると150円と高いのである。ここには注釈の紙がはってありアジサイの手入れ用でご協力をとある。このアジサイを維持する費用なら仕方ないかと協力することにした。これだけの紫陽花なら協力するのに躊躇はしないのである。
いい、初夏のアジサイ探訪で、大いに満足したのであった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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