2013/06/01 - 2013/06/01
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まつじゅんさん
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出張のついでに、気になっていた近現代建築資料館の特別展を見てまいりました。
GW明けから6月14日まで開館記念の「建築資料にみる東京オリンピック」という特別展が開催されています。
名前の通り、建築資料館ですので、通常は資料閲覧などの場なのでしょうが、2020年東京オリンピック誘致に向けて、新しい国立競技場のコンペと、昭和39年の建築との違いを目で見て理解することができました。
奥様や子供達に一緒に行こうといっても、きっと興味を示さないでしょうから、一人の時にゆっくりと、当時の匠、技術者の思いを感じることができました。
奥様に帰って、写真を見せても予想以上の反応で、3秒いるかなと言われました・・・。横浜の鉄道模型博物館は、5分と言われたのですが、私がいなければ名前すら知らなかっただろうなと思います。
でも、学生を中心に私より少し上の年齢の方まで、結構混みあっていました。(6人は入場していましたからね。)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
天気の良い土曜日。
メトロ湯島駅に着きました。
あれ?。湯島って何か聞いたことがあるなと、駅の看板を見ていると、湯島天神の表記が目に入りました。
昔、母親が台所で機嫌の良い時鼻歌で歌っていた♪湯島通れば〜想い出す〜
お蔦主税の心意気・・・。♪の舞台だと気づき、急遽廻ってみました。 -
結構大きな神社です。
歌は昭和17年(1942)公開の東宝映画『婦系図』の主題歌だっということも、初めて知りました。
平成12年に正式名称を「湯島天満宮」に改められ、「湯島天神」は通称とのことです。 -
平成7年造営された新社殿は、本殿、拝殿が幣殿で結ばれている「権現造り」の建築様式です。
日本古来の「木の文化」を象徴する純木造で、建築基準法では、社寺建築であろうと防火地域では新たに木造建築は認められていないが、万全の防災設備をととのえ、俗に言う防災性能認定【(財)防災性能評定委員会】建設大臣認定第一号として、許可されたものとのことです。
建材は、営林署と木曽木材組合の全面的な協力を得て、樹齢二百五十年といわれる木曽檜を使用した立派な建物です。 -
丁度、結婚式が行われていました。
八重垣神社でも結婚式を見ましたし、今年は「縁」が深くなる暗示でしょうか。 -
湯島天神から「男坂」を下り、岩崎庭園を目指します。
正面は、不忍池方向です。 -
歩くこと5分程で到着です。
都会のド真中とは思えない、緑豊かな一角にあります。 -
門を入ると、煉瓦塀を耐震補強した様子が見れます。
外からは解りませんが、これだと倒れることはないでしょうが、大変な補強だったと思います。
マァ、重要文化財ですからね。 -
当時の正門は、もっと南側、今の春日通り位からアプロ−チとなっていたようです。
三菱財閥から昭和27年(1925)年に国有財産となりました。戦後GHQに接収され、返還後、最高裁判所司法研修所等として使用され、昭和36年(1961年)に洋館と撞球室が、昭和44年(1969年)には、和館大広間は洋館東脇にある袖塀とともに、平成11年(1999年)に煉瓦塀を含めた敷地全体と実測図がそれぞれ重要文化財に指定されました。 -
都営の公園で入場料400円です。
主目的である「近現代建築資料館」は無料ですが、平日は湯島合同庁舎から、申請して許可をもらうと入れますが、土、日等は岩崎庭園から入場することになりますので、必然的に入場料が必要となります。 -
旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられました。
英国人ジョサイア・コンドルの設計で、現存するのは洋館・撞球室・和館の3棟です。
木造2階建・地下室付きの洋館は、本格的なヨーロッパ式邸宅で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。
館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。 -
丁度耐震補強工事が行われていました。
どうやって、この木造建築を補強するのか、非常に興味がありますが、現場の方もお休みで、話を聞くことはできませんでした。 -
庭側から見た西洋館です。
列柱がきれいですね。
後ろは東大病院です。 -
装飾が施された塔です。
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見事な装飾です。
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靴を袋に入れて、ここから入場です。
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最後は和館から庭に出ます。
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ちなみに外側にある茶色の柱が、鋼管の耐震補強の部材らしいです。
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広い芝生。。。。
監理が大変ですね、実際は芝ではなく、クロ−バ−等を短く刈り込んだ状態です。
日本では、西洋的な芝生ガ−デンの考えは定着しませんでしたね。
残念なことに、立入禁止の見るだけ芝が至る所に作られてしまいました。 -
それでは、近現代建築資料館に入ります。
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文化庁の所管ということで、某かの公共建物をリニュ−アルしたようです。
総合事務所などが隣接していますから、その類だったんでしょうね。
奥の建物との対比で、維持管理が成されていない建物に厚化粧を施したと言えば言い過ぎでしょうか。 -
資料館に入って直ぐのメイン階段のガラスもヒビが入ったままです。。。
箱物を建てても、きちんと維持管理できる費用が工面できないのが公共建築です。
長期的な費用を、当初から計画的に積たてていけないという、単年度会計のひずみでしょうか。、 -
内部のインテリアはリノべ−ションされています。
内装は、その時々に変えることができますからね。 -
パンフレット(表)
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パンフレット(裏)
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内部は大きな空間で、中央に新競技場の風洞模型と現在の競技場の模型が対比するように置かれています。
周辺には、旧競技場や体育館の設計図や施工図が展示されていました。 -
東京オリンピック当時の計画模型です。
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当時のレイアウトがよく分かります。
昔は米軍宿舎だったんですね。。。 -
時代を経て、今でも通用する構造美だと思います。
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施工の記録ビデオが放映されていました。
今の学生には、どう感じたのでしょうか。
私の時代とも少し違いますが、まだ近い感覚で見れますが、見ていた学生は「これ何?}の連続でした。
時代は過ぎても、建物は人が作る物なのですがね。。。 -
ただ、図面を見て感じたことは、昔の図面ってこの程度で建てていたんだと言うことです。
現場管理者、職人さん達の図面判読能力、施工図への反映能力が高かったんでしょうね。
この点では、技術力の低下と言われても仕方ないでしょうね。 -
現場監理をされていた方が、記録されていたノ−トです。
これだけでも、一つの作品を造り出す為に考えた、様々な時代を感じることができます。 -
吊り屋根の代々木体育館の図面です。
当時はcad 等もなく、手書きで解析しながら書き進めていたんですよね。
今なら、一瞬で書けるかもしれませんが、この図面から読み取るのは、設計者の溢れるおもいですね。 -
新国立競技場の最優秀賞を争った、sanaa+日建設計の作品です。
緩やかな屋根が周辺と融け合っています。 -
このsanaa+日建設計の作品は良いと思いますが、何かしら審査員は不足を感じたんでしょうね。
住宅では実用的とかデザインよりも大切なものがあると思いますが、競技者が集中できないと雑誌で読んだ気がします。 -
もう建っている気がしました。
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これもイイナと思いました。
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会場センターにある、最優秀賞の風洞模型です。
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建築会社のヘルメットという、いでたちに見えるのは私だけでしょうか。
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宇宙船にも見えますね。
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恐竜の頭の部分って意見もあります。
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いずれにしても、周辺の緑に解け合って、アスリ−トの皆さんが感動を与えてくれる環境を整えて欲しいですね。
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通常の目線ではこう見えるんでしょうね。
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優秀作品のパネル展示と最優秀作品の模型展示。
オリンピックへの夢が広がります。 -
並べて、今の国立競技場模型も展示されています。
見慣れた競技場スタイル、というよりこれが競技場の原型になったんでしょうね。 -
再度岩崎庭園の門から外に出ると、いかにも日本の住宅事情を反映したという感じの建物が目に入ります。
外側に無造作に露出したエアコンの屋外機。。。
見苦しいとは思いますが、これが現実の建物なんですよね。
コストや効率を考えると、デザインにお金を掛けることがどこまで許されるのか。
最近、赤坂プリンスの解体のニュ−ス等を耳にすると、日本は「木の文化」で、高度成長の時代のコンクr−トの建物年齢って、やはり限りあるものなんだと、痛切に感じます。
ヨ−ロッパの石造建築の文化を模倣しても、単に形だけなのは仕方ないかもしれませんが、美しい街並みって難しいなと感じます。 -
この資料館への入場は、岩崎庭園からと、平日は事前予約でこの門から入場することができます。
守衛所で予約表を見せると、庁舎敷地を横切り、資料館に行くことができます。
この場合は無料ですが、400円ですので最初くらいは岩崎庭園も一緒に楽しまれることをお勧めします。 -
資料館展示資料目録①
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資料館展示資料目録②
本日これまで!
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