【2013.5.1～5.4】★岩手で遊ぶ・食べる・考える★3日目：田老防災ガイドで学び、浄土ヶ浜の美しさに溜息

2013/05/01 - 2013/05/04

【きっかけ】
主人が以前より、三陸の様子を見に行きたいと言っておりましたが、なかなか連休のとれない事情もあり、また、寒いのが苦手な私、年末年始の連休時では寒すぎるだろうということで、やっと、今年のゴールデンウィークに実現できました。

【旅行日程】
2013年5月1日（水）　東京～盛岡（小岩井牧場へ）　盛岡宿泊（ホテルメトロポリタン盛岡　ニューウイング）

2013年5月2日（木）　盛岡～岩泉町（龍泉洞）～宮古市（グリーンピア三陸みやこ）

2013年5月3日（金）　宮古市（グリーンピア三陸みやこ）～　宮古市（浄土ヶ浜）～盛岡（ホテルルイズ）

2013年5月4日（土）　盛岡～平泉（中尊寺・金色堂）～盛岡～東京
　

エリア 宮古(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0

3日目です。グリーンピア三陸岩手からの眺め。
朝起きて、まず朝風呂に入りました。
一人だけ、私の前に浴槽につかっていましたがすぐに出て、私の後で、また一名入ってきました。
ほぼ独占状態の温泉・・・

食事はバイキング。
JPチョイス。

私チョイス。
煮物がおいしかったな。

一晩お世話になりました。

バスに乗って、20分くらい。
宮古行きのバスで田老へ向かいます。

田老駅の前のバス停で降りました。

右に見えるのは、「がれき」置き場です。

アスファルトにキズが、いたるところについています。
家などが流れたときに付いた跡でしょうか。

高台にある神社から撮った写真です。
右に見えるのは、「田老ホテル」です。

第一堤防の上です。
こちらで防災ガイドのボランティアの方と待ち合わせました。
2年という時が経ってしまいましたが、やはり自分の目でどのようなことが起こったか確かめておきたいと思いお願いをしました。

資料を見ながら、普段から田老地区がどんなに水害に備えていたのか、意識が高かったのかを知りました。

しかし、供えられていた堤防を乗り越えて、こんな頑丈そうな明かりまで水に倒されました。

災害というものの計り知れなさ。本当に恐ろしかったです。
私の実家も、海から徒歩3分程度の場所にあり、小学校で津波を想定した訓練をしておりましたが、それと現実の大きさの違いに言葉も出ませんでした。

この恐ろしさを次の世代に伝えるために、東北だけでなく、日本全体で、さらに地元の災害の歴史を勉強し、それ以上のことを想定とした備えをしていかなくてはいけないのではないかと感じました。

田老ホテルです。
こちらは、社長さんが事前に察して、従業員さんやお客さんを早めに安全な場所へ誘導し、犠牲者が出なかったとのことでした。

右にあるエレベーターも、水圧で曲がっています。

エレベーターがこんなに曲がる・・・。
これもぞっとしました。

非常階段で、かろうじて残っている6階まで登ります。

当時そのままの姿で残っていました。
こちらの6階の部屋で、ホテルの社長さんが記録されていたDVDを拝見します。

社長さんが撮影していたその場所から見ることによって、津波の大きさ、速さ、恐ろしさを少しでも感じてほしいとの考えということです。

拝見しながら、この土地で暮らしていた方々のことを考え、海の近くの実家を考え、海から少し離れてはいるものの、地盤の緩い現在の住まいを考えました。

今回、時間を割いて、思い出したくもない記憶を私たちに教えてくれた田老の方々に感謝し、それを決して無駄にせずに生活していきたいと思います。

田老駅です。

電車が来ました。


田老の一日でも早い復興を願って、この地を後にします。

三陸鉄道に乗りこみました。
明るい陽の中を、緑を見ながら進みます。

宮古で降り、浄土ヶ浜行きのバスに乗り込みます。

バス停で降りると、「もうすぐ観光船がでます」とのこと。
乗り場までは少し距離があるみたい。

「間に合うかなぁ」と言っていると、案内の方が「伝えておきますから大丈夫。あわてないで」と声がけて下さいました。

バス停のある場所から下り、美しい海が見えてきました。

観光船だ〜。

うみねこもいる！

船内でウミネコパンを買いました。100円です。
食べられるとのことなので、ちょっと食べて見ました。

素朴なパン、って感じ。余計なものも入ってなさそうなので、これのほうが人間用よりヘルシーかも？

さあ、動きだしましたよ！
青い空がきれい。

やつらも来ました。

鳥の体の形、だいすき。
どこから見ても綺麗だなぁ。

やつらが風に乗っているのがよくわかります。

船の後をおっかけます。

これは、去年うまれた若鳥だそうです。
大きいけれど、なんとなく丸っこくってかわいらしい。

そういえば、ウミネコにえさをあげたいと思ったら、私は、100円ショップでも売っているような安いやつで良いので、レインコートを身につけることをお勧めします。
何名か、「落し物」が服に付いていました・・。

たっぷりウミネコを楽しんだ後は、中に入り、船のガイドさんのお話を伺っていました。

大満足のクルージングを終え、浜へ戻って来ました。

観光船のガイドさんが教えてくれた、「雲丹そば（ウニではなく、うんたんと読むそうです。）」を頂きます。

JPが、ムール貝などを入れてくれました♪

焼きガキも〜♪

おなかいっぱーい！
浜辺で一休み。

でも、デザートは別腹、と、昨日タロチャンハウスで買ったお菓子もぱくり。

本当に美しい海辺です。
気持ちも洗われます。

ウミネコのつがい。

しょっちゅう向かい合って、チュッとしていました。

少し高台に上って、上から海を見たくなりました。

せっかくなので、さっぱ船にも乗ることにしました。
大人気なようなので、少し待ち時間がありました。

かもめたちもスタンバイ。

私たち二人と、もうひと組の方々とご一緒で、船は出発しました。

ちょうどグリーンに見えるところもあり・・・

ただ、時間帯の関係で、青の洞窟の青は、ちょっと分からずじまいでした。（夕方4時くらいだったので。）
本来なら、晴れの日の午前中が良いようです。
行く予定の方は、是非その時間帯に！！

美味しいもの、綺麗な海を楽しませてくれた浄土ヶ浜に感謝！
そして、この海が穏やかでありますように・・・・。

バスに乗るために浄土ヶ浜の駐車場へ戻りました。
まだ時間があったので、浄土ヶ浜ビジターセンターで休ませてもらいました。

自然を勉強できるスペースや、綺麗なお手洗いなどがあり、ゆっくり休ませてもらいました。

大型テレビで、時間つぶし。

ビジターセンターの方の手作りでしょうか。
お見事！！！

宮古駅に戻ってきました。

駅で、電鉄サポートのためのおせんべいを購入。
ぴりからで美味しいです。

宮古駅〜盛岡間のバスに乗りました。
安くスムーズにいけるので、お勧めですよ！

ホテル　ルイズです。

眺めがいい部屋。料金も良心的だし、場所もいい。

旅に出ると、地元のほっこりニュースが沁み入ります。

そして、駅を背にして川を渡り、まっすぐ行った商店街の右側2階にある、お店に入りました。
なぜかというと、ギネスビールがあると書いてあったからです♪

そしてその店が大正解！！

ホットサンドがお通しですって！
しかもうま〜い！！！！

いろいろ魅力的なメニューが多い！
本当に迷いました・・・・。

ピザもうまい！

ムール貝もプリプリでした。

フィッシュアンドチップスは欠かせません。

盛岡に行ったら、またこのお店行きたいな。

もしもどなたかお店の名前がお分かりになりましたらメッセージください。


この夜はとても満足してぐっすり眠りました。