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かねてからの憧れの地「ペトラ」。ヨルダンにあることは知ってたけど、中東ってどうなの?って思ってた。でも調べてみると、イスラエル、シリア、イラクといったキナ臭い国に隣接しているにも関わらず案外治安は良く、直行便はないものの便を選べば乗り継ぎも悪くないことがわかった。そうなるとサッカーでも馴染みがあるし、途端に親近感がわいてくる。えっ?行っちゃう?行っちゃうかぁ!とチケットを取っちゃいました。初の中東への旅。言葉も文字も全くわからないけど、こうなるともう楽しくなってくる。とにかく行ってみよー!

死海、ペトラ、ワディ・ラム ヨルダンを満喫!

20いいね!

2013/05/29 - 2013/06/06

141位(同エリア588件中)

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birdwatcher

birdwatcherさん

かねてからの憧れの地「ペトラ」。ヨルダンにあることは知ってたけど、中東ってどうなの?って思ってた。でも調べてみると、イスラエル、シリア、イラクといったキナ臭い国に隣接しているにも関わらず案外治安は良く、直行便はないものの便を選べば乗り継ぎも悪くないことがわかった。そうなるとサッカーでも馴染みがあるし、途端に親近感がわいてくる。えっ?行っちゃう?行っちゃうかぁ!とチケットを取っちゃいました。初の中東への旅。言葉も文字も全くわからないけど、こうなるともう楽しくなってくる。とにかく行ってみよー!

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
3.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • いきなりピンボケですいません・・・。<br />直行便のないヨルダン。ルートはいくつかあるけど、中東経由が一番アクセスがいい。ドバイ経由のエミレーツとアブダビ経由のエティハドのどっちにするか悩んだ結果、値段の安かったUAEの国営会社、エティハド航空に。運賃は諸費用込みで往復108000円也。でも、そのうち4割がサーチャージってどういうこと!

    いきなりピンボケですいません・・・。
    直行便のないヨルダン。ルートはいくつかあるけど、中東経由が一番アクセスがいい。ドバイ経由のエミレーツとアブダビ経由のエティハドのどっちにするか悩んだ結果、値段の安かったUAEの国営会社、エティハド航空に。運賃は諸費用込みで往復108000円也。でも、そのうち4割がサーチャージってどういうこと!

  • またピンボケですいません・・・。<br />まずは経由地のアブダビまでの飛行機に搭乗。11時間のフライトは確かに長いけど、エティハド航空はすこぶる評判もいいし、ちょっと楽しみ!

    またピンボケですいません・・・。
    まずは経由地のアブダビまでの飛行機に搭乗。11時間のフライトは確かに長いけど、エティハド航空はすこぶる評判もいいし、ちょっと楽しみ!

  • またまたピンボケでした。もうこれで最後ですから・・・。<br />搭乗率は6〜7割。予約時に座席指定できたので、希望の通路側を確保っていうか窓側も空いてるし・・・。シートピッチは広くもなく狭くもなく。でも個人モニターは大きめでソフトは結構充実してます。また靴下、アイマスク、耳栓、歯ブラシが入った小さなポーチがアメニティとしてもらえるのはちょっと得した気分。

    またまたピンボケでした。もうこれで最後ですから・・・。
    搭乗率は6〜7割。予約時に座席指定できたので、希望の通路側を確保っていうか窓側も空いてるし・・・。シートピッチは広くもなく狭くもなく。でも個人モニターは大きめでソフトは結構充実してます。また靴下、アイマスク、耳栓、歯ブラシが入った小さなポーチがアメニティとしてもらえるのはちょっと得した気分。

  • 食事はこんな感じ。ちなみに夕飯では和食を選んだんだけど、ごく普通のエコノミー食でした。ただ飲み物が充実してると思いません?イスラム圏の航空会社にしてはアルコールもあるし、ソフトドリンクにもカプチーノとかホットチョコレートがある。他の航空会社では見たことない気がするんだけど。

    食事はこんな感じ。ちなみに夕飯では和食を選んだんだけど、ごく普通のエコノミー食でした。ただ飲み物が充実してると思いません?イスラム圏の航空会社にしてはアルコールもあるし、ソフトドリンクにもカプチーノとかホットチョコレートがある。他の航空会社では見たことない気がするんだけど。

  • やっと着いたアブダビ。ここではあっという間ですが、当然11時間かかってます・・・。あー疲れた。時刻はまだ4時前ということで人もまばら。乗り継ぎまで5時間近くあるし、仮眠取ったり、本読んだりしながら体伸ばそうっと。

    やっと着いたアブダビ。ここではあっという間ですが、当然11時間かかってます・・・。あー疲れた。時刻はまだ4時前ということで人もまばら。乗り継ぎまで5時間近くあるし、仮眠取ったり、本読んだりしながら体伸ばそうっと。

  • 気がついたらもうすぐ乗り継ぎ便の搭乗時間に。なんだかエライ混雑になってるぞ!アラブ系は当然のこと、ヨーロッパ系、アフリカ系、アジア系、もちろん日本人もちらほら、といろいろな顔が見える。アブダビって結構乗り継ぎの要所なんだね。

    気がついたらもうすぐ乗り継ぎ便の搭乗時間に。なんだかエライ混雑になってるぞ!アラブ系は当然のこと、ヨーロッパ系、アフリカ系、アジア系、もちろん日本人もちらほら、といろいろな顔が見える。アブダビって結構乗り継ぎの要所なんだね。

  • 成田からの便とは違い、アブダビからの飛行機は満席。しかし日本人の顔は見えない。空港で見た日本人もヨルダンに向かう人ではなかったみたい。ま、確かに周りでもヨルダンに行ったって話は聞かないわな。

    成田からの便とは違い、アブダビからの飛行機は満席。しかし日本人の顔は見えない。空港で見た日本人もヨルダンに向かう人ではなかったみたい。ま、確かに周りでもヨルダンに行ったって話は聞かないわな。

  • 飛行機から見える景色がずっと海ってことはよくあるけど、アブダビからヨルダンへの景色はずっーと砂漠だった。これってちょっとカルチャーショック。

    飛行機から見える景色がずっと海ってことはよくあるけど、アブダビからヨルダンへの景色はずっーと砂漠だった。これってちょっとカルチャーショック。

  • 約3時間半でアンマンのクィーンアリア国際空港到着。いやーここまで本当に長かったなぁ。それにやっぱり暑いわ!でもアジアのようなまとわりつく暑さじゃないんだよね。<br />ここヨルダンの入国にはビザが必要なんだけど、日本人は空港で取得できる。しかも無料で。それに出入国カードなんかも不要なのでいたって楽チン。イミグレーションでは「VISA」と書かれていない列に並びましょう。<br />ちなみにこの空港も砂漠の中にポツンと存在します。周りにはなーんにもありゃしない。

    約3時間半でアンマンのクィーンアリア国際空港到着。いやーここまで本当に長かったなぁ。それにやっぱり暑いわ!でもアジアのようなまとわりつく暑さじゃないんだよね。
    ここヨルダンの入国にはビザが必要なんだけど、日本人は空港で取得できる。しかも無料で。それに出入国カードなんかも不要なのでいたって楽チン。イミグレーションでは「VISA」と書かれていない列に並びましょう。
    ちなみにこの空港も砂漠の中にポツンと存在します。周りにはなーんにもありゃしない。

  • 空港内の両替所で$100をヨルダンディナール(JD)に換金。ちなみに1JDは147円くらいでした。なおヨルダンでは円はあまり通用しないので米ドルやユーロのご用意を。<br />市内までは空港バスで移動。所要1時間、料金は3.25JD。とここで、この旅での大きな出来事、ディンとの出会いがありました。彼はオーストラリア留学中の中国人で、今晩、イギリスからくる親友と合流予定とのこと。なんだかんだで、一緒に行動することに。意外な展開になってきたぞ!

    空港内の両替所で$100をヨルダンディナール(JD)に換金。ちなみに1JDは147円くらいでした。なおヨルダンでは円はあまり通用しないので米ドルやユーロのご用意を。
    市内までは空港バスで移動。所要1時間、料金は3.25JD。とここで、この旅での大きな出来事、ディンとの出会いがありました。彼はオーストラリア留学中の中国人で、今晩、イギリスからくる親友と合流予定とのこと。なんだかんだで、一緒に行動することに。意外な展開になってきたぞ!

  • バスの終点、ムジャンマ・シャマーリからはディンとタクシーを相乗りしてホテルまで。ドライバーとは2JDで交渉決着。最初は観光客目当てのボッタクリ運ちゃんかと思ったけど、タクシーを止めたあとホテルの前まで道案内してくれた。結局値段も相場だったし、結構いい奴じゃん!なお、俺のホテルとディンのホテルは奇跡的にすぐ近くだった。これホテルの入り口。アラブタワーホテル。

    バスの終点、ムジャンマ・シャマーリからはディンとタクシーを相乗りしてホテルまで。ドライバーとは2JDで交渉決着。最初は観光客目当てのボッタクリ運ちゃんかと思ったけど、タクシーを止めたあとホテルの前まで道案内してくれた。結局値段も相場だったし、結構いい奴じゃん!なお、俺のホテルとディンのホテルは奇跡的にすぐ近くだった。これホテルの入り口。アラブタワーホテル。

  • 部屋はこんな感じ。キングサイズ(というか、シングルを2つくっつけた)ベッドの他、もうひとつシングルベッドがある。窓がないのがマイナスだけど、エアコンとテレビは付いてる。エクスペディアから予約して、シャワー・トイレ付きシングル1泊朝食で22JD也。

    部屋はこんな感じ。キングサイズ(というか、シングルを2つくっつけた)ベッドの他、もうひとつシングルベッドがある。窓がないのがマイナスだけど、エアコンとテレビは付いてる。エクスペディアから予約して、シャワー・トイレ付きシングル1泊朝食で22JD也。

  • ホテルに荷物を置いて、ディンと再度合流。観光を始める前に腹ごしらえしようと、適当に入った食堂で出てきたヨルダン最初の料理がこれ。定番料理のフール。柔らかく茹でたひよこ豆をつぶしてレモン、オリーブオイル等を混ぜたもの。アラブのパン、ホブスにつけて食べる。しかし、少なくとも日本人と中国人の口には今ひとつ合わないということで意見は一致。

    ホテルに荷物を置いて、ディンと再度合流。観光を始める前に腹ごしらえしようと、適当に入った食堂で出てきたヨルダン最初の料理がこれ。定番料理のフール。柔らかく茹でたひよこ豆をつぶしてレモン、オリーブオイル等を混ぜたもの。アラブのパン、ホブスにつけて食べる。しかし、少なくとも日本人と中国人の口には今ひとつ合わないということで意見は一致。

  • 満足度はともかく、お腹だけは満たされたので、市内中心部の観光開始。最初はホテルからほど近いところにあるローマ劇場。2世紀に作られた6000人収容可能なヨルダン最大の劇場で、夏の夜にはイベントも多く開かれるとか。入場料は隣接するオデオンという規模の小さい劇場の遺跡と共通で1JD。

    満足度はともかく、お腹だけは満たされたので、市内中心部の観光開始。最初はホテルからほど近いところにあるローマ劇場。2世紀に作られた6000人収容可能なヨルダン最大の劇場で、夏の夜にはイベントも多く開かれるとか。入場料は隣接するオデオンという規模の小さい劇場の遺跡と共通で1JD。

  • 続いてはニンファエウム。これも2世紀終盤に作られた噴水とのこと。「歩き方」には入場無料とあったんだけど、どうやら入れなくなってたみたいだったので柵の外からパチリ。それにしても市内中心部に突然1800年以上前の遺跡があるってすごい。でも今では完全に食料品市場に飲み込まれてたなあ。

    続いてはニンファエウム。これも2世紀終盤に作られた噴水とのこと。「歩き方」には入場無料とあったんだけど、どうやら入れなくなってたみたいだったので柵の外からパチリ。それにしても市内中心部に突然1800年以上前の遺跡があるってすごい。でも今では完全に食料品市場に飲み込まれてたなあ。

  • お次はアブー・ダルウィッシュ・モスクを目指す。ここは丘の上にあり、かつちょっと離れてるので、セルビスと呼ばれる乗り合いタクシーで移動。このセルビス、乗り合いだけに人数が集まらないと発車しないんだけど、乗り場に行ったら既に一人待ってて、俺とディンが乗ったことで出発となった。ラッキー!ちなみに運賃は2人分で0.75JD取られた。どういうこと!?お釣りがない?誤魔化された?よくわかりませんが、大したことじゃないのでそのまま降りてきました。なお、こんなことはその後も頻出します。

    お次はアブー・ダルウィッシュ・モスクを目指す。ここは丘の上にあり、かつちょっと離れてるので、セルビスと呼ばれる乗り合いタクシーで移動。このセルビス、乗り合いだけに人数が集まらないと発車しないんだけど、乗り場に行ったら既に一人待ってて、俺とディンが乗ったことで出発となった。ラッキー!ちなみに運賃は2人分で0.75JD取られた。どういうこと!?お釣りがない?誤魔化された?よくわかりませんが、大したことじゃないのでそのまま降りてきました。なお、こんなことはその後も頻出します。

  • 白と黒のストライプが印象的なこのモスク、ムスリムしか中に入れないのが残念ですが美しいモスクです。夕暮れ時は空の色も相まってさらに美しいらしいですが、そこまでは待ってられませんでした。あしからず。

    白と黒のストライプが印象的なこのモスク、ムスリムしか中に入れないのが残念ですが美しいモスクです。夕暮れ時は空の色も相まってさらに美しいらしいですが、そこまでは待ってられませんでした。あしからず。

  • 暑さもあり疲れたので、モスクのすぐ近くにあるアイスクリーム屋、ファルースィト・アルハニーニーでアイスを食べることに。コーンのダブルで0.5JD。疲れた体には嬉しい甘さです。ちなみに写真はカナーフェというスイーツ。日陰で休んでた時に声を掛けてきた地元のあんちゃんが、突然近くのカフェから取り寄せて御馳走してくれた。生地と表面のパリパリの砂糖の間にはとろーり甘いチーズが入っていて結構いけます。店の名前は忘れたけど場所はアイスクリーム屋の広場を挟んだ対面。配達してくれたカフェの兄ちゃんが宣伝しといてくれよ!だって。責任果たしたぞー。

    暑さもあり疲れたので、モスクのすぐ近くにあるアイスクリーム屋、ファルースィト・アルハニーニーでアイスを食べることに。コーンのダブルで0.5JD。疲れた体には嬉しい甘さです。ちなみに写真はカナーフェというスイーツ。日陰で休んでた時に声を掛けてきた地元のあんちゃんが、突然近くのカフェから取り寄せて御馳走してくれた。生地と表面のパリパリの砂糖の間にはとろーり甘いチーズが入っていて結構いけます。店の名前は忘れたけど場所はアイスクリーム屋の広場を挟んだ対面。配達してくれたカフェの兄ちゃんが宣伝しといてくれよ!だって。責任果たしたぞー。

  • 帰りは下りになるので車は使わず歩いていくことに。途中の道からはダウンタウンが一望出来てとても見晴らしがいい。こう見ると建物がみんな同じ色と形してるよね。<br />初日はこれで終了!ディンの親友は今晩到着するとのことで、明日の再会を約束して別れました。

    帰りは下りになるので車は使わず歩いていくことに。途中の道からはダウンタウンが一望出来てとても見晴らしがいい。こう見ると建物がみんな同じ色と形してるよね。
    初日はこれで終了!ディンの親友は今晩到着するとのことで、明日の再会を約束して別れました。

  • 宿の朝食。オムレツを焼いてくれるのは嬉しいけど、それ以外はホンモス&パンといたってシンプル。でも値段考えたら朝食が付いてるだけありがたいよね。

    宿の朝食。オムレツを焼いてくれるのは嬉しいけど、それ以外はホンモス&パンといたってシンプル。でも値段考えたら朝食が付いてるだけありがたいよね。

  • 2日目はディンの友達でイギリスに留学中のトウが合流。ナイス・ツゥー・ミーチュー!よろしくねー!今日は3人で行動。<br />最初はアル・フセイン・モスク。2本の塔がよく目立つ。ダウンタウンのランドマークであるこのモスクには金曜の昼になると礼拝のため、道を通行止めにするほどの人が集まるらしい。

    2日目はディンの友達でイギリスに留学中のトウが合流。ナイス・ツゥー・ミーチュー!よろしくねー!今日は3人で行動。
    最初はアル・フセイン・モスク。2本の塔がよく目立つ。ダウンタウンのランドマークであるこのモスクには金曜の昼になると礼拝のため、道を通行止めにするほどの人が集まるらしい。

  • セルビスで移動し、次に着いたのがヨルダン最大級のモスク、キング・アブドゥッラー・モスク、別名ブルー・モスク。ここはムスリムじゃなくても入場可能。お値段2JD。

    セルビスで移動し、次に着いたのがヨルダン最大級のモスク、キング・アブドゥッラー・モスク、別名ブルー・モスク。ここはムスリムじゃなくても入場可能。お値段2JD。

  • 内部はとても広く、静かで装飾も非常に美しい。なんか厳粛な気持ちになってくる。

    内部はとても広く、静かで装飾も非常に美しい。なんか厳粛な気持ちになってくる。

  • 道を挟んだモスクの反対側には立派な教会が建っていた。インドネシアでもあったけど、こうやっていろんな宗教が仲良くやっていければ平和なのにね。

    道を挟んだモスクの反対側には立派な教会が建っていた。インドネシアでもあったけど、こうやっていろんな宗教が仲良くやっていければ平和なのにね。

  • ブルー・モスクからはタクシーでアンマン城へ向かう。神殿の柱が印象的な他はあまり残っているものは多くないけど、山の上にあるだけあって、とにかく景色がいいです。入場料2JD。

    ブルー・モスクからはタクシーでアンマン城へ向かう。神殿の柱が印象的な他はあまり残っているものは多くないけど、山の上にあるだけあって、とにかく景色がいいです。入場料2JD。

  • 雲ひとつない青い空と降り注ぐ日光をバックに1枚。

    雲ひとつない青い空と降り注ぐ日光をバックに1枚。

  • アンマン市内のどこからでも見える巨大なヨルダン国旗。縦30m、横60m、旗竿の高さは126.8mもあるんだって。もちろんアンマン城からも良く見える。

    アンマン市内のどこからでも見える巨大なヨルダン国旗。縦30m、横60m、旗竿の高さは126.8mもあるんだって。もちろんアンマン城からも良く見える。

  • アンマン城を後にし、歩いてダウンタウンへ戻る。何か食べよっか?と入ったのは地元の人で溢れ返っていたハーシェム・レストラン。メニューはないので近くの人を指差し、オーダーしたところ、出てきたのはホブス・フール・ホンモス・・・。人気店であっても東アジア人にはやっぱり合わないみたい。でも真ん中にあるコロッケのようなもの、潰した豆にスパイスを混ぜて揚げたファラーフェルはまあまあだった。とは言っても相対評価だけどね。

    アンマン城を後にし、歩いてダウンタウンへ戻る。何か食べよっか?と入ったのは地元の人で溢れ返っていたハーシェム・レストラン。メニューはないので近くの人を指差し、オーダーしたところ、出てきたのはホブス・フール・ホンモス・・・。人気店であっても東アジア人にはやっぱり合わないみたい。でも真ん中にあるコロッケのようなもの、潰した豆にスパイスを混ぜて揚げたファラーフェルはまあまあだった。とは言っても相対評価だけどね。

  • 今日のメインはアンマンの北50kmにあるジェラシュ遺跡。市内のバスターミナル、ムジャンマ・シャマーリーから頻発してるジェラシュ行きの小型バスは自分たちが乗ったところでちょうど満席となり、すぐに出発。所要45分、1JD。

    今日のメインはアンマンの北50kmにあるジェラシュ遺跡。市内のバスターミナル、ムジャンマ・シャマーリーから頻発してるジェラシュ行きの小型バスは自分たちが乗ったところでちょうど満席となり、すぐに出発。所要45分、1JD。

  • ジェラシュに着いて最初に目にするのがこの凱旋門。これをくぐると遺跡が広がってます。入場料8JD。カードが使えるのがありがたい。

    ジェラシュに着いて最初に目にするのがこの凱旋門。これをくぐると遺跡が広がってます。入場料8JD。カードが使えるのがありがたい。

  • やっぱりジェラシュにもローマ劇場がある。ローマ人もライブが好きだったんだなあ・・・って、当時はライブしかないか!?ここのローマ劇場もかなり大きく、一番上まで登ると遺跡が一望出来て、凄く眺めがいい!

    やっぱりジェラシュにもローマ劇場がある。ローマ人もライブが好きだったんだなあ・・・って、当時はライブしかないか!?ここのローマ劇場もかなり大きく、一番上まで登ると遺跡が一望出来て、凄く眺めがいい!

  • ジェラシュを象徴する列柱。2000年前も大勢の人たちが石畳を踏みしめながらこの柱の前を歩いてたんだろうなあ。そして今俺がそこを歩いてる。

    ジェラシュを象徴する列柱。2000年前も大勢の人たちが石畳を踏みしめながらこの柱の前を歩いてたんだろうなあ。そして今俺がそこを歩いてる。

  • 柱の上部には今も美しい装飾が残る。

    柱の上部には今も美しい装飾が残る。

  • ゼウス神殿のある高台から見下ろした景色。遺跡の中心に広がる広場「フォルム」の向こうに列柱通りが延びる。ところでこのジェラシュ、ローマ人がアラブに造った都市の中でもっとも壮大かつ華麗であり、ローマ時代の街並みをほぼ完全に残しているにもかかわらず、何故か世界遺産には認定されてないのです。その理由というのがなんと&quot;手の加え過ぎ&quot;。修復の際、当時使われていた石やレンガではなく、セメントなどを多用したことで、真に当時のままとは言えなってしまったからだそうです。やっちゃったねー。

    ゼウス神殿のある高台から見下ろした景色。遺跡の中心に広がる広場「フォルム」の向こうに列柱通りが延びる。ところでこのジェラシュ、ローマ人がアラブに造った都市の中でもっとも壮大かつ華麗であり、ローマ時代の街並みをほぼ完全に残しているにもかかわらず、何故か世界遺産には認定されてないのです。その理由というのがなんと"手の加え過ぎ"。修復の際、当時使われていた石やレンガではなく、セメントなどを多用したことで、真に当時のままとは言えなってしまったからだそうです。やっちゃったねー。

  • 3日目。今日からはディン、トウと別行動に。2人も何とか一緒に行動出来ないかといろいろ考えてくれたんだけど、いい方法がなく、いつもの一人旅のスタイルに戻った。2人とも本当にありがとう。すごく楽しかったよ!<br />今日は死海を経由してペトラのあるワディ・ムーサに向かう計画。ファラホテル主催の25JDのツアーに参加したかったんだけど、人数が集まらず断念。しょうがないから車をチャーターすることにした。お値段100JD!かなり高いけど、その分快適。エアコンの効いた車で最初に向かったのはアンマンの南30kmの街、マダバのセント・ジョージ教会。

    3日目。今日からはディン、トウと別行動に。2人も何とか一緒に行動出来ないかといろいろ考えてくれたんだけど、いい方法がなく、いつもの一人旅のスタイルに戻った。2人とも本当にありがとう。すごく楽しかったよ!
    今日は死海を経由してペトラのあるワディ・ムーサに向かう計画。ファラホテル主催の25JDのツアーに参加したかったんだけど、人数が集まらず断念。しょうがないから車をチャーターすることにした。お値段100JD!かなり高いけど、その分快適。エアコンの効いた車で最初に向かったのはアンマンの南30kmの街、マダバのセント・ジョージ教会。

  • 規模は小さいけど内部はカラフルで綺麗。ここは世界最古のモザイクで出来たパレスチナの地図が有名らしい。入場料1JD。

    規模は小さいけど内部はカラフルで綺麗。ここは世界最古のモザイクで出来たパレスチナの地図が有名らしい。入場料1JD。

  • これが例の地図。ところどころ欠けてはいるけど、200万以上のピースからできてるんだって。よく作ったねー。

    これが例の地図。ところどころ欠けてはいるけど、200万以上のピースからできてるんだって。よく作ったねー。

  • 続いて向かったのは徒歩5分のところにある聖処女教会。ここも6世紀に建てられたにもかかわらず、綺麗なモザイクを見ることが出来る。一方、建物はほぼ崩壊しており、それを覆うように屋根がかけられている状態となっている。また、アーキオロジカル・パークという博物館が併設され、多くのモザイク画が展示されている。入場料は12使徒教会と共通で2JD。

    続いて向かったのは徒歩5分のところにある聖処女教会。ここも6世紀に建てられたにもかかわらず、綺麗なモザイクを見ることが出来る。一方、建物はほぼ崩壊しており、それを覆うように屋根がかけられている状態となっている。また、アーキオロジカル・パークという博物館が併設され、多くのモザイク画が展示されている。入場料は12使徒教会と共通で2JD。

  • 次に向かったのは12使徒教会。ここでは床一面に広がるモザイクを見ることが出来る。客が少ないのか、係のおじさんが説明をしてくれて、紐を張って入れないようにしているとこまで入れさせてくれた。

    次に向かったのは12使徒教会。ここでは床一面に広がるモザイクを見ることが出来る。客が少ないのか、係のおじさんが説明をしてくれて、紐を張って入れないようにしているとこまで入れさせてくれた。

  • 12使徒教会にあったモザイク。ここだけじゃないんだけど、どのモザイクもヘタうまっていうか、なんかユーモラスなんだよね。

    12使徒教会にあったモザイク。ここだけじゃないんだけど、どのモザイクもヘタうまっていうか、なんかユーモラスなんだよね。

  • マダバを離れ、次の目的地は十戒で有名なモーゼの終焉の地、ネボ山。しかし教会は修復中で入れず。残念!でも入場料1JDはしっかり取られたぞ。

    マダバを離れ、次の目的地は十戒で有名なモーゼの終焉の地、ネボ山。しかし教会は修復中で入れず。残念!でも入場料1JDはしっかり取られたぞ。

  • 標高817mのネボ山頂から見える景色はモーゼも見た景色なんだろうか。

    標高817mのネボ山頂から見える景色はモーゼも見た景色なんだろうか。

  • ネボ山の次はついにやって来ました死海。箱根ユネッサンの死海風呂には入ったことあるけど、今回は正真正銘の本物。塩分濃度30%ってどんな感じなんだろう?どんだけしょっぱいんだろう?本当に浮くのかなぁ?ちなみに浮くって話は有名だけど、地球上でもっとも低いところって話はそれほど有名じゃないよね。海抜は実にマイナス400m!<br />ここはツーリスト用のアンマンビーチってとこ。ロッカー、シャワー、プール等があって入場料16JD。

    ネボ山の次はついにやって来ました死海。箱根ユネッサンの死海風呂には入ったことあるけど、今回は正真正銘の本物。塩分濃度30%ってどんな感じなんだろう?どんだけしょっぱいんだろう?本当に浮くのかなぁ?ちなみに浮くって話は有名だけど、地球上でもっとも低いところって話はそれほど有名じゃないよね。海抜は実にマイナス400m!
    ここはツーリスト用のアンマンビーチってとこ。ロッカー、シャワー、プール等があって入場料16JD。

  • おー、浮いてる、浮いてる!浮いてるねー。

    おー、浮いてる、浮いてる!浮いてるねー。

  • 早速入ってみた。すると・・・おー、ホントに浮くわー。っていうか、どうやっても沈めない。平泳ぎしても足が浮き過ぎて、空を蹴っちゃうもん。<br />死海の塩分がこんなに濃いのって、流れ出る川がないのに加え、高温少雨で水の供給が蒸発に追いつかないことによるんだって。ちなみにこの水を作るとしたら1リットルあたり塩が230gから270gにもなるそうな。うひゃー!海底には塩の結晶がゴロゴロ、味はもはや塩辛いを通り越して苦い。目に入ったら悲劇だぞ。

    早速入ってみた。すると・・・おー、ホントに浮くわー。っていうか、どうやっても沈めない。平泳ぎしても足が浮き過ぎて、空を蹴っちゃうもん。
    死海の塩分がこんなに濃いのって、流れ出る川がないのに加え、高温少雨で水の供給が蒸発に追いつかないことによるんだって。ちなみにこの水を作るとしたら1リットルあたり塩が230gから270gにもなるそうな。うひゃー!海底には塩の結晶がゴロゴロ、味はもはや塩辛いを通り越して苦い。目に入ったら悲劇だぞ。

  • ミネラルを多く含んだ死海の泥パックは有名。そして全身泥パックのおっさん達。こわもてとのコントラストが面白く、そして、ちょっとカワイイ。。。

    ミネラルを多く含んだ死海の泥パックは有名。そして全身泥パックのおっさん達。こわもてとのコントラストが面白く、そして、ちょっとカワイイ。。。

  • 死海での不思議で楽しい体験の興奮が冷めやらないうちに車が止まったのはワディ・ムジブというとこ。ここは自然保護区となっており、沢登りのトレッキング等を楽しむことが出来るらしい。今回は道路から渓谷の入口を見るだけだったけど、後から調べてみると、なんだかすごく楽しそう。時間に制限のある身から言うとマダバやネボ山の代わりに、ここに来りゃ良かったなぁと後悔。

    死海での不思議で楽しい体験の興奮が冷めやらないうちに車が止まったのはワディ・ムジブというとこ。ここは自然保護区となっており、沢登りのトレッキング等を楽しむことが出来るらしい。今回は道路から渓谷の入口を見るだけだったけど、後から調べてみると、なんだかすごく楽しそう。時間に制限のある身から言うとマダバやネボ山の代わりに、ここに来りゃ良かったなぁと後悔。

  • 死海沿岸の道を離れ、内陸の荒涼とした山道に入って行く。どんどん標高を稼ぎ、途中、道を間違えたり、ダーナ自然保護区の景色を見学したりしながら次に見えてきたのはショーバック城。12世紀に十字軍が作った城だそうで、中にも入れるようですが、ここは遠目から見るだけ。ま、城というより城址って感じかな。

    死海沿岸の道を離れ、内陸の荒涼とした山道に入って行く。どんどん標高を稼ぎ、途中、道を間違えたり、ダーナ自然保護区の景色を見学したりしながら次に見えてきたのはショーバック城。12世紀に十字軍が作った城だそうで、中にも入れるようですが、ここは遠目から見るだけ。ま、城というより城址って感じかな。

  • なんだかんだで、ワディ・ムーサに着きました。この街での宿はペトラの入口から徒歩3分程のところにあるラ・メゾンホテル。ここは凄く良かった。値段からしてあまり期待はしてなかったんだけど、部屋は広くて綺麗だし、ベッドも大きいし、朝食の内容も満足できるものだった。ただ一つ難点をあげるならば、夜にならないとシャワーのお湯が出なかったこと。そもそも時間で決まっていたのかもしれないけど、まあ、それを差し引いてもおススメです!これもエクスペディアから予約して、BT付きシングル、もちろんエアコン・テレビも付いて1泊朝食21.3JD。

    なんだかんだで、ワディ・ムーサに着きました。この街での宿はペトラの入口から徒歩3分程のところにあるラ・メゾンホテル。ここは凄く良かった。値段からしてあまり期待はしてなかったんだけど、部屋は広くて綺麗だし、ベッドも大きいし、朝食の内容も満足できるものだった。ただ一つ難点をあげるならば、夜にならないとシャワーのお湯が出なかったこと。そもそも時間で決まっていたのかもしれないけど、まあ、それを差し引いてもおススメです!これもエクスペディアから予約して、BT付きシングル、もちろんエアコン・テレビも付いて1泊朝食21.3JD。

  • お米が食べたかったので、ワディ・ムーサでの最初の食事は羊肉をヨーグルトで煮込み、ご飯を添えたマンサフにしてみた。なかなか美味しかったけど、小洒落た店でもないのにコーラを含めて9.5JDって高過ぎないか!?アンマンの倍はするぞ!観光地ってことで強気なんだろうなあ。換金レートも悪いし、ワディ・ムーサでは節約しないと!

    お米が食べたかったので、ワディ・ムーサでの最初の食事は羊肉をヨーグルトで煮込み、ご飯を添えたマンサフにしてみた。なかなか美味しかったけど、小洒落た店でもないのにコーラを含めて9.5JDって高過ぎないか!?アンマンの倍はするぞ!観光地ってことで強気なんだろうなあ。換金レートも悪いし、ワディ・ムーサでは節約しないと!

  • 朝一で朝食を済ませ、7:30にホテルを出る。今日はいよいよ夢にまで見たペトラ!この入場ゲートの手前にあるプレハブのチケット売り場で2日券を55JDで購入。ひぇ〜高け〜!しかもカード使えね〜し。ま、資源のないヨルダンはここが稼ぎ処なんだろうなあ、と自分を納得させました。ちなみにチケット購入および入場の際、パスポートの提示を求めらるのでお忘れなく!

    朝一で朝食を済ませ、7:30にホテルを出る。今日はいよいよ夢にまで見たペトラ!この入場ゲートの手前にあるプレハブのチケット売り場で2日券を55JDで購入。ひぇ〜高け〜!しかもカード使えね〜し。ま、資源のないヨルダンはここが稼ぎ処なんだろうなあ、と自分を納得させました。ちなみにチケット購入および入場の際、パスポートの提示を求めらるのでお忘れなく!

  • いや〜、ワクワクするなあ。この道の先にあるんだぁ。自然と足の運びも早くなる。ちなみに約1.5キロ続くこの砂利道では馬に乗らないか?という兄ちゃんの勧誘が結構しつこい。俺には突然チケットを見せろって来た。最初はチケットチェックの人かと思ったから出しそうなったけど、思いとどまって「何で?それよりID見せて」って言ったら、しどろもどろになった。この手のことってどこ行ってもあることだし、営業活動はしょうがないけど、騙すような行為はやっぱり気分良くないよね。

    いや〜、ワクワクするなあ。この道の先にあるんだぁ。自然と足の運びも早くなる。ちなみに約1.5キロ続くこの砂利道では馬に乗らないか?という兄ちゃんの勧誘が結構しつこい。俺には突然チケットを見せろって来た。最初はチケットチェックの人かと思ったから出しそうなったけど、思いとどまって「何で?それよりID見せて」って言ったら、しどろもどろになった。この手のことってどこ行ってもあることだし、営業活動はしょうがないけど、騙すような行為はやっぱり気分良くないよね。

  • 砂利道を歩くとすぐ左手にこの遺跡が現れる。上がオベリスクの墓で下がトリクリニウムの墓。1つの墓のように見えるけど、この2つの墓にはまったく関連はないんだって。

    砂利道を歩くとすぐ左手にこの遺跡が現れる。上がオベリスクの墓で下がトリクリニウムの墓。1つの墓のように見えるけど、この2つの墓にはまったく関連はないんだって。

  • 20分程歩くとシークと呼ばれる狭い岩の裂け目の入口に着く。ここまで日陰がなかったので、シークの中の涼しさが心地よい。さぁ、本当にいよいよだ!

    20分程歩くとシークと呼ばれる狭い岩の裂け目の入口に着く。ここまで日陰がなかったので、シークの中の涼しさが心地よい。さぁ、本当にいよいよだ!

  • 狭いとこだと幅は3mくらい、高いとこだと高さは100mにもなる。表面は神秘的な縞模様に彩られ、自然の作り出した美の世界に圧倒される。

    狭いとこだと幅は3mくらい、高いとこだと高さは100mにもなる。表面は神秘的な縞模様に彩られ、自然の作り出した美の世界に圧倒される。

  • シークの途中にもダムの跡やこんなのが。これはラクダを引く男の像。上部は消えちゃってるけど、近くで見ると2頭のラクダとそれを引く男の形がうっすらとわかる。

    シークの途中にもダムの跡やこんなのが。これはラクダを引く男の像。上部は消えちゃってるけど、近くで見ると2頭のラクダとそれを引く男の形がうっすらとわかる。

  • なんと憎い演出なんだろう、シークの雰囲気にどっぷり浸かり、このままずっとこの道が続くのではないかと思い始めた頃、それは姿を現した。そのあまりに突然の出来事に言葉を失ってしまう。

    なんと憎い演出なんだろう、シークの雰囲気にどっぷり浸かり、このままずっとこの道が続くのではないかと思い始めた頃、それは姿を現した。そのあまりに突然の出来事に言葉を失ってしまう。

  • エル・ハズネ!!!その大きさ、色、形。なんて美しいんだろう!2000年以上も前に造られた巨大な建造物を前に、鳥肌が立つような感覚と自分がそこに立っているという非現実感につつまれ、しばらくその場を動けなかった。

    エル・ハズネ!!!その大きさ、色、形。なんて美しいんだろう!2000年以上も前に造られた巨大な建造物を前に、鳥肌が立つような感覚と自分がそこに立っているという非現実感につつまれ、しばらくその場を動けなかった。

  • 近くの崖を登り、違う角度からエル・ハズネを見てみると岩をくり抜いて作られていることがよくわかる。その大きさは実に幅30m、高さ43m。これを見た古代の人たちは何を思ったんだろう?俺みたいにその美しさに感動したんだろうか?いやいや、むしろこんなものを作ってしまうナバタイ人への畏怖の気持ちではなかろうか?

    近くの崖を登り、違う角度からエル・ハズネを見てみると岩をくり抜いて作られていることがよくわかる。その大きさは実に幅30m、高さ43m。これを見た古代の人たちは何を思ったんだろう?俺みたいにその美しさに感動したんだろうか?いやいや、むしろこんなものを作ってしまうナバタイ人への畏怖の気持ちではなかろうか?

  • やっとのことでエル・ハズネを離れ、先に進む。エル・ハズネを見た後だと作りかけのこんな遺跡も完成してたらどんなものが出来ていたんだろうと思わずにはいられない。<br />ここで注目なのが、上部にある階段状の装飾。この階段を登って天国へ行くとナバタイ人は考えていたらしい。つまり、この遺跡は墓ってことだね。

    やっとのことでエル・ハズネを離れ、先に進む。エル・ハズネを見た後だと作りかけのこんな遺跡も完成してたらどんなものが出来ていたんだろうと思わずにはいられない。
    ここで注目なのが、上部にある階段状の装飾。この階段を登って天国へ行くとナバタイ人は考えていたらしい。つまり、この遺跡は墓ってことだね。

  • エル・ハズネの先から延びるファサード通りと呼ばれる道を行くと正面の岩山にいくつもの穴が見えてくる。これは庶民の墓だったらしい。名前すらついていない遺跡だけど、規模も大きく立派。階段状の装飾がないことを考えると、あの装飾は身分の高い人の墓にしか付けられなかったってことか。

    エル・ハズネの先から延びるファサード通りと呼ばれる道を行くと正面の岩山にいくつもの穴が見えてくる。これは庶民の墓だったらしい。名前すらついていない遺跡だけど、規模も大きく立派。階段状の装飾がないことを考えると、あの装飾は身分の高い人の墓にしか付けられなかったってことか。

  • ペトラにもやっぱりローマ円形劇場がある。ここのは2〜3世紀に出来たもので、規模は大きく5000人以上収容出来るとか。全体像を捉えるために劇場正面の崖まで登って撮った写真。

    ペトラにもやっぱりローマ円形劇場がある。ここのは2〜3世紀に出来たもので、規模は大きく5000人以上収容出来るとか。全体像を捉えるために劇場正面の崖まで登って撮った写真。

  • ペトラにはロバタクシーの勧誘をする先住民のベドウィンが沢山いる。彼もその一人。でも彼はしつこい勧誘はせず、とても人懐っこい。ロバに乗っていた女性も「彼は何でも知っていて、最高のガイドよ!」と絶賛してた。ペトラでロバに乗るときはぜひ彼を探してみて下さい。ちなみに翌日も彼に会ったんだけど、その時も俺を覚えていてくれて、挨拶してくれたよ。

    ペトラにはロバタクシーの勧誘をする先住民のベドウィンが沢山いる。彼もその一人。でも彼はしつこい勧誘はせず、とても人懐っこい。ロバに乗っていた女性も「彼は何でも知っていて、最高のガイドよ!」と絶賛してた。ペトラでロバに乗るときはぜひ彼を探してみて下さい。ちなみに翌日も彼に会ったんだけど、その時も俺を覚えていてくれて、挨拶してくれたよ。

  • ローマ劇場を過ぎると、道の反対側に王家の墓と呼ばれる4つの墓が現れる。これはそのうちの一つ、一番手前にある「アーンの墓」。上まで登れるようになっていて、そこからの眺めは絶景!

    ローマ劇場を過ぎると、道の反対側に王家の墓と呼ばれる4つの墓が現れる。これはそのうちの一つ、一番手前にある「アーンの墓」。上まで登れるようになっていて、そこからの眺めは絶景!

  • 2番目は「シルクの墓」。4つの中では一番小さな墓ながらも正面を飾る色と波打つ模様が特徴的。

    2番目は「シルクの墓」。4つの中では一番小さな墓ながらも正面を飾る色と波打つ模様が特徴的。

  • 3番目は「コリントの墓」。コリント式の柱が特徴であることからこう呼ばれている。かなり風化しちゃってるけど、特に上部がエル・ハズネに似てるよね。

    3番目は「コリントの墓」。コリント式の柱が特徴であることからこう呼ばれている。かなり風化しちゃってるけど、特に上部がエル・ハズネに似てるよね。

  • 最後は王家の墓だけでなく、ペトラの中でも最大の墓である「宮殿の墓」。高さ46m以上、幅49mにもなり、3層からなっているんだけど、大き過ぎて3層目は山の斜面を越えてしまった。そこで3層目は岩をくり抜いたのではなく、積み上げて造ってあるそうです。正面の造りがバロック式宮殿よく似ていることでこう呼ばれているそうです。

    最後は王家の墓だけでなく、ペトラの中でも最大の墓である「宮殿の墓」。高さ46m以上、幅49mにもなり、3層からなっているんだけど、大き過ぎて3層目は山の斜面を越えてしまった。そこで3層目は岩をくり抜いたのではなく、積み上げて造ってあるそうです。正面の造りがバロック式宮殿よく似ていることでこう呼ばれているそうです。

  • 王家の墓を過ぎた、ジェラシュのような柱の並ぶ柱廊通りの左側斜面の上に大寺院がある。でもここは注意してないと見逃してしまう。というのもメインルートからは見えないし、ここまで炎天下の中を歩いてくるとちょっとした階段を登るのも億劫になってくる。実は俺も階段までは登ったものの近づくのは省略し、正面からパチリとやっただけで退散してしまいました・・・。

    王家の墓を過ぎた、ジェラシュのような柱の並ぶ柱廊通りの左側斜面の上に大寺院がある。でもここは注意してないと見逃してしまう。というのもメインルートからは見えないし、ここまで炎天下の中を歩いてくるとちょっとした階段を登るのも億劫になってくる。実は俺も階段までは登ったものの近づくのは省略し、正面からパチリとやっただけで退散してしまいました・・・。

  • 柱廊通りの出口にある凱旋門。割り合い保存状態はいい。

    柱廊通りの出口にある凱旋門。割り合い保存状態はいい。

  • 凱旋門の先にあるナバテア人の神ドゥシャラを祭った神殿、カスール・アル・ビント。ほとんど崩壊してしまっているし、地味な存在だけど、出来たのは紀元前1世紀とペトラの中でもかなり古い。

    凱旋門の先にあるナバテア人の神ドゥシャラを祭った神殿、カスール・アル・ビント。ほとんど崩壊してしまっているし、地味な存在だけど、出来たのは紀元前1世紀とペトラの中でもかなり古い。

  • カスール・アル・ビントを過ぎるといよいよエド・ディルへと続く山道になってくる。その行程は徒歩で1時間弱。結構道は険しいし、日中は日陰も少なくなるため、ロバタクシーを利用するのもアリです。ま、俺は当然自力で登ったけどね!

    カスール・アル・ビントを過ぎるといよいよエド・ディルへと続く山道になってくる。その行程は徒歩で1時間弱。結構道は険しいし、日中は日陰も少なくなるため、ロバタクシーを利用するのもアリです。ま、俺は当然自力で登ったけどね!

  • 休憩を挟みつつ、汗だくになりながら険しい山道を登ること50分、ロバタクシーを使っときゃよかったかなぁとすら思い始めたときに、これまた突然姿を現したエド・ディル!ペトラの演出にはやられっぱなしです。あまりの美しさに、炎天下にもかかわらず、ここでも随分長いこと見とれてたなぁ。

    休憩を挟みつつ、汗だくになりながら険しい山道を登ること50分、ロバタクシーを使っときゃよかったかなぁとすら思い始めたときに、これまた突然姿を現したエド・ディル!ペトラの演出にはやられっぱなしです。あまりの美しさに、炎天下にもかかわらず、ここでも随分長いこと見とれてたなぁ。

  • よく見ると、さっきのベドウィンがエド・ディルの上に!俺も登ろうと思ったけど、転落事故があって以来、観光客が登ることは禁止されてるんだって。残念!

    よく見ると、さっきのベドウィンがエド・ディルの上に!俺も登ろうと思ったけど、転落事故があって以来、観光客が登ることは禁止されてるんだって。残念!

  • ここでゴールかと思いきや、さらに先があった。よく見ると「TOP OF THE WORLD」の看板が。そう言われたら行くしかないでしょ!疲れた体にムチ打って岩山の斜面を登っていく。途中で振り返ってみるとエド・ディルの全景が。やっぱり登って良かった!それにしてもよくこんなところに造ったよなあ。

    ここでゴールかと思いきや、さらに先があった。よく見ると「TOP OF THE WORLD」の看板が。そう言われたら行くしかないでしょ!疲れた体にムチ打って岩山の斜面を登っていく。途中で振り返ってみるとエド・ディルの全景が。やっぱり登って良かった!それにしてもよくこんなところに造ったよなあ。

  • 岩山の頂上にはテントが張られ、ベドウィンがお茶しながら話をしていた。一応お土産屋のようだけど、全く商売っ気はなく、俺に「休んでいくか?」と声を掛けたっきりまた話に夢中になっていた。ベドウィンの人たちって、見た目はパイレーツ・オブ・カリビアンみたいで、ちょっとおっかない感じだけど、みんないい人なんだよね。

    岩山の頂上にはテントが張られ、ベドウィンがお茶しながら話をしていた。一応お土産屋のようだけど、全く商売っ気はなく、俺に「休んでいくか?」と声を掛けたっきりまた話に夢中になっていた。ベドウィンの人たちって、見た目はパイレーツ・オブ・カリビアンみたいで、ちょっとおっかない感じだけど、みんないい人なんだよね。

  • テントの向こう側は断崖絶壁で、その先も見渡す限りの岩山だった。凄い景色なのに写真じゃ幅や奥行きが伝わらなくて残念!

    テントの向こう側は断崖絶壁で、その先も見渡す限りの岩山だった。凄い景色なのに写真じゃ幅や奥行きが伝わらなくて残念!

  • 長いことエド・ディルに見とれた後、名残惜しさを胸に山道を降りてきた。<br />ペトラは奥に向かうに従って下っているので、帰りは緩やかな登りが続く。暑いし疲れたなぁということでロバを利用することに。5JDの言い値を4JDにまけさせて、エル・ハズネまでの約2キロをのんびり行くことにした。いやー楽チン楽チン!<br />ペトラ1日目はこれにて終了。ホテルでシャワーを浴びて休憩。よく歩いたなあ。

    長いことエド・ディルに見とれた後、名残惜しさを胸に山道を降りてきた。
    ペトラは奥に向かうに従って下っているので、帰りは緩やかな登りが続く。暑いし疲れたなぁということでロバを利用することに。5JDの言い値を4JDにまけさせて、エル・ハズネまでの約2キロをのんびり行くことにした。いやー楽チン楽チン!
    ペトラ1日目はこれにて終了。ホテルでシャワーを浴びて休憩。よく歩いたなあ。

  • ペトラの2日目はメインルート以外のコースを歩こうと、犠牲祭壇のトレイルを行くことにした。ここもまた岩山を歩くことになるんだけど、ペトラを違う角度から見ることが出来るし、いくつかの遺跡も見られる。これは凱旋門からカスール・アル・ビントを経て、エド・ディルへ向かう山道のあたりを見下ろしたところ。ペトラの広大な景色が楽しめる。

    ペトラの2日目はメインルート以外のコースを歩こうと、犠牲祭壇のトレイルを行くことにした。ここもまた岩山を歩くことになるんだけど、ペトラを違う角度から見ることが出来るし、いくつかの遺跡も見られる。これは凱旋門からカスール・アル・ビントを経て、エド・ディルへ向かう山道のあたりを見下ろしたところ。ペトラの広大な景色が楽しめる。

  • 登ること30分で頂上にある犠牲祭壇に到着。あたりには住居跡やオベリスクなんかも残ってる。またワディ・ムーサの街が一望できたりと景色は最高!

    登ること30分で頂上にある犠牲祭壇に到着。あたりには住居跡やオベリスクなんかも残ってる。またワディ・ムーサの街が一望できたりと景色は最高!

  • 犠牲祭壇を過ぎて次はライオンのモニュメントを目指す。「歩き方」の中の地図では近そうに見えるのになかなか現れないもんで見逃したか?と思ったときにそれは急に現れた。小さいと思ってたんだけど、実は長さ4.5m。見逃すはずねーし。<br />今は完全に頭が落ちちゃってるけど、当初は立派な頭が付いていて、流れてきた雨水がライオンの口から吐き出される構造になってたんだって。その姿が見たかったなあ。

    犠牲祭壇を過ぎて次はライオンのモニュメントを目指す。「歩き方」の中の地図では近そうに見えるのになかなか現れないもんで見逃したか?と思ったときにそれは急に現れた。小さいと思ってたんだけど、実は長さ4.5m。見逃すはずねーし。
    今は完全に頭が落ちちゃってるけど、当初は立派な頭が付いていて、流れてきた雨水がライオンの口から吐き出される構造になってたんだって。その姿が見たかったなあ。

  • さらに下って行くと、庭墓と呼ばれる遺跡が現れた。

    さらに下って行くと、庭墓と呼ばれる遺跡が現れた。

  • 庭墓のすぐ下にはローマ兵の墓が。

    庭墓のすぐ下にはローマ兵の墓が。

  • ローマ兵の墓の正面にはペトラ最大のトリクリニウムがある。ま、簡単に言っちゃえば食堂。中は結構広くて装飾も立派。昔の人はこんなとこで食事してたのかぁ。

    ローマ兵の墓の正面にはペトラ最大のトリクリニウムがある。ま、簡単に言っちゃえば食堂。中は結構広くて装飾も立派。昔の人はこんなとこで食事してたのかぁ。

  • この辺りの岩は特に綺麗なマーブル模様をしていて、とにかく美しい。どうしてこんな色や模様になったのか不思議。でもこれも俺の安物カメラだとうまく伝えられないんだよねー。

    この辺りの岩は特に綺麗なマーブル模様をしていて、とにかく美しい。どうしてこんな色や模様になったのか不思議。でもこれも俺の安物カメラだとうまく伝えられないんだよねー。

  • とうとうペトラを離れないと。なんか名残惜しくて、そして最後の最後までずっとエル・ハズネを見ていたくて、後ろ向きに歩いてきちゃった。来たとき一歩ごとにその姿を現した神殿が、今は少しずつ見えなくなっていく。

    とうとうペトラを離れないと。なんか名残惜しくて、そして最後の最後までずっとエル・ハズネを見ていたくて、後ろ向きに歩いてきちゃった。来たとき一歩ごとにその姿を現した神殿が、今は少しずつ見えなくなっていく。

  • 2日かけてペトラを満喫し、今日でワディ・ムーサを離れる。前日に予約しておいた1日1便のワディ・ラム行きのミニバスで移動。朝6時頃出発したバスはいくつかのホテルを回り、客を拾っていく。運賃7JD。ちなみに景色を楽しむなら右側に座るのがおススメです。

    2日かけてペトラを満喫し、今日でワディ・ムーサを離れる。前日に予約しておいた1日1便のワディ・ラム行きのミニバスで移動。朝6時頃出発したバスはいくつかのホテルを回り、客を拾っていく。運賃7JD。ちなみに景色を楽しむなら右側に座るのがおススメです。

  • 途中10分の休憩を挟み、約2時間でワディ・ラムへ到着。ワディ・ラムで宿泊の予定がない俺はビジターセンターで降ろされ、中庭にある地図の前へ連れてかれた。状況がよくわからなかったんだけど、どうやら4WDツアーの説明が始まってたらしい。その中から3時間のコースを選ぶと荷台に荷物を積んですぐにツアー開始。車はオンボロのTOYOTA。ドライバーのおっちゃんは「25年乗ってるけど、日本車は最高だ!」って言ってたよ。

    途中10分の休憩を挟み、約2時間でワディ・ラムへ到着。ワディ・ラムで宿泊の予定がない俺はビジターセンターで降ろされ、中庭にある地図の前へ連れてかれた。状況がよくわからなかったんだけど、どうやら4WDツアーの説明が始まってたらしい。その中から3時間のコースを選ぶと荷台に荷物を積んですぐにツアー開始。車はオンボロのTOYOTA。ドライバーのおっちゃんは「25年乗ってるけど、日本車は最高だ!」って言ってたよ。

  • ツアー最初のポイントはロレンスの泉。崖の上に泉があるってことだったので、頑張って登ってみたんだけど、あったのは淀んだ水たまりのようなものだけ。ちょっとがっかり。でも振り返ったときに飛び込んできた景色は日本では絶対に見られないすばらしいものだった。

    ツアー最初のポイントはロレンスの泉。崖の上に泉があるってことだったので、頑張って登ってみたんだけど、あったのは淀んだ水たまりのようなものだけ。ちょっとがっかり。でも振り返ったときに飛び込んできた景色は日本では絶対に見られないすばらしいものだった。

  • 次は砂山(サンド・ドーン)。ワディ・ラムには大小2つの砂山があるんだけど、これは小さい方。でもひと際赤い砂の色といい、周囲の景色とマッチしていい感じ。

    次は砂山(サンド・ドーン)。ワディ・ラムには大小2つの砂山があるんだけど、これは小さい方。でもひと際赤い砂の色といい、周囲の景色とマッチしていい感じ。

  • 続いてはハザリ渓谷。まぁ大した奥行きもないので「渓谷」は大げさな気もするけど、砂漠にありながら入口には大きな木も生えていて、中はひんやりしてる。またサムディック族という部族が書いたとされる壁画も多数残っている。

    続いてはハザリ渓谷。まぁ大した奥行きもないので「渓谷」は大げさな気もするけど、砂漠にありながら入口には大きな木も生えていて、中はひんやりしてる。またサムディック族という部族が書いたとされる壁画も多数残っている。

  • こちらはワダック石橋。3つある石橋の一つで、ここは簡単に上まで登れるのでドライバーにシャッターを押してもらった。

    こちらはワダック石橋。3つある石橋の一つで、ここは簡単に上まで登れるのでドライバーにシャッターを押してもらった。

  • ワディ・ラム内にはナバタイ人の残した沢山の絵や文字が残っていて、古代の人達の息吹が感じられる。大昔はここをラクダに乗った商隊が通り過ぎて行ったんだろうな。

    ワディ・ラム内にはナバタイ人の残した沢山の絵や文字が残っていて、古代の人達の息吹が感じられる。大昔はここをラクダに乗った商隊が通り過ぎて行ったんだろうな。

  • これがドライバー。写真撮っていい?って聞いたら愛車の前でポーズを決めてくれた。<br />今回は時間の関係で足早に回っちゃったけど、本当なら砂漠内のキャンプに1泊してゆっくり見て回りたいところだった。そうすればもっといろんな景色だけでなく、夕日や月が見られて、ベドウィン料理も食べられた。でもしょうがない。ドライバーにツアー代の44JDとワディ・ラムの入場料5JD、そしてチップの1JDを加えた50JDを支払ってツアー終了。<br />さあ、アンマンに帰るぞー!

    これがドライバー。写真撮っていい?って聞いたら愛車の前でポーズを決めてくれた。
    今回は時間の関係で足早に回っちゃったけど、本当なら砂漠内のキャンプに1泊してゆっくり見て回りたいところだった。そうすればもっといろんな景色だけでなく、夕日や月が見られて、ベドウィン料理も食べられた。でもしょうがない。ドライバーにツアー代の44JDとワディ・ラムの入場料5JD、そしてチップの1JDを加えた50JDを支払ってツアー終了。
    さあ、アンマンに帰るぞー!

  • とは言ったものの、どうしたらいいかわからない。聞いたらハイウェイまで誰かの車に乗せてもらい、そこでアンマン行きバスを止めるのがいいとのこと。なのでツアーのドライバーに乗せてくれる人を探してもらい、2JDでハイウェイへ。それはすぐに見つかったからいいけど、実はここからが大変だった。<br />これはハイウェイ沿いのスイカ売りの露天。店番の少年に、ここに居ていい?って聞いたら快くOKしてくれただけでなく、自分が座ってた椅子を勧めてくれて、さらにスイカまで御馳走してくれた。

    とは言ったものの、どうしたらいいかわからない。聞いたらハイウェイまで誰かの車に乗せてもらい、そこでアンマン行きバスを止めるのがいいとのこと。なのでツアーのドライバーに乗せてくれる人を探してもらい、2JDでハイウェイへ。それはすぐに見つかったからいいけど、実はここからが大変だった。
    これはハイウェイ沿いのスイカ売りの露天。店番の少年に、ここに居ていい?って聞いたら快くOKしてくれただけでなく、自分が座ってた椅子を勧めてくれて、さらにスイカまで御馳走してくれた。

  • バスは簡単に捕まると思ってたんだけど、どっこいなかなか捕まらない。そもそもどれがアンマン行きなのかすらわからないので、店番の少年に聞くんだけど、「あれはアカバ行き」「あれはマアーン行き」となかなかアンマン行きが来ない。2時間近く待ったかな。しびれを切らして、マアーンで乗り替えることを決心。とりあえずマアーン行きに飛び乗った。バス代は2JD。

    バスは簡単に捕まると思ってたんだけど、どっこいなかなか捕まらない。そもそもどれがアンマン行きなのかすらわからないので、店番の少年に聞くんだけど、「あれはアカバ行き」「あれはマアーン行き」となかなかアンマン行きが来ない。2時間近く待ったかな。しびれを切らして、マアーンで乗り替えることを決心。とりあえずマアーン行きに飛び乗った。バス代は2JD。

  • 1時間半程でマアーンに到着。バスターミナルでアンマン行きを探すとその大型バスはすぐに見つかった。しかしここはヨルダン。満員にならないとバスは出ない。その状況は1時間経っても変わらず、とうとうバスの運転手はミニバスに乗り替えるぞ、と乗客を降ろし始めた。で、乗り替えてみたらこの状態。一部の荷物を屋根に乗せても車内は荷物で溢れかえり、通路なんて当然ない。途中の休憩所では窓から出入りする始末。おいおい、計画なさすぎだろー。

    1時間半程でマアーンに到着。バスターミナルでアンマン行きを探すとその大型バスはすぐに見つかった。しかしここはヨルダン。満員にならないとバスは出ない。その状況は1時間経っても変わらず、とうとうバスの運転手はミニバスに乗り替えるぞ、と乗客を降ろし始めた。で、乗り替えてみたらこの状態。一部の荷物を屋根に乗せても車内は荷物で溢れかえり、通路なんて当然ない。途中の休憩所では窓から出入りする始末。おいおい、計画なさすぎだろー。

  • それでもバスは当然のように走り続け、3時間半後、砂漠の景色がやっと町に変わる。終点のムジャンマ(=バスターミナル)手前の立体交差で降りた方がいいぞと教えられ、積み重なった荷物の中から自分のバッグを引っこ抜き、窓からバスを降りた。というか「脱出」の方が適切か。ふーぅ。ここから中心部へ向かうクリエット・ハッティーン線の市内バスに乗り換え、やっと見覚えのある町並みに戻ってきたときには本当にホッとしたよ。<br />マアーンからのバス代3.5JD、市内バス代0.5JD。安心感プライスレス。

    それでもバスは当然のように走り続け、3時間半後、砂漠の景色がやっと町に変わる。終点のムジャンマ(=バスターミナル)手前の立体交差で降りた方がいいぞと教えられ、積み重なった荷物の中から自分のバッグを引っこ抜き、窓からバスを降りた。というか「脱出」の方が適切か。ふーぅ。ここから中心部へ向かうクリエット・ハッティーン線の市内バスに乗り換え、やっと見覚えのある町並みに戻ってきたときには本当にホッとしたよ。
    マアーンからのバス代3.5JD、市内バス代0.5JD。安心感プライスレス。

  • 半日かかって戻ってきたアンマン。再度アラブ・タワー・ホテルにチェックインし、しばらくベッドに倒れ込んだ後、ヨルダン最後の夕食を食べにフロントの兄ちゃんオススメのハビーバレストランへ。オーダーしたのはこれまたオススメのマンサフ。ワディ・ムーサでも食べたけど、アンマンではエアコンの効いた静かな店内で通りを見下ろしながら食べてもお値段は6JD。そうこなくっちゃ!なお、このハビーバ、スイーツの有名店ですが、2階にレストランもあります。

    半日かかって戻ってきたアンマン。再度アラブ・タワー・ホテルにチェックインし、しばらくベッドに倒れ込んだ後、ヨルダン最後の夕食を食べにフロントの兄ちゃんオススメのハビーバレストランへ。オーダーしたのはこれまたオススメのマンサフ。ワディ・ムーサでも食べたけど、アンマンではエアコンの効いた静かな店内で通りを見下ろしながら食べてもお値段は6JD。そうこなくっちゃ!なお、このハビーバ、スイーツの有名店ですが、2階にレストランもあります。

  • いよいよ今日は帰国日。最後に慌てないよう早めに空港へ行き、チェックインを済ませれば、もうこれで心配なし。さぁ帰るぞー!

    いよいよ今日は帰国日。最後に慌てないよう早めに空港へ行き、チェックインを済ませれば、もうこれで心配なし。さぁ帰るぞー!

  • 眼下には乾燥した大地が広がり、改めて砂漠の国だと思い知らされる。来る時にはカルチャーショックだった景色にも、この数日ですっかり違和感を感じなくなってしまった。

    眼下には乾燥した大地が広がり、改めて砂漠の国だと思い知らされる。来る時にはカルチャーショックだった景色にも、この数日ですっかり違和感を感じなくなってしまった。

  • 最後にもの凄いピンボケですいません・・・。一応、成田着陸時の映像です。延べ13時間のフライトを経て、今回も無事帰って来られました。<br />昔、何かの番組で見て以来ずっと恋焦がれてきたペトラ。実際にその場に立つことが出来て本当に感動でした。テレビの中だけにあるはずのものが目の前にある。それって鳥肌もんです。そしてこの感覚が旅の楽しさであり、やめられない理由だと改めて感じています。さ、次はどこ行って鳥肌立てようかなあ。−完−

    最後にもの凄いピンボケですいません・・・。一応、成田着陸時の映像です。延べ13時間のフライトを経て、今回も無事帰って来られました。
    昔、何かの番組で見て以来ずっと恋焦がれてきたペトラ。実際にその場に立つことが出来て本当に感動でした。テレビの中だけにあるはずのものが目の前にある。それって鳥肌もんです。そしてこの感覚が旅の楽しさであり、やめられない理由だと改めて感じています。さ、次はどこ行って鳥肌立てようかなあ。−完−

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