2014/09/17 - 2014/09/21
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birdwatcherさん
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前回の海外から1年以上経ち、そろそろどっか行きたいなぁと思ってはいたものの、タイミングが悪く、休みが取りづらい状況が続いてた。でもやっと最近、仕事が落ち着き、そろそろいいんじゃない?って自分に言い聞かせることにした。夏休みを使って近場の韓国へ。ソウルは行ったことがあるんで今回は釜山。正直、俺にとってあまり見どころはないんだけど、まあいいか。なんか食べに行こ。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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久しぶりの成田。ここに立つだけでテンションがちょっとだけ上がる。何度来てもその感覚は変わらない。
そういえば、搭乗までの待ち時間に到着ロビーに行ったら、「YOUは何しに日本へ?」のスタッフがいたよ。本当にやってるんだねー。 -
今回のエアラインはエアプサン。お値段は諸費用込みで往復¥27000弱。一応、LCCってことなんだけど、簡単な機内食も出るし、シートピッチも狭くない。搭乗ゲートが一番奥になるのはLCCの常だけど、搭乗までにバスも乗らなくてよかったし、この値段なら納得できる。どうりですこぶる評判がいい訳だ。
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これが機内食のチャーハン。シートベルトサインが消えたらすぐに出てきた。2時間弱のフライトではトレーにのった食事を出してる時間はないから、こんな感じになるよね。この後にドリンクサービスもあって満足満足!
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あっという間に釜山は金海国際空港に着陸。空港のセブンイレブンでcashbee(日本でいうSuica)を購入し、軽電鉄→地下鉄と乗り継いで市内へ移動。宿はエクスぺディアで予約したアリアモーテル。4泊素泊まりで約¥22000也。綺麗で設備も整ってるし、釜山タワーのすぐ近くというロケーションもいいんだけど、何となくラブホのような雰囲気が。でもファミリーもいたし、こういうもんなんだなあと・・・。
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今回の旅の主な目的と言ってもいい食事は「地球の歩き方」に100%乗っかることにした。最初は西面の「ナメスサンフェッチプ」のフェビビンバ。これにサンマの塩焼きが付いてW7000。刺身の入ったどんぶりにご飯とコチュジャンを入れて混ぜ混ぜ混ぜ・・・。んん・・・、まあまあかな。それとも味付けが上手くなかったか。個人的な感想としてはビビンバよりもサンマが美味しかったです。
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2日目の朝食はチャガルチ市場の従業員食堂、マングムシッタンへ。これは市場の外観。1階が主に店舗になってる。
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市場の様子。タイ、アナゴ、タコ、太刀魚といった見慣れた魚が並び、まるで日本にいるみたい。
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エスカレーターで3階に上がって左。閑散とした廊下の先にマングムシッタンはある。入口でW5000を支払い、あとはビュッフェスタイルのセルフサービス。好きなものを好きなだけ。シンプルで素朴な食事ができました。
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朝食のあとは、地下鉄1号線の終点、老圃へ。そして直結している釜山総合バスターミナルから隣町の慶州へ向かう。頻発してる市外バスと1時間に1本の高速バスがあるんだけど、料金は同じW4800。このときはちょうど高速バスの出発10分前だったので迷わず高速バスをチョイス。
「キョンジュ ハンジャン ジュセヨ!」 -
チケットを買って、英語も併記された案内看板に従い乗り場へ降りたのはいいんだけど、こんな感じのバス停にバスがずらーっと並んでる。慶州が「キョンジュ」って読むのは知ってても、「Gyeongju」と書かれると意外とわかりづらい。日本人から言わせると漢字でも書いといてくれよなあって思う。慶州高速バスターミナルまでは快適ドライブで1時間弱。
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慶州高速バスターミナルから道を挟んだバス停で11番の市内バスに乗り換えて40分、今日の目的地の一つ、世界遺産の仏国寺に着く。ここは人が多く、学校の遠足?のような団体もいて賑やか。ぶらぶらと歩いて回る。入場料はW4000。
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仏国寺の見どころのひとつが本殿である大雄殿の前に並ぶ三層の石塔らしい。これはそのうちの多宝塔。高さもあってかなり立派な塔。なお、もうひとつの釈迦塔は修復中のため、プレハブの中で分解展示されてた。残念!
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仏国寺を出て次に向かうのは石窟庵。石窟庵へは仏国寺のチケット売り場脇から伸びる登山道で登って行くこともできるけど、1時間に1本、12番のバスが通ってる。バス停は駐車場から道を渡ったとこ。所要15分でW1450也。
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小腹も減っていたので、石窟庵の門前の露天で売っていた焼き栗を購入。W3000は高い?って思ったけど、相場はどうなのかな?芯が残ってるのがあったり、思ったほど甘くもなかったけど、素朴で何か良かった。
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新羅仏教彫刻の頂点とも言われる石窟庵の石仏。修復中で櫓が組まれてたのはちょっと残念だったけど、釈迦如来の穏やかな表情がライティングと相まって、すごく良かった。残念ながら石窟内は撮影不可なので写真は入口の門のみ。ここも世界遺産で入場料W4000也。
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これで慶州の予定はすべて終了。石窟庵から直接バスターミナルに向かうバスはないので、一旦、仏国寺に戻らなくちゃならないんだけど、ここではバスは使わず散策も兼ねて歩くことにした。2.2kmの良く整備された山道を下ること40分。仏国寺に着くまでに何人もの人とすれ違った。
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帰りも高速バスに乗ろうと時間はチェック済み。その時間までまだ余裕があるので、慶州名物のファンナムパンを買った。これ、今回の旅の中で食べたもののうち、一番美味しかったかも。薄皮の中には上品な甘さの餡がギッシリ。ひっきりなしにお客さんが入ってたのもうなずける。店先では箱売りがメインだけど、バラでも買える。1個W800。2、3個は軽くいけるよ。
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これがファンナムパン。でもピントが袋に・・・。
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再び釜山に戻り、夕食はユッケビビンバを食べることにした。地下鉄1号線土城駅から徒歩5分のセジンジュシッタンへ。
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オーダーするとすぐに出てきたユッケビビンバ、W12000也。正直、ビビンバは普通だったけど、付け合わせのスープはなかなかいい味出してた。
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3日目の朝食は宿からすぐの済州家のアワビ粥にした。この店、日本人に有名らしく、先にいた客もあとから来た客も日本人だった。選択失敗したかなぁなんて思ったりして。でも宿のそばで朝からやってる店が以外と少ないんだよね。肝心の粥は確かにアワビは入ってるけど、味にあまりアワビっぽさは感じない。まあ、お粥だし普通に食べられるんだけど。自分で煮干しや海苔をトッピングして食べた。W10000也。
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お腹も膨らみ、今日の、いや今回のメインイベント、金井山城のトレッキングへ出発!地下鉄1号線梵魚寺駅7番出口すぐの路地を登って行くとすぐにバス溜まりが見えてくる。そこから90番のバスで15分、トレッキングの出発地点、梵魚寺に到着。写真の真ん中のバスが乗ったその90番のバス。運賃はW1200。飲み物や食べ物の補給はバスに乗る前にしといてね。
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梵魚寺のバス停から坂道を歩くこと5分ほどで寺の入り口である曹渓門に着く。朝だからか、寺は静かで穏やかな気持ちになる。ここも仏国寺と同じ仏教寺院ってことだけど、韓国のお寺は日本のそれとは色使いがまったく違う。同じ宗教でもお国柄って出るんだね。どこでも熱心にお参りする人が多かったな。ちなみに梵魚寺は入場無料。
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本殿にお参りしてトレッキングの無事を祈願したあと、本殿の左側から延びる登山道を進む。「北門」の道標に従い、大きな岩が露出した道を登って行くんだけど、ちょっとわかりづらいから気をつけて。
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歩くこと約1時間、4つある門の一つ目、北門に到着。結構キツイ道のりだったから、北門が見えたときはちょっと嬉しかった。ここまで来ちゃえばあとは楽なはず。一休みしてから綺麗に整備された門をパチリ。
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これは北門の左右に伸びる城壁。一見、万里の長城のよう。規模は全然違うけど。でも考えると万里の長城ってすごいよなー。期せずして韓国で長城のすごさを再確認してしまった。
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比較的緩やかな登り下りを繰り返す東門への道の途中で視界の開けた場所に出た。元暁峰山頂とのこと。ちょうど疲れてきたとこで、ちょうどいいタイミングだったこともあり、しばし休憩。ここからの景色はとても綺麗で疲れが吹っ飛ぶ。
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休憩を終え、しばらく歩くと2つ目の門、東門が見えてきた。北門からは1時間半程度かな。ここではチャリンコ乗り達が談笑してた。
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東門に着いた時点でお昼の時間、たくさん歩いてお腹も空いてきた。ここまで来たら山道を下って15分の山城マウルの名物、黒ヤギのプルコギを食べないと!何軒もヤギ肉の店はあったけど、歩き方に載ってたユデガムをチョイス。
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黒ヤギのプルコギと同じく名物の生マッコリを注文。マッコリを飲みながら待っていると、しばらくしてこのプルコギが出てきた。ヤギって臭いイメージがあったけど、これはまったく臭みはなく炭火焼きが香ばしい。葉っぱでくるんでパクリ。お値段ちょっと高くて、プルコギW35000+マッコリW3000。
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あー、お腹いっぱい。こりゃ夕飯いらないかも。満腹過ぎて歩くのも辛い。でも残り2つの門を制覇しないわけにはいかない。ユデガムから10分ほど車道を歩いたところに西門の道標を発見。ハングルが読めなきゃ完全に見逃してる。勉強してて良かったぁー、っていうかもっとちゃんとしたもの作っといてよ。
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未舗装の道を歩いていくとすぐに西門に到着。ここは他の3つに比べてアクセスが悪いからか、うらぶれた感がするのは気のせいか・・・。
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残るは南門のみ。で、着きました、南門。でもここまで西門から1時間半程度かかってます。これで全門制覇!目標達成!さ、山を下りて汗流そうっと。
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結構いい時間にもなったし、帰りはロープウェイを使うことにした。運賃W4000。こうみると釜山の街って高層住宅が多いよね。ちなみに、韓国ではロープウェイをケーブルカーと呼びます。
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ロープウェイを降りるとこんなものが。そういえば途中でも見かけたなあ。実はこれ、靴などに付いた汚れを落とすもの。レバーを引くとノズルの先から強烈な空気が出てくる。無料で使えるのはありがたい。
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山歩きに温泉は付きもの。麓にはちょっと豪華な虚心庁とローカルなノッチョンタンが歩き方で紹介されてたんだけど、もちろんノッチョンタンを選択。これがなかなかの経験でした。詳細は口コミを参照して下さい。
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ホテルに戻って一休み。足のけだるさが気持ちいい。けだるいけど、名物のホットックだけは食べときたい。ということでBIFF広場まで出てW1000でホットックを購入。でも期待が大きすぎたのか、昔、ソウルで食べたときほどの感動はなかった。
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4日目は特に予定なしのフリー。そうだなあ、街中をブラブラしてお土産探そうかな。とりあえず朝食はチャガルチのヘソンポリパプで麦飯をいただきました。
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麦飯にスープをかけて食べるってことだったので、豪快にぶっかけたら、アジュンマに怒られた。何言ってるはかよくわからなかったけど、「食べ方違うわよ」か「それ掛け過ぎよ」って言われてた気がする。確かにちょっとしょっぱかったな。ただ味付けさえ間違わなければ、これはヘルシーだわ。
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こっちに来て以来、毎晩マッコリを飲んでるんで、肝臓を労わる意味も込めて一緒にシジミスープもオーダーした。これもやさしい味でした。今日の朝食、麦飯とシジミスープでW6000。
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いろいろとお土産を物色してたらもう昼ごはんの時間。昼は天安コムタンでコムタンを食べることにした。この店、歩き方では7時開店とのことだったので、朝食に使おうと思ってたんだけど、8時になってもやってない。まさか潰れた?なんてことも頭をよぎる。でも昼に行ったらちゃんとやってた。岩塩で味付けしてご飯をIN!お値段W8000。
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店構えはこんな感じ。
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昼食後は富平市場、国際市場を物色。いろんなものが売ってて、市場は相変わらず面白い。それにホテルの近くのお土産屋よりも安くて、最初からこっちに来てれば良かったなんて後悔したり。
市場の中にはたくさん屋台も出てて、満腹だったけど、タンパッチュク(お汁粉)を見たら食べたくなってきた。別腹だからね。他の屋台より小ぶりでW1000。甘さ控えめで、あっという間に食べちゃった。美味しかったなあ。 -
お土産も買い終わりひと安心。釜山に来たなら一応、釜山タワーには行っとくか。タワーの下では観光バスが何台も止まり、イベントをやってたりとかなりの人出だった。上には登らなかったけど、快晴の空をバックに綺麗な写真が撮れた。
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今日の夕食はミルミョン。釜山でも名店との名高いハルメカヤミルミョンへ。冷麺に似てるけど、冷麺がそば粉やジャガイモを主原料にしてるのに対して、ミルミョンは小麦粉から作られてる。とは言っても麺のコシが冷麺ほど強くないだけで、味も食べ方も同じ。氷の浮いたスープは深みがあって非常に美味。もう一口、もう一口となかなかやめられなかった。納得のW5000。
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いよいよ最終日。11時のフライトなので、朝食は空港に向かう途中で摂ることにした。お土産で膨らんだバックパックを背負って、乗り換えの西面で途中下車。最後は名物のテジクッパを食べたい。選んだのは人気店というソンジョンサムデクッパ。24時間営業なので助かる。
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韓国最後の食事、テジクッパ、W6000。付け合わせのアミで味付けし、たくさん入ってる豚のスライスはタレにつけながら食べる。意外とさっぱりしてて朝でも食べやすかった。
それにしても韓国の食事って自分で味付けするスタイルが多い。自分好みにできるのはいいのかもしれないけど、お店の自慢の味!みたいなものも食べてみたい。自分の味付けって成功することばかりじゃないしね。 -
金海国際空港の出発ロビー。チェックインを済ましてから探検してみたものの、規模の小さい空港なので、すぐに見終わってしまった。さ、あとは帰るだけだ。
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初日、2日目は雨がパラついたりもしたけど、結局傘は使わなかったし、天気には恵まれたなあ。最後もいい天気で気持ちいい。
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テイクオフ!上空から見た釜山は日本とそっくり!車が右側を走ってなかったらまったく見分けが付かない。
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帰りの機内食はビビンバ。ここにきても自分好みの味付けを強いるか。
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あっという間に成田上空。ね、見分け付かないでしょ?
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いつもなら「終わっちゃった・・・」って感慨にふけるタイミングなんだけど、韓国の場合、その感情が出てこない。パスポートのスタンプが増えただけで、国内旅行の感覚。特に今回は大きな思い入れもなく行ったのでなおさらか。ただ、食で期待したほどの感動は出来なかったものの、これだけ安く早く行けるなら、つまみ食いもいいかなと思ったりして。cashbeeもウォンも残ってるし、ちょっとだけ普段と違う週末を過ごしたくなったら、選択肢に韓国を含めるのはいかがでしょうか?-完-
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