2012/05/09 - 2012/05/14
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birdwatcherさん
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実は行きたい場所の候補には入ってなかった中国。でもある日、「中国政府による為替介入がおこなわれている人民元は実際の価値より安い」ということを聞き、行くなら今のうちか?というセコい考えが浮かぶ。そこで調べてみると故宮、頤和園、天壇公園、そして万里の長城と、北京に滞在しながら行ける世界遺産がいくつもあるじゃないの。さらに飛行機もスターアライアンス系の中国国際航空のチケットが20000マイルで取れることがわかり、こりゃ行くしかない!となりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝7:00の成田空港。中国系エアラインはどこもそうだけど、中国国際航空の口コミもあまりいいことが書いてない。まぁ4時間程度のフライトだし、落ちなきゃいいか、くらいの気持ちでやって来ました。カウンター前にはわかりやすい看板が。こんなスマイル見せてくれるのかなぁ!?なんてことを考えながらCA422便のチェックインを済ませました。どうやら空いてるとのこと。こりゃ久しぶりにゆったり乗れるかも!
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飛行機の入口にはこんなカーペットが。お出迎えのCAさんもいいスマイルしてる。別に問題ないじゃん。ただ、機体はA320。今まで乗った国際線では一番小さい。個人用モニターもなく、シートピッチも多少狭い気がする。これが安さの理由の一つ?それはそうと、俺、中国語はもちろん、英語もろくに出来ないのに非常口横の席って大丈夫なの???
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搭乗率は3割くらい?予想通りかなり空いてます。こりゃのんびりできるぞ!と密かに思いつつ食事の時間。これもいたって普通。食後は後方の席に移動。3席使って横になりながら本読めました。中国国際航空、とりわけ良いところもないけど、悪いところもなかったよ。
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4時間弱のフライトを経て、いよいよ北京上空へ。何か見えないかなあ、万里の長城とか。そういえば、宇宙から万里の長城が見えるって話はガセネタだったみたいです。ロマンのある話だったんだけどなあ。ちなみに実際に飛行機から見えた景色は川と手つかずの空き地の間を走る広い道、近代的な高層ビルとそのその横に建つオンボロの建物。発展を続ける中国の縮図でした。
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無事、中国首都国際空港に到着。空港内の中国農業銀行で、すぐに必要な分だけの人民元を両替し、通路を渡って市内に向かう地下鉄機場線乗り場へ。こちらがその乗り場の建物写真です。ちなみに空港でのお得な人民元への換金については、クチコミ(「北京首都国際空港での両替について」)を投稿しておきましたので、興味があればそちらを参照願います。この日の銀行レートは1元=約13.1円でした。
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こちらは空港から市内への快適アクセスを実現した地下鉄機場線の乗り場。写真中央の切符売り場でチケット(25元)を購入し、いざ、北京中心部へ。
なお、ここ第3ターミナルを出た電車は次に第2ターミナルに止まるのですが、そこでスイッチバックします。ですので、第3ターミナルで一番後ろに乗っとくと、第2ターミナルからは先頭車両の景色を楽しむことができます。参考まで。 -
こちらが地下鉄機場線。地下鉄と言ってもほぼ地上を走ります。
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東直門駅で地下鉄2号線に乗り換え、建国門駅へ。こちらは今回お世話になった北京金龍建国温泉酒店(http://www.jghshotel.com/cn/reservation.html)の部屋の様子。駅からも近く便利でした。ただ、このホテルは名前の通り温泉が出るとのことで”海外で温泉!”と期待したものの、部屋はエクスぺディアで安く取ったエコノミールームだったため、シャワーブースしかなく、「温泉でゆったり」の夢は泡と消えました。お値段諸費用込み、5泊で約¥28000也。
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宿でホッと一息。気が付くとかなりお腹も減った。そんじゃ中国最初の食事は豪勢に羊のしゃぶしゃぶ、行っちゃう〜!しかーし東来順建国門店があるはずの場所は工事中。マジかぁ・・・。仕方なく適当な食堂に入り、刀削麺を注文。これだって本場でしょう!でも結果はスパイシーなスープが喉に引っかかる感じで、俺の口には今ひとつ合わなかった。まあ、不味くはないんだけどね。お値段15元。
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とりあえずお腹も溜まり、次は中国雑技を見るために地下鉄で朝陽劇場へ。事前に以下のサイトから割引チケットを予約しておいた。現地でスタッフと合流し、190元の席を150元で購入。このサイト、他のサイトより安かったし、支払いも当日でOK。現地スタッフの方も親切で良かった。おススメです。
http://www.pekingaido.com/pekingaido/route/shows/22.html -
雑技の1シーン。力技、バランス技、ジャグリング、大掛かりな機材を使ったもの・・・と色々なパフォーマンスが続き、上演時間は1時間ちょっと、飽きさせません。中でもクライマックスは球状の金網の中を何台ものバイクが走るバイクショー。ハラハラドキドキで非常に見ごたえありです!だったらその写真載せろって!?
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朝陽劇場を出て、天安門広場へ行こうと思い立つ。というのも、日の出と日没の時間に国旗の掲揚と降納の儀式が見られるらしい。広場に着くと掲揚台のまわりには既に大勢の人だかりができている。そして19:16、いよいよ儀式スタート。通行止めにした天安門前の大通りを兵士が国旗に向かって行進。手際良く国旗を降ろして畳む。時間にしてたった数分のことだけど、貴重な場面を見られました。なお、毎日変わる掲揚と降納の時間は掲揚台から大通りを挟んだ天安門前の歩道に掲示されてます。
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イチオシ
国旗降納が終わるとその場所は立入禁止になるらしく、警官たちが「貴様ら、早よ出て行かんかい〜」とばかりに車も出動して民衆を追い出しにかかります。そうこうしてるうちに辺りは薄暗く。これは夜の天安門。ライトアップされて美しい!
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天安門から歩いて王府井小吃街へ。いきなりサソリ串が目を引く。しかもまだ生きてるし・・・。揚げて食べると香ばしくて意外と美味しいらしいけど、手を出す勇気はなかったなあ。
王府井小吃街にはこれ以外にも雑多なショップや飲食店が並んでるけど、どれも観光客向け過ぎてあまり面白味がなかった。お値段も高めだったしね。
北京初日はこれで終了。おやすみなさい。Zzz・・・。 -
2日目は故宮とその周辺の観光。まずは地下鉄で前門駅まで出て、適当な食堂で朝食。お粥が食べたかったので、メニューから小米粥(3元)と小龍包(8元)を選ぶとこれが出てきた。小龍包は予想通りだったけど、お粥の方は予想外。米ではなくアワだった。味付けも全くされておらず、素材の味そのまま。でも小龍包をおかずに食べるとちょうどいいかも。それに健康になった気もする。
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これは正陽門。紫禁城の正門にあたり、皇帝が入城する際の専用の門だったとか。高さ42mで、建立された1420年当時は城内で一番高い建物だったんだって。紫禁城の城壁や門はそのほとんどが壊されてしまった中、この門は完全に保存されていて、重要な意味を持っている。
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1976年に死去した毛沢東の遺体が安置されている毛主席紀念堂。平日にもかかわらず入場希望者が多く並び、俺も1時間以上並んでやっと入場できました。内部は前室に毛沢東の座像と献花台があり、その奥の部屋に遺体(蝋人形にも見えるけど・・・)が安置されていているのですが、立ち止まることができないため、見学はあっという間に終わります。なお、入場は無料ですが、カメラを含むすべての荷物が持ち込み禁止なので、事前に道を挟んだ東側にある荷物預け所で預ける(有料)必要があり、さらにパスポートも必要なのでご注意を。
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これは人民英雄紀念碑。清朝末期の蜂起から抗日ゲリラ戦までの名もなき戦士たちの功績をたたえた石碑。広場の中央にデーンと建っている。
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昼の天安門はこんな感じ。
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毛沢東の肖像画。近くで見るとかなり大きい。
さ、ここをくぐれば、いよいよ世界遺産の故宮博物院に入場だ。 -
入口である午門に向かっているとガイドはどうですか?と声をかけてくる人が。最初は怪しいと思ったけど、話を聞くとまともな様子。ま、こういうのもたまにはいいかとお願いしてみた。ここは大和門。故宮に入り最初に目にする建物。階段中央部は彫刻が施され、時の皇帝のみが通れた場所だということで、今も通行禁止になっている。
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大和門をくぐると、目の前に広がるのは大和殿。紫禁城内の最大の建造物であり、中国内でも現存する最大の木造建築になっている。政治や儀式の中心であり、重要な儀式・式典はすべてここ大和殿でおこなわれたとのこと。映画「ラストエンペラー」の即位シーンに使われた場所といえば思い出す人もいるのではないでしょうか。内部は極彩色で彩られ、龍が彫られた金色に輝く柱があったり、屋根瓦も皇帝専用のものであったりすることからその重要性が感じられます。
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ガイド曰く「この人はラストエンペラー・溥儀の甥で、中国でも有名な書道家。ボランティアで書を書いている。会えたあなたはラッキーです。」とのこと。しかしこれは嘘らしい。後日ネットで検索してみると、まったく同じ売り文句で紹介される書道家が何人もいるらしいことが分かった。この時は西洋人のご夫婦が今書いてる書を買ってたなあ。いくら出したんだろう。しかも嬉しそうに一緒に写真撮ったりして。これって完全に詐欺だよね?こんなことを世界的観光地でやっちゃう中国って・・・。
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広大な敷地の中、要所要所を解説を受けながら効率よく回ったので、予想していた時間よりもかなり早く出てきてしまった。一人だったらもっと端の建物とかも回っちゃうんだろうけどね。でもこの手の観光地はどれも同じに見えて、正直ダレてくる。そういった意味では良かったのかも。あと、自分の写った写真も撮ってもらえたし。ただ、ガイドの日本語が早口過ぎて聞き取りづらい部分があったかな。
故宮博物院の入場料60元、加えてガイド料200元也。 -
故宮を出て次に向かったのは景山公園。公園内にある景山は、故宮の北にある北海を作った時に出た土を盛って出来た標高43mの人工の山。この公園自体には特筆すべきものはないけど、頂上からは故宮全体を見渡すことが出来て眺めがいい。普段は2元の入場料、この日は牡丹の特別展時期ということで10元でした。
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期せずして時間が出来たので、明日行こうと思っていた天壇公園に向かうことにした。でもその前に腹ごしらえ。炸醤麺で有名な京味面大王へ。
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これがその炸醤麺。でも思ったほどじゃなかった。何か一味たりないんだよなあ。まあ、不味くはないんだけどね。お値段20元。
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京味面大王を出てバスで張自忠路駅へ。そこから地下鉄5号線で天壇東門駅へ移動し、この日2つ目の世界遺産、天壇へ。天壇については正直、今回北京に来るにあたって初めて知りました。天壇は圜丘、皇穹宇、祈念殿の総称ということだけど、ここはその中の圜丘。皇帝が天を祭るための儀式をおこなった場所で、毎年冬至に豊作を祈ったり、雨乞いをしたりしたそうです。
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圜丘の北側に並ぶ皇穹宇へ。圜丘で祭事が行なわれる際に壇の上に置かれる天の神や、歴代の皇帝の位牌の安置場所とのこと。
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最後は祈念殿。天壇を代表する建物で、毎年正月に皇帝がその年の豊作を祈る神事をおこなった場所。瑠璃瓦の青と壁の赤が鮮やかでキレイ。
入場料は圜丘、皇穹宇、祈念殿の共通券で35元。 -
喉が渇いたので天壇に来る途中に買った酸梅湯。「酸梅湯」っていう文字は王府井をはじめ、いろんな店先で目にしてたし、ガイドさんもこれを飲んでたので気になってました。名前から想像できる通り梅ジュースなんだけど、最初のすっきり感が、後から上がってくるスモーキーな香りで消される。感嘆詞で表現するなら、おっー!・・・ん?って感じ。せっかくなので祈念殿をバックにパチリ。
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天壇の後は、北門を出てすぐのところにある豆汁の有名店、老磁器口豆汁店へ。豆汁とは煮た緑豆をすりおろして作った豆乳を乳酸発酵させた、北京の伝統的栄養食品なのですが、このビジュアル、かなりパンチ効いてます。味の方も強烈で、酸味が強くかなりクセもあります。小麦粉生地をカリカリに揚げた焦圏などの付け合わせと一緒なら何とか・・・。いい経験出来ました。お値段は豆汁1.5元、焦圏0.8元。
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3日目は今回の旅で一番楽しみにしてた万里の長城。地下鉄積水潭駅を降り、徳勝門箭楼北側のバス停から877番の直行バス(12元)で1時間半、八達嶺長城に到着しました。ここが万里の長城かぁ。壮大な風景が頭をよぎる。楽しみだなあ。
ちなみに八達嶺長城へのバスは919番って紹介されてることが多いけど、乗り場で聞いたら877番に乗れって言われた。後から知ったんだけど、この2本、料金も所要時間も同じで、長城での到着場所がちょっと違うだけみたいです。 -
早速入場券を購入。しかーし!長城へ上がってみると朝からの雨に加え、風も強くゆっくり景色を楽しめる状況じゃない。さらにアクセスが良い分、とにかく人が多い!何とか北8楼までは歩いたけど、考えてみると雨風避けるのに必死でまともに景色も見てない。こりゃダメだぁ。長城は出直しだな。ということでロープウェイでさっさと下山することにしました。
この日、覚えたこと:「万里の長城は雨の日には行くところじゃない!」
入場料45元、ロープウェイ片道60元也。 -
長城を早めに引き上げて時間が出来たので、甘いものでも食べようと南羅鼓巷へ。「歩き方」に載ってた文宇●酪店の牛乳プリンと●巻をGET!
牛乳プリンはほのかに甘く、とろける触感はむしろ飲み物に近いくらい。●巻はスポンジ部分に牛乳の味がしっかり感じられ、GOOD!どちらも優しい味で美味しかったです。お値段ともに10元。(●は女へんに乃) -
こちらが文宇●酪店の店構え。(●は女へんに乃)
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甘いものの後に臭豆腐。この名前、ちょっと気になってたんだけど、そんなときにお店を発見したもんだから即購入。胡同を散策しながら食べ歩きしました。味については酸味と癖のある匂いが苦手な人もいると思うけど、俺は嫌いじゃない。ピリカラの味付けで日本酒や焼酎に合いそう。お値段5元。
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中国の独特なお酒を飲んでみたいとスーパーで購入した白酒。トウモロコシの一種、コーリャンから作ったお酒だそうですが、何と56度!素朴なデザインが泣かせます。さすがにストレートではキツイので、水で割って飲みました。味・香ともに強いお酒なので、このタイミングで臭豆腐が欲しかったな〜。
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4日目はこれまた世界遺産の頤和園へ。地下鉄北宮門駅すぐの北宮門から入場してもいいんだけど、ここはやっぱり正門から入ろうよということで、バスで東宮門へ回り、文昌院、仏香閣、徳和園、蘇州街への共通入場券(60元)を購入。
ここ頤和園はかの西太后のお気に入りの場所で、1888年の再建時には時の海軍の経費の実に15年分が流用されたとか。西太后、無茶するわー。今の姿になったのは1902年。そして1998年、西太后の執念が実り、晴れて世界遺産に認定されました。 -
園内の万寿山に建つシンボル的建築、仏香閣とその背後に建つ智慧海。この日も朝のうち雨が残り、霞んでいるため暗い画になっちゃいました。青い空をバックに撮りたかったなあ。
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広大な頤和園の敷地の75%を占める昆明湖。その昆明湖を仏香閣から見下ろしたところ。ここまで上がってくるには長い石段を登る必要があるけど、それだけの価値がある眺めです。
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歩き疲れたので、今度は水上から楽しもうと昆明湖の遊覧船に乗船。時間にして20分くらいだと思うけど、風が気持ち良く、違った角度から景色を楽しめて良かったです。お値段15元。とここまでは穏やかな話ですが、この時、この遊覧船、実は手漕ぎボートと接触事故を起こしてた。まあ軽い接触で、お互い被害もなかったけど、ボートの人は恐ろしかったろうに。「避けないお前が悪い」とばかりに完全無視で止まる気配すらなし。日本だったら大ごとになってるよね、きっと。このあたりも中国らしさなのかな。
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頤和園を作った乾隆帝のお気に入りだった蘇州の町を再現した蘇州街。言ってみれば、当時のテーマパークってとこ。現在もレストランやお土産屋が並んでますが、ここは中国人には人気薄の様子。現地観光客は少なく、海外からの観光客ばかりが目に付きました。
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夜は湖広会館での京劇観賞。特に興味があったわけじゃないけど、京劇なんてなかなか見る機会もないし、本場で見ておくかぁと雑技の時と同じ、以下のサイトで180元の席を150元で購入。この日は空いていたとのことで、買った席よりもいい席で、しかもお茶とお菓子まで付いて見ることが出来ました。
http://www.pekingaido.com/pekingaido/route/shows/27.html -
京劇はこんな感じ。物語の細かい内容まではわからないけど、英語字幕があるので、なんとなくはわかる。まぁこういうのは空気感を体験することが大事だからね。
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京劇を見たあとはバスで前門へ出た。土曜の夜ということもあってか、ホコ天となっている前門には、食事やショッピングを楽しむ多くの人が。道の両側に並ぶ店はレトロ調に統一され、ライトアップされた正陽門と相まっていい雰囲気。
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そんな前門大街にある焼売の老舗、都一処での夕飯。一人では入りづらいかと思ったけど、入ってみたら気さくなお店だった。写真は注文した五目焼売(48元)と乾隆白菜(25元)。焼売もオーソドックスな味で美味しかったけど、乾隆白菜が秀逸だった。ゴマソースが良い味で、白菜のシャキシャキ感もしっかりしてる。その上お値段もリーズナブル。今回の旅で一番だったかも。
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天壇を2日目に回ったことで、5日目は時間が空いた。なら八達嶺長城のリベンジを!ただ八達嶺は近い半面、人が多すぎてちょっと・・・。ということで今日は慕田峪長城へ行くことにした。曇ってはいるけど、雨は大丈夫そう。堪能出来そうだ。入場料は八達嶺と同じく45元。
なお、行き方については、少し難しいんだけど、クチコミ(「おススメ!ゆったり見られる慕田峪長城」)に詳しく書いておいたので、そちらを参照願います。 -
ロープウェイで上がった慕田峪長城は人が少なくすごくいい感じ!今日はじっくり歩いちゃうよ!まずは西の端を目指そうっと。なお、ロープウェイの料金60元。
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アップダウンを繰り返しながら、のんびりと自分のペースで歩くこと数十分。目の前にすごい階段が現れた。なんだこの急勾配と長さ・・・。こりゃ手強そうだぞ。よく見ると階段の途中で座り込んでる人もいる。でもこんなの見せつけられると逆に登りたくなるんだよね。その先はどうなってるんだろうって。
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長い階段をやっと登り切った先は西の端だった。でもこの先も整備された階段が続き、進めるようになってる。ていうか、売店も出てるし!近々公開されるってことかな?となればもちろん行くでしょ!
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西の端から進むことさらに15分、長城はこうなってた。崩れた楼があり、その先は足元も整備されてない。俺はとりあえずここで引き返したんだけど、まだ先にも行けそうだったなあ。ちなみにここにもお土産売りのおばちゃんがいました。商売になるのかなあ。
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折り返して今度は東へ向かう。途中何度も立ち止まり、振り返り、いい画がないか確認するも、霧のせいで壮大さが伝わらない。曲がりくねりながら延々と山肌に続く長城の景色をカメラに収めたかったなあ。非常に残念!
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ここなんかも天気が良かったら迫力あるんだろうなあ。
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これも。
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しばらくすると、またもや目の前に強烈な階段が。再び闘志に火が付く。
ノ・ボ・ラ・ナ・ク・テ・ハ
それにしてもよくこんなもん作ったよなあ。人が作ったとは信じられない。世界にはいろんな遺跡があるけど、規模に関しては万里の長城はケタ違いだな。 -
今度も登り切った先は東の端だった。でももうちょっと行けそう。通行止めの標識の脇をすり抜け進むと・・・
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こんな場所が。
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さらに先へちょっと行ってみたけど、藪の中を歩きづらい崩れた道が続くだけだったので引き返してきた。ただ、かつては道であったろう場所を目で辿った先には楼があり、長城がずっと続いていることが感じられた。いつかはそこまで行けるようになるのかなあ。
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今日は端から端まで余すことなく見て回れた。霧はかかってたけど、万里の長城を肌で感じることが出来て本当に良かった。機会があればまた別の長城にも行ってみたいって思ったよ。
下りはスライダーを使うことにしたんだけど、これ最高に楽しかった!大したことないんでしょって舐めてたんだけど、かなりスピードも出るし、意外と距離も長くてもう1回やりたいくらい。今思うと八達嶺をロープウェイで降りたのが勿体なかったな。スライダーの料金60元。 -
今日はいよいよ帰国の日。特にどこかへ行く予定はないので近所をぶらぶらすることに。ここは宿から歩いてすぐの北京駅。構内を見学してみようと思ったんだけど、切符を持った人しか中に入れないようだったので、外からの写真のみです。長距離列車が着く駅らしく、周辺には地方から出てきたであろう大きな荷物を持った人が沢山いました。
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ここは宿の最寄り駅、建国門駅の様子。北京の地下鉄はどこまで行っても2元という安さで、滞在中何度もお世話になりました。駅や列車は日本と大きな違いはないけど、何と言っても違うのは持ち物検査があるということ。全駅にX線検査機が置かれ、手荷物を通してからじゃないと構内に入れない。ただ、効果の程は???。係の人もおしゃべりしてて、ちゃんと見てるんだかどうだか。
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初日に食べるはずだった羊のしゃぶしゃぶ。北京を離れる前に食べておこうと、空港へ向かう途中に王府井へ寄り、新東安市場内の東来順へ。店員さんに勧められた肉と白菜、ゴマだれを注文。香菜を入れたゴマだれにつけて食べる肉は臭みがなく、柔らかく、とても美味しかったです。134元にて初日のリベンジ達成!
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いよいよ北京を離れる。ここは北京首都国際空港の出発ロビー。天井が高く、明るく広々としていてキレイ。なんとなく成田に似てるって印象を持ったんだけど、どうかな?まあ、全体の広さはこっちが格段にデカイけどね。
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この空港は搭乗口までが遠い!チェックインを済ませ、搭乗券チェックを通ると、いきなりシャトル乗り場が。そのシャトルを降りて、通路を進んだ先に出国審査があります。スタンプを押してもらってひと安心と思いきや、そのあともショップの並ぶ長い通路があり、やっと搭乗口に辿り着きます。空港では余裕を持った移動をおススメします。あと、余談ですが、残った小銭を使うためにコンビニを探すも、搭乗口付近には見つけられませんでした。細かい買い物はチェックイン前にどうぞ。
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後から知ったんだけど、北京からの飛行機はかなりの頻度で遅れるらしい。この日も出発が遅れたのに加え、搭乗してからも離陸待ちで実際に飛んだのは定刻から2時間以上経ってから。おかげで成田では最寄り駅まで行く最終電車に乗れず、電車を3本乗り継いだ上、タクシーにまで乗るハメに。それなら1本前の飛行機にしておくんだった・・・。
遅れた飛行機を待つ搭乗エリアの椅子は既に満席。だから受付カウンターの椅子を拝借しちゃった。 -
万里の長城の壮大さに圧倒され、イメージ通りの天安門広場に思わず感動してしまった今回の旅では、中国のスケールとパワーを感じると同時に、笑えるくらい感じの悪い店員や、ところ構わず唾を吐く人を見て「これぞ中国!」と妙に納得してしまいました。とにかく広くてデカい。発展しようとする部分とそれを拒むかのような部分。人、人、人。どう言ったらいいのかなぁ・・・。中国、スゴイっす!−完−
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