2013/05/31 - 2013/05/31
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Muffinさん
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各駅停車旅もようやくチャオプラヤー川を越えました。
川の西側は在住者が「川向こう」と呼び、バンコク市内でも遠く(橋を渡るだけで渋滞が面倒)あまり縁がないところというイメージが定着しています。
川向こう=トンブリー区はバンコク発祥の地であり現王朝前の古都であったことから国鉄駅付近は昔ながらの商店街や市場がありますが、出来たばかりのBTS駅周辺は更地が目立つ中にぽつんぽつんと高層ビルが並ぶ新興開発地。
車で通り抜ける時は”何も見どころがない殺風景な街並み”としか思えなかったのですが、やはり歩く目線と速度は街の見方を変えるようです。
新しくてあまり情報がないゆえにかえって行き当たりばったりの路地裏散歩が出来て、しかも意外に歩いて気持ちのいいエリアを発見しました。
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本日の各駅停車旅
BTSクルン・トンブリー Krung Thonburi 駅 -
本日のルート
駅周辺を1周した後にKrung Thonburi 5の細い路地に入ってみる。
↓
突き当たりを右折して古い住宅街のCharoen Nakhon 14へ。
↓
Charoen Nakhon大通り沿いを歩き、橋の高架橋下を潜る。
↓
新オープンのショッピングモール、Sena Festへ。
↓
再び住宅街のCharoen Nakhon 16を通り抜けて、Krung Thonburi大通り(川の東側での名はSathorn大通り)に出て駅へ向かう。
4.7km、2時間。 -
バンコクのはじまり、トンブリー
アユタヤ王朝時のチャオプラヤー川は今よりも大きく蛇行していて、バンコク付近ではもっと西寄りに流れていました。
川から運ばれる富によって栄えた内陸国アユタヤ朝にとっては生命線のチャオプラヤー川。航行を監視するには川の蛇行はもってこいですが、あまりに曲がりすぎていたため航行短縮のための運河が掘られました。それが現在、王宮やワットアルンの間に流れる部分です。
掘削後は航行を監視するために両岸には砦が築かれました。今でもいくつかの砦はカオサンなどに残っています。
新しく掘られた運河とかつての本流(現・バンコクノイ運河、バンコクヤイ運河)に囲まれた地域がトンブリー。アユタヤ朝と現王朝の間の短い期間に首都が置かれました。
現在、トンブリーはバンコク都内の行政区の1つです。 -
クルン・トンブリー駅前
新しいオフィスビルやアパートが建ち始めましたが、まだまだ空き地も多い通り。
車で通り抜けると殺風景にも見えましたが、さあ歩いてみたらどうなっているんでしょう? -
真新しい白亜のアパート
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まだまだ開発途中です
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上から眺めて初めてわかったきれいな植え込み
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川の向こう側(東のチャルンクルン通りやサートーン地区)にはもうぎっしりビルが詰まっています。
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長ーいソーセージを焼く屋台
イサーン地方のソーセージを売るお店はバンコクでもよく見かけます。
豚肉と発酵させた麹や春雨、スパイスを混ぜ込んであって独特の酸味があります。店によって酸味の度合いが違い、中にはきつすぎて苦手なことも多いので今日はちょっと眺めるだけ。
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クルン・トンブリー通り
川の反対側ではサートーン通りと名前を変える通り。道幅の広い通りで、歩道も歩きやすい。
車窓からは何にもないように見えたのに、ほら、もう面白そうなお店が…。 -
このお店でお昼にしようかな…
まだ開業したばかりのように見える食堂。メニューを見るとステーキやサンドイッチの洋食屋さんです。
暑い日にクーラーの無い店はいつもなら避けるのに、どうも気になって入ってみました。
UT Steak House
Tel:08-6992-9555 -
ありふれた食堂の造りも、真新しいとちょっと違って見える
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カウンターには王様の肖像画が飾られ、 お線香が焚かれています。ステーキの煙よりもお線香の方が勝っている店内でした。
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ポークステーキ 99B(325円)
驚きのお値段。まさかこれでサラダまで付いてくるとは…。
お肉は柔らかいし、ソースもタイの洋食屋さんでありがちな甘いものではなく胡椒が利いた普通のグレービーでおいしかったです。
新しい通りには新しい流行ものなのか、ステーキをメインにした洋食食堂が何軒もありました。 -
そのお隣はガソリンスタンド内のカフェ
そういえばタイに来てからガソリンスタンドには縁がない。ちょっと寄って食後のコーヒーでもしましょうか。
バーンヂャーク石油公社直営のInthanin Coffee。
http://inthanincoffee.com/index.php -
むし(蒸し?虫?)パン
マジパンのようなおいしそうなお菓子。
買っちゃおうかなぁ〜。
芋虫型なだけだよね?
でもホントに皮の中から芋虫餡(未加工)が出てきたらどうしよう。タイでは虫を食べるしなぁ…。
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無難にアイスコーヒーにしよう
お菓子が無くても激甘。60B (200円) -
歩き回るには邪魔だから写真を撮って処分しよう
気が付けばノベルティグッズまで集まり始めた我が家。持って帰りたいけど今日はちょっと邪魔だわ。 -
レゴブロックのような歩道橋
新開発地にぴったりのデザインですが… -
スカートでは登れない…
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広々とした通りに新しい商店街が入り始めていました
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道を渡って方向転換
街路樹が多くとっても静かな高層アパート街。渋滞の橋を渡って通勤することを考えなければ住みたくなる街です。 -
大通りから路地に入ってみました
Krung Thonburi Soi 5。高層ビルの谷間の路地でも小さなアパートの建設ラッシュでした。 -
カラフルにペイントされた新しいアパート群
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突き当たりの通りは古くからの街並みでした
Charoen Nakhon Soi 14。 ここは開発以前からの通りのようです。小さな商店街の回りには広い敷地のお屋敷が並んでいました。 人通りはあるものの、やはり静かな通りです。 -
クルン・トンブリーではホームオフィスにしているお宅やアパートの部屋も多く見られました。
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壮麗な門扉を構えるお宅
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大通りに近づくと活気ある商店街に変わりました
お昼時。近隣のオフィスビルから出てくる人たちで賑わっています。 -
今日は何食べよ?
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マンゴスチンの季節がやってきた
果物の女王様。王様よりエライかもしれない。
甘い蜜が滴るこの季節のマンゴスチンは違います。 -
The Lighthouse Sathorn
こんなところにショッピングモールが。灯台が付いてる〜。
コンドミニアムに併設された小さなモールで、レストランやスーパーTopsが入っていました。
http://www.bangkokpost.com/property/4982_info_the-lighthouse-sathon.html
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Doi Chaangだ!
ガソリンスタンドで激甘コーヒーを飲んでいる場合じゃなかった…。残念ながらベツバラもスペース無し。 -
こんなおしゃれなティーハウスも
小さいながらなかなか良いお店が入っているようです。 -
Charoen Nakhon大通り沿いは古いものと新しいものが同居中
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高層ビルは川沿いの眺めのいい方向に建っています
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左の白いビルはペニンシュラホテル、右は乳児用粉ミルクの大手メーカーDumex Thaiのビル
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今年3月末にオープンしたばかりのショッピングモール Sena Fest
川を渡る高架橋の下を潜ると斬新なデザインのショッピングモールが登場。こちらも小さめのモールで謳い文句は「コミュニティ・モール」。トンブリーの新しい開発地区での中心地を目指しているそうです。 -
ヨットの帆かしら?と思ったら、後で広告を読むと木の葉型だそうです
光と風を多く取り入れ省エネを目指した建物。 -
ソフトオープンでした…
タイお得意のソフトオープン、別名見切り発車。半分ぐらいはまだ空いています。賑やかに揃うのは1年後ぐらいでしょう。 -
個性的な店揃い
メジャーなブランドショップはありませんが、1点ものらしい服を置くブティックや、エステサロン、そしてコミュニティ・モールにふさわしく各種幼児教室を集めた階もありました。 -
Villa Marketはちょっと高級
外国人客や高所得層を意識した品揃えのVillaですが、こちらの支店はVillaの中でも輸入品や高級食材の割合が多いようです。
続々と増える新しいコンドミニアムに入居してきた人たちがターゲットなのでしょう。 -
飲食店もあります
飲食店はチェーン展開している店が多いようです。和食率がここでも高い。 -
明るく気持ちのいいモールでした
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最上階からはクルン・トンブリー駅周辺が一望できます
4階建ての建物では低すぎて川までは見られませんが良い街の眺めです。
中央の白い高層ビルの右にアジアティックの観覧車が見えました。
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アジアティックの観覧車
タイ最大の観覧車だそうです。
タイでは博物館など外国人とタイ人の二重価格を設定することが多いのですが、ここも最初は分けたところ外国人ブロガーの批判から炎上、結局同一料金に落ち着いたようです。
まぁ外国人はどうであっても旅の思い出に乗りますから、取れるところから取るというのもアリかと思いますが…。 -
高層ビルと古い街並みの間にBTSが走っています
ビルが詰まっているのは川の東側。 -
手前はBTS高架橋とKrung Thonburi大通り、高層ビルの向こうはチャオプラヤー川
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そろそろ駅を目指しましょう
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大通りを戻るのもつまらないので、その間の路地 Charoen Nakhon Soi 16へ
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幼稚園がありました
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ひっそり解体中
古いアパートが並ぶ路地。このアパートは既に閉鎖されているようで、大きな工事の音が…。 -
内側から解体工事を進めていました
また新しいアパートを建て直すのかな? -
宝くじ売りのおじさんがご贔屓の家を回っています
どうやら決まったお宅に御用聞きをしている様子。あちこちの路地で何度も出くわしてはお互いににこっと。 -
この通りも数年後には変わっていくのかな
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なんとなく他所のお宅の敷地を抜けて大通りへ
大木には神様が宿るのでしょうか。お祀りされています。 -
クルン・トンブリー 一周完了
何にもないけど心が穏やかになる散歩道でした。 -
帰りのBTSはAEONカー
日本のイオングループです。 実はタイのクレジット会社で最大手。No.2はやはり日本のアコム(Easy Buy)だそうです。
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