富士宮旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2月に、休暇村のサイトで予約状況を見ていたら、春の大型連休直後の週末に、休暇村富士の空きがあったので、富士山を観に富士宮を訪れることにした。出発の時から空模様が怪しく、いつ雨が降ってもおかしくないような感じだったが、初日はなんとかもってくれて、立ち寄った富士山本宮浅間大社でも、白糸の滝でも、富士がその秀麗な姿を見せてくれた。そして、今回の旅では、浅間神社にあった湧玉池の美しさが一番心に残った。<br /><br />(2022.05.23投稿)

富士山を愛でる旅~富士浅間神社と白糸の滝~

161いいね!

2013/05/10 - 2013/05/11

8位(同エリア1019件中)

旅行記グループ 【駿河国】

6

40

旅猫

旅猫さん

2月に、休暇村のサイトで予約状況を見ていたら、春の大型連休直後の週末に、休暇村富士の空きがあったので、富士山を観に富士宮を訪れることにした。出発の時から空模様が怪しく、いつ雨が降ってもおかしくないような感じだったが、初日はなんとかもってくれて、立ち寄った富士山本宮浅間大社でも、白糸の滝でも、富士がその秀麗な姿を見せてくれた。そして、今回の旅では、浅間神社にあった湧玉池の美しさが一番心に残った。

(2022.05.23投稿)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
その他
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 東京駅を10時26分に出る『こだま647号』に乗車。平日とあって、車内は用務客の姿が多かった。そして、あっという間に熱海駅に到着。ここで11時38分発の東海道本線の普通列車に乗り換え、富士駅へと向かう。富士駅からは、12時19分発の電車に乗り、富士宮駅で降りた。

    東京駅を10時26分に出る『こだま647号』に乗車。平日とあって、車内は用務客の姿が多かった。そして、あっという間に熱海駅に到着。ここで11時38分発の東海道本線の普通列車に乗り換え、富士駅へと向かう。富士駅からは、12時19分発の電車に乗り、富士宮駅で降りた。

  • とりあえず、バス停で時間を確認した後、予定では明日寄る予定にしていた富士山本宮浅間大社へ行ってみることにする。明日、雨が降る可能性が高かったので、予定を変更したのである。そして、歩くこと10分ほどで鳥居が見えてきた。天気がいまひとつだったのでどうかなと思っていたが、鳥居の前からは、富士山が綺麗に見えていた。

    とりあえず、バス停で時間を確認した後、予定では明日寄る予定にしていた富士山本宮浅間大社へ行ってみることにする。明日、雨が降る可能性が高かったので、予定を変更したのである。そして、歩くこと10分ほどで鳥居が見えてきた。天気がいまひとつだったのでどうかなと思っていたが、鳥居の前からは、富士山が綺麗に見えていた。

  • 参道を歩いて行くと、騎馬武者の像があった。源頼朝に関係あるものだろうなと思って見てみると、やはり、この地で行われた富士の巻狩りの際、浅間大社に流鏑馬を奉納したことを記念したものであった。これが、流鏑馬の起源なのだそうだ。

    参道を歩いて行くと、騎馬武者の像があった。源頼朝に関係あるものだろうなと思って見てみると、やはり、この地で行われた富士の巻狩りの際、浅間大社に流鏑馬を奉納したことを記念したものであった。これが、流鏑馬の起源なのだそうだ。

  • 鳥居を潜り、参道を進むと楼門が見えてきた。富士山本宮浅間大社の社殿は、慶長9年(1604)に徳川家康によって造営されたもので、この楼門もそのひとつである。

    鳥居を潜り、参道を進むと楼門が見えてきた。富士山本宮浅間大社の社殿は、慶長9年(1604)に徳川家康によって造営されたもので、この楼門もそのひとつである。

  • その楼門の前の石段に、岩が置かれていた。鉾立石と呼ばれるもので、昔、大祭礼の折、山宮へのご神幸の際に鉾を立てた石だそうだ。

    その楼門の前の石段に、岩が置かれていた。鉾立石と呼ばれるもので、昔、大祭礼の折、山宮へのご神幸の際に鉾を立てた石だそうだ。

  • 楼門を入ると、最初に目に付いたのは大きな枝垂れ桜であった。花が終わっても存在感があり、開花期は見事な咲きっぷりであろう。何でも、武田信玄公お手植え桜の二代目らしい。

    楼門を入ると、最初に目に付いたのは大きな枝垂れ桜であった。花が終わっても存在感があり、開花期は見事な咲きっぷりであろう。何でも、武田信玄公お手植え桜の二代目らしい。

  • そして、拝殿で参拝。艶やかな朱色が、緑に映える。徳川家将軍家所縁なだけあり、朱色が深い。写真を撮っていると、団体客が着き、拝殿前は大混雑となった。

    そして、拝殿で参拝。艶やかな朱色が、緑に映える。徳川家将軍家所縁なだけあり、朱色が深い。写真を撮っていると、団体客が着き、拝殿前は大混雑となった。

  • 拝殿の横へ回ると本殿が見えた。この社の本殿は、二重の楼閣造りと言う珍しい様式で、浅間造りと呼ばれるものだそうだ。本殿が拝殿より高い位置にあるというのは普通だが、この規模と高さはなかなかない。本殿に祀られているのは、木花之佐久夜毘売命である。

    拝殿の横へ回ると本殿が見えた。この社の本殿は、二重の楼閣造りと言う珍しい様式で、浅間造りと呼ばれるものだそうだ。本殿が拝殿より高い位置にあるというのは普通だが、この規模と高さはなかなかない。本殿に祀られているのは、木花之佐久夜毘売命である。

  • 社殿に向かって右手に行くと、湧玉池という美しい湧水地があった。その池の水は、富士山の雪解け水が伏流水となって湧き出ているものだそうだ。池の畔には、水屋神社が祀られている。

    社殿に向かって右手に行くと、湧玉池という美しい湧水地があった。その池の水は、富士山の雪解け水が伏流水となって湧き出ているものだそうだ。池の畔には、水屋神社が祀られている。

  • 水屋神社の参道には、藤棚があり、白藤がちょうど見頃であった。その藤棚の下に御霊水があるのだが、どうも飲む気にはなれなかった。

    水屋神社の参道には、藤棚があり、白藤がちょうど見頃であった。その藤棚の下に御霊水があるのだが、どうも飲む気にはなれなかった。

  • そこに湧く水は、上高地の梓川に勝るとも劣らない透明度である。

    そこに湧く水は、上高地の梓川に勝るとも劣らない透明度である。

  • その澄んだ水の中には、水草が鮮やかな色で見えている。

    その澄んだ水の中には、水草が鮮やかな色で見えている。

  • 水が綺麗ということは、梅花藻に適しているということ。まだ少し早かったようだが、すでに花が咲き始めていた。

    水が綺麗ということは、梅花藻に適しているということ。まだ少し早かったようだが、すでに花が咲き始めていた。

  • この池は、至る所から水が湧き出していて、物凄い水量である。日本は水の国だと改めて感じさせてくれる風景だ。それにしても、なんと美しいことだろう。久しぶりに、心現れる風景に出会った。湧き出た水はひとつとなって流れだしている。その場所には、可愛い花が咲いていた。

    この池は、至る所から水が湧き出していて、物凄い水量である。日本は水の国だと改めて感じさせてくれる風景だ。それにしても、なんと美しいことだろう。久しぶりに、心現れる風景に出会った。湧き出た水はひとつとなって流れだしている。その場所には、可愛い花が咲いていた。

  • 本殿の裏手を回って拝殿の前へと戻り、もう一度社殿を観る。改めて観ると、やはり趣のある良い社だと感じた。

    本殿の裏手を回って拝殿の前へと戻り、もう一度社殿を観る。改めて観ると、やはり趣のある良い社だと感じた。

  • 参道を戻る途中で、休憩がてらにソフトクリームを食べる。朝霧高原の牛乳を使ったもので、なかなか美味しかった。

    参道を戻る途中で、休憩がてらにソフトクリームを食べる。朝霧高原の牛乳を使ったもので、なかなか美味しかった。

  • 富士宮の街中では、『富士山を世界遺産に』と書かれた旗を多く見かけた。今回の旅に出る直前に、世界遺産登録される可能性が高いことが報道されていたので、それより前に訪れることが出来て良かった。どうも、世界遺産登録と言うのは好きになれない。大好きな鎌倉が登録されなくて一安心である。

    富士宮の街中では、『富士山を世界遺産に』と書かれた旗を多く見かけた。今回の旅に出る直前に、世界遺産登録される可能性が高いことが報道されていたので、それより前に訪れることが出来て良かった。どうも、世界遺産登録と言うのは好きになれない。大好きな鎌倉が登録されなくて一安心である。

  • 浅間大社近くの神田通りバス停から、富士急静岡バスの足形行に乗り、白糸の滝へと向かうことにする。バスは、13時53分にやって来た。富士宮の市街地を抜けると車窓には富士山が見えて来た。そして、30分ほどで白糸滝バス停に到着。降りてみると、そこは寂れた感じの駐車場である。車は一台も停まっていなかった。とりあえず、バス停の手前で車窓に見えた藤の花を観るために、少し戻ったところにある権現橋へと向かった。

    浅間大社近くの神田通りバス停から、富士急静岡バスの足形行に乗り、白糸の滝へと向かうことにする。バスは、13時53分にやって来た。富士宮の市街地を抜けると車窓には富士山が見えて来た。そして、30分ほどで白糸滝バス停に到着。降りてみると、そこは寂れた感じの駐車場である。車は一台も停まっていなかった。とりあえず、バス停の手前で車窓に見えた藤の花を観るために、少し戻ったところにある権現橋へと向かった。

  • 橋の上から見ると、下を流れる芝川の支流に覆いかぶさるように生えている樹に、山藤がびっしりと咲いていた。藤の花は好きだが、やはり自然に咲いている藤は美しい。5月下旬に訪れた那須高原でも、至るところに咲いていて、それは素晴らしかった。山桜が終わった春の山で、次に目を楽しませてくれるのが山藤である。新緑の緑に、淡い紫色の花が彩りを添えてくれる。藤の花の向こうには、少し雲が掛かってしまった富士山の雄姿も見えていた。

    橋の上から見ると、下を流れる芝川の支流に覆いかぶさるように生えている樹に、山藤がびっしりと咲いていた。藤の花は好きだが、やはり自然に咲いている藤は美しい。5月下旬に訪れた那須高原でも、至るところに咲いていて、それは素晴らしかった。山桜が終わった春の山で、次に目を楽しませてくれるのが山藤である。新緑の緑に、淡い紫色の花が彩りを添えてくれる。藤の花の向こうには、少し雲が掛かってしまった富士山の雄姿も見えていた。

  • 駐車場へ戻り、白糸の滝近見の看板に従って歩いて行くと、手前にお鬢水と言うものがあった。富士山の伏流水で、忍野八海のような神秘的な雰囲気のある湧水であった。説明版によると、源頼朝がこの地で巻狩りを行った際、ほつれた鬢を、この水面に映して撫でつけたということから名付けられたらしい。別名『鬢撫水』と呼ばれている。

    駐車場へ戻り、白糸の滝近見の看板に従って歩いて行くと、手前にお鬢水と言うものがあった。富士山の伏流水で、忍野八海のような神秘的な雰囲気のある湧水であった。説明版によると、源頼朝がこの地で巻狩りを行った際、ほつれた鬢を、この水面に映して撫でつけたということから名付けられたらしい。別名『鬢撫水』と呼ばれている。

    お鬢水 名所・史跡

    源頼朝所縁の湧水 by 旅猫さん
  • さて白糸の滝はと思えば、何と滝へ降りる道は工事中で立ち入り禁止であった。展望所のような場所があったが、一部が下の方に見えるだけであった。がっかりして戻り、とりあえず食事でもして時間を潰そうかと権現橋を渡って歩いて行くと、そちら側の方が色々と店もあり、白糸の滝へも行けるようだ。つまり、手前の権現橋バス停が白糸の滝の最寄りバス停であったのだ。

    さて白糸の滝はと思えば、何と滝へ降りる道は工事中で立ち入り禁止であった。展望所のような場所があったが、一部が下の方に見えるだけであった。がっかりして戻り、とりあえず食事でもして時間を潰そうかと権現橋を渡って歩いて行くと、そちら側の方が色々と店もあり、白糸の滝へも行けるようだ。つまり、手前の権現橋バス停が白糸の滝の最寄りバス停であったのだ。

    白糸の滝 自然・景勝地

  • 土産物屋が建ち並ぶ道を歩いて行くと、途中で音止の滝が現れた。芝川本流にある落差25mの滝である。水量が豊富で豪快な滝であった。名の由来は、富士の巻狩りの際、曾我祐成・時致兄弟が、父の仇である工藤祐経を討つための密議をしていたところ、この滝の音が煩かったので神に念じたところ、滝の音が止んだと云う伝説に基づくそうだ。ちなみに、この時討たれた工藤祐経の子孫が、後の日向国の戦国大名伊東氏である。

    土産物屋が建ち並ぶ道を歩いて行くと、途中で音止の滝が現れた。芝川本流にある落差25mの滝である。水量が豊富で豪快な滝であった。名の由来は、富士の巻狩りの際、曾我祐成・時致兄弟が、父の仇である工藤祐経を討つための密議をしていたところ、この滝の音が煩かったので神に念じたところ、滝の音が止んだと云う伝説に基づくそうだ。ちなみに、この時討たれた工藤祐経の子孫が、後の日向国の戦国大名伊東氏である。

  • 肝心の白糸の滝の方はと言うと、こちらも工事中で近寄れず、観ることが出来たのは一部だけだった。白糸の滝は、富士山の雪解け水が伏流水となり、水を通す新富士火山層と水を通さない古富士火山層の境目から湧き出したものである。高さは20mで、幅は150mもあるが、水量は少なく優しい感じの滝だ。ちなみに、一番水量の多い部分は芝川支流の流れである。

    肝心の白糸の滝の方はと言うと、こちらも工事中で近寄れず、観ることが出来たのは一部だけだった。白糸の滝は、富士山の雪解け水が伏流水となり、水を通す新富士火山層と水を通さない古富士火山層の境目から湧き出したものである。高さは20mで、幅は150mもあるが、水量は少なく優しい感じの滝だ。ちなみに、一番水量の多い部分は芝川支流の流れである。

  • 別の場所から、音止めの滝も眺めることが出来た。先ほどの場所よりも、こちらのほうが見応えがある。まわりの木々の新緑にも映えていた。

    別の場所から、音止めの滝も眺めることが出来た。先ほどの場所よりも、こちらのほうが見応えがある。まわりの木々の新緑にも映えていた。

  • 土産物街まで戻ってくると、名物の『富士宮やきそば』(630円)が目に付いたので、そこで遅い昼食を食べることにした。を。その麺は、指定4麺の中の曽我めんで、肉かすはあまり入っていなかった。特徴である削り粉が、味を印象付けている。正直、美味しかった。

    土産物街まで戻ってくると、名物の『富士宮やきそば』(630円)が目に付いたので、そこで遅い昼食を食べることにした。を。その麺は、指定4麺の中の曽我めんで、肉かすはあまり入っていなかった。特徴である削り粉が、味を印象付けている。正直、美味しかった。

    平石屋 グルメ・レストラン

  • バス停へ戻る途中で、富士山が観えた。微妙な天気ではあるが、何とかまだ姿を見せてくれている。ただ、今年は少し雪が少ないようである。

    バス停へ戻る途中で、富士山が観えた。微妙な天気ではあるが、何とかまだ姿を見せてくれている。ただ、今年は少し雪が少ないようである。

  • 権現橋バス停でバスを待つ。15時40分発の休暇村富士行のバスは、4分ほど遅れてやって来た。行き先表示は、なぜか田貫湖である。そして、15分ほどバスに揺られると、終点の休暇村に到着した。

    権現橋バス停でバスを待つ。15時40分発の休暇村富士行のバスは、4分ほど遅れてやって来た。行き先表示は、なぜか田貫湖である。そして、15分ほどバスに揺られると、終点の休暇村に到着した。

  • 部屋に入り、障子を開けると、目の前には富士山が裾野を広げていた。今回通された部屋は最上階で、しかも田貫湖と富士山が正面に望める良い場所だった。これは贅沢である。ただ、晴れていないのが残念であった。

    部屋に入り、障子を開けると、目の前には富士山が裾野を広げていた。今回通された部屋は最上階で、しかも田貫湖と富士山が正面に望める良い場所だった。これは贅沢である。ただ、晴れていないのが残念であった。

    休暇村 富士 宿・ホテル

    富士を望む静かな宿 by 旅猫さん
  • 少し休憩した後、外の展望デッキへ出てみる。数名の先客がいたが、それでも静かである。おかげで、ゆっくりと富士山を眺められた。

    少し休憩した後、外の展望デッキへ出てみる。数名の先客がいたが、それでも静かである。おかげで、ゆっくりと富士山を眺められた。

  • 富士山は、形があまりにも安定していて、どちらかと言えば個性的な山では無い。しかし、その美しい山容は、やはり日本人の心を捉えて離さない。個人的には、やはり観る山であり、登る山では無い。

    富士山は、形があまりにも安定していて、どちらかと言えば個性的な山では無い。しかし、その美しい山容は、やはり日本人の心を捉えて離さない。個人的には、やはり観る山であり、登る山では無い。

  • 展望デッキで眺めを堪能した後、湖畔に造られた遊歩道を少し歩いてみることにする。遊歩道へ出る手前で、ミツガシワの白い華を見つけた。

    展望デッキで眺めを堪能した後、湖畔に造られた遊歩道を少し歩いてみることにする。遊歩道へ出る手前で、ミツガシワの白い華を見つけた。

  • 金曜日とは言え、あまりにも人が少なく、遊歩道ではほとんど人に会わなかった。途中からは、貸切状態で富士山を満喫。この日は風も穏やかで、田貫湖の湖面には、富士山が映り込んでいた。

    金曜日とは言え、あまりにも人が少なく、遊歩道ではほとんど人に会わなかった。途中からは、貸切状態で富士山を満喫。この日は風も穏やかで、田貫湖の湖面には、富士山が映り込んでいた。

  • 遊歩道の脇では、小さなスミレも咲いていた。

    遊歩道の脇では、小さなスミレも咲いていた。

  • 湖の周囲は新緑に彩られている。湖面には、対岸の森の緑が映り込み、とても綺麗であった。

    湖の周囲は新緑に彩られている。湖面には、対岸の森の緑が映り込み、とても綺麗であった。

  • 今回利用した休暇村富士は、田貫湖の畔に建っている。周囲は森と山でとても静かであり、環境もなかなかである。夕食前に一風呂浴びたいので、散策を切り上げて宿へと戻った。風呂は、一応温泉である。『富士山恵みの湯』という名称で、泉質はアルカリ性単純泉だが、加水・加温・循環ろ過式で無色透明なので、銭湯に入っている感じである。ただ、富士山が本物であるのが大きな違いだ。

    今回利用した休暇村富士は、田貫湖の畔に建っている。周囲は森と山でとても静かであり、環境もなかなかである。夕食前に一風呂浴びたいので、散策を切り上げて宿へと戻った。風呂は、一応温泉である。『富士山恵みの湯』という名称で、泉質はアルカリ性単純泉だが、加水・加温・循環ろ過式で無色透明なので、銭湯に入っている感じである。ただ、富士山が本物であるのが大きな違いだ。

  • 夕食は、バイキングである。しかし、これまで泊まった休暇村の中では、群を抜く品数であった。味も悪くはなく、これは良かった。お酒は控えめにして、近くの御殿場高原ビールの季節限定『新緑』を頂いた。味は、5月らしい爽やかな飲み口であった。

    夕食は、バイキングである。しかし、これまで泊まった休暇村の中では、群を抜く品数であった。味も悪くはなく、これは良かった。お酒は控えめにして、近くの御殿場高原ビールの季節限定『新緑』を頂いた。味は、5月らしい爽やかな飲み口であった。

  • 翌朝、晴れを期待して窓を開けたが、悲しいことに雨が降っていた。富士山も見えず、がっかりである。しかし、田貫湖は昨日よりも趣のある姿をしていた。

    翌朝、晴れを期待して窓を開けたが、悲しいことに雨が降っていた。富士山も見えず、がっかりである。しかし、田貫湖は昨日よりも趣のある姿をしていた。

  • 始発のバスは10時07分まで無いので、宿でのんびり寛ぐ。1階にあったティーラウンジに、静岡茶のソフトクリームがあるというので、朝風呂の後で食べてみた。緑茶の香りがする、抹茶とは違った美味しさであった。

    始発のバスは10時07分まで無いので、宿でのんびり寛ぐ。1階にあったティーラウンジに、静岡茶のソフトクリームがあるというので、朝風呂の後で食べてみた。緑茶の香りがする、抹茶とは違った美味しさであった。

  • そして、バスの時間となった。まるで、宿の送迎バスのように路線バスが車寄せまで入って来るので不思議な感じである。富士宮駅に着くと、さらに雨脚が強くなり、予定していた沼津御用邸記念公園へ立ち寄るのを諦め、そのまま帰ることにした。

    そして、バスの時間となった。まるで、宿の送迎バスのように路線バスが車寄せまで入って来るので不思議な感じである。富士宮駅に着くと、さらに雨脚が強くなり、予定していた沼津御用邸記念公園へ立ち寄るのを諦め、そのまま帰ることにした。

  • 11時03分発の列車で富士駅へ出て、11時32分発の東海道本線の普通列車に乗り換え沼津駅へ向かう。沼津駅からは、12時01分発の熱海行に乗り換えが、熱海駅での接続が悪く、25分待ち、12時45分発の東京行に乗り込んだ。小田原駅で湘南新宿ラインに接続すれば良いと思っていたが、結局平塚駅で接続。13時45分発の籠原行に乗り、今回の旅を終えた。雨に祟られた旅だったが、富士山を見ることができたので良しとしよう。

    11時03分発の列車で富士駅へ出て、11時32分発の東海道本線の普通列車に乗り換え沼津駅へ向かう。沼津駅からは、12時01分発の熱海行に乗り換えが、熱海駅での接続が悪く、25分待ち、12時45分発の東京行に乗り込んだ。小田原駅で湘南新宿ラインに接続すれば良いと思っていたが、結局平塚駅で接続。13時45分発の籠原行に乗り、今回の旅を終えた。雨に祟られた旅だったが、富士山を見ることができたので良しとしよう。

161いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (6)

開く

閉じる

  • akicさん 2013/07/24 10:53:56
    私もいつも雨なんです・・
    こんにちは!
    GW富士山の旅、いいですね〜
    まだ世界遺産登録も決まってないしいい時期でしたね!
    今ではもう、お祭り騒ぎみたいで…

    私も、富士山周辺に旅行を企画すると
    必ず天気が悪いのです…
    くっきり綺麗な〜って間近ではあまり見たことがないですね。

    旅猫さんは曇りでも、こんな綺麗な景色見れたなら
    元取ったと言えるでしょう!!いいなぁ〜
    白糸の滝は工事中とは(T_T)
    でももう一つの滝もかなりの見応えで☆
    そして富士宮焼きそば♪食べてみたいな〜

    登山とまでは思わないけど
    忍野八海とかまた訪れたいと思うのですが、
    もう観光客凄いんでしょうね〜
    落ち着くのを待つか…

    またお邪魔いたします〜

    akic

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/07/25 20:43:04
    RE: 私もいつも雨なんです・・
    akicさん、こんばんは。
    お久しぶりです。
    コメント、ありがとうございます!

    宿を半年も前に取っていたので、まさか富士山が世界遺産に登録されるとは思いもよらず。
    おかげで、静かなうちに富士山を堪能できました。
    晴れていれば、もっと良かったのですが。
    白糸の滝も残念でした。
    また、ほとぼりが冷めた頃に訪れたいと思います。

    富士山って、見たいときには見えないものですよね。
    職場からも見えるのですが、旅先では見られないことが結構あります。

    忍野八海、むか〜し行きました。
    今は、大混雑じゃないでしょうか。
    旅猫
  • hot chocolateさん 2013/06/18 21:18:24
    Mt.Fuji♪
    旅猫さま、こんばんは〜

    富士山の頂上の姿は、見る方角によって違いますね。

    この写真は、頂上の右側の標高が高いと思いますが、一度、そちら側が正面になるところに行ったことがありますが、
    今まで見ていた富士山とは全く違って、男性的な力強さを感じる富士山だったので、
    カルチャー・ショックを受けたことがあります。
    いつもは、箱根の方から優しい姿を多く見ていたので・・・

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/06/18 22:39:20
    RE: Mt.Fuji♪
    hot chocoさん、こんばんは!
    いつもありがとうございます。

    > 富士山の頂上の姿は、見る方角によって違いますね。
    確かにそうですよね。
    この角度だと、大沢崩れが目の前に見えるので、独特かもしれません。
    山梨側から見ることが多いのですが、どこから見るのが綺麗かは、好みかもしれませんね。

    箱根からというと神奈川県側からですね。
    芦ノ湖から見る富士山は確かに綺麗ですね。
    私は、結構新宿から見る富士山が好きです(笑)

    旅猫

  • rupannさん 2013/06/12 22:25:49
    富士山を独り占め♪
    いいなぁ〜

    関西の私には富士山は憧れです〜
    河津桜を見に行った時は雨で
    翌日もイマイチで富士山は見えず
    帰りの電車の車窓からやっと見えて
    電車の窓に張り付いてたのは私だけだった...(笑)

    富士山もよいけど
    この水鏡の写真好きです♪

    おやすみなさぁ〜ぃ rupann♪

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/06/16 08:24:23
    RE: 富士山を独り占め♪
    rupannさん、おはようございます!
    お返事が遅くなりすみませんでした。

    富士山は、関西では遠い存在なのでしょうか?
    関東南部からは、晴れていればいつも見えているので、
    実はそれほどありがたくなかったりもします(^^;
    何せ、職場のエレベーターホールからも見えますので(笑)

    それでも、やはり旅先で見えないとがっかり。
    晴れて、くっきり見えると得した気分になりますね。

    > この水鏡の写真好きです♪
    ありがとうございます!
    晴れていれば、もっと緑が綺麗に映り込んだでしょうね。

    旅猫

旅猫さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP