2013/02/15 - 2013/02/17
40365位(同エリア59212件中)
いだてんさん
寒い季節に寒いところへ行くのは苦手な意識がありましたが、流氷を見に真冬のオホーツク海へ行くことにしました。
2泊3日の旅行は、複数の旅行会社でほぼ同じツアーがありましたが、出発が羽田午前11時頃、帰りが現地発17時頃でそれぞれ直行便の可能性が高く時間が有効に使えそうなので、阪急トラピクスに決めました。
初日は、羽田空港から稚内空港。到着後、宗谷岬などを観光して稚内近辺のホテル。
2日目は稚内からオホーツク海沿いに南下し、クッチャロ湖~紋別~網走~ウトロ(知床)で宿泊
3日目はウトロ~斜里~(ノロッコ号)~北浜~阿寒湖~釧路空港
2日目はバスで約400キロ移動するという、ハードな旅程となっています。
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羽田空港には、バッテリートラブブルで運行停止になっている
B787が出番を待つかのように並んでいた。 -
稚内空港着陸直前、オホーツク海に流氷が見えてきた。
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稚内港にある『稚内港北防波堤ドーム』
防波堤としての役割と桟橋から駅までの乗り換え通路を兼用している。
1931年(昭和6年)から5年間をかけて建設された。 -
強風と荒波を防ぐ全長427mの半アーチ形ドームは、円柱70本の柱廊風のゴシック建築風のデザインとなっている。
80年以上も前に建造されたとは思いもしなかった。 -
北海道最北端の地、宗谷岬は寒々しい感じがする。
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『宗谷岬』の歌詞が書かれた石碑が立っている。
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16時頃だというのに、宗谷岬のお店は閉店していた。
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稚内空港と稚内市内との中間にあるホテルが、宿泊場所となった。
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2大カニを食する旅とのキャッチフレーズどおり、毛蟹とズワイ蟹が出てきた。
サイズは小ぶりだが、美味しい! -
2日目の朝、長距離の観光バスは、真紅の鮮やかなボディだった。
一日で、稚内からウトロまで約400キロ走行することになる。 -
朝は雪模様だったが、時間が経つにつれて天候が回復してきた。
視界も良くすれ違う車も少なく順調にバスは国道238号を進む。 -
猿払付近で、網走まで283キロの標示があった。
ウトロは更に70キロほど先になる。 -
クッチャロ湖は吹雪状態だった。
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凍結していない水面には、コハクチョウやカモがところ狭しと餌をついばんでいた。
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稚内と網走の中間付近にある雄武町。
道の駅が設置されている。 -
道の駅に20mほどの展望台があったので昇ってみた。
天候が回復しており、オホーツク海には流氷が浮かんでいる。 -
網走へと続く国道238号もくっきりと遠くまで見える。
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ようやく紋別に着いた。
ここで流氷線ガリンコ号に乗る。
港から45分以内のところに流氷があれば、そこまで行くが、流氷がないときは、紋別港をクルージングするとのことだった。
本日は流氷が来ているので、見ることができる。 -
15分ほどで流氷が見えてきた。
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船は流氷に突き進む。
海上の風はこの上なく冷たい!!
手袋を脱ぐともの凄く冷たく、素手のままでは10秒とはもたない冷たさだ。 -
流氷は小さいが、船を乗り上げて氷を悪時は、それなりの衝撃があった。
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午後は好天に恵まれ、遠景が見える。
この付近は直線道路が多い。
一路、宿泊地へと向かう。 -
約400キロの旅程であったが、ようやくウトロのホテル『北こぶし』に到着した。
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右側に設置されているのは、吹雪対策の防雪フェンス。
吹溜まりになりやすい箇所に設置されていた。 -
釧網線の知床斜里駅に着いた。
ここからストーブ列車のノロッコ号に乗る。 -
ノロッコ号がホームに入ってきた。
乗車料金もツアーに含まれている。
もともとリーズナブルなツアーなのに、こういうところまで料金に含まれているるというのは感激。 -
車内はかなり無骨な造りとなっている。
天井の鉄骨材がむき出しになっているのが何とも言えない。
左の奥には売店があり、おばちゃんが一人で販売していた。
外は吹雪いていたが、車窓からオホーツク海が見えた。 -
車内にはストーブが置かれていた。
ストーブから離れた位置は少し寒かったが、火が見えるだけで心持ち暖かくなる。 -
吹雪の車窓から、オホーツク海が垣間見える。
奥に白く見えるのが流氷。 -
ノロッコ号は小一時間ほどで北浜駅に着いた。
乗降客のほとんどが降りたので、ホームは人でごった返していた。 -
北浜駅の正面。
赤い郵便ポストが白い雪の中で一段と目立って見える。 -
網走と斜里町の間にある濤沸湖。
オホーツク海はすぐ先にある。 -
こんな極寒と思われるところなのに、カモや白鳥が我が物顔を泳いでいた。
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網走市の南西側にある天都山。
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山頂には、オホーツク流氷館や天都山展望台がある。
展望台からは、網走市内や周辺の山々が見渡せる。 -
網走刑務所を見下ろすことができる。
右側奥の建物一帯が刑務所内で、その手前にある赤く連続しているのが塀。 -
網走から阿寒湖へと向かう。
晴れているので直線先まで見えるが、吹雪いていると、すぐ通行止めになりそうだ。 -
国道241号を阿寒湖へと向かう。
7kmの表示が出ている。 -
阿寒湖に着いたが、湖面は雪景色。
ワカサギ釣りなどが行われていた。
湖面にはプレハブの建物、ビニールハウス、駐車場まであった。 -
阿寒町タンチョウ観察センターに着いた。
ここで、タンチョウ鶴の姿を見るとこができる。 -
いた、いた!!
絵になりそうな鶴たちが餌を掻い摘んでいる。 -
白と黒のツートンのシンプルな出で立ちが、優雅に見える。
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ようやく、丹頂釧路空港に到着した。
稚内からオホーツク海を見ながら紋別を経由してウトロで泊まり、斜里や阿寒湖を経由での長いバス旅行であった。
特別寒いこともなく、吹雪もたいしたことなく、天候にも何とか恵まれての旅だった。
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