ＥＣＯ旅　春の羊蹄山麓をうろうろグルっと一周

2013/05/24 - 2013/05/25

春の羊蹄山麓をグルっと一周ドライブです。
北海道の今年の春の訪れは平年より約１０日ほど遅いようで、５月も下旬なんですがまだ桜も咲いてます。
羊蹄山麓もスカッと広々した北の大地が広がっていました。
ここにも富良野や美瑛に劣らない風景があります。
特にニセコの羊蹄山麓側には広大で、のんびりした風景がこれでもかと広がっています。お天気も良かったのでお気に入りの写真も撮れました。
今回も往復ＬＣＣ利用、お泊りはゲストハウスではなくて普通の温泉旅館に泊まりました。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JRローカル 徒歩 ジェットスター バニラエア
• 旅行の手配内容: 個別手配

エアアジアの成田発札幌行き一番便は成田を0725に出発します。よって成田に6時30分頃に着いている必要がありますので、自宅最寄りの駅の始発電車に乗って京成線各停に１時間超揺られて何とか0640にエアアジア「のりば」に到着、無事定刻出発のJW8521に乗れました。機内は50％程度の「入り」です。料金も５千円未満であり、9時過ぎには千歳に着きますのでこの便は使えます。

磐梯山、恐山、室蘭の近くを飛んで無事北海道へと。

今回のお足は日産のモコ、一人なのでＫカーです。そこそこ走りますし、燃費も20Km/Lは出ていました。

千歳から支笏湖方面へと進みます。支笏湖は３０年ぶりです。

支笏湖周辺の直線ダート道をぶっ飛ばして日頃のストレス解消です。支笏湖は軽く流して早く羊蹄山を拝みたいと思ってましたが、やはり真っ青な湖面を見るとワクワクして結構無駄な時間を潰してしまいました。

美笛峠にはまだ大量の雪が残ってました。道路は完全にドライで通行に全く問題なし。

喜茂別町に入った当たりから羊蹄山が見え隠れして来ました。尻別川の橋を渡ったところでようやくくっきりと羊蹄山が見えました。雪を頂いた羊蹄山は神々しくもありました。

さらに喜茂別町の中に入るとこんどは左手に羊蹄山と同じ形をした（富士山型ですね。）尻別岳が大きく見えてきます。

1900ｍ近い羊蹄山に比べて尻別岳は1100ｍほどなんですが近くで見るとスッキリした三角錐の山です。この山の麓にルスツリゾートがあったのですね。スキー場の名前くらいは知ってましたがこんなところにあるとは知りませんでした。ここら辺りには似つかわしくない高層ビルのホテルが目立っていました。

開拓者の跡継ぎがいなかったのか、廃屋が崩れておりました。こういう風景も北海道らしいです。

尻別岳の真横を通りぬけ、ルスツリゾートの前を通って真狩村に抜けると羊蹄山が迫ってきました。真っ直ぐに羊蹄山に向かって伸びる道です。

こぶしの花も見頃でした。

真狩村でもうねった農場が広がっています。耕して鋤を入れ、これから種まきなんでしょうか。

真狩村を抜け、ニセコ町に入ると観光施設っぽいところが出てきます。有名なパン屋さんである「奥土農場」に寄ってライ麦パンや開拓者のパンを買い込みます。今回のおみやげは結局このパンだけになってしまいました。

ニセコの中心地と言っても広大な畑のあるところですが、有島というところに来ました。その丘の一つに桜の木が植えられていて、ニセコ千本桜となっています。

桜の花がほぼ満開、羊蹄山と並んで絶景です。

有島農場跡地の有島記念館に来ました。作家の有島武郎が所有していた農場を解放（小作人に譲渡）した場所です。周囲は今も農場です。

白樺の木にも花が咲いていました。毛虫のような花でした。北海道では白樺の花による花粉症があるらしく、まさに今がそのシーズンらしいです。

羊蹄山麓を下り、尻別川を渡りアンヌプリ山麓の東山へ向かいます。ここには二本のサクランボの木が並んでたっており絶景、すなわち絶好の被写体となっております。

上の写真と同じものですが現像条件を変えて芸術作品らしくしております。お天気が良くて最高、アマチュアカメラマンの方も来ております。その中のひとりの方とお話をしましたが、これだけ晴れるのは本当に久しぶりで羊蹄山がこれだけきれいに見えるのはこの春ではそんなになかったとのこと。いいタイミングで来れました。

角度を変えて撮影してみます。

さらに撮影します。この二本のさくらんぼの木ですが、ニセコ町のWebでも紹介されている有名なスポットです。

これでもかと撮影します。まぁ、デジカメなんでいくら撮ってもお金がかからないんですが。だって、絵になるんですもの。

撮影しまくりで喉も乾いたので東山スキー場にある「フロマージュ」でダブルチーズソフトクリームを食べます。観光地によくあるソフトクリーム屋さんだろうと思って行きましたが、その実はチーズ屋さんでした。店内はチーズの香りが漂い、お店の方（ご夫婦でやっておられるようでした。）はチーズの仕込みに忙しそうでした。さすがチーズ屋さん、ソフトクリームも絶品でした。

比羅夫スキー場を通り倶知安の街なか手前で曲がり羊蹄山一周を続けます。倶知安側も雄大な景色が広がっております。

真っ直ぐな一本道を快適に飛ばして京極町に入ると羊蹄山の雪解け水が湧き出る泉に出ます。ここは観光地化されており大型バスも停まってます。坂を下って湧水地に行くと大量の水が湧き出ております。飲んでみるととても冷たく無味無臭のまろやかな水でした。

再び喜茂別町に戻ってきて、ルスツリゾートの前を通り今回の羊蹄山一周も終了です。とても良いお天気に恵まれていい写真もたくさん撮れました。
この後本日のお宿、洞爺湖温泉に向かいます。