2013/05/03 - 2013/05/03
354位(同エリア1445件中)
れいろんさん
彫刻って芸術、普段あんまり縁がありません。(特に私は。)
古代ギリシャミロのビーナス、ミケランジェロのダビデ、ロダンの考える人・・・
そうそう、最近はベルニーニの聖女テレサの法悦も有名だね。
でも、身近に・・・というと、高村光太郎の乙女の像@十和田湖畔、札幌のクラーク像(by坂坦道)…くらいかな?
日本の場合、どうしても現代彫刻が主流じゃないですか?
箱根彫刻の森も、美ヶ原野外美術館も。
ローマ市内では、そこここで、ルネッサンス期の美しい彫刻を見ることができました。
この日はその「基」になり、それを凌ぐ彫刻群を目にして圧倒されちゃいました。
好き嫌いはあるにせよ、古代ギリシャ、ローマの彫刻は「超ヤバい」です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
おはようございます。
ガレリアに面したお部屋での一夜は・・・ -
なんというか・・・
のいじー(るいどっそ)でした。 -
ガレリアの中は、夜も明かりが点いているために、少年・少女達の遊び場になっちゃうようです。
「不良が集まって来て、治安が悪い」というのではないのですが、ウルサイです。
煩いんだよ! ナポリのこぞう!(再び)です。 -
まあ、そうは言っても、私の場合「眠れない」といことはありません。
煩いなぁ〜と思いつつ、ぐっすり休みました。
今日はまず、国立考古学博物館に行きます。 -
歩いて行くこともできますが、すこし距離があります。
そこで、ケーブルカー中央線と地下鉄1号線を利用します。
この写真はPiazza Fuga駅から、地下鉄のPiazza Vanvitelli駅に向かう長〜い地下通路です。 -
Piazza Vanvitelli駅の改札付近です。
多くの人達が利用する路線なんですね。 -
改札を通ってから、ホームまでどんどん降ります。
ブルーのライトがモダンな雰囲気。 -
反対側のホームに電車が入ってきました。
-
私達の乗車する電車も到着。
車内で演奏する「大道芸」の人がいる車両に乗ってしまった・・・
混んでいるのに、その大音量はどうにかならないのかなぁ。
ナポリ・・・煩い街です。 -
→考古学博物館
の案内に従って出た所に、ラオコーンの像がありました。 -
ここが考古学博物館の入口なのかな?
ガイドブックで見た重厚な建物と違うみたい・・・。
やっぱり違いました。
入って行ったら「博物館じゃなくて、陶器のなんちゃら」だと説明されました。 -
本当の博物館は、地上に出て右折した所にありました。
(外観の写真がなくて残念です。)
アルテカードで入場しました。
入口から延びるホールの奥に上階へのぼる階段が見えます。 -
でも、まず、右側の展示室から順路に従ってみていきましょう。
ファルネーゼ家のコレクション。
古代ギリシア、ローマ時代の大理石彫刻。ものすごい数です。
「暴君誅殺」
僭主ヒッパルコスを暗殺した二人の青年像。
これはローマ時代の作品。
オリジナルは古代ギリシャのアテネで紀元前6世紀に作られたものだとか。
そのオリジナルはペルシャへ持ち去られ、その後、紀元前3世紀にアレクサンダー大王が東方遠征の時にギリシャに持ち帰ったとか。
ホントかなぁ。壮大な話ですね。 -
これは、きっとバッカスですね。
右手に葡萄。
左手の杯には、葡萄酒が入っているに違いないですね。 -
この赤い彫刻。
クレタ島で産出する赤い大理石で作られたもの。
本当に赤いです。 -
アルテミス像。
ギリシア神話によると、アルテミスは、ゼウスとレートーの娘でアポローンの双子の兄妹で、狩猟・純潔の女神。(のちに月の女神にもなる。)
画姿を見ると、少女のような美しい神です。 -
でも、このアルテミスは、小アジアの諸都市、
中でもトルコのエフェソス(ギリシャ読みでエペソス)で、
人々の信仰を集めていた、
豊穣や多産の女神としてのアルテミスなんでしょうね。 -
ブロンズの部分は19世紀に再現されたのだとか。
そんな雰囲気は感じられません。
すっかり一体となっています。 -
圧倒される美しさ。
神々しいです。 -
その他の彫刻も「見応え」があります。
花冠をかぶった女性。 -
ハープ(?)をつま弾く青年。
夜になったら動き出すのでは? -
綺麗なお姉さん
??? -
なんで「顔」を持っているのだろう。
う〜ん、凄い!
昔の言葉で「ヤバい」です。 -
色大理石がリアルな質感です。
-
犬だ。
-
犬たちだぁ〜。
-
衣は灰色の大理石、体は白い大理石。
どうやって掘られたんだろう。
継いだのかしら。 -
ファルネーゼ家のヘラクレス像
16世紀にローマのカラカラ浴場で発掘されたもの。
オリジナルは古代ギリシャの彫刻家リュシッポスの作品。
これはローマ時代に模刻らしいです。 -
神様なのに、とても人間くさい。
これが、ギリシャの神々の魅力なのでしょう。
疲れた背中です。 -
これは、アクセサリーなのでしょうか?
輝石やガラスに繊細な「絵」が掘られています。 -
このような繊細な宝飾は「東洋」っぽいと感じてしまいますが。
-
色もとっても綺麗!
どれでもいいから一つ欲しいです。 -
「ファルネーゼの皿」
なんと、古代エジプトの物だとか!
31年頃にアウグストゥス帝が持ち帰ったとか。
エジプトって盗られまくり・・・ -
紀元前2世紀の「プトレマイオス王朝の礼賛」が刻まれている。
(ガイドブックより) -
裏側です。
-
これは・・・知ってるぞ!
やはり「二ケ」像でした。
今にも飛び立つようなポーズ。
こんなに多くの部分が欠けていても「NIKE」って判るって凄い!! -
ブルータスの胸像。
-
こちらは「カエサル(シーザー)」
-
展示室という展示室、そして廊下にも・・・・。
ちょっと休んでいるような「人達」で溢れています。
夜になったら歩きだすのじゃないだろうか?
この場所で、一人きりで、夜を過ごさなくちゃならないとしたら・・・
と、考えるのも怖いよぉ。 -
石棺とその上に胸像。
衣装と顔の大理石の色が違うんです。 -
やっと、入口右手の展示を見終えました。
上階へ登る階段。
遠足の子供達が固まっているので、登るのは後回しにしましょうか? -
右に、この人。
-
左には、この人。
-
左側には中庭があり、
整理していない(?)大理石の彫刻がごろっと置かれています。
中庭の周囲の回廊部分(オープンエアのエリア)にも、
多数の彫刻が(あまり整理されずに、)置かれています。
騎馬像など大きな物もありました。 -
そして、こんなパフォーマンスをしているお姉さん達が!?
寝そべった姿から、軟体動物のように「くんにゃり」起き上って・・・
蛇かと思ったけれど、猫だな・・・おそらく。 -
さて、遠足組もいなくなったので、階段を上って中2階の部屋へ。
その部屋に一番見たかった物が展示されています。 -
ポンペイやエルコラーノからの発掘物です。
これは「猛犬注意」のモザイクの写真。
本物はポンペイの「詩人の家」の玄関にあります。
(ただし、犬の絵・・よく解りません。) -
屋外にあっては、劣化してしまうため、
壁画やモザイクが、集められ、ここに収蔵されています。 -
有名な「メメント・モリ」
古代ローマの死生観は、今の私達とは違う・・・。
これは、ちょっとメキシコのようですね。 -
水盤と水を飲む鳥たち。
下で猫が鳥を狙っていますね。 -
豪邸の一部が再現されています。
柱も、壁も、実に華美です。 -
そして、これは、豪邸中の豪邸=「牧神(Fauno)の家」から出土した「踊る牧神」(ブロンズ像)。
3日前にポンペイで会った人はレプリカ。
この人が本人です。 -
中庭に描かれていたモザイク画、「アレクサンダー大王の戦い」。オリジナルです。
ポンペイ遺跡には、オリジナルのあった所に、レプリカが展示されています。
紀元前333年のイッソスの戦いの様子を描いたもの。
愛馬ブケバロスにまたがった若きアレクサンダーVSアケメネス朝ペルシャ最後の王ダレイオス3世。(写真はダレイオス3世側だけですね。)
ここでアレクサンダーが負けていたら、昨年の秋にパキスタンで見学した都市遺跡シルカップ(紀元前2世紀頃にグレコ・バクトリア人によって建設)は存在していなかったし、フンザで出会った子供たち(「アレキサンダー東方遠征軍の末裔」という説あり。)の瞳も青くなかったかも?
旅行で訪問した場所が、地理的にはもちろん、歴史的にもつながっていくのは、大変面白いですね。 -
ポンペイ・エルコラーノの出土物を堪能し、3階へ登ります。
階段も美しいですね。 -
大きなホールに出ました。
(奥から入口を見ています。) -
ホールの窓から、外の●●通りを見たところ。
-
3階は絵画のフロア。
ポンペイやエルコラーノからの発掘された壁画が中心です。
この3枚が典型的なパターンです。
「ポンペイの赤」
「優しい色の風景や人物」
「黒が主体の画」
沢山展示されていますが、この1枚で代弁を。 -
絵画の展示のあとは、広いフロアに「ポンペイのジオラマ」。
良くできています。
広いフォロと、真直ぐ延びるアボンダンッツア通り。
そうそう、あそこ! ・・・歩いたよね。 -
牧神(Fauno)の家もわかりますねぇ。
-
次の展示室には、「青いガラスの壺」がありました。
白い装飾は、ブドウを収穫して、足で潰している画です。
ローマとワインは切っても切れない関係ですね。 -
美しいガラス器。
2000年前の物だなんて! -
エルコラーノ出土の「走者の像」(ブロンズ)。
2体あるようですが、1体は出張中でした。 -
アキレス像。
ポンペイなどからの出土物が見たくて訪れたのですが、
ギリシャ・ローマの活きているような彫刻群が強く印象に残りました。
お昼御飯に向かうのに、ちょうどいい時間のですが・・・
彫刻達の「気(パワー)」に圧倒されて、ヘトヘトです。
いったん、ホテルに戻って休むことにしました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- たらよろさん 2013/08/17 18:50:41
- うーん私も♪
- こんにちは、れいろんさん。
日本列島、めちゃめちゃ暑い!!
そんな中、旦那様はお盆は関係なくお仕事なので、
私はのんびり4トラ中。。。
いかがお過ごしですか??
私も彫刻ってイマイチ、ピンと来ないんです。
絵画展は飛んで行っても彫刻展だと、うーん。。。。。
よくわかんないわ。。。と。
まあ、絵もようわかんないんだけれど、わかんない上でも楽しめるんだけれど、彫刻は本当に???
ただ、こういうギリシャ神話的な彫刻を見ると、
ギリシャ神話を勉強してみたくなる。。。それはいつも思うんですが、ちょっと読んであまりの名前の難しさにいつも嫌になって投げ出してしまう、、、
その繰り返し(笑)
でも、またそろそろチャレンジしてみようかなー
たらよろ
- れいろんさん からの返信 2013/08/20 22:57:48
- RE: うーん私も♪
- たらよろさん、こんばんは!
今日も、夜になっても暑いです〜。
メッセージありがとうございます。
「彫刻が大好き!」という人、周りにいないですよね。
ナポリの考古学博物館、目的はポンペイやエルコラーノなどの出土品だたのですが、ギリシャ・ローマの彫刻は見応えがありました。
ルネッサンス時代、ミケランジェロやベルニーニの彫刻は有名ですけど、あの時代はどうしても「キリスト教しばり」があるので、古代の物の方が自由で良かったです。
ギリシャ神話の神々は、日本の古代の神々と似ていて、とても人間くさいですよね。「パリスの審判」なんて可笑しいです。
れいろん
-
- ガブリエラさん 2013/08/10 05:55:57
- 本当、夜は怖いですよね(^_^;)
- れいろんさん☆
おはようございます♪
すごい数の彫刻ですね!
赤い大理石なんて、あるんですねヽ(^o^)丿
初めて見ました♪
子どもの頃、ギリシャ神話が好きで、結構読みあさってたので、なんだかその頃にタイムスリップしたような気持ちで、見せていただきました♪
また、読み返してみたいな〜(*^_^*)
衣だけ黒っぽい色の彫刻、本当どうやって作ったのでしょうね・・・。
気になりますね♪
ガブ(^_^)v
- れいろんさん からの返信 2013/08/12 21:29:15
- お返事遅くなっちゃった。
- ガブリエラさん、こんばんは!
メールに気をとられて、こちらのレスが遅くなってしまいました。
ごめんなさいね。
ナポリ国立考古学博物館の彫刻は「ヤバかった」です。
イタリアの彫刻っていうと、ミケランジェロやベルニーニが有名だけど、
こちらは紀元前後の作品なのに、その迫力はものすごかったです。
古代ギリシャ・ローマって本当にすごい文明です。
「キリスト教しばり」がないから、芸術も自由で良いですよね。
私もギリシャ神話とか好きでした。
いろいろ忘れているけど、きっかけがあると思いだすよね〜。
れいろん
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