2012年夏　プラハ・ウィーン・ザルツブルグとその近郊一人旅（２）ウイーン

2012/09/02 - 2012/09/09

今年の夏はどこに一人旅しようかな？ということで、プラハ・ウィーン・ザルツブルグとその近郊へに行ってきました。

プラハとウィーン、ザルツブルグでは世界遺産の街歩きを楽しみ、
ザルツカンマーグート地方も回ってきました。
（ザンクト・ギルゲン、ザンクト・ヴォルフガング、ハルシュタットなど）

事前課題は「アマデウス」と「サウンド・オブ・ミュージック」のＤＶＤ。

日本のうだる夏にバテまくり、体調最悪な状態で日本を出発しましたが、
ヨーロッパの気候は非常に爽やかで、体調万全になって帰国しました♪

写真はシェーンブルン宮殿のリスちゃん。
人懐っこくてかわいい。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝のプラハ本駅はさすがに人が少ない。
が、スリっぽいあやしげな人がいた、みなさまもご注意ください。

６時４２分の国際特急列車「ユーロシティ（EC）」に乗るのだ。

短いプラハ滞在を振り返りつつ、
景色をみつつ、ウィーンまでは約４時間。

ウィーンに到着し、地下鉄で移動しようとして「ウィーンカード」（地下鉄、バス、市電の乗り放題パス）の購入場所がわからず迷う。
ようやくホテルの最寄の地下鉄駅まで来たものの、今度はホテルの場所がわからず迷う。カフェのお姉さんに道を尋ねてようやく到着。
スーツケース引きずっての迷子は疲れるわ。

ホテルは「ＮＨ ウィーン」一泊１７,０００円くらい。
Ｕ３の地下鉄駅のすぐ上。
他の旅行記読んでても迷ってる方がいたくらい、入口が分かりずらい。
が、一旦分かってしまえばすごく便利。
部屋も清潔で機能的。
隣がショッピングセンターで、地下にスーパーあり買い物に便利。

海外のスーパー、面白いから大好き。

さあお出掛け。
地理が分からんのはしんどい、ということで「地球の歩き方」でおすすめされてたトラムでリンク一周をしてみる。

写真は国会議事堂。
ほかにも市庁舎、ウィーン大学と素晴らしい建物が続いて飽きない。

オペラ座。

ヨーロッパのオペラ関係は、７、８月はほとんどお休みだが
今週から新シーズンが開幕。

遅めのランチは「フィグルミュラー」へ。

ベッカー通りの支店のほうが空いてるとのことでそっちへ。
１４時過ぎで、予約無しですぐ座れた。

ウインナーシュニッツェルとミックスサラダを注文。
あと、ゲシュプリツター（ワインと炭酸水を割ったもの）。
さっぱりしてて美味しい。

ウインナーシュニッツェルは「小さ目にして」とリクエストできる。
写真は小さ目とリクエストして出てきたもの。これでも充分大きい。

シュテファン寺院。

街並み。

王宮の入口。

シシィチケット（ウィーン有数の観光地に入れる共通券）を購入。
明日行く予定のシェーンブルンも対象。
シェーンブルン宮殿ではチケット購入にかなり並ぶ、シシィチケットの事前購入がベスト、との情報入手したため。
ウィーン・カード提示すると割引になる。

王宮の博物館。

ハプスブルグ家の所蔵品を展示。
大量かつ豪華な銀食器・金食器と陶器の山。
贅沢すぎる。

日本のものも（有田焼？）

昔に、はるばる日本から
海を渡って何か月もかけて運ばれてきたんだな
と思いを馳せてみた。

王宮と馬車。

モーツアルトハウス。

予習として、ＤＶＤで「アマデウス」を見たので
映画のシーンを思い出しながら部屋をまわった

当時の間取りは、実はわかっておらず
推測するしかないんだそう。
映画「アマデウス」ではどう部屋割りをしたか
参考用に映画が流されていた。

翌朝。
今日も快晴で日差しが強い。

シェーンブルン宮殿に到着。

庭が広大。

遠くの高台に見える建物がグロリエッテ。
日差し強い中、あそこまで歩くか一瞬迷ったが、がんばって行く！

カモに励まされつつ
グロリエッテまでもう少し。

グロリエッテからシェーンブルン宮殿の眺め。
がんばって登ってきてよかった。

さてここから広大な敷地をどう歩こう？と
日陰の多そうな別の道を通って、地下鉄駅にいちばん近い入口に向かうことに。

日陰の多そうな道は、とっても気持ちいい。
人も少な目。

リスに遭遇。
カメラ目線、いただきました。

敷地内にけっこう沢山のリスがいる。
しっぽがブラシみたい。

ベルヴェデーレ宮に来た。

クリムト「接吻」を見に来た。

見た瞬間「わぁー」と声が出てしまった。

ちょうど本年はクリムト150回目の誕生日で「クリムトイヤー」

今回も出発２週間前に行き先を決めるという慌ただしい準備だったが、
自分が今ここに居る驚きと幸せ・・・

遅めの昼食は「プラフッタ」へ。

言わずと知れた有名店だがランチタイムを外せば予約無しでも座れそう。
一人でもＯＫ。

もちろんまずはビール。

名物料理のターフェルシュピッツを注文。

お肉も美味しいが、肉汁の染み出たこのスープが絶品。
何杯も飲んでしまった。

食後にカプチーノも飲んで、会計はチップ含めて４０ユーロ。

書いてたらまた、このスープが飲みたくなってきた。

美術史美術館へ。

アルチンボルド
フェルメール
ブリューゲル
ラファエロの牧場の聖母
バベルの塔
などなど、有名な絵がたくさんある。

美術館の中はこんな感じで、ところ狭しと壁一面に絵が・・・
どこに焦点合わせて見りゃいいんだ？？

一番良かったのが、クリムト。
生誕１５０周年記念で、大階段のところに足場を組んで、クリムトの壁画を近くで見れるようにしてある。
壁画の女性の表情には、確かにクリムトらしい表情が。
クリムトのサインも入ってる。
こんなに近くで見れるなんて、
ああ今ここに居る幸せ・・・（後略）

結局、閉館まで居てしまった。

一旦ホテルに戻って、ワンピースに着替え、夜は楽友協会。

チケット買ってなかったので当日券を購入。

クラシックはまったくの素人だが、「音が丸い」っていう言葉が頭に浮かんだ。

お正月はＴＶで、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見よう♪