2013/05/01 - 2013/05/07
739位(同エリア8626件中)
よっしーさん
シェムリアップの郊外にあるコーケーとベンメリア遺跡に行ってきました。
コーケー遺跡は、シェムリアップ中心部から2時間余りでつきました。
舗装された道は途中で終わり、ごつごつした赤土の道をひたすら走りつきました。
コー・ケーは、10世紀に短期間ですがクメール朝の都になった遺跡です。
多くの遺跡群が内戦中は軍隊の砦などもあったらしく、たくさんの地雷原の跡がありました。
多くの国の支援の中で、今は安全に観光することもできますが、つい数年前まで地雷がたくさん埋まっていたことを考えると、少しぞくっとしました。
ベンメリア遺跡は、宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」のモデルといううわさも流れるほどの密林の中に、見事な廃墟として残っている遺跡です。ラピュタや大長編ドラえもんの世界観には欠かせないようなイメージすらわかせるとても幻想的な遺跡でした。
どちらの遺跡も、日本人に人気のある遺跡です。
どちらも密林の中に潜むように残る遺跡で、ちょっとしたアドベンチャー体験もできて楽しかったです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝5:00に出発し、アンコールワットの朝日鑑賞に行きました。
アンコールワットにつくと、アンコールワットの真後ろには雲が多い日の出を拝むが難しそうでした。
それでも、青がかった空に遺跡がきれいな影となりました。 -
アンコールワットが見事な影になります。
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いろいろうろうろしてみたものの、なかなかベストスポットが。
何とかならないのかと、模索しました。 -
こうしている間にも、日の光が雲間から漏れてきます。
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場所を変更
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逆さアンコールワット
完全にあきらめモードで遊んでました。 -
私の携帯待ち受けにしました。
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日のでは見られなくても、分を刻むごとに空の色が変わって来るので、写真を撮っていても飽きませんでした。
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また撮ってみた。
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再び、場所を変更。
すると、光がいい具合に漏れてきました。 -
だいぶ雲が晴れてきましたが、これが限界。
それでも、ようやくうっすらと赤に光る空を撮ることができました。 -
何とか少しだけ日の出をとらえることができました。
次こそ、よく晴れ渡った日の出をキャッチしたいものです。 -
これは、比較的きれいに撮れたほうかな。
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続いて朝8:30にホテルを出発。コーケーへ向かいました。
今回はいかなかったプレ・ループに横付けして写真を撮りました。
ここは、10世紀にラージェンドラヴァルマン王の時代に作られた寺院で、王の火葬も行った寺院です。 -
ベンメリア方面ヘ向け、さらに進みます。
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ハンモックでくつろぐ地元の住人
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しばらくは国道を進みます。
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途中で舗装された道も途切れ、赤土の道に変わります。
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ベンメリアとコーケーに行くための、チケット売り場に到着。
ここでトイレ休憩が取れます。
きれいなトイレに入りたい方は、ここが最後のきれいなトイレになります。 -
トイレ
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チケット売り場から約1時間余り走り、コーケー遺跡群に到着。
途中寝ていたので、景色はよくわかりませんが、目が覚めると車は木々がよく茂った密林の中を走っているという感じでした。
最初に来たのは、プラサット・プラムという遺跡です。 -
大自然の中に飲み込まれた遺跡群です。
なるほど、なかなか観光開放が難しかったわけがわかります。
特にこの遺跡群は、内戦中はこの中の寺院群が砦ともなったわけだから。
ちなみにコーケー遺跡群は、昔の都城の遺跡ということだけあり60を超える遺跡があるそうです。 -
かなり見事でした。
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ちょっとカメラのいろんな設定を楽しんでみた。
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遺跡の入口付近には、地雷の撤去を知らせる看板がたいていありました。
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次に来たのは、プラサット・チュン
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ここにはいろいろと盗掘されたものの破片などが落ちていました。
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見事に廃墟と化しています。
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この破壊されているのなんだかわかります?
女神の像の胴体です。
乳首が描かれているので、よく見てみてください。 -
サンスクリット語か古クメール語かはわかりませんが、このような碑文も残っているのですが、弾痕が。
内戦時代の痛々しい名残です。 -
これは神々の台座です。
ほとんど盗掘されたそうです。 -
見事な廃墟です。
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この建物跡の入口には、きれいな文字が彫られていました。
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これがその文字
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見事に盗掘と破壊の進んだ遺跡でした。
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木の隣に地雷注意の標柱が。
ここは、コーケー遺跡の中心、プラサット・トムの近くで、集落もあるそうですが、地元の人たちは地雷と共存するほかに選択肢がありませんでした。
そして、生活のために森に入り地雷を踏みました。
たくさんの家畜も、放牧して地雷を踏むことも多かったそうです。 -
いよいよ、プラサットトムへ。
巨大なピラミット状の遺跡があり、たくさんの観光客はここに必ず足を運ぶので、レストランや土産物屋がたくさんありました。
ここで、私たちは昼食を注文して観光に出かけました。 -
寺院に入ります
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柱が倒れないように、補強で支えられている場所も見受けました。
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この連子窓が結構見事な印象でした。
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シンハ(獅子)に守られた寺院。
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ナーガと池
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ホント、見事な廃墟でした。
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少し風変わりな建物跡も。
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文字が刻まれていた。
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さらに廃墟を進みます。
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いよいよこの先に、ピラミッドがうっすらと見えてきた
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プラサット・トムのメイン。
このピラミッド状の遺跡にかつては登れたそうですが、いまは遺跡保護のため?に上れません。
というか、上る気になれないほど急でした。 -
実際には、この基台1段1段が相当に高かった。
2m以上あったのではないでしょうか。
先を行くガイドさんと比較してみた。 -
裏手に回ります。
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裏手には象の墓がありました。
この墓の巨大な材料は、像が運んでいたそうです。
象の労力なしでは完成しなかった寺院です。
この墓では、力尽きた象たちを祀っているそう。
この象の石造の後ろの丘も、象の墓ではないかとガイドが話していました。 -
プラサット・トム見学を終え、レストランへ戻ります。
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レストランでは、おいしそうな料理ができていました。
これは右が鹿肉、左がイノシシの肉です。
味は絶品でした。
ご飯に乗っけて食べると、非常に絶妙な感じでした。 -
プラサットトムの向かいの遺跡。
これは、プラサット・トムと関係あるのか?
かつて地雷原だったことはよくわかります。 -
ガイドなしだとなんとなくぴびってしまい、一人では深入りをしませんでした。
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次に行ったのは、プラサット・リンガ
リンガは男根を意味し、ヒンドゥーの信仰の対象です。
リンガを通して流れる水は聖水となり、人々の病を癒すそう。 -
巨大なリンガが見えてきました。
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正面から
かなり精巧に表現しています。 -
リンガを通じて流れた水は、この中心部の取水口からくみ取ります。
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このような巨大なリンガが入った建物の跡がいくつかコーケーにはあります。
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プラサット・スララオ
車窓から撮影しました。 -
望遠でこんな感じに撮れました。
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ここはプラサット・クラ・チャップ
ここは、他の寺院とは違う様式の建物でした。 -
非常に鮮明に文字が残っています。
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埋もれた遺跡です。
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結構格好いい遺跡でした。
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入口を反対側から撮る。
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プラサット・ベン
車窓から -
プラサット・バンテアイ・ピア・チェアン?
正確な読み方はわかりませんが、車窓より撮影。 -
巨大な蟻塚を発見し車を止めてもらったのですが、手前には地雷注意の標柱も。
ここも地雷原でした。 -
プラサット・チュラップ
やはり車窓より。
さすがに疲れてて、いくつかの遺跡は省きました。
次回は残りを踏破したいです。 -
ここももとは地雷原。
日本政府の支援で地雷を除去したそうです。 -
そして、コーケー最後の訪問先、プラサット・ダムレイへ。
象の石造がある遺跡です。
ここもかつては地雷原。 -
象が塔の四隅を守っている様子、なんとなくわかります。
右隅は、すでに転落していますが。 -
基壇からは落ちていますが、今なお守っているようです。
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目が少し残っています。
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これなんか鼻まで残っていました。
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角度を変えてみました。
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残念ながらお亡くなりになったのでしょうか。
それとも、寝てるだけ? -
いずれにせよ、今も立派に建物を守っています。
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そういえば、さっきの像、お亡くなりになられていたようです。
胴体が真っ二つでした。 -
この塔の扉のうえには、像が彫られています。
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塔の中に進入
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塔の中に差し込む陽の光がきれいでした。
せり出しの構造もよくわかります。 -
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以上でコーケー見学は終了。
次にベンメリアに向かいます。
青空がきれいだったのでワンショット -
子供運転の5人乗りバイクに遭遇
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途中、どこかの村に立ち寄ってもらいました。
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果物屋さん
マンゴーを見ています。 -
豚肉屋の風景
頭も売っていました。 -
ベンメリアに到着。
環濠は蓮に埋め尽くされた、ハスの池という感じでした。 -
入口のナーガ
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正面入り口
巨大な廃墟の様子に、わくわくしてきます。 -
接近すると見事に崩れています。
崩れた理由は自然倒壊だけでなく、地雷で壊れたりしたそうです。
ここもかつては地雷が遺跡の中に埋められていました。
ガイドさんも、昔、ガイド中に人か家畜の牛か何かが地雷を踏み爆発する音を一度聞いたことがあるそうです。 -
この崩れ方、見事です。
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崩れたがれきに乗り上げ、遺跡の探検が始まります。
正規の順路ではありません。
危険ですので、興味のある方は正規のガイドさんなどをつけることを念の為お勧めします。
もっとも、地元の警備の人も有料でガイドしてくれるそうですが、安全面などからお勧めはできません。 -
遺跡の風景
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仏さんがこんなとこに
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回廊の様子
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外側
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連子窓がきれいに残っていた。
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いかにも遺跡を歩いているっていう感じでした。
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偽扉
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私たちのガイドを務めていただいた、ワン・タックさん。
日本語堪能で、おすすめのガイドさんです。 -
植物の成長によっても破壊は進みます。
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どこもかしこも破壊が進んでいた。
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下を見下ろすとこんな感じ。
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回廊の上にまた到達
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かなり大きな寺院だったことがわかります。
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すごいでしょ、このかんじ。
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屋根
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ようやくまともな通路へ。
今までも決して通路がなかったわけではなかったのですが。 -
これ何の木だったっけな。
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こんなところまできました。正面の入口の反対側です。
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結構きれいに残っていたので撮りました。
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どこを見てもすさまじい状況です。
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外側に回り込みます。
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地雷注意の標柱が遺跡のど真ん中に
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ナーガ
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久々にテヴァター発見
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すごいです、木の根っこが石造りの屋根を突き破っているような感じ。
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これがその建物。
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もっとも印象に残った精巧なナーガ
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背中も立派なナーガでした。
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これで、ベンメリア見学も終了。
地雷も撤去されたおかげで、牛も安心して草を食べられるでしょう。
以上で、3日目終了。
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