2013/02/24 - 2013/02/24
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Johnny Asia Travellerさん
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タージマハールに行くつもりがアグラまでの鉄道のチケットが取れず、急遽デリー観光に変更したため、ほとんど何もわからないままの行き当たりばったりの旅となったが、オールドデリーやデリー郊外の主要な史跡を周ることができて、なかなか面白かった。
初日のフマユーン廟がなかなか良かったんで少し気を取り直し、2日目は朝からメトロとバスを乗り継いでトゥグラカーバードという城塞へ。想像以上に規模が大きく、テンション上がる。夕方はオールドデリーへ。さすがに世界遺産だけあって、ラール・キラー(レッドフォート)はインパクト強烈。城壁や内部の建物を眺めながら、ムガール帝国時代のインドに思いを馳せる。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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バーの騒音やら謎の雑音のせいで睡眠不足だったため、そのままダラダラ10時ごろまで寝てしまう。しかし、前日のフマユーン廟がなかなか良かったんで少し気を取り直す。
朝のパハールガンジ。冬のデリーは寒い。 -
朝食(というか既に11時なのでブランチ?)は、Hotel Cottage Yes Pleaseの前にあるCafe Festaというカフェへ。なんか、歩き方頼りまくりやな(苦笑)
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朝食セットを注文。トースト、卵、ハッシュドポテトは特にどうってことなかったけど、コーヒーが美味しくて満足。
120ルピー(約190円) -
まずは、デリー・イスラム朝の第3番目の都城であったトゥグラカーバードへ。今日はあちこち移動するつもりだったので、メトロ1日券を購入し(100ルピー=約160円)、その名もTughlakabadという駅まで乗車する。
そんな駅名なのでメトロの駅まで行けばなんとかなるかと思ったが、そこからどう行ったらいいかさっぱりわからない。携帯のGoogle Mapを頼りにまずはバス停へ移動し、遺跡方面に向かうバスを待つ。それっぽいバスは来たが乗車率300%って感じで躊躇してしまい、一台見逃す。その後、何台かやってきた乗り合いリキシャも乗車率300%状態でしばし途方に暮れる。そうこう考えているうちに、また乗車率300%のバスが来たので、ヤケクソで体をねじこんで乗り込む。乗ってしまえばこっちのもの(笑)。ちなみに、バスの番号は34番だった。
バスから押し出されそうになりながらも何とかしがみつく。Google Mapで現在地をチェックしながら周りの景色を注意深く見ていたのだが、微妙なズレのせいでバス停一つ分過ぎてしまった。車掌にもたどり着けないような状況なので、とにかく「降りたい!」と叫び、バスを停めてもらう。乗車賃払うつもりだったが、バスはそのまま走り去ってしまった。バス停から反対方向にしばらく歩き、トゥグラカーバード遺跡の城壁が見えてきた。ふぅ〜。 -
トゥグラカーバード遺跡の入り口。入場料は100ルピー(約160円)。
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中に入ると見渡す限りの壮大な廃墟で、思ったよりインパクトあり。
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遠くに見えるモスクは、時の施政者トゥグラク王の墓。
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ボロボロに崩れ去った城壁内を歩きながら、しばしタイムスリップ。
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インド人カップルがデート中。
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イチオシ
溜息が出るような景色。
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ちょこんと見えるトゥグラク王の墓
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栄枯盛衰という言葉がぴったりな景色。
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一枚パチリ。
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かつて街があったところへ向かう門の跡か。
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モスク跡だと、ガードマンらしきオッチャンが教えてくれた。
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インド人の少年たちに、写真を撮ってくれと頼まれる。いつものこと(笑)。
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更に、一緒に撮りたいというのでパチリ。自分はその写真をもらえないのに、それでも満足なんかなぁ〜?遠慮がちに背中に手を回しているのがかわいい(笑)。
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イチオシ
少し高台になったところからの眺め。おぉ〜絶景〜!
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いやいや、あんたら撮ったんちゃうし(笑)
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遠くにはAdilabad Fortというのがあるようだが、かなり歩きそうだったので断念。
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満喫したので、ボチボチ戻ろう。
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トンネルのようなところをくぐって戻る。
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全体の地図。これをちゃんと見てから周った方がより面白いかも。
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道路を渡って、向かい側にあるトゥグラク王の墓へ。
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イチオシ
こちらは保存状態がいいのか、改装をしたからなのかわからないが、綺麗な廟だ。
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中は芝生が敷き詰められており、ちょっとした公園という感じ。
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イスラム教なので、ヒンドゥー教寺院のような神々の彫刻は一切無い。
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廟の内部。真ん中にある白いものは棺。
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さて、バスに乗って戻ろう。
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行きと同じ34番バスに乗り、無事メトロ駅の近くで下車。今度はちゃんと料金払う。たった5ルピー(約8円)やけど(笑)
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昨日大雨が降ったのか、道路は完全に冠水していた。
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同じメトロのバイオレット線沿いにあるバハーイ寺院に行くつもりだったが、トゥグラカーバード遺跡が思いの外よくて長居してしまったため、次の目的地であるラール・キラーへ向かうことにした。
Chandni Chowk駅で下車し、駅前のごちゃごちゃしたところを大通りに向かって歩く。 -
この人の多さがまさにインドって感じ。
やっと大通りが見えてきた。 -
スィク教寺院 Sisganj Gurdwara
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ラール・キラーに向かって歩く。朝遅かったんで昼飯を食べるタイミングがなかったのだが、既に4時過ぎなのでさすがに腹が減ってきた。
通り沿いにマクドがあったので、そこで軽く食べることにした。ハンバーガー(もちろんビーフではなくチキン)、ポテト、コーラのセットで148ルピー(約235円)。 -
お腹が落ち着いたので、再びラール・キラーへ。右手にジャイナ教の寺院が見える。珍しくロンプラの地図の方が間違っていて、歩き方の地図が合っていた(笑)。
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イチオシ
ラール・キラー到着。この眺めだけでも、さすがのインパクト。順光になって写真が綺麗に撮れるので夕方がオススメ。
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記念にパチリ。
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ラホール門の上部が見える。
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城壁に沿って、まずは右方面に歩いてみる。
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デリー門。
でも、ここからは入場できないようだ。 -
ぐるっと城壁を廻って、ラホール門手前の入り口へ到着。その反対側でチケットを買う。
さすがに高く250ルピー(約400円)。
ラホール門をぐるりと囲うこの城壁は第6代皇帝アウラングゼーブが防衛上の目的で増築したものらしい。 -
イチオシ
ラホール門。こちらは第5代皇帝シャー・ジャハーンが最初に建てたもの。
よく見ると、あちこちに弾丸の跡が残っている。
インド独立後の1947年、最初にこの門の上にインド国旗が掲げられた。数々の歴史をくぐりぬけてきたんやねぇ〜。 -
両側に土産物屋が並ぶチャッタ・チョウクを抜け、最初に見えてくるのがナウバット・カーナ(ドラムハウス)。またの名をハッティ・ポール(エレファント・ゲート)と呼び、訪問者が皇帝への敬意を表すためにここで象や馬から下りたことから、そう名づけられたらしい。
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ドラムハウスの名の通り、二階部分では音楽も演奏されていたらしい。優雅やねぇ〜
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ナウバット・カーナを過ぎて更に歩くと、ディーワーネ・アームが見えてくる。ここは、一般謁見の間だったらしい。
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玉ねぎの形がいかにもイスラム教っぽい。
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世界中から集められた宝石が埋め込まれていたという大理石でできたシャー・ジャハーンの玉座。後に、宝石は略奪で奪われてしまったらしい。
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イスラムチックな彫刻。
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ディーワーネ・アームから左に折れると、右手の広場の向こうに建物が見える。
左から、ハマム、ディーワーネ・カース、カース・マハル。 -
Zafar Mahal
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Bhadon Pavilion
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これも大理石でできてるんかな?
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Heritage Tea House
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韓国人観光客に写真を撮ってあげたお返しに撮ってもらう。なんかポーズを取れと言われたので、とりあえずこのポーズ(苦笑)
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Shar Burj
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Hira Mahal
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モーティー・マスジット(真珠のモスク)
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イチオシ
ディーワーネ・カース(貴賓謁見の間)
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ディーワーネ・カースの内部
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イチオシ
カース・マハル(皇帝の私室)
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イチオシ
皇帝の私室だけあって、彫刻が素晴らしい。
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「もし地上に楽園があるならば、それはここなり」という刻文が刻まれているらしい。確かに素晴らしい。
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イチオシ
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ムムタージ・マハル(宮廷女性の居住区)。
今は考古学博物館になっている。 -
ディーワーネ・カースをバックに。
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日が暮れてきた。さて、帰ろうとするか。夜はサウンド&ライトショーがあるようだが、それまでまだかなり時間があるので、またの機会にしよう。
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再びチャッタ・チョウクを抜けて、外へ出る。
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ジャイナ教寺院。塔の形が特徴的。
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夕暮れのチャドニ・チョウク。相変わらず、すごい人波。
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宿の戻って休憩し、夜はロンプラにも載っているMalhotra Restaurantへ。こちらも、Hotel Cottage Yes Pleaseの前にある。
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インドでインド料理を食べたくない時は焼き飯か焼きそば(チョウメン)が無難。
チョウメンとアップルジュースで176ルピー(約280円) -
再び、昨日と同じバーへ行く。今日は変なフランス人おばさんもおらず一人で飲むことができたが、バックパッカーなど一人もいなかったので微妙に居心地が悪く、ビール2杯だけ飲んで部屋に戻る。158ルピー(約250円)
(クトゥブ・ミーナール&メラウリ考古学公園編に続く)
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