Solitary Journey ［1191］ 台地上に城下町が形成された特殊な町並み‘杵築’＜ＧＷ九州一周、４泊５日の車旅=3=3＞大分県杵築市

2013/04/28 - 2013/05/02

■ＧＷ九州一周車旅
　千財農園の藤棚を観賞したあと杵築の町並みを散策するために杵築市まで車を走らせました。

≪１日目・移動日≫
・広島市の自宅出発
・千財農園ふじ棚／大分県宇佐市四日市
・杵築町並み散策／大分県杵築市★初訪
・西寒多（ささむた）神社ふじ棚／大分県大分市寒田
・大分駅前ホテル泊
≪２日目≫へつづく・・

■杵築の町並み♪
　杵築市（きつき）は、大分県の北東部に位置する市です。台地上に城下町が形成された特殊な町並みが今も残っています。
　谷町通りを挟み向かいあうように一直線に結ばれている二つの坂「志保屋の坂」と「酢屋の坂」は有名です。

【手記】
　このたびのＧＷはまたまた愛車で九州を一周してまいりました。
　晴れ・晴れ・●雨・晴れ・晴れの４泊５日、走行距離は約１８００?でした。

エリア 住吉浜・杵築(大分)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自家用車

■ＧＷ九州一周車旅≪１日目≫

・宇佐別府道路　＝３＝３
　千財農園のみごとな藤を観賞したあと、宇佐市から杵築市まで車を走らせました。城下町杵築の町を散策するためです。

■杵築の町並み♪

　杵築市（きつき）は、大分県の北東部に位置する市です。台地上に城下町が形成された特殊な町並みが今も残っています。

　早速、カラフルな和服姿の女性に出会いました。

■杵築の町並み♪

・中根邸（和楽庵）
　さらに中根邸（和楽庵）の前で和服姿のお嬢さん方との出会い…少しお話をして写真を撮らせていただきました。

■杵築の町並み♪

・志保屋の坂　KIT-SUKI．comより。
　日本でただ一つといわれる“サンドイッチ型城下町”。どうしてこう呼ぶのか、この坂を歩いてみるとその理由がわかる。
　志保屋の坂と酢屋の坂、これら二つの坂は谷町通りを挟み向かいあうように一直線に結ばれている。

■杵築の町並み♪

・志保屋の坂（しおやのさか）
　つまり、杵築城を中心に据え、それぞれの坂の上、南北の高台に屋敷を構える武士たちは、その谷あいで商いをする商人たちの町を挟むように暮らしていたのである。
　

■杵築の町並み♪

・志保屋の坂（しおやのさか）
　志保屋の坂から振り返るようにして酢屋の坂を眺めてみると、凹凸のある形状がまさに“サンドイッチ”のように見えてくる。

■杵築の町並み♪

・中根邸（和楽庵）　KIT-SUKI．comより。
　谷町から志保屋の坂を上るとそこは南台家老丁の入り口。ここに立つ中根邸は杵築藩家老中根氏の隠居宅で、現在は和楽庵と呼ばれる屋敷。

　

■杵築の町並み♪

・中根邸（和楽庵）
　庭にシャガの花がたくさん咲いていました。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂　KIT-SUKI．comより。
　北台の武家屋敷と商人の町をつなぐ土塀と石垣が印象的な酢屋の坂は、石畳が非常に美しい坂道。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂（すやのさか）
　志保屋の坂とはたびたびセットで紹介されるがそれもそのはず。杵築を代表するこの二つの坂は相対していて、志保屋の坂を下りきれば、再び酢屋の坂にさしかかる。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂　「あやべ味噌店」元酢屋
　坂の名前の由来は、谷町の商人と深い関わりがある。酒屋を営む塩屋長右衛門は、谷町から南台への坂の下で営んでいた塩屋（酒屋）をずいぶんと繁盛させた豪商で、その後は谷町から北台への坂の下で今度は酢屋の商売を始めた。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂
　坂はそれぞれの商いから、「志保屋（塩屋）の坂」「酢屋の坂」と呼ばれるようになった。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂
　このエピソードからもわかるように、坂はこの町と深くつながり、暮らしや人々を繋いできたばかりか、江戸の時代と今をこうしてつないでいる。こうした坂の存在が、杵築の貴重な個性となって輝いているのは言うまでもない。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂
　太鼓の演奏、酢屋の坂の途中にある休憩所から眺める。お城まつりのときは華やかでしょうね。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂
　時代劇の撮影でも使われるそうでいいムードの町並みですね。

■杵築の町並み♪

・北台武家屋敷通り
　この楽器はなに？スティールパンのような打楽器です。きれいな音です。

■杵築の町並み♪

・北台武家屋敷通り
　先ほどのお嬢さん方です。和服はレンタルだと言われてました。いい記念になりますね。

■杵築の町並み♪

・北台武家屋敷通り
　杵築の町並みは、現在も城下町の面影を良く残しております。
　土塀が傾いている。

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」　KIT-SUKI．comより。
　上級武士たちの屋敷跡が並ぶ北台武家屋敷通り。中でも酢屋の坂近くにある大原邸は、家老屋敷として、その暮らし向きや風情が今でも漂う貴重な建築遺産である。

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」
　見事な茅葺屋根、敷地面積656坪という広さの中には、美しい回遊式庭園が見られる。

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」
　この他にも間口の広い玄関、次の間の存在、家紋入りの畳の縁、弓天井、そして厠（かわや）。

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」
　華やかであるどころかむしろ、質素で堅実、それでいて格式の高さが随所に見えるなど、ここが身分の高い家老宅であったことの証が建物の隅々に残されている。

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」
　そしてこの建物は、江戸時代の文化や武家社会の教養、人への気遣いといったものを感じたり、読み解くことができる空間でもある。

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」
　腰板が示すサイン、松の葉をしのばせた取っ手、「江戸しぐさ」と呼ばれる粋な文化も建物とともに根付いていた。

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」
　さらには、物を大切にしたり、節約するといった数々の知恵が洗い場やかまどに見られるなど、今でも興味深い工夫が残っている。

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」
　煙いヨ

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」
　電気コードが見えているので近代のモノ

■杵築の町並み♪

・武家屋敷「大原邸」

■杵築の町並み♪

・藩校跡
　「藩校の門」と呼ばれる歴史遺産がそのまま小学校の校門となっている。

■杵築の町並み♪

・藩校跡
　江戸時代から残る藩校学習館の「藩主御成門」が、現在でも杵築小学校の校門として子供たちを迎えている。

■杵築の町並み♪

・藩校跡　復元模型
このようなケースは全国でも非常に珍しく、藩政の頃から学問に力を入れてきたこの土地の風土が今に続くもの。

■杵築の町並み♪

・北台武家屋敷通り
　

■杵築の町並み♪

・北台武家屋敷通り
　おかげで歴史ある通りが華やいだものになりました。

■杵築の町並み♪

・北台武家屋敷通り
　ご一緒していただきありがとうございました。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂
　きれいな人ですねー。どこのお国の方かな？

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂
　江戸期にタイムスリップしたようです。

■杵築の町並み♪

・酢屋の坂
　ツバメのご夫婦？

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁
　藤の花も今が見ごろです。
　

■杵築の町並み♪

・飴屋の坂
　町家から南台武家屋敷の裏丁へと通じるのが「飴屋の坂」。
　この坂の特徴はなんといっても“くの字”型に美しくカーブする形。

■杵築の町並み♪

・飴屋の坂
　マンホールの模様がカブトガニ。
　守江湾（杵築市にある湾）はカブトガニの貴重な生息地で、杵築市は保護に力を入れているそうです。

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁
　坂だらけ。健康には良い。

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁
　石垣、土塀や長屋門が連なっています。

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁
　陶器ギャラリー＆カフェ　「萩」

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁
　陶器ギャラリー＆カフェ　「萩」

■杵築の町並み♪

・南台武家屋敷の裏丁
　もうアジサイが咲いています。

■杵築の町並み♪

・杵築城（2011-04-29訪問）
　２年ぶりの杵築でした。以上、散策終了。
　次回はイベントをしている時に訪れたいですね。

　　ＴＨＥ　ＥＮＤ．

この旅行記へのコメント （2）

• 潮来メジロさん 2013/05/24 02:26:54

  ツバメの会話・・・。(^_^;

  Mecha Godzilla?.Ｔ&Ｎさん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  
  > ■杵築の町並み♪
  >
  > ・酢屋の坂
  > 　ツバメのご夫婦？
  
  ツバメの御夫婦が楽しげに会話しているように見えますね。\(^o^)／
  何のお話をしているのでしょうかね。
  会話の内容を勝手に想像してみると、楽しいですよ・・・。(^_^;
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）
  

  MechaGodzillaⅢ&703さん からの返信 2013/05/24 11:25:45

  RE: ツバメの会話・・・。(^_^;

  潮来メジロさん　こんにちはー。
  
  　先日は大変お世話になりました。
  
  > > ・酢屋の坂
  > > 　ツバメのご夫婦？
  >
  > ツバメの御夫婦が楽しげに会話しているように見えますね。\(^o^)／
  > 何のお話をしているのでしょうかね。
  > 会話の内容を勝手に想像してみると、楽しいですよ・・・。(^_^;
  
  　この２羽は仲よくずっといっしょに飛んでいて近くの電線に来ましたので撮ってみました。おしどり夫婦と言いますがいいなあと思いながら・・・そのときそんな感じがして見ていました。
  　まだまだ九州旅日記が続きます。今日午前中は時間がありましたのでせっせと旅行記つくりに励んでおりました。