2013/03/20 - 2013/03/20
316位(同エリア908件中)
クッキーさん
偕楽園の梅を見に行こうと、JR東日本のえきねっとでお得なチケットをウェブ購入。
チケットの引き換えは前日に済ませておきました。
梅まつりも後半だった上に、しばらく前から気温の急上昇がニュースで流れ、梅見はどうなるかしらと心配していたのですが、偕楽園の好文亭が想像以上に素敵で、満足な一日でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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浅草から銀座線にて上野駅まで出て、出発を待ちます。
上野駅での乗り換えが、ラッシュとかで人の波に飲み込まれないかと心配だったのですが、この時間だからか、全くの杞憂に終わりました。
7:00発のスーパーひたちで行きます。ネット予約で5600円。 -
水戸駅では、好文亭の入場も割安になるという「水戸漫遊1日フリー切符」を買おうと思っていたのに、朝早いせいで、茨城交通の水戸駅前案内所はまだ閉まったまま。
JR偕楽園駅は、偕楽園の出口だからここから入るべきではない、というアドバイスに従って、バスで行きます。
すぐに来たバスに乗って、歴史館脇のバス停で下車。
降りる時に、運転手さんに偕楽園入り口の方角を確認して出発です。
大通りから細い道に入ると、駐車場の誘導係らしき人も見かけたり、道路上にはこんな表示も。 -
安心の表示。
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入り口近くの雰囲気のあるお宅。
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「偕楽園の歩き方」というブログからダウンロードして、偕楽園の正しい歩き方を実践します。
ここが偕楽園の表門。
茅葺屋根、黒塗りの四脚門であり、戦災による消失をまぬがれた開園当時の姿だそうです。
この後の説明は「偕楽園の歩き方」出典です。
解説があまりにもよくできていて、偕楽園への想いが溢れており、通りすがりの観光客が口をはさむ余地のないようなものでしたので・・・ -
表門の左右には、ヤブツバキとソメイヨシノが植えられ、盛りの頃にはヤブツバキの陰と、ソメイヨシノの陽が、陰と陽をテーマとする偕楽園を象徴するように咲いている。
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表門をくぐると、次に「一の木戸」が現れる。簡素なコケラ葺きの門である。
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一の木戸を通過し、下りの道に入ると、右手に大杉森が出現する。鬱蒼と茂る杉と道を挟んで左手には、孟宗の竹むらがある。
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以前に行った、鎌倉の報国寺を思い出します。
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陰から陽への鮮やかな変身です。
眼下に広がる春の風景。 -
小さな滝。
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孟宗竹林に沿って歩くと、右手大杉森の崖下に四季を通じて水の増減なく清澄の水を噴出している吐玉泉が見下ろされる。
この水は、今から300年以上前から信仰の水とされ、眼疾を治すと伝えられてきたらしい。江戸時代の当時から枯れたことのない水源であり、当時は好文亭での茶会にも使われた水である。その水を受け止める井筒は、常陸太田市真弓山産の大理石(寒水石)である。その鮮やかな、透き通るような白色が、周囲の鬱蒼とした杉森の中で一段と映える。 -
見事な大理石。
透明感のある白さ。 -
吐玉泉の傍らには、樹齢750年とも言われる太郎杉がそびえたつ。あまりにも立派な杉であり、木漏れ日が映し出すその姿は、壮大な歴史に思いを馳せるに十分な存在である。
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この高低差のある散策路、素敵です。
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風に鳴る竹の音と、杉にとまる鳥の声を聞きながら進むと、再び二股の分かれ道が出現する。
ちなみにこの階段は「七曲」というくねくね曲がった階段である。 -
早朝ということもあって清々しく、ずっとこの路を歩いていたい気持ちになります。
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茅葺き扉付きの仲の門である。ここをくぐって右手に開けるのが、天下の名亭、「好文亭」である。
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新緑をバックに、梅のピンクが映えます。
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水戸藩の第9代藩主・徳川斉昭公により,偕楽園内に詩歌の会や茶会などを催すために建てられた。
1945年の水戸空襲により焼失ししたが,1955年から3年かけて復元されたそうだ。 -
2層3階の好文亭と北につながる奥御殿からなる。一般に全体を総称して好文亭と呼ばれる。
派手さのない質素な,質実さと優雅さが調和した建築です。
奥御殿は茅葺きの平屋の建物,好文亭の奥にある御殿。 -
襖に描かれた四季の絵が迎えてくれる。
菊の間,桃の間,つつじの間,桜の間,萩の間,紅葉の間,松の間,竹の間,梅の間,清の間の10室からなる。
旅館の部屋の名称とは違い、名は体を表す、そのままですね。 -
菊の間
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廻り廊下から中庭を。
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桃の間
入り口に近い所にある菊の間と桃の間の床は総板敷きで、厨(くりや)として使用されたもの。
台所だったといわれても、ちょっとピンとこないですね。実際の調理には別の場所があったのかしら。 -
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桃の間
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つつじの間
この部屋と、桜の間、萩の間は、藩主夫人お付の御殿女中が控えていた部屋だったそうです。 -
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紅葉の間
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松の間
藩主夫人が休憩した部屋,他の部屋とは造り方が違うのだとか。 -
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竹の間
上部にも竹が使われているところが心憎い仕掛け。 -
竹の間、梅の間、清の間の三室は、明治二年に増築されたもの。
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梅の間
梅の古木の雰囲気が素敵。 -
中庭。
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中庭の、閉ざされた空間の景観もよかったけれど、視界がぱっと広がるこの景観がなんとも云えないくらい。
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萩の間
藩主夫人のお付の御殿女中が控えていた部屋 -
色合いがいいですね。
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桜の間
藩主夫人お付の御殿女中が控えていた部屋 -
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太鼓型の橋廊下は奥御殿と好文亭を結んでいる。廊下左側に斉昭公が創案した篠で作った格子窓がある。
窓は,外からは窓であることが判らないように作られている。 -
好文亭、東塗縁広間の見事な網代天井。
杉板の網代張りだそうです。 -
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左手に見えるのが先程歩いてきた太鼓廊下です。
ここから見える庭の造りも風情があります。 -
東塗縁広間の床が黒光りしています。
この室で、烈公が藩内の家臣や、庶民の老人を招き慰老の催しをされたそうです。
すごい、庶民的って思っていたら・・・
養老の催しは、諸士は80歳以上、庶民は90歳以上の者を招くのが常であったそうですが、江戸時代に、そんなに長生きする人っていたのかしら。
開放的な部屋。
こんな部屋で、もてなされてみたい。 -
この建具も網代ですね。
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ため息が出るくらい素敵な景観です。
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西塗縁広間からの中庭。
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まさに梅に鶯。
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とてつもなく急な階段を上がって3階へ。
これは食事などを運ぶ当時のエレベーター。 -
ずっと眺めていたいほどの景観が広がります。
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こちらは楽寿楼と呼ばれる八畳間の正室。
丸窓からは途切れなく観光客の姿が・・・
ひとしきり待って、ようやく撮れた一枚。 -
遠くに見えるのが千波湖。
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偕楽園の梅を見に来たつもりでしたが、この好文亭をすっかり気に入ってしまいました。
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上に登る階段です。階段が連続してあり、一気に3階まで登ります。
今から下りるところ。 -
30分位でしたが、好文亭を堪能して外へ。
出口から直進すると、この裏木戸風の茅葺門。 -
左折すると、そこには待合が。
待合があるからには、どこに茶室があるのかしらと思っていたら・・・ -
入り口を入って右手の奥の部屋、先程の西塗縁広間の奥辺りが何ろう庵(かろうあん)という茶室だそうです。
この茶室は、順路ではなかったので見学不可だったのかも。 -
亭を辞して出て、真直ぐに数十歩すれば、簡素な芝前門がある。このあたりが、偕楽園で最大の醍醐味、「陰と陽」「明と暗」の移り変わりの場面である。芝前門をくぐると、とたんに大梅林が開ける。そして右側には、千波湖を見下ろす絶景、見晴らし広場が広がっている。
訪れる1、2週間前から天気が良過ぎて、もう時期が遅すぎるのかと心配していましたが、やはりピークは過ぎており、一面の梅を見ることはできませんでした。 -
梅の花をじっくりと見るのは初めて。
梅の盛りが過ぎていたこともあって、花、そのものより、古木のくねくねした姿に、より惹かれます。 -
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一部に、まだ満開の枝が残っており、カメラを持った人々に囲まれていました。
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園内にあるすべての品種を調査・研究し、その中でも、花の形・香り・色などが特に優れているものを6品種選び、昭和9年、水戸の六名木としました。
偕楽園内で六角形の柵に囲われている梅の木が六名木です。 -
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見晴らし広場
千波湖 -
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常盤神社の階段を下りて、バス停に向かいます。
待っている間にも、列車が到着し、観光客が次々に下りてきます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- こあひるさん 2013/05/08 20:00:34
- 正式な偕楽園の楽しみ方ですね!
- クッキーさん、こんばんは!
これぞ正式な偕楽園の味わい方・・ですね〜。
わが家が梅を見に行くときには、偕楽園臨時駅からすぐのところ・・・裏手にあたる東門から入ってしまうので、正式に表門から入ったことがありません。
本来は、クッキーさんのように表門から入って、わびさびを味わわなければいけませんよね〜(笑)。
好文亭も、詳しい説明を教えていただきました〜!
しばらくは偕楽園の梅も見られませんが、またレポートしてくださいね!
こあひる
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