2013/02/22 - 2013/03/03
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アルデバランさん
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食事風景からバイタクの運転手ポニョさんの所に戻ってみると、かれは困ったような顔をしてました。
すでに11時で、これからマンダレー郊外の3か所を周るのはきついとの事です。
どうやら、アマラプラでゆっくりし過ぎたようです。
ミングォン、ザカイン、インワのうちどれかをカットしなければなりません。
判断材料がないので困っていると、彼も他のバイタクの運ちゃん達に聞いたりしてくれました。
どうやらミングォンが一番遠くて、その途中にザカインがあるようです。インワも近いけど渡し舟に乗って行くそうです。
じゃあ、話は簡単。
ザカインをパスしよう。どうせ街の様子はわかるんで。
ということで、ミングォンに向かってバイクでGO!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
-
なんだかんだでアマラプラ、マハーガンダーヨン僧院に時間をかけすぎ、11時になってしまいました。
ミングォンに向かってアマラプラの村を出発します。
ここでマンダレー郊外の位置関係を復讐。
マンダレー市内の西側、ちょうどエーヤワディー川の対岸の数キロ上流にミングォンはありますが、橋がありません。
10キロほど南下したしたところにアマラプラやウーベイン橋がありさらに5キロ南下するとエーヤワディー川の対岸への鉄橋があり、その対岸がザガイン。
したがってミングォンへは対岸に渡ってまた20キロほど北上します。
鉄橋から更に南にエーヤワディー川の支流を渡った所にはインワ村があります。 -
出発して200mも走らないうちにこんな所でも「族」は居るのでしょうか
若者のバイク集団がブインブイン噴かしてました。
そのうるさいこと… -
興奮しているのか
さかんに気勢を上げてます。 -
バイクを買う金がない人は馬まで動員して…
-
なんか変です…
ひょっとしたら「族」の人たちじゃないかも。 -
単なるパレードなんでしょうか?
-
村人も大勢出ています…
翌日以降にバガンやヤンゴンでも似たようなパレードを見かけました。
聞くとことによると子供の「得度式」のようなものだそうです。
僧侶になる時に村を上げてお祝いするそうです… -
バイクは更に進みます。
村人の貴重な足である馬車の横を通って… -
線路際の堤防のよな道を突っ走って進みます。
この道なかなか雰囲気のいい道でした。 -
列車が通過しますが、これまたのんびりと時速2、30キロぐらいでガタゴトと。
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やがて大きな橋にさしかかります。
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エーヤワディー川にかかるザガイン鉄橋です
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バイクからおりて川面に渡る風を受けて、しばし休憩
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対岸は今回時間がなく、諦めたザガインです。
山の中腹にパゴタが点在します。 -
すぐ向こうに鉄道用の鉄橋も見えます。
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ザガイン遠望
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道がいいので後ろに乗ってても快適です
暑いのでヘルメットには閉口ですが… -
橋は有料なのでしょうか
検問上のような料金所のような…
何十チャットかのお金を払って通ります -
ザガインの街に入りました。
-
お坊さんもピックアップトラックに乗って托鉢ですか?
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路地のような狭い道を通って…
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おおー!
エーヤワディー川です。
川沿いに何キロも走って感激 -
とにかく雄大です
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大河と対峙してます…
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川沿いから一転、何処まで続く原野を走ります。暑いです…
「写真は着いたらいくらでも撮れるのでこの辺りは撮るな」と言われました。
カチン族の武装勢力が及んでいる地域でもないし
何故かは聞きませんでしたが、バイクの後ろで安全上の配慮だと思います。 -
20分ほど灼熱の原野を走って、集落に入ったと思ったらどうやらミングォンに着いたようです。
道の右側に大きな石の遺跡
その向こうがエーヤワディー川です。 -
そして左側に
ミングォンをミングォンたらしめるミングォンパゴダの遺跡 -
正面にトタン屋根のお休みどころ兼お食事どころ。
アマラプラからちょうど1時間かかりました。
運転手のポニョさん(愛称)と例のレッド・ブルで無事着けた事に乾杯。
食事をしようと誘うと、なんか川エビのカラ揚げせんべのようなものを数枚注文してました。
ちょっと巡ってくるからと休んで待っていてもらいます。 -
パゴタの遺跡はちょうどグループが上っていったので後回しにして道沿いに奥の方に。
入域料を徴収する所に立ち寄りUSドルで3ドル支払いました。 -
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そしていわくありげな建物があったので入ってみましょう。
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これまたチーク材でしょうか
-
ミングォンの鐘でした。
数年前、北京で大鐘寺の永楽大鐘を見たので「どでかい」という感じはしません。
こちらの方が大きいのですが、
鐘というより巨大なベルのようです… -
鐘の中にももぐりこめます。
-
この木の棒で撞き放題ですが、鐘もベルのようだし鐘棒もちゃちだし
やっぱ、音は「ゴォ〜〜〜〜ン」だよね。 -
ミングォンの鐘を出て。
通りから山側に向かってこのように路地が伸びてます。
行ってみましょう -
竹製の垣根がいいですね
-
周りの家々はこのように掘立柱ですごく簡素な造りです。
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横を見ると真っ白なパゴタが現れました。
シンピューメエです。
上の方は修復中で鳥籠のように足場が組まれてます。
正面は右の方ですが藪を突っ切ってショートカットしちゃいます。 -
正面にまわって急階段を上ります。もちろん裸足で…
-
上がりきったところに何やら仏像が…
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横から見てびっくり!
後ろにも誰かいます… -
テラスにも出て、俯瞰してみました。
かなり絶景です。
ミングォンパゴタは言うに及ばず、彼方にエーヤワディー川も見えます。 -
お次は…
通りをさらに奥に進むと
道が二股に分かれてます。 -
村の集会所かと思ったら…
ビリヤード場でした。
数年前までは卓球場だったりして。 -
どこの家も簡素な家ながらとても綺麗にしています。
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風情満点
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君たち、学校は?
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おいおい、このオッチャンはそんなに珍しいかいな
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食堂の横では食器を洗ってます。
-
村から戻ってくると通りはこんな感じで土産物店が並んでます。
何故か絵を売っている店が数軒ありました。
この辺りの人は絵をかくのが好きなの? -
おばさんの横が空いてたので座らせてもらいしばし休憩。
観光客を相手にしているので結構英語が通じます。
このおばさんも旦那さんが描いたという絵を売ってました。
なんか皆同じ絵なんでほんとに描いたのか疑問です… -
で、ミングォンパゴダです
巨大です
上がってみましょう -
とにかくでかい
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祠の中の仏像にお参りします
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上ってきたところから下を眺めると
正面右側に先ほど食事をした茶店
ここでバイタクの運転手のポニョさんが待ってます。
そしてエーヤワディー川方面にライオンの像 -
崩れそうで危ないからでしょうか
これより上は立ち入り禁止でした… -
これ、これ!
山麓に点在するパゴタ群のザカインをパスしてまで見たかったのはこの未完成の巨大遺跡です。
南京郊外の永楽帝の陽山碑材も凄いと思うけどこちらも凄い
この未完成で遺跡となってしまった兵どもの夢の跡に何を感じるのでしょうか。
「デカけりゃあいいってもんじゃない」
「初志貫徹の難しさ」
「設計計画の大切さ」… -
お次は…
バイタクの運転手さんに「もうちょっと待っててね〜」とことわり
通りを渡って川の方まで行ってみます。 -
マンダレーから遡ってくる、船着き場はどこなんでしょう
-
川からのお客さんを迎えるように造ったのでしょうか
これまた巨大なライオン像は見る影もありません -
1時半過ぎにミングォンを出発
また灼熱の原野をかなりのスピードでひたすら走ります。 -
スピード出してるんでこんなのがおって、危ないです。
1度、道路が陥没しているところで、スピード出していたんで車体が大きくはねて、手で車体をしっかり握っていたにもかかわらず、身体ごと飛ばされそうになりました。
運転手のポニョさんは大変気にして、以降はゆっくり走るだけでなく、後々までスイマセン、スイマセンと謝っていました。
危なかったけど、我輩は全然気にしてなかったけど… -
ザカインの街まで戻ってきました。
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アマラプラ方面に戻るんではなく、来る時渡った鉄橋の一つ下流の鉄橋を渡ります。
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インワ鉄橋。こちらは並行して線路も走ってます。
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車が来ないので停めてエーヤワディー川を眺めます。
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乾季で水量が少ない分雄大です。
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これから行こうとしているインワはあの中洲のようなところの村です。
本当は中洲じゃなくて支流との合流地点、日本の渓流でいうと「落合」です。 -
鉄橋を振り返ります
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橋を渡ったところで何がしかの通行料を払って…
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MRとは何の略なんでしょう
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堤防沿いの並木道を先程の事があったのでゆっくり走ります。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- カスピ海さん 2013/04/23 19:35:48
- いいな〜 2本の鉄橋
- アルデバランさま
こんばんは
鉄橋、私が船で下を通ったところを渡られたのですね!
すごい、すごい。
それも2本とも!
下から見上げても大きくて立派でした。
通過するときに凝視すると、通っていた車やバイクなど、
いま思い返しています。
アルデバランさんの、風を切ってエンジン音とともに進む楽しげなお姿が目に浮かぶようです。
それにここの遺跡、ほんとうにビッグサイズで、他にはない雰囲気ですね。
周辺の民家も、いい感じです。
また続きを楽しみにしております。
カスピ海
- アルデバランさん からの返信 2013/04/24 06:24:26
- RE: いいな〜 2本の鉄橋
- カスピ海様、こんにちわ
ミングォンの巨大なパゴタの遺跡は見ごたえありました。
これはミャンマー最後の王朝、コンバウン朝における偉大な王、ボードバヤー王が乾隆帝から仏歯を1個もらったもんだから、これを納める為に世界最大の仏舎利塔を建てようと計画したものですが、基壇部分(高さ48m!)までは造って、残念なことにボードバヤー王が亡くなってしまい未完に終わったものです。
ヤンゴンのシュエダゴォンパゴダは仏髪8本だけど、こちらは歯だったのですが、その歯の行方が気になります…
ミャンマーのコンバウン朝はその前に清朝の乾隆帝の侵略を4度も受けました。
この清緬戦争は清朝の完全敗北ですべて撃退したにもかかわらず、清朝はミャンンマーを朝貢国にしてしまったようでズルいですよね。
でも、侵略に負けてしまったら、チベットと同じように中国領土になっていたかもしれません…
そして、鉄橋。
大きな建造物といえば仏塔ぐらいですがこの鉄橋の直線美は違った意味で見ごたえありました。
下から見上げた景色も素晴らしかったでしょうね。
しかも、マンダレーで船に乗ってすぐ…
まだ気分は高揚しているうちだから、なおのことと想像します。
あと2つぐらいでマンダレーからいよいよバガンに移ります…
では。
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