初めてのパリ＆ブリュッセル（５：パリ北駅でプチ撮り鉄＆Thalysでブリュッセルへ）

2013/04/09 - 2013/04/09

パリでの仕事を終えて、次に向かう先はお隣ベルギーの首都ブリュッセル。これまた初訪問の国なのですが、シェンゲン協定内なのでパスポートにスタンプが増えないのが何となくさみしいところでもあります。

ちょっと早めにパリ北駅に着いたので、しばしの撮り鉄タイム。そして高速列車Thalysに乗ってブリュッセルに向かいます。

　4/6（土）：東京⇒（航空機）パリ
　4/7（日）：仕事、パリ市内観光
　4/8（月）：仕事
●4/9（火）：パリ⇒（鉄道）ブリュッセル、ブリュッセル市内観光
　4/10（水）：仕事
　4/11（木）：仕事、ブリュッセル市内観光
　4/12（金）：ブリュッセル⇒（鉄道）パリ、パリ⇒（航空機）
　4/13（土）：東京着

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

小雨の降る中、Anatole France駅を出たのは11時。左2台が券売機で、右2台がNavigo（ICカード、Suicaみたいなもの）のチャージ機。多言語表記やクレジットカード対応な券売機が結構あるのはいいんだけど、紙幣も同じくらい使えるようにしてほしい。

スーツケースを持った男4人はメトロ車内では目立つけど、あまり混んでなくて良かった。

アナトール フランス駅 駅

このレバーをぐいっと持ち上げてドアを開く。ドアの前で立ってるだけじゃ降りられないので、最初は戸惑うかも。

でも最近になって、自動でドアが開くようになった路線も出てきた。ホームドアが導入されているような新しい路線とか。

メトロ3号線でヴィリエ駅Villiersまで乗って、そこからメトロ2号線でラ・シャペル駅La Chapelleまで。駅名こそ違えど、パリ北駅のすぐ近くに位置する駅。

La Chapelle駅下車。んで、ここからパリ北駅までの通路があるらしいと聞いていたのだけど、あれよあれよと歩く間に改札を出ちゃって街中へ。

仕方ないので、一般道で北駅までスーツケースをゴーロゴーロ。日本とは違って、海外ではたいていこういう大きい駅の近くは雰囲気が良くないので、ちょっとドキドキ。結果的には何ともなかったけど。

ちょっと歩くと眼下に広がるパリ北駅の構内。

おぉ〜。TGVやらタリスやらユーロスターやら、ヨーロッパが誇る高速列車がずらり。ワクワクしてきた！

歩いて10分ちょっとでパリ北駅到着。時間は11時半、これから乗るタリスの発車は13時前なので、1時間ほど時間がある。

せっかくなので撮り鉄ターイム。

これがしたくてわざわざ早く来たんじゃありませんよ（笑）

パリ北駅 駅

おなじみTGV。

パリ北駅からのTGVは、パリ北部のリールやダンケルク等とを結ぶ列車がメイン。

パリ北駅 駅

ゲンコツ機関車。

パリ北駅 駅

近郊列車は2階建て。

パリ北駅 駅

コンコースを2階から俯瞰するとこんな感じ。

向かって右側は近郊列車や中距離列車など。

パリ北駅 駅

向かって左側は高速列車がメイン。

パスポートコントロールのあるユーロスターの乗り場はガラスの向こう側に。

パリ北駅 駅

もいっちょゲンコツ機関車。

パリ北駅 駅

赤い車体のタリス。

こちらは旧世代のもので、機関車も旧世代のTGVをベースとしたもの。

パリ北駅 駅

あれ、ユーロスターがユーロスター乗り場じゃないところに！？

よく見たらTGVって書いてある。へー、ユーロスターの車体を使ったTGV運用ってのがあるのかな。

パリ北駅 駅

三たびゲンコツ。

どれも塗装が違うのはマニア的にラッキー（笑）

パリ北駅 駅

新世代タリス。客車は旧世代と同じだけど、機関車はTGV Duplex（2階建てTGV）をベースとしたものに。

出発時間が近づいてきたので撮り鉄もこれくらいにして（笑）、これから乗るタリスの乗り場が表示されるのを待つ。10分遅れという表示もあって、発車予定時刻になってようやく『7番線』という表示が出た。一斉に動き出す乗客。

乗車したのはパリ北駅12:52発ブリュッセル南駅行きのタリス9341便。座ったとたんに隣席の（ちょっとほろ酔い気味の）おっさんに話しかけられ、ブリュッセル到着までずっとお喋りしっぱなし。楽しかったけどちょっとぐったり（苦笑）

パリ北駅 駅

30分遅れて14:45頃にブリュッセル南駅着。ここも雰囲気があまり良くないと言われる所、気を引き締める。

ここまで現地の方のお迎えがあったので非常に有難かった。

ブリュッセル南駅 駅

ホテルまでは地下鉄で移動。何回か乗車する予定なので、5回券（EUR7.70）をお買い上げ。例によって自動券売機では紙幣が使えない。

有人窓口には"Rapid Sales"って書いてあったけど、かなりの列ができていたので自動券売機のほうがRapidだと思われる。買い方も（英語さえ分かれば）難しくない。

ブリュッセル南駅 駅

切符はカード状のもので、昔のイオカードやJスルー、スルッとKANSAIが紙になったような感じ。オレンジ色の改札機に差し込むと改札完了！

駅によっては写真のようなゲートが設置されているけど、ただ通路にオレンジ色の改札機が置いてあるだけの駅も多い。

ブリュッセル南駅 駅

南駅Gare du Midiから地下鉄2・6号線でTrone駅まで。

雰囲気はパリの地下鉄とあまり変わらない（＝多少悪い、楽器演奏あり、スリに注意）。ただびっくりしたのはその加速の良さ。つかまっていないと華麗に吹っ飛ぶこと間違いなし。

Trone駅で下車。まわりはビジネス街というか大使館街？近くにカルフールエクスプレス（スーパー）があったので重宝すると思う。

宿泊したのはAdagio Access Brussels Europeというアパートメントホテル。1泊EUR100くらい。

部屋は綺麗だったけどトイレの消毒の臭いが鼻につくのが残念。

アパートスタイルホテル アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパ ホテル

そして長期滞在向けらしく、キッチン完備。鍋や食器もいいけれど、地味に有難いのは電子レンジだったり。

そして地下にはランドリーもあるとのこと。ロビーには飲み物の自動販売機もあるし（水のペットボトルが1本EUR2だったのでちょっと高め）、なかなか便利でよいホテル。

アパートスタイルホテル アダージョ アクセス ブリュッセル ヨーロッパ ホテル

ブリュッセルにもレンタサイクル。使ってる人は見かけなかった。

『あと3分で発車』。ここに表示してもらえると分かりやすい。

夕食は久々にさっぱりしたものが食べたいねーなんて言いながら近所を散歩してみるけど、あるのはステーキハウスばかり。というわけで入ったのは地下鉄Porte de Namur駅近くのBoston Cafe。カフェと言いつつ、実態はちょっとこじゃれたステーキハウス。ほぼ満席のにぎわいだった。

ボストン ステーキハウス ステーキ・グリル

ボストン ステーキハウス ステーキ・グリル