2013/03/31 - 2013/04/05
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マカロニグラタンさん
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モスクワ旅行、1つ目のビッグイベント。
歴史が変わらなければ、もしかしたら未だ誰にも知られず現役で稼働していたかも知れない地下核シェルター。
歴史の中に入ったという実感がありました。
ガイドさんの話を思い出しながら可能な限り詳細に紹介したいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨日は到着が遅れたこともあり、ホテルでは食事せずに寝た。
時差もあったし、なんたって今日からハードに動くので体力温存しないといけないので。
まずは朝食バイキング。
今日参加する冷戦博物館・地下核シェルターツアーは、9時にロビーにガイドさんと待ち合わせなので、レストランが開く7時30分に直を摂る。 -
朝食はそこそこの味でした。
米がこの日はありましたが、翌日以降はありませんでした。米はイマイチです。
パンやケーキは美味しかったですね。
朝食後部屋に戻り支度をしてロビーへ行くと、ガイドさんが数少ない東洋人の自分の姿を見て分かったのでしょう。自分の名前の書かれた紙をこちらに見せてくれました。
ガイドさんはガニヤさんという50歳くらいの方でした。
日本語は堪能で、ガニヤさんに連れられて、パルチザンスカヤ駅から地下鉄に乗り地下核シェルターへ。 -
地下鉄タガンスカヤ駅を下り、徒歩で入り口へ。
全く看板も何もありません。
フツ〜に建物が立ち並んでいる中、この入り口があります。
ちなみにガイドのガニヤさんは、ここに来るのは2度目で前回は車、今回は地下鉄で違う道を通ったので道が分からず人に聞きながら案内してくれました。 -
外は雪が降っており、建物内でガイド(この核シェルターを案内説明してくれる軍人さん)が来るまでしばし待機。
この核シェルターは事前にツアー会社に申し込みしないと見学できません。1日に3回か4回、決まった時間にしかも人数限定で行われます。
自分は10時のツアーに参加しましたが、何と参加者は自分だけ!
つまり貸し切り!!です。 -
まずはこの扉。
厚さ5、60cmはあります。
鋼鉄とコンクリートでできており、重さ2tだとか。
現在は2重ですが、当時は4重あったそうです。
自動で開閉(当たり前か)。
ちなみにここのシェルターは地下60mくらいのところにあります。 -
内部に入り階段を下りるとこの地下通路があります。
この通路の壁がすごい。
厚さ1m、表面は鋼鉄、内部は大理石とコンクリート。四角い凹凸は鋼鉄でできた極太の棒が25cm置きに打ち込んであります。
絶対に崩壊しないようにできています。
近くで地下鉄の音が聞こえます。ここは地下鉄タガンスカヤ駅に近く、すぐ近くに地下鉄が走っています。
こんなところに地下核シェルター、軍事秘密基地があったことは誰も知らなかったそうです。 -
ここで勤務する軍人は、出勤したらまずここでチェックを受けます。勤務カードのようなものを持っていて、色で部署が分かれていたそうです。そして他部署の人間とは接触できないように管理されていたとのことです。
秘密が漏れる恐れがあるからでしょうね。
恐るべしソビエト連邦です。 -
ここで10分間くらいドキュメンタリー映像を見ます。
ちなみに実際の映像は写真は8ミリ映写機ではなく、ちゃんとプロジェクターから出ます。 -
冷戦時代の米ソの軍拡競争の映像。
片方の国が新しい核ミサイル作り実験すると、もう片方がさらに射程の長い、より強力な核ミサイルと作るという今考えると実に愚かなことをしてたものです。 -
続いては司令部。
ここにはガスマスク、カラシニコフ銃も置いてありました。
見学者は自分だけなので、カラシニコフ銃も手に持ち、完全自由でした。
写真はロケットの模型。このロケットに核爆弾を搭載するのですが、ガガーリンが宇宙へ行ったロケットもこのロケットだったそうです。 -
写真の右の飛行機はソ連最初の核爆弾搭載可能の爆撃機。
アメリカが広島・長崎へ原爆を投下したことで、スターリンはソ連にも核爆弾搭載できる重爆撃機を製造すべく、航空機の設計師であるツポレフ氏に重爆撃機の製造を命令。
アメリカから技術をコピーし製造したのが、右の重爆撃機だそうです。 -
核戦争が起きたとき、この通信機を使って攻撃命令を出すのだそうです。
-
その隣にあるこの機械が、核ミサイルの発射装置。
本物です。右端に2つあるキーの上を回すと発射準備に入ります。 -
写真が別れてしまい分かりづらいですが、この写真のキーで開けた中にあるボタン。これが発射ボタンです。
大統領(当時は書記長)が発射ボタンを握っていたとかいう伝説はありますが、説明ではこのボタンが本物とのことです。
このボタンを押すのと同時にと先ほどの写真の上下2つあるキーの下のキーを回すとミサイル発射です。
ここで軍人の方の説明で発射シュミレーションをやります。参加者は自分だけなので問答無しで自分がやりました。
音声で、モスクワが核攻撃を受けた(暗いBGMが流れる)⇒反撃命令⇒キーを回すと目の前のモニターがカウントダウン⇒0:00になったら発射ボタンと同時にキーを回す⇒頭上にスクリーンがあり核ミサイルは発射される映像⇒ロケットが地球を飛び出し軌道に乗って一気にアメリカへ⇒焼き尽くされる映像・・・。
質問したところ、発射されてから28分でミサイルがアメリカに到達するそうです。
キューバ危機のときには10日間ここで待機したそうです。 -
地下核シェルターの断面図。
最大2000人の人間がこの基地で勤務し、3ヶ月滞在できるようになっていたとのこと。
地下鉄が周りを走っています。 -
このトロッコ。線路は90mほどあり、その先は地下鉄タガンスカヤ駅へ通じているそうです。
地下鉄駅構内に秘密の扉があり、そこから物資を運んだり、またここで勤務する軍人が地下鉄の終電で通勤し、秘密の扉からこのトロッコに乗って基地へ通勤してたそうです。
もちろん誰にも分からないように私服でやってきて、基地で軍服に着替えていたそうです。
地下鉄の職員とは知っていたのか尋ねましたが、誰も知らないと言ってました。
きっと疑問に思っても質問すらできないし、勝手に調べようとしようものなら、それこそ人知れず捕まりどこかに連れていかれてしまうかも知れませんね。
他にも施設はありましたが、メインは以上です。
ちなみに一般のモスクワ市民はここの存在は知らず、核戦争が起きてもここには入れないそうです。別にシェルターがあるそうです。
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