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2013年3月11日、カトマンズ近郊の古都パタンを訪ねました。<br />王宮、寺院が立ち並ぶダルバール広場はネパールを代表する光景のひとつです。

ネパール2013・・・(3)古都パタン散策

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2013/03/09 - 2013/03/18

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azianokaze

azianokazeさん

2013年3月11日、カトマンズ近郊の古都パタンを訪ねました。
王宮、寺院が立ち並ぶダルバール広場はネパールを代表する光景のひとつです。

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配
  • カトマンズのアサン・チョークから大通りカンティ・パトに出たあたりの歩道橋から。<br /><br />何やら大勢の人出です。人混みの向かい側にテンプーのような車が並んでいます。そこがパタン方面へのマイクロバス・テンプーの乗り場のようです。

    カトマンズのアサン・チョークから大通りカンティ・パトに出たあたりの歩道橋から。

    何やら大勢の人出です。人混みの向かい側にテンプーのような車が並んでいます。そこがパタン方面へのマイクロバス・テンプーの乗り場のようです。

  • たくさん車がいますが、どれがパタンへ行くのかわかりません。<br />訊ねても、「パタンへ行くなら向こうのバスパークから乗れ」みたいな返事です。<br /><br />ただ、そのバスパーク(郊外バスターミナル)を近くの歩道橋の上から探してみましたが、よくわかりません。<br /><br />ここはあっさりバスはあきらめてタクシーで行くことにします。<br />昨夜、ガイド氏に料金を訊いたところ350ルピー(約400円)とのことで、外国人料金でも4〜500ルピーでしょう。<br />バスは帰りに使うことにしましょう。

    たくさん車がいますが、どれがパタンへ行くのかわかりません。
    訊ねても、「パタンへ行くなら向こうのバスパークから乗れ」みたいな返事です。

    ただ、そのバスパーク(郊外バスターミナル)を近くの歩道橋の上から探してみましたが、よくわかりません。

    ここはあっさりバスはあきらめてタクシーで行くことにします。
    昨夜、ガイド氏に料金を訊いたところ350ルピー(約400円)とのことで、外国人料金でも4〜500ルピーでしょう。
    バスは帰りに使うことにしましょう。

  • パタンは地図で見るとカトマンズ中心部からせいぜい4〜5km程度。<br />タクシーなら20分程度で着きます。来る途中、バスパークの場所もわかりました。明日バクタプルに行く際に使いましょう。<br /><br />で、パタンです。<br />先ずダルバール広場のチェックポイントで入場料500ルピーを支払います。

    パタンは地図で見るとカトマンズ中心部からせいぜい4〜5km程度。
    タクシーなら20分程度で着きます。来る途中、バスパークの場所もわかりました。明日バクタプルに行く際に使いましょう。

    で、パタンです。
    先ずダルバール広場のチェックポイントで入場料500ルピーを支払います。

  • パタンのダルバール広場の建築物は、16世紀から18世紀にかけて建てられたマッラ王朝の旧王宮、寺院で、世界文化遺産に指定されています。<br /><br />古くからネワール族が暮らすカトマンズ盆地には、この時期カトマンズ、バクタプル、パタンの3王国が並び立っていました。<br />パタンのサンスクリット語の別名は「ラリトプル」(美の都)だそうで、“ネワール文化を継承する美の都”【歩き方】ということになります。<br /><br />ダルバール広場の眺めは確かに印象的で、12年前のネパール旅行の記憶も残っています。

    パタンのダルバール広場の建築物は、16世紀から18世紀にかけて建てられたマッラ王朝の旧王宮、寺院で、世界文化遺産に指定されています。

    古くからネワール族が暮らすカトマンズ盆地には、この時期カトマンズ、バクタプル、パタンの3王国が並び立っていました。
    パタンのサンスクリット語の別名は「ラリトプル」(美の都)だそうで、“ネワール文化を継承する美の都”【歩き方】ということになります。

    ダルバール広場の眺めは確かに印象的で、12年前のネパール旅行の記憶も残っています。

  • 左手は石造りのクリシュナ寺院(17世紀建造)<br />2階にクリシュナ(ヴィシュヌ)、3階にはシヴァ、4階にはブッダが祀られているそうです。<br />

    左手は石造りのクリシュナ寺院(17世紀建造)
    2階にクリシュナ(ヴィシュヌ)、3階にはシヴァ、4階にはブッダが祀られているそうです。

  • 3つ残る王宮建物のひとつ、ムル・チョークの中庭。

    3つ残る王宮建物のひとつ、ムル・チョークの中庭。

  • 建物の内外は精巧な彫刻が施されています。

    建物の内外は精巧な彫刻が施されています。

  • 後日の情報で、“隣接するタレジュ寺院に通じる「黄金の扉」の彫金とその左右を守護する女神(ヤムナとガンガ)の像は必見”と知ったのですが、ガイドなしで一人で歩いていますので、そんなことも知らず見逃しました。

    後日の情報で、“隣接するタレジュ寺院に通じる「黄金の扉」の彫金とその左右を守護する女神(ヤムナとガンガ)の像は必見”と知ったのですが、ガイドなしで一人で歩いていますので、そんなことも知らず見逃しました。

  • 嘆願者が王に不平を訴えるために鳴らしたとされるタレジュの鐘

    嘆願者が王に不平を訴えるために鳴らしたとされるタレジュの鐘

  • ハリ・シャンカール寺院 ハリ・シャンカールはヴィシュヌとシヴァの両方の神性を持っているそうです。<br /><br />【歩き方】に“支柱には地獄の場面や官能的な彫刻が施されている”とありますが、これまた一人歩きの悲しさで、よくわかりませんでした。

    ハリ・シャンカール寺院 ハリ・シャンカールはヴィシュヌとシヴァの両方の神性を持っているそうです。

    【歩き方】に“支柱には地獄の場面や官能的な彫刻が施されている”とありますが、これまた一人歩きの悲しさで、よくわかりませんでした。

  • 左手前がハリ・シャンカール寺院、真ん中の柱がシッディ・ナラシン・マッラ王の像

    左手前がハリ・シャンカール寺院、真ん中の柱がシッディ・ナラシン・マッラ王の像

  • 奥の建物はジャガナラヤン寺院

    奥の建物はジャガナラヤン寺院

  • このあたりになると、次第に古い建築物にも「フーン・・・」って感じで、テンションがいまひとつ。<br />別にパタンに限った話ではなく、ひとりでいくつもの遺跡や建築物を見ているとそうなります。やはり、そばで何がすごいのか、何が特徴的なのかを力説してくれるガイド氏が必要です。

    このあたりになると、次第に古い建築物にも「フーン・・・」って感じで、テンションがいまひとつ。
    別にパタンに限った話ではなく、ひとりでいくつもの遺跡や建築物を見ているとそうなります。やはり、そばで何がすごいのか、何が特徴的なのかを力説してくれるガイド氏が必要です。

  • 少し歩き疲れたので、ダルバール広場の北側にある、昨夜パシュパティナートを案内してくれたガイドのDash Lalさんがやっているお茶屋さんに行って、お茶でも飲ませてまらうことにしました。<br /><br />「Everest Tea Shop」というお店で、ホテル「ネワチェン」の近くです。<br />お土産にマサラ・ティを購入。

    少し歩き疲れたので、ダルバール広場の北側にある、昨夜パシュパティナートを案内してくれたガイドのDash Lalさんがやっているお茶屋さんに行って、お茶でも飲ませてまらうことにしました。

    「Everest Tea Shop」というお店で、ホテル「ネワチェン」の近くです。
    お土産にマサラ・ティを購入。

  • 再度ダルバール広場に戻ります。<br />北側から見たダルバール広場。<br /><br />正面に2頭の象がいるのが、シヴァ神を祀るヴィシュワナート寺院

    再度ダルバール広場に戻ります。
    北側から見たダルバール広場。

    正面に2頭の象がいるのが、シヴァ神を祀るヴィシュワナート寺院

  • 王宮の一部を改装したパタン博物館<br />

    王宮の一部を改装したパタン博物館

  • ダルバール広場の一画にあり、屋上からの眺めがいいことで有名なカフェ・ド・テンプルで少し早目のランチをとることに。

    ダルバール広場の一画にあり、屋上からの眺めがいいことで有名なカフェ・ド・テンプルで少し早目のランチをとることに。

  • ネパール定食のダルバートですが、場所代が入ってかなり高めです。

    ネパール定食のダルバートですが、場所代が入ってかなり高めです。

  • で、肝心の眺めはこんな感じです。<br />食事しながら、ダルバール広場が一望できます。<br />

    で、肝心の眺めはこんな感じです。
    食事しながら、ダルバール広場が一望できます。

  • こうしたルーフトップのレストランは他にもあるようです。<br />

    こうしたルーフトップのレストランは他にもあるようです。

  • 広場の反対側の民家の屋根には太陽光パネルが。停電の多いネパールでは便利なものではないでしょうか。

    広場の反対側の民家の屋根には太陽光パネルが。停電の多いネパールでは便利なものではないでしょうか。

  • ダルバール広場を離れて、パタン最古の寺、クンベシュワール寺院に向かいます。

    ダルバール広場を離れて、パタン最古の寺、クンベシュワール寺院に向かいます。

  • 京都か奈良か・・・そんな雰囲気もあります。

    京都か奈良か・・・そんな雰囲気もあります。

  • このような五重塔はネパールでは少ないそうです。優美さではダルバール広場の建築物を凌ぐものがあります。

    このような五重塔はネパールでは少ないそうです。優美さではダルバール広場の建築物を凌ぐものがあります。

  • 1392年に建てられたシヴァ神を祀る寺です。

    1392年に建てられたシヴァ神を祀る寺です。

  • 聖なる水場・・・とのことですが、あいにく枯れていました。

    聖なる水場・・・とのことですが、あいにく枯れていました。

  • 続いて向かったのはゴールデン・テンプル。愛敬のある獅子が迎えてくれます。雌獅子の胸がなまめかしいのもご愛敬です。

    続いて向かったのはゴールデン・テンプル。愛敬のある獅子が迎えてくれます。雌獅子の胸がなまめかしいのもご愛敬です。

  • 金ピカは日本的には寺院のイメージにはそぐわない感もありますが、日本のお寺も平安・奈良時代は極彩色だったそうで、わび・さびの感覚は後代のものです。

    金ピカは日本的には寺院のイメージにはそぐわない感もありますが、日本のお寺も平安・奈良時代は極彩色だったそうで、わび・さびの感覚は後代のものです。

  • ゴールデン・テンプルの2階 閉まっており中には入れませんでした。

    ゴールデン・テンプルの2階 閉まっており中には入れませんでした。

  • お寺の一画では、地元の人が手作業をしていました。

    お寺の一画では、地元の人が手作業をしていました。

  • カトマンズへの帰路はバスで。<br />パタンの入口パタン・ドカから外へ出たあたりにバス乗り場があるはずです。

    カトマンズへの帰路はバスで。
    パタンの入口パタン・ドカから外へ出たあたりにバス乗り場があるはずです。

  • ありました。バスが止まっています。<br />数が少ないので乗るのは簡単ですが、難しいのはどこで降りるかです。ホテルのあるタメルに近いところで降りたいのですが。<br /><br />乗り合わせた乗客に「タメルに戻りたい」と言うと、降りる場所を教えてくれました。料金は15ルピーしか払わなかったような気がします。50ルピーを聞き間違えたのでは・・・。車掌も何も言いませんでしたが。<br /><br /><br /><br />無事バスを降りても、そこがどこか、タメルがどっちかもわかりません。それでも人に訊ねながら歩いていると、見覚えのあるタメル地区に行きつきました。

    ありました。バスが止まっています。
    数が少ないので乗るのは簡単ですが、難しいのはどこで降りるかです。ホテルのあるタメルに近いところで降りたいのですが。

    乗り合わせた乗客に「タメルに戻りたい」と言うと、降りる場所を教えてくれました。料金は15ルピーしか払わなかったような気がします。50ルピーを聞き間違えたのでは・・・。車掌も何も言いませんでしたが。



    無事バスを降りても、そこがどこか、タメルがどっちかもわかりません。それでも人に訊ねながら歩いていると、見覚えのあるタメル地区に行きつきました。

  • 写りが悪く公開をためらいましたが、タメル地区北側にある「ニュー・エベレスト・モモ・センター」のモモ。<br /><br />モモ専門店で、メニューはモモだけ。<br />地元の人でいっぱいですが、座るとすぐにモモが出てきますので、回転が非常に速い店です。<br /><br />名前から小奇麗な店を想像していたのですが、非常にローカルな店で、停電で暗くなったせいもありますが、気付かずに行き過ぎたぐらいです。<br />味の方は、おいしく食べられました。ただ、日本の焼きギョーザとどちらがいいかと訊かれれば、私は焼きギョーザが好みですが。<br />10個で50ルピー程度と格安です。<br /><br />水は水差しに入れて各テーブルに置いてありますが、口の上にかざして、直接口が触れないようにして飲むのがマナーのようです。<br />もちろん私は持参のミネラルウォーターです。<br /><br />このあと、日本人経営で露天風呂が人気の「ロイヤル華ガーデン」に向かいました。12年前は車で行ったのですが、ガイドブック(3年前のもの)の地図で見ると歩いて行ける距離です。<br />真っ暗な夜道、でこぼこに注意しながら歩いたのですが、それらしき建物が見当たりません。<br /><br />廃業したのだろう・・・と、あきらめて帰ったのですが、ホテルでネットで確認したところ、11年10月に新しい場所に移転したそうです。<br />露天風呂でくつろぎたかったのですが、残念。やはり情報は新しくないと・・・。

    写りが悪く公開をためらいましたが、タメル地区北側にある「ニュー・エベレスト・モモ・センター」のモモ。

    モモ専門店で、メニューはモモだけ。
    地元の人でいっぱいですが、座るとすぐにモモが出てきますので、回転が非常に速い店です。

    名前から小奇麗な店を想像していたのですが、非常にローカルな店で、停電で暗くなったせいもありますが、気付かずに行き過ぎたぐらいです。
    味の方は、おいしく食べられました。ただ、日本の焼きギョーザとどちらがいいかと訊かれれば、私は焼きギョーザが好みですが。
    10個で50ルピー程度と格安です。

    水は水差しに入れて各テーブルに置いてありますが、口の上にかざして、直接口が触れないようにして飲むのがマナーのようです。
    もちろん私は持参のミネラルウォーターです。

    このあと、日本人経営で露天風呂が人気の「ロイヤル華ガーデン」に向かいました。12年前は車で行ったのですが、ガイドブック(3年前のもの)の地図で見ると歩いて行ける距離です。
    真っ暗な夜道、でこぼこに注意しながら歩いたのですが、それらしき建物が見当たりません。

    廃業したのだろう・・・と、あきらめて帰ったのですが、ホテルでネットで確認したところ、11年10月に新しい場所に移転したそうです。
    露天風呂でくつろぎたかったのですが、残念。やはり情報は新しくないと・・・。

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