2013/03/09 - 2013/03/18
81位(同エリア125件中)
azianokazeさん
- azianokazeさんTOP
- 旅行記488冊
- クチコミ0件
- Q&A回答12件
- 891,245アクセス
- フォロワー29人
2013年3月11日、カトマンズ近郊の古都パタンを訪ねました。
王宮、寺院が立ち並ぶダルバール広場はネパールを代表する光景のひとつです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
カトマンズのアサン・チョークから大通りカンティ・パトに出たあたりの歩道橋から。
何やら大勢の人出です。人混みの向かい側にテンプーのような車が並んでいます。そこがパタン方面へのマイクロバス・テンプーの乗り場のようです。 -
たくさん車がいますが、どれがパタンへ行くのかわかりません。
訊ねても、「パタンへ行くなら向こうのバスパークから乗れ」みたいな返事です。
ただ、そのバスパーク(郊外バスターミナル)を近くの歩道橋の上から探してみましたが、よくわかりません。
ここはあっさりバスはあきらめてタクシーで行くことにします。
昨夜、ガイド氏に料金を訊いたところ350ルピー(約400円)とのことで、外国人料金でも4〜500ルピーでしょう。
バスは帰りに使うことにしましょう。 -
パタンは地図で見るとカトマンズ中心部からせいぜい4〜5km程度。
タクシーなら20分程度で着きます。来る途中、バスパークの場所もわかりました。明日バクタプルに行く際に使いましょう。
で、パタンです。
先ずダルバール広場のチェックポイントで入場料500ルピーを支払います。 -
パタンのダルバール広場の建築物は、16世紀から18世紀にかけて建てられたマッラ王朝の旧王宮、寺院で、世界文化遺産に指定されています。
古くからネワール族が暮らすカトマンズ盆地には、この時期カトマンズ、バクタプル、パタンの3王国が並び立っていました。
パタンのサンスクリット語の別名は「ラリトプル」(美の都)だそうで、“ネワール文化を継承する美の都”【歩き方】ということになります。
ダルバール広場の眺めは確かに印象的で、12年前のネパール旅行の記憶も残っています。 -
左手は石造りのクリシュナ寺院(17世紀建造)
2階にクリシュナ(ヴィシュヌ)、3階にはシヴァ、4階にはブッダが祀られているそうです。 -
3つ残る王宮建物のひとつ、ムル・チョークの中庭。
-
建物の内外は精巧な彫刻が施されています。
-
後日の情報で、“隣接するタレジュ寺院に通じる「黄金の扉」の彫金とその左右を守護する女神(ヤムナとガンガ)の像は必見”と知ったのですが、ガイドなしで一人で歩いていますので、そんなことも知らず見逃しました。
-
嘆願者が王に不平を訴えるために鳴らしたとされるタレジュの鐘
-
ハリ・シャンカール寺院 ハリ・シャンカールはヴィシュヌとシヴァの両方の神性を持っているそうです。
【歩き方】に“支柱には地獄の場面や官能的な彫刻が施されている”とありますが、これまた一人歩きの悲しさで、よくわかりませんでした。 -
左手前がハリ・シャンカール寺院、真ん中の柱がシッディ・ナラシン・マッラ王の像
-
-
奥の建物はジャガナラヤン寺院
-
このあたりになると、次第に古い建築物にも「フーン・・・」って感じで、テンションがいまひとつ。
別にパタンに限った話ではなく、ひとりでいくつもの遺跡や建築物を見ているとそうなります。やはり、そばで何がすごいのか、何が特徴的なのかを力説してくれるガイド氏が必要です。 -
-
-
少し歩き疲れたので、ダルバール広場の北側にある、昨夜パシュパティナートを案内してくれたガイドのDash Lalさんがやっているお茶屋さんに行って、お茶でも飲ませてまらうことにしました。
「Everest Tea Shop」というお店で、ホテル「ネワチェン」の近くです。
お土産にマサラ・ティを購入。 -
再度ダルバール広場に戻ります。
北側から見たダルバール広場。
正面に2頭の象がいるのが、シヴァ神を祀るヴィシュワナート寺院 -
-
-
王宮の一部を改装したパタン博物館
-
ダルバール広場の一画にあり、屋上からの眺めがいいことで有名なカフェ・ド・テンプルで少し早目のランチをとることに。
-
ネパール定食のダルバートですが、場所代が入ってかなり高めです。
-
で、肝心の眺めはこんな感じです。
食事しながら、ダルバール広場が一望できます。 -
こうしたルーフトップのレストランは他にもあるようです。
-
広場の反対側の民家の屋根には太陽光パネルが。停電の多いネパールでは便利なものではないでしょうか。
-
ダルバール広場を離れて、パタン最古の寺、クンベシュワール寺院に向かいます。
-
京都か奈良か・・・そんな雰囲気もあります。
-
このような五重塔はネパールでは少ないそうです。優美さではダルバール広場の建築物を凌ぐものがあります。
-
1392年に建てられたシヴァ神を祀る寺です。
-
-
聖なる水場・・・とのことですが、あいにく枯れていました。
-
続いて向かったのはゴールデン・テンプル。愛敬のある獅子が迎えてくれます。雌獅子の胸がなまめかしいのもご愛敬です。
-
金ピカは日本的には寺院のイメージにはそぐわない感もありますが、日本のお寺も平安・奈良時代は極彩色だったそうで、わび・さびの感覚は後代のものです。
-
-
ゴールデン・テンプルの2階 閉まっており中には入れませんでした。
-
お寺の一画では、地元の人が手作業をしていました。
-
カトマンズへの帰路はバスで。
パタンの入口パタン・ドカから外へ出たあたりにバス乗り場があるはずです。 -
ありました。バスが止まっています。
数が少ないので乗るのは簡単ですが、難しいのはどこで降りるかです。ホテルのあるタメルに近いところで降りたいのですが。
乗り合わせた乗客に「タメルに戻りたい」と言うと、降りる場所を教えてくれました。料金は15ルピーしか払わなかったような気がします。50ルピーを聞き間違えたのでは・・・。車掌も何も言いませんでしたが。
無事バスを降りても、そこがどこか、タメルがどっちかもわかりません。それでも人に訊ねながら歩いていると、見覚えのあるタメル地区に行きつきました。 -
写りが悪く公開をためらいましたが、タメル地区北側にある「ニュー・エベレスト・モモ・センター」のモモ。
モモ専門店で、メニューはモモだけ。
地元の人でいっぱいですが、座るとすぐにモモが出てきますので、回転が非常に速い店です。
名前から小奇麗な店を想像していたのですが、非常にローカルな店で、停電で暗くなったせいもありますが、気付かずに行き過ぎたぐらいです。
味の方は、おいしく食べられました。ただ、日本の焼きギョーザとどちらがいいかと訊かれれば、私は焼きギョーザが好みですが。
10個で50ルピー程度と格安です。
水は水差しに入れて各テーブルに置いてありますが、口の上にかざして、直接口が触れないようにして飲むのがマナーのようです。
もちろん私は持参のミネラルウォーターです。
このあと、日本人経営で露天風呂が人気の「ロイヤル華ガーデン」に向かいました。12年前は車で行ったのですが、ガイドブック(3年前のもの)の地図で見ると歩いて行ける距離です。
真っ暗な夜道、でこぼこに注意しながら歩いたのですが、それらしき建物が見当たりません。
廃業したのだろう・・・と、あきらめて帰ったのですが、ホテルでネットで確認したところ、11年10月に新しい場所に移転したそうです。
露天風呂でくつろぎたかったのですが、残念。やはり情報は新しくないと・・・。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
azianokazeさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
40