2012/06/24 - 2012/06/29
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chainetworkさん
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アッサローム・アライクム!!
タシケントに戻って来ました〜
言わずもがな、タシケントはウズベキスタンの首都ですが、チュルク語で『石の町』という意味だそうです。
シルクロードの中継地、オアシスとしてとして栄えました。
イスラ王朝の支配によってイスラム化が進みますが、チンギス・カンに破壊されてしまいます。
その後、ティムール王朝などによって再建されますが、1865年、帝政ロシア軍が夜間攻撃をしかけ、ロシアの支配下になっていきます。
第二次世界大戦が起こると、ナチス・ドイツの侵攻を受けたヨーロッパから工場が移され、タシケントは工業化が進んでいきました。
1966年の大地震によって、タシケントの町は破壊されてしまいますが、ソ連からの革命的労働者の投入により、僅か数年で計画的な町作りがなされ、大都市に成長してゆきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 航空会社
- ウズベキスタン航空
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ナボイ・オペラ・バレエ劇場
第二次世界大戦の時に、ソ連軍によってタシケントに拘留されていた日本人捕虜によって、1945〜1947年にかけて建てられました。
約1500人もの収容が可能で、中には6つの廊下があり、タシケント、サマルカンド、ブハラ、ホレズム、フェルガナ、テルメズの6つの都市の職人によって造られたという事です。
ウズベキスタンの有名な英雄で詩人でもある、アリシェル・ナヴァーイの名前が付けられていて、ウズベキスタンの紙幣スム札にも描かれています。 -
目の前には噴水広場があります。
タイミングが悪く、お水は出ていませんでした・・・ 残念!! -
左側の外壁には、『1945年から1946年にかけて極東から強制移送された数百名の日本国民が、このアリシェル・ナヴォイー名称劇場の建設に参加し、その完成に貢献した。』 と日本語でも書かれたプレートがあります。
これは、1996年に当時の大統領によって、日本人への恩義と称賛のため、日本語で設置されたという事です。
1966年に起こった大地震で、タシケントの78000棟もの建物が倒壊しましたが、このナボイ劇場は無傷だった事から、日本の技術の高さや、劣悪な環境の中で強制労働を強いられながらも、細部の彫刻にまでこだわるなどの真面目な姿勢が、今でも評価されています。 -
アライ・バザール
新市街の中心に近いところにあり、市民の台所となっています。 -
ナッツ類やドライフルーツが並び・・・
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色鮮やかな野菜や・・・
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果物もたくさん!
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お米もありました〜!
広くて綺麗なバザールでしたよ♪ -
これから日本人墓地へ向かいます。
アライ・バザールの近くにある地下鉄で、途中まで乗車体験♪
1978年から建築が始まり、全て大理石やシャンデリアなどの装飾がされていて、駅ごとに違うんだそうです! -
これが地下鉄のキップ!?
青いプラスティックのようなコインです。
この写真を撮っていたら、ポリスが現れて怒られた〜!!
地下鉄にはポリスがいて、手荷物検査があるなどセキュリティがとても厳しく、カメラもダメという事でした・・・
ガイドさん、先に教えて〜!! -
日本人墓地
市内から少しはなれた場所にある、ムスリムの墓地の一番奥の方にあります。
墓標、記念碑と、ウズベキスタンで亡くなった方々の名前が刻まれたプレートがあり、第二次世界大戦でソ連の捕虜となった79名の日本人が眠っています。
そんな日本人捕虜達が眠る日本人墓地が、タシケントを含めてウズベキスタンには8か所あるという事です。
記念碑に近づいていって、名前の刻まれたプレートの方を見ていたら、なぜか分からないけど突然感情が湧き出してきて、涙があふれ出してきてしまいました。
大した予備知識もなく、失礼ながら割と軽い気持ちで訪れたので、この記念碑の前に立つまで他の人とおしゃべりしていたくらいなのに、自分でもどうして涙があふれてきたのか分からず、その涙を止める事も出来ませんでした。
他の人に知れて心配をかけたくなかったので、手を合わせるのが精いっぱい、すぐにエリアの外に出てしまったんです。
全く霊感もないし、感情移入をしていた訳でもないので、自分でもビックリしてしまいましたが、もしかしたら、ここに眠る方々が何か伝えたかったのかもしれません。
しばらくして、ようやく感情と涙がおさまってきたので、エリアの外から改めて合掌・・・ -
ウズベキスタン工芸博物館
1907年に建てられ、元は個人の邸宅だったそうです。
ウズベキスタンの各地から職人を集めて建てられたので、外観や装飾が全面に施されていて、とても綺麗です☆
スザニや絨毯、サマルカンド焼きやヒヴァ焼きの食器、かすりや刺繍などの民族衣装が展示されています。
絨毯がずらっと壁に並んでいます。 -
民族衣装もきれ〜い❤
-
壁から天井まで細かい装飾が・・・
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これにてウズベキスタンの観光は全て終了、明日は朝早いフライトでとうとう帰国です✈
帰りの機内食。
朝からフライドチキンのようなものが・・・ ヘビーですっ!! -
そして、午後の遅いランチが軽食・・・ 逆でしょ!?
帰国してから、ウズベキスタン航空へご報告申し上げましたよ・・・
今回は訪れる事が出来ませんでしたが、『太陽の国』と呼ばれ、独特の文化を持っているというヒヴァや、ウズベキスタンの英雄ティムールの生まれたシャフリサーブスにも行ってみたいなぁと思います。
『ウズベキスタンってどこにあるの!?』を最後まで読んで頂き、有り難うございます!!
今後は、インドやモロッコなどをアップしていく予定ですので、そちらも楽しみにして下さいね〜❤
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