2013/01/03 - 2013/01/03
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たびたびさん
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今年最初の街歩きは、広島からもほど近い、呉にしてみました。軍港の街をちょっと丁寧にたどりつつ、ここでもスイーツ巡り。
広島市には、実は、けっこう和菓子屋さんが少ないんです。原爆で壊滅状態になったこともあって、たぶん、昔ながらの商店は残りにくかったんでしょう。呉を歩いてみて、もし、広島に原爆が落ちていなければ、もしかしたら、こんなお店が残っていたかもしれないなあと感じてしまいました。
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広島市内の京橋川付近。
これから広島駅に出て、呉に向かいます。 -
広島駅から、呉に向かう際、列車はこの「広」行きというのが多いです。広駅は、呉駅から三つめの駅。竹原とかは、大抵、この広駅で乗り換えとなります。
広駅の周辺、歩いていける範囲には、観光地と呼べるようなところはありませんが、バスで20分ほど行くと、朝鮮 通信使をもてなした島、また、ももへの手紙の舞台となった下刈蒲町。ただし、バスの乗り場は、駅前の国道を渡った場所。ちょっと分かりにくいので、まごまごしているとバスに乗り遅れてしまいそうです。ご注意を。 -
広駅から、国道を呉駅の方向に戻ったところ。歩いて、数分なのですが、こんなところにケーキ屋さんがあるのかなあという感じで、不安に思いながら歩きました。で、確かにありました。ねむの木は、地元では、バターケーキでよく知られたお店。バターケーキでは、広島市にも、長崎屋という絶対的な人気を誇る有名店があって、どっちがうまいんでしょうか。
ただ、長崎屋の味を忘れてしまったので、また、これを食べ直してからの評価になると思います。しかし、こんなに、バターケーキを信奉するのは広島だけでしょう。そちらの方が、何か興味が引かれます。 -
呉駅に戻って、ここから街歩きを開始です。
大和ミュージアムやてつのくじら館などはすぐ近く。市役所など市街地は北口ですが、大和ミュージアムなどは南口。歩道橋で直結されているので、人の流れに乗っていれば、自然と着いてしまうというアクセスの良さがすごいと思います。
ところで、改札を出た場所にある巴屋のアイス最中は、とてもうまい。お勧めですよ〜。 -
ゆめタウン呉は、平成16年に開業した呉最大のショッピングセンター。呉駅の南側は、市街中心部とは反対側なのですが、呉駅からは、歩道橋で直結されていて、その先には、「大和ミュージアム」や「てつのくじら館」もあるので、観光客にとってはとても便利なロケーションになっています。
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さらに進むと、くれ観光情報プラザ。けっこう大きな案内所で、休憩のスペースの十分あるし、係の人も複数います。
まずは、観光地図をゲットです。 -
てつのくじら館へ行く前に、呉中央桟橋ターミナルへも寄ってみます。
ちなみに、呉中央桟橋ターミナルは、松山と広島を結ぶ高速船・フェリーが寄港する呉の海の玄関口。ただ、広島への旅客料金はフェリーでも900円とあって、普通であれば、松山へ向けて車と一緒に移動する人の利用になるのかなあと思いました。
なお、ほかの航路としては、江田島があります。 -
海上自衛隊呉資料館は、愛称「てつのくじら館」。
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資料館には、本物の潜水艦、全長76mの潜水艦あきしおが展示されていて、実際に内部に入って見学することができます。
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ここが入り口。
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太平洋戦争以降は、機雷の撤去が海上自衛隊の重要な任務だったそうでで、いろんなタイプの機雷が展示されています。
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これは撤去作業の際に使う無人機。
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潜水艦も、当然、もう一つの大きなテーマです。
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さて、ここから、潜水艦の内部へ。
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外から見ると、あまりに巨大でびっくりしますが、
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中に入ると、機械器具で埋まった狭くて圧迫感のある空間に、また、びっくり。最近、国際関係の緊張が高まっていますが、自衛隊の方々には、ぜひ頑張って、いただきたいと思いました。
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イチオシ
潜望鏡は実際に
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覗いて、その性能を体感することができます。なるほど。
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ここからは、いよいよ本格的な歩き。まずは、美術館通りへ。
通りは、入船山に建つ呉市美術館へと続く、上りの坂道。両側に、彫刻作品が点在して、芸術の雰囲気が漂います。 -
で、ここでも見つけたのが、籔内佐斗司。『走る童子( わらし)』とされる作品ですが、例の「せんとくん」のような風貌の子供が元気いっぱいに走っています。それも、壁から現れて、また壁に消えていく。静かな通りの一角ですが、強烈な作品です。
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美術館では、コレクション展「岡部繁夫とその周辺」をやっていました。岡部繁夫は、呉市出身の洋画家で、生誕100年にあたるのだそうです。
写実画から抽象画へ転身したというのですが、その色彩感覚が見事。べっとりと塗った厚い絵具の色彩が鮮やかというか、すごみのある色合いで、強く訴えかけてくるものを感じました。これも、知らず知らず、呉という背景が関係しているのかもしれません。 -
ここからすぐのところにある、入船山のシンボルともいえる時計台。大正10年に旧海軍工廠造機部の屋上に設置され、第二次世界大戦が終わる昭和20年まで、実際に使用されていました。
呉市の有形文化財に指定されており、本体部分は、一辺2.4mの立方体。高さは10m。四方の文字盤は直径1.5mです。 -
さらに進むと、呉市入船山記念館の中心、旧呉鎮守府司令長官官舎です。
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隣りに建つのは、歴史民俗資料館。
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金唐革紙関連資料を展示していました。
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イチオシ
太平洋戦争で、呉市街は焼け野原になるのですが、この長官舎は、被災を逃れたようです。
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官舎は、洋館部分と和館部分が半々の構造。岩崎家住宅や前田伯爵邸といった明治を代表する大邸宅と同じ雰囲気、国の重要文化財です。
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こちらは、郷土館。呉浦という寒村の時代からの呉の歴史を解説していました。
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入船山記念館から歴史のみえる丘に行く途中にある、海上自衛隊呉地方総監部。路線バスの走る道沿い。赤レンガの立派な建物なので、すぐに目に入ります。
この建物は、明治40年に竣工した旧呉鎮守府の庁舎です。
毎週日曜日に、内部が一般公開されています。この日は、門の外から、眺めただけですが、迷彩服を着た守衛の自衛隊員さんがいたりして、やはり、一般の観光地とは違います。 -
歴史のみえる丘は、呉港に臨み、クレーンが何本も立った石川島播磨工業の造船所を見下ろすロケーション。この場所では、かつて、戦艦「大和」も建造されました。
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イチオシ
丘は、細長い形の小さな公園になっていて、園内には、「噫(ああ)戦艦大和塔」や
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友人の古嶋一雄氏が海軍従軍記者として軍艦松島で出征するのを見送るため呉を訪れた正岡子規の句碑などもありました。
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ここから、アレイからすこじまへは、バスで移動。バス停は、「潜水隊前」です。
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まじかに現役の潜水艦を見ることのできる公園として有名です。ここには、海上自衛隊第1潜水隊群司令部があって、その司令部から、海岸に直接行けるよう、国道を越える陸橋もありました。
ちなみに、この日は、潜水艦が8隻。軍艦に交じって停泊していました。動きはありませんでしたが、何といっても、現役。ちょっとした緊張感がありました。 -
再び、呉の中心部に帰ってきました。
れんが通り南口かられんが通りに入ろうとしたら、その手前に小さなパン屋さん。しかし、お客さんの出入りが次々あって、地元では人気のパン屋さんのよう。看板に出ていたあんパン60円が気になって、入ってみました。 -
このあんパンは、粒あん。小さいパンでしたが、少し薄手のパンのふっくら感もおいしいし、小さい分だけ火の通りがいいのでしょうか。なんだか、これまでなかった味わいが印象に残りました。
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ここからは、調べておいたスイーツのお店を回ります。
まずは、びっくり堂。ここは、れんが通りにある大判焼きのお店。大判焼は、小豆餡、白餡、クリームの三種類。 -
しかし、店名の「びっくり」には結びつかないなあとか思いながら、パクつくと。この皮は、はちみつが入っているように甘いんです。これには、確かに、びっくり。それに、うまいですねえ。目からうろこのような大判焼きでした。
これは最初から、いい感じ。呉は期待が持てそうです。 -
れんがどおりの中ほど。びっくり堂の角をを少し曲がったところにある福住。ここは、「フライケーキ」という揚げた餡子のお菓子を一本でやっているお店。
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イチオシ
お店を覗くと、店頭で、一生懸命、フライケーキを揚げていました。熱々の揚げたてをいただきましたが、餡子の甘さと揚げたてのほかほかがベストマッチ。このうまさがあれば、根強い人気は当然です。
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御菓子処 蜜屋もこのすぐそば。お待たせしましたの看板が目に付いた「いちご大福」をいただきました。
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おっと、この大福は、まるでマシュマロのようにふわふわ。いちごの甘さとこのマシュマロに少し餡子の甘さが加わって、これが密屋流ですか。印象的で上品な味に仕上がっていました。
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幸野屋は呉の本通り沿い。栗上用まんじゅうというのを買いましたが、
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お店で食べようとしていたら、ご主人と和菓子談議になって、お正月でもあるし、最近開発したという「感謝まんじゅう」というのを試食させてもらいました。
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つくねいもに酒粕も入って、ちょっと複雑な味わい。しかし、素材を厳選して、余計なものは一切使わないという徹底した姿勢が、ちょっと感動的。ちなみに、素材を厳選すると、その分、作るのにとても手間がかかる。その辺の事情を教えてもらったのは、とても勉強になりました。
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本田屋株式会社カステラ本舗も、呉市内の本通り沿い。
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何で、呉で長崎カステラなんですかと聞くと、御主人が長崎の出身なのだとか。そうなんですか。
小さな袋入り170円のカステラを買いましたが、これが開けると、とってもきれいな黄色いカステラ。精魂込めて作られているのがこちらにも伝わるような感じ。しっとりおいしい長崎の味を十分に楽しみました。 -
で、これから最後の目的地、旧海軍墓地に向かいます。
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途中にあった寺本公園。この辺りは、良港の後背地によくある、山が海に迫った呉の典型的な地形を実感できる道。隣りの家の屋根が自分の家の庭の高さと同じといった急な坂道の街を上って行きます。
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寺本公園は、その山の斜面に砦のように突き出た形をしているので、こうした坂の街、呉をまさに一望できます。長崎の風頭公園の雰囲気に似ているような感じです。
なお、春には桜の名所として知られています。 -
イチオシ
旧海軍墓地は、明治23年に開設された日本海軍軍人の埋葬地。その後、市の所有となり、今は長迫公園として整備されています。
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山の斜面には、「大和戦死者之碑」等戦艦の名前を冠した墓碑がいくつも隙間のないほど立っていて、いかに多くの人たちが国のために命をささげたのかを思わざるを得ませんでした。市内中心部からだと少し歩きます。
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正月が明けても、まだ、呉市制110周年記念イベント「2012イルミネーションロードくれ」はまだやっていました。場所は、蔵本通り芸術の広場・集いの広場。夕方5時からの点灯。
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イチオシ
暗くなってきて、雰囲気が出てきました。
20分の1戦艦「大和」に、空母「赤城」。実物大の戦闘機「紫電改」は、かつての海軍の街、呉らしいテーマ。違和感なく、観賞できます。今年は、清盛の日招き像もありましたが、実はカメラの電池切れ。他の写真は撮れませんでした。残念。 -
もう一つ、お伝えしたいのは呉駅の東側。呉市の中心を堺川に沿って南北に走る蔵本通り。
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北のほうから、呉市役所、その南に中央公園。その南側辺りから、赤ちょうちん通りとも言うらしいですが、ラーメン屋さんとかおでん屋さんとか屋台の集まる有名な地区。屋台といっても、電気に上下水道の施設があって、施設は充実。全国でもここだけだということのよう。営業は7時くらいからです。
では、あまり遅くならないうちに、ここらで退散です。
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