この日は雨が降っていたのでゆっくりとホテルを出て，フィンランド人の友人と一緒に今治タオル美術館ICHIHIROの「ムーミンの世界展」を見た．日本のそれも今治でムーミンとフィンランド語（ムーミンはスウェーデン語で書かれたが，ナーンタリのムーミン谷のポスターなどは皆フィンランド語）にフィンランド人とともに見学するというこんなこともそれほどないだろう．ナーンタリにもタンペレにも負けない雰囲気．人形はあまり似ていなかったが，タオル織で作ったムーミンの原画が素晴らしい．「フィンランド人もびっくり」の世界があった！私たちがフィンランドの話をしていると来館者から「もしかしてフィンランドの方ですか」と尋ねられたりした．ここは必見だ！おみやげのムーミングッズもあの「カバアニメ」（トーベヤンソンに第一作は酷評されたが，その後日本にはそのイメージが定着）ではなく「ムーミントロールMuumipeikko」がたくさん売られていた．買い込んだのは言うまでもない．またタオル織機の展示も素晴らしい．伝統ある今治タオルの作り方がわかった．この高級タオル，日本にしかできない素晴らしい製品として今後も中国をはじめとした製品にはない特長で，もう一度日本の輸出製品の地位を築きあげてほしいと思う.<br />ついでにフィンランドトゥルク近郊ナーンタリのムーミンワールドも紹介．

2013.1尾道・今治・しまなみ海道旅行4-今治タオル美術館ICHIHIROのムーミンワールド！その1

6いいね！

2013/01/14 - 2013/01/14

250位(同エリア356件中)

#レジャースポット

旅行記グループ【国内106】2013.1尾道・今治・しまなみ海道旅行

SUOMITAさん

この日は雨が降っていたのでゆっくりとホテルを出て，フィンランド人の友人と一緒に今治タオル美術館ICHIHIROの「ムーミンの世界展」を見た．日本のそれも今治でムーミンとフィンランド語（ムーミンはスウェーデン語で書かれたが，ナーンタリのムーミン谷のポスターなどは皆フィンランド語）にフィンランド人とともに見学するというこんなこともそれほどないだろう．ナーンタリにもタンペレにも負けない雰囲気．人形はあまり似ていなかったが，タオル織で作ったムーミンの原画が素晴らしい．「フィンランド人もびっくり」の世界があった！私たちがフィンランドの話をしていると来館者から「もしかしてフィンランドの方ですか」と尋ねられたりした．ここは必見だ！おみやげのムーミングッズもあの「カバアニメ」（トーベヤンソンに第一作は酷評されたが，その後日本にはそのイメージが定着）ではなく「ムーミントロールMuumipeikko」がたくさん売られていた．買い込んだのは言うまでもない．またタオル織機の展示も素晴らしい．伝統ある今治タオルの作り方がわかった．この高級タオル，日本にしかできない素晴らしい製品として今後も中国をはじめとした製品にはない特長で，もう一度日本の輸出製品の地位を築きあげてほしいと思う.
ついでにフィンランドトゥルク近郊ナーンタリのムーミンワールドも紹介．

エリア

今治(愛媛)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 友人

交通手段: レンタカー ANAグループ

旅行の手配内容: 個別手配

1026雨がひどかったので，ホテルをゆっくり出ることにした．この「ホテルアジュール汐の丸」，値段の割によかった．
山の方へ，途中に面白い形のガソリンスタンド．
県道162，164号線で向かう．雨がひどい
1042　タオル美術館ICHIHIRO着（これは帰るときの写真,晴れてきた）800円のところ，ホテルでもらった割引券で400円
しゃれたエントランス
売店がある
上へ
なんとムーミングッズの販売，驚いたのは日本のあのかばみたいな「ムーミン」でなく，トーベヤンソンのトロールのMuumin(フィンランド語ではMuumi)だ．
一部にはフィンランドのIttalaやArabiaをはじめとした輸入品も売っている．案外世界で一番ムーミングッズがそろうかもしれない．（ナーンタリもタンペレも，ヴァンタ−空港も，ヘルシンキの郵便博物館Postimuseoもここまでは揃っていない）へえ〜すごい！
タオルで編んでいるのがすごい

今治タオルは有名だ．品質のいいタオルで海外へのおみやげにも最適で，以前フィンランドに持って行ったことがある
実際の織機が動態展示．動いている音がする．私も子供の頃，織物の町で育ったのでこの音は懐かしい．梳綿機という．綿花の不純物などをとり，ひも状にする機械
練条機　ひも状にした線維を平行にして均一にする機械
綿紡機　糸をより合わせる
捲糸機
織機　どんどんとタオルが折れあがっていく，上の機械はジャガードといってコンピューター制御，織地のデザインを決めていると

なかなか面白かったが何より，久しぶりの織機の音が聞けたのが懐かしかった
この織物機械の全景，120ｍの長さに展示されているのでけっこう圧巻
今治タオルのロール捲き
いよいよここの売り物　ムーミンの世界展　さてNaantaliのMuumimaailmaやTampereのMuumimuseoに匹敵できるかな．．
Nuuskamuikkunen(フィンランド語）,Snusmumriken(スウェーデン語）スナフキン
Niiskuneiti,Snorkfroken　スノークのお嬢さん，あとでスウェーデン語でのお嬢さんを意味するフローレンと名前が付く
Muumipeikko,Mumintrollet，ムーミントロール，トロールは自然の中にいる妖精

Nipsu,Sniff スニフ
Pikku-myy　lilla My　　ちいさなミイ
なかなかよくできている
左側には長い一枚タオル，右側には人形の展示
Morko Marran モラン　右はメソメソらしい　Surku Ynk
Tuutikki，Too-ticki, トゥーテッキらしいが，似てないなあ．
Vilijonkka，Filifjonka，　フィリフヨンカ
右ににょろにょろHattivatti(複数ではHattivatit),
Hattifnatt
スナフキン，リトルミイ，にょろにょろ，ムーミンパパ
トフスランとビフスラン　Tiuhti，Viuhti　Tofsla，Vifsla
Hosuli Radd-djuret ロッドユール　スニフのお父さん
Juksu Joxar ヨクサル　スナフキンの父　似てないなあ

ムーミンパパ(Muumipappa Muuminpappa)
ママ（Muumimamma Muuminmamma)

にょろにょろ

ところでスウェーデン語で書かれてムーミンが原作名だが，フィンランド語ではMuumiという．ムーミだ．
こういう注意書きがあった．
ここから見える庭
左はミムラ夫人だろうか
Hemul Hemuli ヘムレン
Haisuli Stinky スティンキ
Hemuli所長とミムラ姉さん　Mymmmeli Mymlaらしいが似てないなあ．ムーミンの世界では種族の名前が個人の名前になっているので，同名がたくさんある．
全体に人形はいま一つの出来で，あのムーミンの幻想的な世界（アニメはかわいすぎる，本の挿絵が示す）とはほど遠い．Pikku Myyは良くできているが．．

全体の感じはこのように展示
反対側には40ｍのタオル
俣野温子デザイン
たばこのみ，酒飲みのスナフキンのような自由人
タオルで作っているのが素晴らしい
なかなかいいかんじ，タンペレの博物館みたい，次に続く！
タンペレの博物館は写真撮影禁止だったので，ここではナーンタリの「ムーミンワールド」を紹介しておく．2010年7月に同僚が今回日本に留学している友人がTurku大学の助教をしていたときに尋ねて行った時の写真．Muumimaailmaの雰囲気がわかると思う．タンペレの博物館は
http://4travel.jp/traveler/suomita/pict/12314118/
http://4travel.jp/traveler/suomita/pict/14417838/
http://4travel.jp/traveler/suomita/pict/12553411/
http://4travel.jp/traveler/suomita/pict/12553412/