2013初旅　熊野三山参詣と勝浦＆十津川温泉郷　（４）　【 上湯温泉　神湯荘と帰路 】

2013/01/07 - 2013/01/09

２日目のお宿は十津川温泉郷のひとつ上湯温泉にある神湯荘

秘湯を守る会にも加盟されているお宿ですが

スタンプ押印プランは割高なため今回はじゃらんに出ていた

お得なプランで申し込みました。

２食付き＠9000円＋入湯税150円＝9150円

この料金で部屋がトイレ付きの本館は最安値かな？

でもいろいろ思うところがあった宿泊で

お宿に関してはかなり辛口となっています（＞＜）


最終日は湯泉地温泉の公衆浴場　滝の湯に立ち寄り湯して

帰路に着いたけど、行きの田辺からの道路同様クネクネの道で

五條に着くころには助手席の私でさえヘロヘロに〜（＾＾；

紀伊半島南部の高速道路早期開通を願わずにはいられません。

神湯荘ＨＰ
http://kamiyusou.jp/

ＨＰは暫く更新されていませんのでご注意ください
また河原の露天風呂は豪雨災害で流されたため今はありません
その場所は現時点もまだ危険地域となっている為立ち入りも禁止とのことでした

エリア 十津川温泉(奈良)

奈良県に入ってからのＲ１６８は走り易いとは言い難い個所もあり、実際にこの後七色付近で落石があり暫くの間通行不可になっていました

赤い橋を渡ったところで
Ｒ１６８を折れて上湯温泉へ

道のりは10分くらいでしたが
工事中の個所があったり
対向車とすれ違うのが大変だったりと
１６８よりもっとドキドキの連続でした

こちらが今回泊まる本館

車から降りると控え目な感じの
女性スタッフが出てこられ
荷物を持ってくれました

お宿の方は３人いてみなさん同じ年くらいの女性
イン、アウト、食事と全てこの女性が
表に立って動いていたので若女将さん（自称おかみんさん）が分からずじまいに終わりました

この控え目な女性が若女将さんだったのかしら？
ブログの感じとは違うんだけど？

隣に建つ別館

この日は宿泊客が少ないので
別館の温泉には湯を入れていないとのことで
外から見たのみです

フロント

ロビー

記帳は部屋でだったので
ここは素通り

玄関脇に冷水有り

客室は２階

入口は格子戸で
その先は襖

部屋は８畳＋広縁

２人なら充分な広さ
目についたのが壁のカレンダー
普通はないですよね（＾＾；

トイレは部屋に直結

夫婦なので気にならなかったけど
友達と一緒だと気を遣いますね

最新式のトイレで音姫までついてたけど
押しても反応せず〜（＾＾；

それからクチコミにあったように
手洗いの排水溝のところに赤い水垢があって・・・
ＴＶリモコンもすごく汚れていたのが残念

全体的に見たらお掃除はされているんですけどねー

カレンダーの隣に貼ってあるのは
バスの時刻表だったか？

それとこちら携帯がドコモしか繋がらず〜
知らなかったのでａｕの私はショック大（＞＜）

※４月からソフトバンクは繋がるそうです

湯のみ茶碗はあるけど
グラスは無くて紙コップ

これもどうして？と感じたこと

広縁に洗面

蛇口からはお湯も出るはずなんだけど
水しか出ず１月にそれは厳しかった・・・

広縁に置かれてる
椅子セットが・・・
宿泊者がこの椅子にバスタオルを
掛けてこられた結果の黒カビ？

いつもは広縁に椅子があると喜ぶ主人も
結局一度も座らなかったので
無用の長物と化していました

冷蔵庫の上がクローゼットなので
長いコートは下がつきます

冷蔵庫の中身

窓からの眺め

今回一番がっかりしたことがこれ・・・
果無山脈が見渡せる眺望のいい部屋しか
見たことが無かったものでかなりガクッ

ＨＰの東側の部屋からの眺めとも違いすぎでは？

この日の宿泊客は３組で
その内の２組はこちら側の部屋で
眺望のいい部屋は１組だけでした
安いプランで予約するときっとこちら側なんでしょう

それって惜しい
本当はこちらだけど眺めのいい部屋にしておきましたと言われたら悪い気はしないし、ちょっとしたことには目を潰れるのに〜

浦島がそうだったから
余計にそう感じちゃいましたー（＾＾；

窓にカーテンが無かったのも朝晩寒かった〜（＞＜）

記帳し終わったころに先ほどの女性がまた来て
お茶を入れてくれました（＾＾）

お着き菓子はとっても美味しかった（＾０＾）

こちらオリジナル？
これはまた食べたいと思えるものでしたよ〜♪

アメニティは歯磨きセットのみ

露天風呂はお宿の外なので
湯めぐりにはこのピンクの籠を
持って行きます

100均の籠で湯めぐりするお宿は初めてかな？
籠はあった方が便利なので活用しました
いい意味で飾ったところがないお宿なんだと思います

本館から外に出て
この階段を下り道路を越えた先に
貸切露天と女性露天があります

貸切はすでに埋まっていたので
主人は男性露天に行き
私は女性露天　山の神へ

脱衣所

泉質はナトリウム炭酸水素塩泉

源泉温度　76.6度

源泉は河原にあると聞きました

女性露天風呂

お湯はとろスベな重曹泉
私の中の最強とろスベ湯には敵わないけど
湯の香りも好みでした〜

注意点は温泉の投入量が多く
温度が高いので、入る前に確かめないと
アチチ〜（＠＠）ってこと

熱かったら水で薄めて入って下さいと説明されたものの
出来ればお宿で適温にする努力をして欲しいところ

この時は出たり入ったりして熱いまま入りました

入ったものが好みの湯温にするって
その都度だと面倒だし、
前の方にすごく温くされたらそれはまた困るものです

女性露天から
続いて本館裏手にある貸切露天へ

この本館の裏側が・・・
もう少し・・・いえいえ・・・
きちんと整理された方がいいと思いました
貸切露天の入口もこの通り
洗濯がぶら下がってるの（＠＠）

先ほど飾ったところがないお宿と言ったけど
これはないんじゃ？

脱衣所

貸切露天　癒しの湯

こちらがランプの湯ですね〜
塀で囲まれてるのがやっぱり残念だけど
広さは２人には充分

お湯はやはりアチチ・・・だったので
仕方なく加水

適温になるまで入れないのも辛い

結局この時しか入らずちょっと後悔

男性露天は癒しの湯の先にあります

この辺から丸見え！（＠＠）

脱衣所はかなり老朽化して見えた

前の道路からも丸見えなので
（車も人もほとんど通らないけど）
主人は熱いし、落ち着かないしと
早々に出てました（＾＾；

道路から男性露天を見たらこんな感じ

湯船周りの木々やなんやかやもう少し
手入れした方が気持ち良く湯浴み出来ますね

部屋でひと休みしてからまだ入ってない
貸切露天　美肌の湯へ

眺めのいい部屋だとこちら側の風景が見えます

立札の向こうの建物は廃業した旅館のようでしたが
見た目まだ綺麗で勿体無い感じ

それとＨＰには温泉は１７時〜９時となっているけど
それ以前の時間でも入れました

お宿にとっては不利益なことなので
早く直されたらいいのにそのままってどうしてだろう？

貸切露天　美肌の湯

二人には充分な広さだけど
やはり開放感は無し
（塀の向こうが女性露天）

前に入った方が加水されていて
この時は適温になっていました
（夜入ったらやっぱり熱かったから）
残念だったのが湯船手前の石に
コーヒーの空き缶と煙草の吸殻があったこと

私達の前に入った方？とこの時は思ったけど
クチコミを読むと以前にも空き缶があったことが判明
缶コーヒー持って温泉入る人っている？？
これって掃除した人かも？って気がしました
まぁ真相は藪の中ですけど・・・

今回のプラン　食事は広間でした

他の方たちは部屋食だったので
広間貸切で寛いで食事出来ました

でもここの窓にもカーテンが無いので
真っ暗な外がちょっと怖い＆寒かった

夕食はほぼ一気出し

お得プランなので普通より品数は少ないと思います

食前酒・胡麻豆腐・子持ち鮎の塩焼き・
めはり寿司・天ぷらの餡かけ川魚の刺身・
素麺（土瓶は素麺にかける出汁）・漬物

天ぷらは餡がアツアツで美味しかった
子持ち鮎も卵いっぱいで美味しかったけど
これ冷凍ものですよね（＾＾；

牡丹鍋って説明でしたが
にしては色がピンク過ぎで？

猪の肉って真っ赤じゃないのもあるのかな？

でも臭みもなく美味しく頂けました♪

素麺に温めたお出汁をかけて頂きます

もうひと手間かけてあればと思った一品

ご飯は温泉で炊いているので
湯の峰温泉と同じくちょっと黄色

お料理全てに温泉水使っているのかも？

デザートは温泉水コーヒーゼリー

？もあったけど
お料理は普通に美味しくて
お値段なりのものでした

翌朝

主人はまだ寝ていたので
ひとりで女性露天へ

冷え込みのせいか湯温はちょうどいい感じで
のんびり湯浴み出来ると思った時
植え込みに野ネズミが顔を出して
ギャァァァァァーと叫んじゃいました（＞＜；

ネズミは私の声にビックリして
すぐ退散したけど、私はもう怖くて怖くて
すぐ出たけど脱衣所にいる間も怖かった〜

今まで沢山の露天風呂に入ったけど
初めての経験でした・・・
これはお宿のせいではないし
それだけここが大自然のど真ん中にあって
たまたま運が悪かったと思うしかない出来事

野天風呂では特にこんなことも有ると
思っておいた方がいいわね〜

露天風呂恐怖症になったので
内湯へ行きました

実は夕食後８時くらいに入りに行ったら
この階段の電気が既についていなくて
途中まで降りたもののその先も真っ暗で
引き返したんです

節電？でも廊下や階段の電気はせめて
点けていて欲しかった（＞＜）

階段を下りたところに女湯

その先に男湯がありましたが
主人は熱い温泉ならもういいと
内湯に入らなかったので
詳細は分からず

湯はやっぱりアチチだけど
源泉がオーバーフローしてるのは
やっぱりイイ！

洗い場

壁と窓の汚さが目についたので
お宿に清潔感を求める方には
オススメ出来ません

私もあまりにも…は苦手（＾＾；

朝食も昨晩と同じ広間で

３組一緒に

ヤマメの甘露煮・海苔・豆乳豆腐
温泉たまご・温泉粥・漬物
ご飯・味噌汁

ヤマメは甘すぎずとても美味♪

チェックアウトの時に温泉を分けて貰って
自宅でご飯を炊いたんですけど
炊きあがったご飯はいつも通り真っ白（＠＠?

温泉水自体にこちらで感じた湯の香りも
全く無かったのでまるで狐につままれた気分

最後まで？がいっぱいで
なにより良泉と評判の温泉も熱いのが
私達にはイマイチでした
同じような宿泊料で泊まった浦島が
良過ぎたのも一因かも（笑）

たまにはこんなこともありますね〜（＾＾；

宿を後にして十津川村にある二津野ダム湖に架かる吊り橋　猿飼橋へ

苦手な吊り橋は凍ってて余計怖かった〜

でも頑張って真ん中辺りまで行きました！

やっとエメラルドグリーンに戻ったダム湖

ココに来た目的はオシドリ

毎年11月〜3月頃この地に越冬してきます

かなり遠くにいたのが
惜しいところ

また会いたいな〜

湯泉地温泉　公衆浴場　滝の湯

開店と共に〜

料金は大人600円・子供300円

玄関内の自販機で購入して
係の人に渡します

十津川温泉郷の温泉はどこも源泉掛け流しなのがイイ！

湯泉地温泉の泉質は単純硫黄泉です

内湯

お湯は熱め
硫黄の香りはそれほぞせず

湯船の壁の方がちょっと斜めになっていて
居心地良かった♪

露天までの階段は結構長くて
帰りは登りだからキツイ

露天風呂

冷え込みのおかげで
適温〜ちょっと温めでした

露天から滝が見えるから
名称が滝の湯なんですね〜

１月なのに木々は
それほど寒々しくなくて
気持ちイイ湯浴みが出来ました♪

３日間ほぼお天気で
帰路もドライブ日和

一昨年　湯の峰温泉に行った時
寄ったお蕎麦屋さんでお昼〜と
思ったら定休日（T T）

十津川でオススメのお蕎麦屋　風庵さんで〜す

お昼を食べ損ねひたすらＲ１６８を北上

最初はこのエメラルドグリーンに癒されてたけど
カーブが多い道に次第に疲れが・・・

ご主人様　運転本当にご苦労様でした！

五條まで来てホッ（＾＾；

五條を通り過ぎ、お腹ぺこぺこ〜
高速乗る前にはお昼食べたいよ〜と
通りすがりのお店に入りました

主人はとろろ蕎麦

私は天ぷら蕎麦

お蕎麦は手打ちではなかったけど
海老天が美味しかった〜（＾＾）

お腹を満たして葛城から高速に乗りました

帰路に見つけたお豆腐屋さんで買った
田舎豆腐と油揚げ

おばあちゃんが頑張ってるお店


これにて２０１３初旅　完