2013/01/14 - 2013/01/14
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ノムチョアさん
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マカオに来たら、ここだけは行かないと!
観光のハイライト、聖ポール天主堂跡へ。
いったい、後ろは どうなってるか?!
最大の関心です。 (^v^)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大三巴街の賑やかな商店街を歩いて行くと、突如、正面に見えてきました!
マカオのシンボル、聖ポール天主堂跡です。 -
朝早く行くと、ガラ〜ンと 静まり返った広場ですが...
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日中は、大勢の観光客で賑わっています。
聖ポール天主堂はイエズス会によって建てられましたが、1835年の火災によって焼け落ち、奇跡的に教会の正面の壁と 68段の階段だけが残されたという、マカオのパワースポットです。
またファザードの下から2段目の4名の聖人像には、フランシスコ・ザビエルがいるらしいのですが、どれかしら。。。 -
空洞になった教会の入口越しに見えるのは、近代的な大きなビル。
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壁の彫刻は 「石の説教」 と言われるほど、宗教的な意味合いを表しているそうです。
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真下から上を見上げると、壁といえども 神殿の柱のような立体的な厚みがあります。
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それに確かに繊細な彫刻です。
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ここで気になっていたのが...
教会の壁の後ろは、いったい どうなっているのでしょう?! -
じゃ〜ん!!
こういうふうになっていました。 ほぉ〜 (-。-)y-゜゜゜
中は補強のための鉄骨と、右側だけに階段が取り付けられていました。
残念ながら階段の入口が閉鎖されていたので、上れませんでしたが (T_T) -
もちろん壁だけしか残されていないので、何もないのですが、敷地内の両側には、当時を物語る、残存された一部が公開されています。
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ほら、この通り。
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また壁と対局して、敷地内の奥には、天主堂芸術博物館と納骨堂があり、当時弾圧された日本のキリシタンがこの教会の建設に携わったことから、殉教者の聖骨も収められているそうです。
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さて、これは教会の壁の裏側。
ファサードの繊細な彫刻と全く異なり、平坦な ただの壁。 -
よく見ると、火災で焼け焦げた痕跡が 今も生々しく残っています。
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一旦外に出て、壁の左側にまわってみました。
この壁の足元には... -
何やら文字が刻まれており、ガラスケースで囲まれています。
日本語の説明がありました。
「みあらかは澳門が悦(よろこ)んで高潔な童貞聖母への奉献・1602年」
どういう意味? (^^ゞ ...ここは英語の解説の方がわかりやすい。
「偉大なる聖母のために、1602年、マカオ市によって捧げられた」 -
また、西洋の聖ポール天主堂跡のすぐそばには...
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中国寺院 ナーチャ廟 と 旧城壁があります。
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ナーチャ廟は、疫病退治のため神童ナーチャを祀った1888年建立の小さなお寺です。
ナーチャとは暴れん坊の男の子で、武芸の達人でもあり、疫病退治の神様として有名で、孫悟空にも登場するそうです。
そして、そのナーチャ廟を防御するかのように残っている壁が 旧城壁です。
ポルトガル人の居住が始まった頃 (17世紀初期)、外敵を防ぐために築いた防護壁で、ナーチャ廟横の入口から中に入ると... -
小さな博物館のようになっています。
ここは、2012年7月にオープンしたばかりの 「ナーチャ展示館」 で、主に ナーチャ祭 (農暦5月18日) に関するものが展示されています。 -
旧城壁を通して、ここも世界遺産であることの道標がありました。
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さて、今度は再び聖ポール天主堂跡の正面に戻って、右手の道路を上がって行くと
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ちょうど、天主堂の壁の間横、この辺りも聖ポール天主堂の一部の建物があったのか、遺跡の後があり、モンテの砦に続く丘の道があります。
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木々の間から 天主堂跡の壁が見ながら、緩やかな坂を上がって行きます。
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モンテの砦は、海抜52メートルの丘の上に、1617年から1626年の間に イエズス会の修道士によって築かれた要塞です。
敷地面積は8000?で、四方を防壁で 囲んでいますが、中国に近い北側は、彼らの要求によって低く改造されたそうです。 -
モンテの砦の壁が見えてきました。
壁に上がる階段を上がってくと... -
大砲がありました。
さらに壁の上にも 大砲が配置されているのが見えます。
東西どちらの海岸からの攻撃にも対応できるよう、設計された防衛施設だった証です。 -
大砲が置かれていた壁に沿って、歩いて行くと、前方に...
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壁の中に通じる入口がありました。
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この入口から中に入ると...
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目の前に、なだらかな坂の道があります。
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展望台に到着しました。
ここにも等間隔で、大砲が配置されています。
その矛先は...? -
ええーっ?!
現代のマカオの象徴、グランド・リスボアを狙っている?!
偶然、こうなったとはいえ、、、何だか皮肉な光景です。
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