ベルギー アルデンヌ地方を訪ねて ~ 花の村トルニー&アンの洞窟&世界で一番小さな町デュルビュイ、そして2つのシャトーホテル Chateau de Baseilles と Chateau d'Hassonville
2006/06/15 - 2006/06/17
15位(同エリア69件中)
ショコラさん
バラと新緑の季節に、ベルギー南部のアルデンヌ地方(ワロン地方の中の南部3州から成るエリア)を2泊3日で旅しました。
アルデンヌ地方は、ブリュッセルやブルージュ、アントワープなどがある北部フランドル地方に比べるとかなりマイナーで、交通の便もよくありませんが、かわいい村や古城が点在する自然豊かな地方だそう。その中の24の村は「ワロンの最も美しい村々」として登録されています。
このアルデンヌ地方の最南端に美しい花の村があると聞き、まずはそこへ行ってみようと、旅の初日に訪れました。
★トルニー村 紹介ページ(ベルギー観光局サイト内)
http://www.opt.be/informations/tourist_attractions_torgny__torgny___one_of_the_most_beautiful_villages_in_wallonia/en/V/27789.html
★トルニー村のインフォメーション(「ワロンの最も美しい村々」サイト内)
http://www.beauxvillages.be/default.asp?iId=GFGLML
★ワロンの最も美しい村々 公式サイト
http://www.belgium-travel.jp/opt/villages
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
その花の村は、フランスとの国境線上にあるトルニー村(Torgny)。「ワロンの最も美しい村々」のひとつです。
とても小さな村なのに(隈なく回っても30分もかからない)、公共駐車場のスペースがとても広く、バス専用の場所まであったのにはびっくり。日本からツアーでも訪れることがあるそうなので、ここへ来る観光客は意外に多いのかもしれません。
村は傾斜地に広がっていて、坂道に沿ってはちみつ色の家々が建ち並んでいます。 -
花で飾られた小さな広場にレトロな雰囲気の水飲み場がありました。そばにはベンチが置かれています。
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どの家々もたくさんの花で飾られていて綺麗だ〜♪
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赤いバラや紫色のラベンダー、緑の植え込みが、はちみつ色の石壁に映えています。
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なにげないこんな一角もとても素敵。
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左端のこんなに小さな窓辺にも花が。
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この家も花がいっぱい。
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ここが村の中心。
左の屋根付きの建物はかつて洗濯場だったところみたいです。
右奥にあるのはレストランで、このあとそこでランチをしました。たしか具だくさんのオムレツを食べたような。
★レストラン 《La Romanette》
http://www.romanette.be/ -
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洗濯場をのぞいてみると、今もきれいな水が絶え間なく流れていました。
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広場の中心に立つと、村の向こうの丘まで見えます。
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ランチのあと、再び村をお散歩。
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本当にどの家も手入れが行き届いていて、枯葉ひとつ落ちていません。
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イチオシ
これはすごい!!!
思わず立ち止まって見とれてしまったバラの家。ここが花の村といわれているのもうなずけます。こんな家に住んでみたいなぁ。
ここがB&Bだったら、住めなくても泊まることはできるのに。 -
坂の上に小さな教会がありました。
こんな小さな村にも観光案内所があり、スタッフの女性はとても親切でした。「夏にはお祭りがあるから、そのときにまたぜひ来てください」と言われました。
ここでもらった村の案内パンフレットには、普通は載っているはずの地図がありませんでした。たしかに地図が必要ないほど小さな村なのです。
案内所の片隅でポストカードが売られていたので、記念に3枚ほど買いました。 -
教会の前はとても見晴らしがよく、眼下に広がる丘陵地が見渡せます。
森と草原の緑が織りなすゆるやかな丘、ところどころにぽつぽつと見えるオレンジ屋根の家々――ヨーロッパの田舎が好きなわたしには、たまらない風景です。
村の坂を下ったところにあるシエール川はフランスとの国境だそうなので、向こうに見えている丘陵地は、もしかしたらフランスかもしれません。
この風景を眺めながら、いつかアルデンヌの美しい村々を訪ね歩く旅がしたいと思いました。 -
トルニーはとても小さな村なのでホテルはないと思っていたら、4つ星と3つ星のホテルが1軒ずつと、シャンブルドットも数軒あることをあとで知りました。
その4つ星ホテルというのが、写真の左に写っている建物です。民家にしては大きいなと思っていましたが、これが《La Grappe d'Or》というホテルでした。
ホテルのサイトを見ると、洗練された素敵なホテルのようです(とても田舎のホテルとは思えない〜)。知っていたら、1日目の宿はここにしていたかもしれません。
★ホテル 《La Grappe d'Or》
http://www.lagrappedor.com/lagrappedor_en/home -
さて、トルニー村をのんびり散策したあと、ベルギーの国境を越え、フランス側にあるシャトー・ホテルへと向かいました。
←こちらが初日の宿《シャトー・ド・バゼイユ/Chateau de Bazeilles》の入口。このホテルはシャトー&ホテルズのメンバーホテルです。
★ Chateau de Bazeilles(ホテル公式サイト)
http://www.chateau-bazeilles.com/
★シャトー・ド・バゼイユ 紹介ページ(シャトー&ホテルズ サイト内)
http://www.chateauxhotels.jp/search/hotel.php?hotel_id=305 -
道路沿いの壁は蔦で見事に覆われています。
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ホテルは敷地内の別館にありました。別館にくっついている左の建物はサンルームのようになっていて、朝食ルームとして使われています。
どの部屋も庭園に面していて、わたしたちが泊まった2階の部屋からも庭園が見渡せました(写真を撮り忘れたようで、客室の写真がない)。
シャトーホテルといってもここは2つ星で、料金もとてもリーズナブルでした。客室のしつらえはいたってシンプルで豪華さはありませんが、とても清潔で、居心地はよかったです。ただ、洗面台に置かれていたコップが使い捨てのプラスチック・カップだったのには、ちょっとがっかり。 -
お部屋でしばらくくつろいだあと、敷地内の庭園へお散歩にでかけました。
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こちらが本館の城館のようです。宿泊棟は普通の建物でしたが、こちらはシャトーの雰囲気があります。
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1750年に Louis Labauche という方が夏の邸宅として建てたのだそうです。
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でも、修復中のようで、左部分は屋根もなかった〜。
修復が終わったら、バンケットホールとかに使われるのでしょうか? -
緑いっぱいの散歩道。
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敷地内にあるこの円筒形の建物は、かつてオランジュリー(温室)だったそうで、現在は改装されてレストランになっています。
夕食はここでいただきました。
レストランは雰囲気がよく、何を食べたかは忘れましたが、おいしくてコスパもよかった記憶があります。
★レストランのページ(写真あり)
http://www.chateau-bazeilles.com/spip.php?rubrique7 -
翌日、ホテルをチェックアウトして、再び国境を越えベルギーへ。
訪れた先はアン・シュール・レッスにある《アンの洞窟/Grottes de Han》。とても巨大な鍾乳洞で、なんとその長さ14kmもあるそうです。
チケット売り場から洞窟の入口まではミニトレインで行き、洞窟内は約3kmの距離をガイドツアーで回ります。
高さ145mもある鍾乳ドームがあったり、ものすごく巨大な鍾乳石や石筍、地底を流れる川があったりと、見どころがたくさん。また、川に架かった橋を渡るなど、ちょっぴりスリリングな体験も。
写真はチケット売り場。 -
ツアーの途中には、舞台のようになった台地で音と光のショーなどもあり、めちゃくちゃ楽しかった! ショーが始まる前、「こういう場所で聞く音楽は、エンヤなんかが合いそうだね」と夫に話していたら、なんと流れてきた音楽がエンヤだった!! 「聞こえとったんかい?!」とつっこみを入れたくなるほどでした(笑)
帰りはボートに乗って川を下り、地上へ出ます。
これまで日本で何ヵ所か鍾乳洞を見たことがあるけれど、このアンの洞窟は一番楽しかった! 子ども連れの方にも超おススメです。
写真は帰りのボートから降りたところ。
★アンの洞窟(Grottes de Han)
http://www.grotte-de-han.be/en -
アンの洞窟の見学を終えた後、遅いランチをして(たしか洞窟の近くのレストランへ行ったと思う)、2泊目のホテルへと向かいました。
←ホテルの門へのアプローチ
★シャトー・ダッソンヴィル (Chateau d'Hassonville)
http://www.hassonville.be/Home_3_1.html -
車でこの門の前まで来て、たしかインターホンで通話したら、門がしずしずと開きました。
-
で、ホテルがこちら。まさにお城〜! グリム童話にでてくるようなお城です。
泊まったお部屋は右の円筒形の塔のようになっている角部屋。この円筒部分はバスルームになっていて、ものすごく広かった。バスルームだけで一部屋分くらいありそうなほど。
客室の窓からは広大な庭園が見渡せて、広さも眺めも最高でした。
あ〜、なのに写真がない。。。どうして撮らなかったんだろう??
城館の前の芝生にはデッキチェアが出されていて、ここでしばし日向ぼっこしながらお茶をいただきました。 -
そのあとは敷地内をお散歩。
敷地があまりにも広く、まるで森の中にホテルがあるのかと思うほど。それもそのはず、なんと15万坪以上もあるそうです。敷地のプロムナードは、端から端まで歩くと40分以上もかかる長さ。
←プロムナード。これはもう立派な森! -
こんな大きな池もあり、噴水が水しぶきをあげています。
夕食は、ホテル内のレストラン《Grand Pavillon》で食べました。窓際の席からは公園が眺められ、明るくてとても素敵な雰囲気。
お料理は見た目は美しく、お味もとてもおいしかったです。でも、写真は1枚もなし……。きちんとしたレストランだったので、写真を撮る勇気がありせんでした。
このシャトーホテルにもオランジュリーがあり、朝食ルームになっていました。 -
朝食後、チャックアウトの時間まで庭園をお散歩しました。
素晴らしいお天気! まっ青な空とお城――絵になるなぁ。
お散歩のBGMはツバメたちのさえずり声。あまりにもたくさん聞こえるので、近くに巣があるのだろうとは思いましたが、なんとお城の庇という庇にツバメの巣が!(笑) -
チェックアウトして駐車場へ行くと、そこに孔雀がいた〜。
-
旅の最終日はウルト渓谷に囲まれた、“世界で一番小さな町”と言われるデュルビュイを訪れました。
人口500人にも満たない町ですが、たくさんのレストランがあり、グルメの里としても知られているそうです。
デュルビュイの町の高台にそびえるお城は、9世紀にさかのぼるデュルビュイ伯(のちルクセンブルク伯の城館)の城館。 -
町の広場。
この広場の周りにもレストランがたくさんあります。 -
ここは路地歩きがとても楽しい町。
路地をぶらぶら歩いているときに、たまたま入った食材店で、お店のお客さんに話しかけられました。
その男性はフランスのモンペリエで食材店を営んでいるそうで、「いつかモンペリエに来ることがあったら、ぜひ店に来てくれ」と言って、わたしたちにご自分のお店で扱っている果実酒をくださいました。
なんだかわけがわかりませんでしたが、ありがたくいただくことに。
でもよく考えると、食材店に行って、そこのお店の果実酒を買わずに、来ていたお客さんからもらってしまって、店主には申し訳なかったかも? でも、店主もそのお客さんも親しい間柄だったみたいだから、まぁ、いっか。 -
山の上にある塔は展望台だそう。登れるとは知らず、近くまで行ったのに通り過ぎてしまいました。。。
あの塔の近くにジャムのお店の工房があり、そこでジャムやハチミツ、地ビールなどを買ったのでした。 -
←日本のテレビ番組でも何度か紹介されたことのあるホテル・レストラン《ル・サングリエ・デ・ザルデンヌ/Le Sanglier des Ardennes》。
テレビ番組で、ここのレストランで働く日本人シェフが出ているのを見たことがあります。 -
町を流れるウルト川では、カヤックなどを楽しんでいる人たちもいました。
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いつかまた訪れることができたら、そのときはグルメも楽しみたいです。今回は2日連続でコース料理を食べていたので、胃袋の大きいわたしでも、さすがにこれ以上は無理でした。。。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ももんがあまんさん 2013/05/22 11:10:55
- はちみつ色の村
- こんにちわ、ショコラさん。
トゥルニーの村、なかなか良い感じですね、フランスの美しい村より、清潔な感じかも・・・?
今年の夏は、ベネルクス地方へ行くと決めて、現在、皆さんの旅行記から、情報の収集中ですけど、「ワロン地方の美しい村」の24か所中、今のところ、18ヶ所くらいは、行けるように計画中です。
「シャトーホテル」は、素晴らしいですけど、高そうな感じですね〜、今年の僕の旅は、これまでの反省から、いくらか、予算に余裕を持たせたのですけど・・・さすがに、難しそうですね・・・ハハ?
by ももんがあまん
- ショコラさん からの返信 2013/05/22 21:08:36
- RE: はちみつ色の村
- ももんがあまんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
今年の夏はベネルクスを旅されるのですね! いいですね〜♪ ワロンの美しい村を18ヵ所も訪れられる計画とは、それはすごい! いや、もうそれなら、24ヵ所全部制覇してほしいと思っちゃいます(笑)
トゥルニー村、よかったです〜。田舎なんだけど、どこか洗練されていて、はちみつ色の石壁に花が映え、とても村並みが美しくて。
シャトーホテルはたしかに高いところは高いですが、今回泊まったホテルは良心的な料金でした(でないと、泊まれない〜)。フランスのシャトーホテルに比べればベネルクスはけっこうリーズナブルかもしれません。
ご旅行の計画もだいぶ具体的になってきていることでしょう。素敵な旅になりますように♪
ももんがあまんさんの今後の旅行記を見逃さないよう、わたしもフォローさせてください。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ショコラ
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- ippuniさん 2013/04/02 19:52:58
- はちみつ色の村
- ショコラさん、こんにちは。
この地域、私も予てから旅行したいと思っていたんです♪
デュルビイは花の咲く季節に訪れると良さそうですね!
パリからだと微妙に距離があるからなかなか行けないでいたのですが、
2泊3日位の日程なら可能かも!と思いました^^
シャトーホテルも素敵ですね。
何より、周りの景色(というか場所)が良いですね。
今年か来年の薔薇の季節に行けたらいいなぁなんて思っています^^
いつもいつも素敵な旅行記ありがとうございます!
ippuni
- ショコラさん からの返信 2013/04/03 16:27:27
- RE: はちみつ色の村
- ippuniさん、
いつも丁寧なコメントをありがとうございます〜。
アルデンヌ地方、ippuniさんもチェックされていたんですね♪ たしかにパリから微妙な距離ですよね。電車+レンタカーにするほどの距離ではないけど、マイカーだとちょっと遠い。一般道を走る部分もけっこうあるので、時間もかかるし。ボンからでも300km以上あったと思います。
わたしはこの地方を訪れたのはこれが2回目で、1回目は新婚旅行(9月)ででした。秋もしっとりした雰囲気でよかったですが、バラの季節は華やかで緑も美しいのでおすすめです。
このエリアは、シャトーホテルもいろいろあり、また素敵なプチ・ホテルもたくさんあるようなので、宿泊も(そしてグルメも♪)楽しめるのではないかと思います。
アルデンヌ地方の村めぐり、いつかぜひ実現させてくださいませ〜。
ショコラ
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