2013/02/24 - 2013/02/26
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ノーーウォリーズさん
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2012-2013の冬は全国的に寒いとのことで、念願の北海道極寒旅行に行ってきました。今まで山に登って山頂ではマイナスを経験するとかはあったのですが、全行程でマイナスというのは初めてで、普段雪が降らない地域に住んでいる私には、どんなものか全く想像できませんでした。出発前から北日本では悪天候のニュースがたびたび報道されます。当初はもちろん個人旅行を計画していたのですが、極寒の地で何時間も野外にいることは無謀と考える様になり、ツアー旅行に参加することにしました。効率よく廻れ安くて安全と、自由とスノボを諦めるだけのメリットがありそうです。個人旅行主義の私には、宿泊での団体ツアーは人生初めてです。
旅を終えてみれば、天気はおおむね快晴かつ極寒、流氷もばっちり見れて、最高でした。ツアーでなくても大丈夫だったな、という印象でした。しかしいつもそうとは限りません。私が旅した次の週末は、網走周辺で地吹雪が発生して何人もの地元の人が亡くなっています。もし1週間遅く、かつ個人で行っていたら「旅行者、無人駅の100m先で凍死」というニュースになっていたかもしれません。運にも恵まれ、極寒の地での冒険の予定が、とーーっても快適なツアー旅行となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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2/24朝に羽田空港を出発。この日の東北は大荒れで、青森では記録的積雪です。東北行きの飛行機は引き返すかも知れないというアナウンスが聞こえます。千歳空港は大丈夫そうですが、朝の気温は-12度です。早くも緊張が走ります。写真は無事に着いて札幌方面に向かうバス内です。天気はいまいち。旭川へ移動中、除雪車や雪捨て山など私には珍しいものが沢山ありました。地元の人には普通の光景でしょうが(汗。
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旭山動物園に行きます。北海道まで来て動物園?と自然派の私は気が進まなかったのですが、ツアーなので仕方がありません。2時間ほど滞在します。新たに買ったカメラの試し撮りと寒さの慣らしには丁度よいかな。真昼でも-5度の中、屋外に2時間いることになります。天気は回復して晴れてきました。日影は寒いですが、日向は思ったより暖かい。東京の冬の朝の格好でも大丈夫です。丁度シロクマの餌やりの時間でした。
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全長3mはあろうかというシロクマがガラス越しに至近距離で見られます。腹が減っているのかイライラしているようで、凶暴さも垣間見ます。体の大きさ太さを見ると、肉体的には世界で最も強い動物の1つで間違いないです。しかし、ここはやはり動物園、王者の風格をもっても、飼育係が投げる小さな魚で何十回も水槽の中を右往左往泳がされています。こんな事を考える私はひねくれているのでしょうか?
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次はオオワシです。これは北海道でも普通に見られるので、ぜひ自然でお目にかかりたい。でも動物園なら、こんなに寄って撮れます。
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いよいよペンギンパレードです。これは今でも大人気で、皆が集まり他の場所は無人になります。私が行った時はすでに数百メートルの沿道は人で一杯でした。ペンギンはすごくゆっくりとしたペースでやってきます。ひょこひょこ歩きがとてもかわいい。南極でもこんなペースで巣から海まで何十キロも歩いているのでしょうか。見かけによらずタフな奴なんでしょう。
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良い写真を撮りたい人は、パレードの折り返し後が狙い目です。往路では、前後に飼育係に囲まれ横は観客が並んでいるので、必ず人が写り込みますが、復路では観客が減ります。また影の向きもこちらが良く、片側が壁となっていて、背景は雪になります。ぐっと我慢してその時を待ちましょう。
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今日の宿泊地は層雲峡です。大雪山黒岳の頂上もよく見えます。しかしここは日本有数の寒い場所。果たして、気ままな散策ができるのでしょうか。ホテルに到着後、皆が温泉に向かう中、私はひとり着込んで靴に脱着式スパイクを着け、氷の道を歩き廻ります。
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層雲峡では、冬の時期氷爆まつりというのを毎日やっています。ライトアップされたつららで出来た人工の洞窟内を歩きます。冷凍庫の中みたいですが、外よりは暖かいのです。
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今日は日曜日のため、花火もあります。極寒の地での花火はまた違った趣があります。アジアからの外国人も含め、結構な数の観光客がいるので、オフシーズンの寂しい感じは全くしません。
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この時の気温は-16度!? 後でこの夜(翌日の最低気温)の気温をYahoo!天気で調べたら、旭川で-18度だったんで、正しいのでしょう。極寒で有名な旭川でも寒い方だそう。実は極寒用のウェアは持って来てなくて、東京で冬に普段着るくらいのアウトドア用フリース&ゴアテックスジャケットを2枚重ね着して、インナーはヒートテックとメリノウールという格好ですが、2時間外を歩き回っても体の芯から冷えるという感じはしませんでした。ただし普通ので良いので、手袋、マフラー、耳が隠れる帽子は必須です。耳は凍って感覚がなくなりますし、顔の皮膚は乾燥して固まってしまいそうでした。道内からの観光客なのか、ミニスカート&ヒールの女の子もいました(驚。大体の人は30分位でホテルに帰るので、短時間なら大丈夫かもしれません。
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2/25, 2日目の天気も快晴、バスで紋別に向かいます。車窓から見える家の数も少なくなり北海道らしい景色が続きます。2時間ほどで紋別へ到着。これが公共交通なら1日がかりでしょう。ツアーは早起きですが座っているだけでとっても楽です。
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紋別では、流氷船ガリンコ号に乗ります。ご覧のとおり、港内からすでにビッシリの流氷が!来て良かったと感じる瞬間です。早速出発です!既に海は凍っています。
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朝最初の出港のため、船はまっさらな流氷を崩しながら進みます。流氷にぶつかると崩す音が聞こえ少し揺れます(ガーンと驚くほどの衝撃ではないです)。
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これが、ガリンコ号由来のスクリューです。これがあっても小型なガリンコ号、なかなか前に進みません。
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この程度の距離しか沖に出られませんでした。まだ陸地が近くに見えます。流氷の上には動物の足跡が。。キツネでしょうか。
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薄く凍っている部分が日光に当たって、綺麗に光を反射しています。しかし、陸地をみると雲に覆われています。良い天気は長くは続かないかもしれません。
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朝最初の出港のため他にツアーグループはいなく、ゆったり見れます。さすがに海上は風もあり寒いですが、昨晩と同じく着込めば1時間のクルーズ中ずっと外でも平気です。中に入るとカメラの結露が心配です。1時間後帰港すると、次の船の行列は100人はいます。きっと混んでいるのでしょう。最初の船で正解でした。
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網走へと移動します。昔自転車で旅行した時通った道を思い出し、懐かしくもあります。途中サロマ湖や野取湖の脇を通りますがもちろん湖面は凍結しています。この辺りでは、ワシやキツネ、シカをよく見ました。うまく写真は撮れなかったですが。
網走駅前では、ランチで1時間の滞在。ご覧の看板以外に見どころはなく、ただ暇でした。刑務所がすぐ近くなので行きたかったのですが、ツアーの欠点、融通がききません。残念。 -
今まで綺麗な湖を沢山見てきたのに一度も停車せずストレスが溜まっていましたが、やっと網走湖に寄ります。ここではスノーモービルに乗れます。人生初体験!ちょっとですが、自分で運転して凍結湖を走りました。250ccなんで当たり前ですが結構スピードが出て超楽しい。次はこれで旅したい。
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次に北浜駅へ向かいます。ドラマの撮影か何かで有名な駅みたいです。周りに何もない過疎の駅ですが、オホーツク海に面して、眺めは最高!一面の流氷の海と遠くに知床連山が見えました。
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駅舎の中にはご覧のとおり沢山の記念メッセージが。ん、これはオーストラリアの砂漠でも見たな。僻地に行くとどこでもやることは同じです。時刻表をみると電車は2時間に1本、これならオーストラリアでは僻地とは呼びませんが。。次来た電車に乗り知床斜里までは普通の電車で移動です。車内から海はあまり見えませんでした。
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再度バスに乗ります。斜里岳はどこから見ても本当に美しい。駅から電車からバスから何枚写真を撮ったことか。そして極めつけはこれ。摩周湖からみた斜里岳です(左上)。摩周湖はなかなか凍結しないと言われていますが、見事に固まっていました。他の湖と違い、真っ白の湖面ではなく美しい模様が描かれています。
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反対方向を見ると阿寒富士へ沈む夕暮れです。とても寒かったですが、真冬の摩周湖は言葉にならないほど神秘的。
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とても充実した日が終り、本日は川湯温泉で宿泊。この近くでは煙が上がっている所があり、風下に行くと強烈な硫黄のにおいが。ホテルで露天風呂に入ると、洗った髪の毛はジェルを塗ったように固まり、岩の上に広げたタオルは固くなっていました。首から上と下の温度差は55度!この寒さでの温泉は本当に気持ちいい。また、町中にも至る所に温泉があり、そのまま入ることもできそうです。川湯温泉でもライトアップがありましたが、温泉には似
合わない雰囲気で数人しかおらず寂しい感じ。夜8時ごろには-11度まで下がりました(この夜の釧路の最低気温は-15度)。 -
阿寒一帯は、かつてアイヌの集落があったところで、地元の土産物で少しだけその雰囲気を感じました。私以外誰も歩いていない町なのに、それでも店を開け、店主は木彫りを彫っていました。ここにしかないもので、何か買えばよかった。北海道のアイヌの歴史を聞くと、オーストラリアのアボリジニの歴史に驚くほど似ていました。やっと日の目をみたのはどちらもここ数年のことです。
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2/26 今日も快晴です。全てが凍るこの町では木々も白化粧しています。川からは湯気があがって幻想的な写真がとれました。
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最初に南下して鶴見台へ向かいます。ここでもタンチョウ鶴はいつも見れるとは限らないのですが、、いました沢山。本当に私たちはラッキーでした。餌やりの時間はとっくに終わっていたのですが、全部で30羽ほどが集まっていました。タンチョウは必ず家族で行動します。子供はこの時期には子供でも大人と同じ位に成長していて3羽で一緒が多いです。頭が薄いのは子供なのでしょうか。子供同士、羽を広げて遊んでくれるおかげで写真が一杯とれます。
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鶴見台というと釧路平原のど真ん中というイメージがありましたが、実際は集落の中の空き地にあります。ここで餌をやっているうちに毎年集まってきたのが始まりの様です。今は観光客も多く訪れる名所となりました。
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さすがに3日目なので、釧路湿原を一望してもあまり感動はなかったですが。。他と同じだと(汗。釧路湿原もとても寒いですが雪は少ないらしく、違いと言えば、真っ白ではなく地面が見えている場所も一部あるくらいです。
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バスで釧路湿原を1周して、再度北上します。湿原より何もない雪景色の方が絵になるかと思います。人によってはもう飽きたみたいですが、私はあちこちでシャッターを切りまくりました。
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最後の目的地は、網走での流氷船オーロラ号。昨日も紋別で乗ったけど、流氷大好きが集まるツアーなんでどちらにも乗ります。今回は最終便とのことで夕日も期待できそうです。網走周辺は凍っていないけど、沖には十分に氷が見えます。こちらの船はスクリューはないですが、ずっと大きな船で安定感があります。
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流氷帯に着いたとき、ワシが迎えてくれました。望遠レンズをつけていなかったのが惜しまれる。。昨日の一面の流氷と違って氷が浮いているのも趣がある。
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この氷はロシアから流れてきたと思うと、そっちの方にも行ってみたくなる。
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再び、斜里岳です。日の丸も入れてみました。非日常の光景に忘れかけていましたが、ここも日本なんですよね。
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日暮の流氷と遠くに見える網走の町も絵になっています。
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網走郊外の寂しい漁村。日本最果ての地の哀愁が漂っています。今は漁は休みですが、氷の解ける3月中旬には漁が始まるのだとか。
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女満別空港、旅もここで終わり。最後の気温も-12.3度と、最初から最後まで快晴で寒い日が続きました。北海道の人は気温を言う時はマイナスをつけない理由が分かりました。もう少し滞在してスノボやスノーモービルもやりたかったですが、残念ながら今回はこれで終了。それでも北海道の真冬を十分に満喫しました。
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