2013/03/03 - 2013/03/03
44位(同エリア158件中)
まみさん
岩槻のまちかど雛めぐりは、半分は岩槻観光と思って回るとよいかもしれません。
勝浦のビッグひな祭りでは、コンパクトな商店街のほとんどの商店でひな壇を飾っていて、歩けば棒にぶつかるくらい面白いひな壇に出会えましたが、それに対して岩槻では、美しい現代の正当派とも言えそうなひな人形がメインでした。
また、まちかど雛めぐりマップを見る限りでは、主な会場である駅前は、30分程度で歩けてしまえそうでしたが、実際は、お雛さまを求めて歩き回るには、町はそれほどコンパクトではありませんでした。
人形店はほんとうにごろごろあるのですが、ひな祭りらしい雰囲気のない店舗や家屋が並ぶ普通の町並みの中にある常設の店ですし、イベントらしい特別展示のある場所は、少し離れて散在していました。
なので、次から次へとお雛さまに会える、というわけでなく、思ったより歩かされたかんじです。
でも、マップにはついでに気になる時の鐘や寺など、町の史跡も書かれてあって、体力・気力・時間さえ許せば、そういった所もついでに寄りたくなります。
そして、まちかど雛めぐりマップを手に歩き回っている仲間はあちこちで見られました。
その姿と町歩きの様子は、なんとなく、我が町川越散策を連想させました。
結局、岩槻城址公園の流し雛は見逃しました。
時間帯も合わなかったですが、とてもそこまで歩く気力はなく。
駅前のからくり人形時計も確認できませんでした。
また、時の鐘を見に行くことにしたら、駅を挟んで反対方向の岩槻人形大師の方まではとても回れませんでした。
でも、時の鐘と、可愛らしい茅葺き屋根の願生寺をちょこっと見学できたことで、プチ岩崎観光気分になれました。
それに、雛めぐりの写真は、東玉大正館で、創作吊し雛をたくさん撮れました。
吊し雛ってホント、きりがないくらい、写真を撮りたくなってしまいます。
というわけで、さいたま市緑区の大崎子供動物園のレッサーパンダ詣から始まった桃の節句の日の本日の撮影散策は、同じさいたま市岩槻区のまちかど雛めぐりで終わりました。
大崎動物園が10時開園だったので、自宅を出るのは8時で間に合い、岩崎まちかど雛めぐりは16時にはどこも終わりだったので、15時半くらいから岩槻駅に向かい始め、18時には自宅最寄りの駅に戻りました。
このところ7時には家を出ていたのに比べるとスロースタートで、そして2時間近く早く自宅に帰れました。
うーん、近いってラク@
<桃の節句の日のレッサーパンダと岩槻雛めぐりの旅行記のシリーズ構成>
□(1)梅咲き始めの大崎公園・子供動物園のキュートなキュートなミクちゃんとキキくん
□(2)人形の町岩槻まちかど雛めぐり(前)駅前イベント~東玉人形会館の美しき現代雛
■(3)人形の町岩槻まちかど雛めぐり(後)東玉大正館の創作吊し雛~時の鐘や茅葺き屋根の願生寺
人形のまち岩槻イベント案内:まちかど雛めぐり
http://www.hinameguri.com/main/mtt.htm
イベント開催期日:平成25年2月23日(土)~3月17日(日)
場所・時間:岩槻駅前周辺商店街 午前10時半~午後4時
<タイムメモ>
08:00 家を出る
09:09 浦和駅着
09:24発の尾間木経由浦和美園駅行きバスに乗車
09:43頃 大崎園芸植物園停留所で降りる
10:15 子供動物園に到着
10:15-11:30 レッサーパンダ
11:43発の浦和駅東口行きバスに乗車
12:15頃 浦和駅東口に到着
12:21 浦和駅発京浜東北線乗車
12:34 大宮駅発東武野田線乗車
12:46 岩槻駅に到着
12:50-14:00 岩槻まちかど雛めぐり
14:00-14:20 遅めのランチ
14:20-16:00頃 岩槻まちかど雛めぐり&岩槻プチ観光
16:30 岩槻駅に戻る
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
-
可愛い市松人形の愛ちゃん
東玉人形会館で売り物の美しいお雛さまをたっぷり楽しんだ後、遅めのランチをとって英気を取り戻してから、まちかど雛めぐりを再開しました。
ランチはてっとり早く駅前のすき屋ですませてしまったので、写真はなしです。
チラシにあるまちかど雛めぐりの期間限定メニューで、これいいな、と思ったのを用意している店はどこも離れた場所にあったので。
まちかど雛めぐりとして、次の特別展示の会場へ向かいがてら、人形店のショーウィンドウを狙ってみました。 -
面長の女雛の立雛
-
これから蹴鞠でもしそうな男雛
-
すでに長年連れ添ったような穏やかな空気が流れているお雛さま
ここまでは、確か東光多々谷人形店のショーウィンドウの人形でした。
ショーウィンドウはガラスの映り込みがあるので、あんまり撮影にチャレンジできませんでした。
人形店でない、お食事処のショーウィンドウで興味深いひな壇を見つけましたが、どうしても道路がガラスに映り込んでしまうので、あきらめました。
きれいな影ができる何かを持った人に手伝ってもらえれば反射を抑えて撮れたかもしれないのですが。 -
特別展示のある東玉大正館
川越にちょこっと残る大正時代の建物と、やはりテイストが似ています。 -
この大正館の由来
-
東玉大正館の入口
特別会場は1階の最初の部屋のみでしたが、そこには……。 -
吊し雛がぎっしり@
ぎっしり撮りゃあいいってもんじゃないけど、面白かったから@ -
金太郎の吊し飾り
-
おくるみの赤ちゃん@
-
ブタっ子、がんばる
-
お雛さまウサギさんが吊し雛を見上げる
-
竜の子太郎……かな
-
吊し雛とひな壇
ひな壇を飾れないのなら、吊し雛だけでも、と思ったことがありますが、ほんとはこういう飾り方をするようですね。 -
言わ猿とネズミ、そして貝を使った飾り
-
あなたはだれ?
プリキュアとか魔女っ子を助ける、異世界からのマスコット的存在、というかんじ? -
端午の節句の飾りもある
-
大きな貝と小さな貝を使った男雛と女雛の吊し飾り
-
これも貝を使った女雛かな
-
むむっ?
3匹の子豚とオオカミ?
それとも───ブタのシャーロック・ホームズとワトソン!?
ホームズに見立てるなら、パイプが欲しいところです。 -
モーモー牛さん、美味しいミルクで赤ちゃんすくすく
-
繭玉を使った吊し飾り
-
古今雛の男雛と吊し雛
男雛はちょっとうつむき加減。
「古今雛
享保雛以後新しく工夫された町雛の総称。明和〜安永(1760〜70年代)頃、江戸十軒店の原舟月が作りはじめて流行した。現在の雛人形に近いもの。」
(展示の説明より) -
古今雛の女雛と吊し雛
いわれてみれば、享保雛よりはずっと現代の雛に近いです。
でも、現代は童顔のお雛さまが多いから、姉さま雛というかんじ!? -
屏風もステキなひな壇
吊し雛をファインダーの中に入れるため、EOS Kiss X5のバリアングル液晶画面を使い、ライブビューでうんと下から撮っています。
さきほどの古今雛も同じように撮りました。 -
吊し雛とひな壇がいいかんじ?
下から覗き込むようにして撮るのにはまってしまいました。 -
たくさんの吊し雛を背景にした女雛
表紙候補でした。
でも、背景にあるのは吊し雛と書かないと分からないかな、と思ったので。 -
端午の節句と桃の節句が一度に祝える!?
吊し飾りにこいのぼりがたくさんあります@ -
にぎやかな吊し雛
見ているだけで気持ちが浮き立ってきます。 -
こいのぼりが随所で大活躍
-
吊し雛の下のひな壇
五人囃子や三人官女のお道具がないのが残念ですが、どこかの家からか寄付されたものでしょうか。
すでにアンティーク価値のありそうなお雛さまたちです。 -
やはり現代風でなくて、昔の女雛というかんじ
衣装がゆるりとしているところや、人形の顔つきあたりから。 -
屏風のめでたい松を背景に
男雛が官女に迫っているような図に撮れてしまいました。
女雛というものがありながら……。
なんちゃって@ -
バナナを持った猿とおかめの吊し飾り
-
王子サマ〜!
この吊し雛は童話の世界。 -
はっぴを着て、ねじりハチマキのウサギさんたち@
-
吊し雛のカーテンの下の三人官女・その1
-
吊し雛のカーテンの下の三人官女・その2
-
鬼ヶ島からたくさんの宝物を持ち帰ってきた桃太郎一行
これは吊し飾りではありませんでしたが、こういうマスコットをいっぱいつくって、その1つ1つを吊し飾りにしたわけですね。 -
こういうお雛さまもいて
……包みを開けたくなっちゃいます。 -
ひらひらの衣装の女の子
松ぼっくりから作った……ように見えますが、違うかな。 -
五人囃子の笛吹き・その1
この吊し雛にはひな壇の登場人物がつるされていました。
そういうのは意外と見なかったです。 -
五人囃子の笛吹き・その2
男雛と女雛の吊し飾りも撮りたかったけれど、高すぎたり、こっち向いてなかったりで、撮れませんでした。
さわって強引に向きを変えたかったけれど……ダメよね。 -
もじもじワンちゃん
吊し雛作者の愛犬かな。 -
貝からできた吊し飾り
-
東玉大正館のショーウィンドウには
入口に向かって右のショーウィンドウには端午の節句の飾りが展示されていました。
その中で、これはちょっと珍しかったので@ -
岩槻のおしゃれなマンホール
このあと、岩槻人形大師の方へ行くか、時の鐘を見に行くか迷いましたが、時の鐘を見に行くことにしました。
なにしろ我が町川越にもあって、我が町のシンボルでもありますから、岩槻のはどんなのだろうと気になったのです。
それに東玉大正館で見学者とお客さんが時の鐘のことを話しているのが聞こえたから好奇心が沸きました。 -
歩道にいたでっかいワンちゃん@
-
歩道の石畳がところどころ岩槻かるた@
まちかど雛めぐりマップによると、浄国寺は東久お人形歴史館の近くにあって、すぐ近くに桜のきれいなポイントがあるようです。 -
イラストがかわいい石畳かるた
でもマップでは光秀寺は見当たりませんでした。 -
バス通りでもあった久保宿通りから渋江通り/小路へ入ると
閑静な住宅街の中に入ってしまいました。
こんなところにあるのかな、と思ったら、看板が見えました。
これがなかったら行きすぎてしまって、見つからなかったかもしれませんね。 -
時の鐘の説明
そっか、時の鐘って鐘なんですね。
川越の時の鐘はやぐらを含めて全体を意識していたので、なんとなく時の鐘という建物と無意識に思い込んでいた気がします。 -
岩槻の時の鐘
やぐらも立派@
入口は反対側にあったのですが、当たり前ですが、鍵が閉まっていて入れませんでした。
東玉大正館の人は「岩槻の時の鐘は有名ですよね」と言っていました。
川越市民の私は、「川越の方が有名じゃない?」と内心で思っていたりしました。
というのも、市をあげて川越観光誘致が熱心で、東武東上線の終点の池袋駅には、川越観光の案内と共に、時の鐘や蔵造りの写真や絵が入ったものを、看板やチラシなどでよく目にするからです。
と思ったけれど、きっとそういうのは知っているからよく目についたせいもあったようです。
この時の鐘を見た後、岩槻駅に戻るまで、往路よりもこの時の鐘のイラストなどが入った看板が目につくようになりました。
大宮駅にもありました。いまや大宮も岩槻も同じさいたま市だからあってもいいのかもしれませんけどネ。 -
久保宿通りの民家風のお店
お店の風情もいいなと思ったので写真を撮りました。
販売されていた手作り商品は特にひな祭りとは関係ありませんでしたが、常設の店ではなかったようなので、まちかど雛めぐりの時に合わせて販売されていたのかもしれません。 -
ちらっと見えた建物に惹かれて、願生寺へ寄り道する
この時点でもう16時。
時の鐘の近くから岩槻人形大師の方へ行くには、まちかど雛めぐりマップで計算しても20〜30分はかかりそうですし、その近くの特別展示もすでに終わっている時間でしょう。
というわけで、もうすでに帰るために岩槻駅に向かっていたわけですが、ちょっと寄り道することにしました。 -
見えてきた、可愛らしい茅葺きの寺
手前の木は桜でしょうか。
ピンクの梅の木が咲き始めです。
まちかど雛めぐりとは特に関係ないようですが、マップにはこの寺が紹介されていました。
本堂左にある阿弥陀如来迎図像板碑は市の有形文化財のようですが、あら、いまさら遅い、気付きませんでした。 -
南無阿弥陀仏という石碑と一緒に
-
咲き始めの梅
こういう風にアクセントとなる花が少し混ざっていると、ころころのつぼみがたくさんついた枝も可愛らしくていいなと思えます。 -
石灯籠と
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カエルくん
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墓地の前に並ぶお地蔵さま
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寸胴で可愛い本堂をもう一枚
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タテに撮ると、まだ花のない桜の枝がかぶさって
岩槻まちかど雛めぐりとプチ岩槻観光はここでおわりです。 -
おまけの写真その1:組み木みたいな変わったひな人形のあるひな壇
前日の土曜日に母と温泉に出かけたときに、受付にありました。 -
おまけの写真その1:木の温もりが感じられるほのぼのひな人形
おわり。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- こあひるさん 2013/03/08 09:11:16
- 現代風のひな人形たち・・
- まみさん、おはようございます。
岩槻は、徒歩で疲れない範囲で、ひな人形と街の名所全部を見れない所が、ちょっとマイナスポイントですね〜。こればかりは、仕方ないのですが・・・。
ひな人形もつるし飾りも、今風のアイテムが多く見られて、それはそれでとてもかわいらしく、ここのひなまつりの特徴にもなりそうですね。
ひな人形には、やっぱりつるし飾りがあったほうが、写真を撮るほうとしては、画が華やかで色彩いっぱいになっていい感じになりますね!
こあひる
- まみさん からの返信 2013/03/08 13:00:40
- RE: 現代風のひな人形たち・・
- こあひるさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうなんですよね、もっとコンパクトに回れるのかと地図を見て思ったのですが、意外に歩くので、自分は健脚ではないと痛感。
バスも走っていたので、バスで移動してもよいくらいではないかと思います。
だから合間にある岩槻の史跡も一緒に楽しむくらいでないと、厳しいかもと思いました。
流し雛の岩槻城址公園も、駅からの案内がないんですもの〜。
まあでも何ヶ所かで十分お雛さま気分を楽しむことができました。
> ひな人形もつるし飾りも、今風のアイテムが多く見られて、それはそれでとてもかわいらしく、ここのひなまつりの特徴にもなりそうですね。
だと思います@
> ひな人形には、やっぱりつるし飾りがあったほうが、写真を撮るほうとしては、画が華やかで色彩いっぱいになっていい感じになりますね!
そうそう。
吊し雛の方が撮りやすいですしね!
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