2013/03/03 - 2013/03/03
83位(同エリア152件中)
まみさん
レッサーパンダ詣はまだ続けたいけれど、季節に合った旬の散策もしたい!
ということで、どこかとはしごするときに出かけようと思っていた大崎子供動物園でレッサーパンダのミクちゃんとキキくんに鼻の下を伸ばした後、同じさいたま市内の岩槻にやって来ました。
岩槻といえば、人形の岩槻。
きっとお雛さまにちなんでなにかしらイベントをやっているはずだ、と思って調べてみたら、やっていました、まちかど雛めぐり!
そうです、これです。
千葉県の勝浦ビッグひな祭りのような雛めぐりが出来るに違いありません@
関連の旅行記(2011年2月26日)
「ビッグひな祭りに浸りに埼玉からはるばる勝浦へ(1)商店街のさまざまなおひなさまと食べ歩き・前編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10549886/
「ビッグひな祭りに浸りに埼玉からはるばる勝浦へ(2)商店街のさまざまなおひなさまと食べ歩き・後編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10549887/
「ビッグひな祭りに浸りに埼玉からはるばる勝浦へ(3)ビッグフォーの雛壇──遠見岬神社の1,200段や覚翁寺山門前ほか」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10549889/
「ビッグひな祭りに浸りに埼玉からはるばる勝浦へ(4)珍しい雛、貴重な雛、保育園児の手作り雛、そして人形制作実習会場の市立図書館編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10549890/
と思ったけれど、この岩槻のまちかど雛めぐりは、勝浦とはだいぶ様相が違っていました。
岩槻には、駅前から確かに人形店がごろごろあるのですが、人形店以外のふつうの商店は、勝浦みたいに店先に自慢のひな壇や変わったひな壇を飾ったりしていませんでした。
人形博物館など一部に古いお雛さまがあったものの、観られるお雛さまのほとんどは売り物であり、現代人形作家の手による、いわば正当派の名品でした。
あるいは、創作吊し雛。
雛めぐりのイベントとはいっても、やはり人形店の店内では、見るのはOKでも、写真を撮るのははばかれました。
人形店で写真が撮れたのは、外のショーウィンドウに飾られていたのが主です。
ただ、東玉人形会館の2階からは、売り物でしたが、店員さんに確認したら、撮影OKでした。
それに、東玉大正館には、売り物ではない創作吊し雛が展示されていて、これも撮影OKでした。これが1番、私が期待したようなイベントらしい展示のお雛さまでした。
岩槻のひな祭りといえば流し雛もあったのですが、これは3月3日の本日行われることだけ知ってはいましたが、時間帯が分からなかったので、見逃しました。
というか、レッサーパンダ詣をした後では、間に合ったとしても、流し雛の会場の岩崎城址公園は駅から徒歩で30分近くするらしいので、行く体力・気力は、とてもなかったでしょう。
駅前の区役所前のイベントはちょっとだけ見られましたが、まちかど雛めぐりの「見る」「創る」「食べる」楽しみにうち、「創る」と「食べる」はやれませんでした。
という次第でしたが、岩槻でなければ、そして雛めぐりのイベントの最中でなければ、あれだけたくさんのお雛さまに出会えなかったのは確かです。
というわけで、岩槻のまちかど雛めぐりの旅行記は、前後編の2本に分けました。
前編は東玉人形会館の売り物の現代の雛がメインです。
流行を追った、今時の可愛らしい顔つきの人形たち、屏風や小物が豪華なひな壇、あるいは収納がコンパクトなひな壇など、思わず買いたくなるお雛さまぞろいでした。
<桃の節句の日のレッサーパンダと岩槻雛めぐりの旅行記のシリーズ構成>
□(1)梅咲き始めの大崎公園・子供動物園のキュートなキュートなミクちゃんとキキくん
■(2)人形の町岩槻まちかど雛めぐり(前)駅前イベント~東玉人形会館の美しき現代雛
□(3)人形の町岩槻まちかど雛めぐり(後)東玉大正館の創作吊し雛~時の鐘や茅葺き屋根の願生寺
人形のまち岩槻イベント案内:まちかど雛めぐり
http://www.hinameguri.com/main/mtt.htm
イベント開催期日:平成25年2月23日(土)~3月17日(日)
場所・時間:岩槻駅前周辺商店街 午前10時半~午後4時
<タイムメモ>
08:00 家を出る
09:09 浦和駅着
09:24発の尾間木経由浦和美園駅行きバスに乗車
09:43頃 大崎園芸植物園停留所で降りる
10:15 子供動物園に到着
10:15-11:30 レッサーパンダ
11:43発の浦和駅東口行きバスに乗車
12:15頃 浦和駅東口に到着
12:21 浦和駅発京浜東北線乗車
12:34 大宮駅発東武野田線乗車
12:46 岩槻駅に到着
12:50-14:00 岩槻まちかど雛めぐり
14:00-14:20 遅めのランチ
14:20-16:00頃 岩槻まちかど雛めぐり&岩槻プチ観光
16:30 岩槻駅に戻る
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
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-
12時46分、岩槻駅に到着!
大崎公園から岩槻へは、車で移動できるならもっと近いと思います。
でも、公共交通機関だと、いったんバスで30分かけて浦和駅まで戻り、電車で大宮駅経由で向かうことになるので、同じさいたま市内なのに移動に1時間強かかってしまいました。 -
駅前の区役所のあたりでドンドコ賑やかな音が聞こえる……
-
区役所前の道路の一部を利用したイベント会場で
和太鼓の演奏をやっていました。 -
イベント会場のすぐそばにあった、まちかど雛めぐり案内所
駅前でまちかど雛めぐりのマップはもらえたので(イベントの公式サイトでPDFでもダウンロードできます)、とりわけおすすめの見どころや、その効率良い周り方、岩槻城址公園で行われる流し雛の時間を聞こうと思ったのですが、何人も並んでいたので、あきらめてしまいました。 -
まちかどで見つけた岩槻ロードマップと由来
この案内ではまだ「岩槻市」と書かれてありますが、岩槻市は平成17年にさいたま市に編入されて、さいたま市岩槻区となりました。
かつての浦和も大宮もさいたま市。いまさらですが、さいたま市ってでかすぎ! -
岩槻流し雛のポスター
時間は10時から14時でした。
このポスターを駅前で見つけたのは、ランチ後で、すでに14時過ぎていました。
それに岩槻城址公園、岩槻駅から徒歩25分!
私の足では30分以上かかるでしょう。
いずれにせよ、今回、とてもとてもそこまでは回れませんでした。 -
まずは東玉人形の博物館へ
ふだんは入場料300円ですが、まちかど雛めぐりの時期は100円となるようです。
係員がだれもいなくて、お賽銭箱に料金を入れるようになっていました。
小銭がなかったら困るネ。 -
入口に飾られた金屏風
-
江戸時代の享保雛
古典的なお雛さまの顔は、ちょっとこわいです(笑)。
ちなみに建物の1階で職員に確認したときは、フラッシュさえたかなければ、撮影してもOKとのことでした。
でも、ショーケースのあちこちに、写真撮影はご遠慮ください、と書かれてあったので、これだけでやめておきました。
もしかしたら、そう書かれたショーケースのみ撮影禁止で、あとは良かったのかもしれませんが、確認しようにも職員はいないし、一眼レフのシャッター音はワル目立ちするので、あきらめました。
お道具の展示など、ぜひ写真に撮っておきたかった興味深いのがいろいろあったんですけどネ。 -
人形店のショーウィンドウに目をつける
岩崎駅前商店街は思ったより広くて、店と店がくっついた昔ながらのこじんまりした商店街ではなく、人形店以外は特にひな祭りらしい飾りつけをしていないようです。
となると、人形店のショーウィンドウが狙い目なのかも。 -
十二単をまとった美しいお雛さま
-
手ぶらに見えたお内裏さま
衣装の一部のように目立たなかったのですが、ちゃんと笏(しゃく)を持っていました。
はじめ女雛と男雛を一緒に撮ろうとしたのですが、ファンダーの中で離れすぎて散漫な印象の写真になってしまうし、ガラスの映り込みが厳しかったで、別々に。 -
東玉人形会館の人形売り場へ
人形の東玉の公式サイト
http://www.tougyoku.com/ -
桃の写真を背景にしたショーウィンドウの華やかなひな壇
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桃の背景が際立つひな壇の女雛のまわり
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桃の背景が際立つひな壇の男雛のまわり
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男雛と女雛を仲良く一緒に撮影@
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清楚な色気のある官女
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東玉人形会館のショーウィンドウのもう1つのひな壇
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梅と松のめでたい扇子を手にした女雛
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桜のモチーフのステキな衣装の男雛
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あら、この女官、姪っ子に似てるかも!?
伯母バカです。
でも、母も同意見でした。
婆バカです。
妹も賛成し、喜んでいました。
親バカです。 -
桜のモチーフのステキな嫁入り道具
御輿みたいです。 -
人形会館の階段の踊り場にあった立ち雛さま
人形会館の1階はふつうの店舗でしたので、撮影禁止でした。
4階まであるというので、階段を上ったら、踊り場にこんなお雛さまが。
踊り場の撮影は、いいですよね? -
絵馬風の写真飾りに、一歳のお誕生日記念撮影
東玉のひな人形・皐月人形で初節供のお祝いをしてくれた赤ちゃんの一歳のお誕生日の記念撮影だそうです。
この人形会館3階には撮影スタジオがあって、そこで撮影されたようです。
上の方にはミニ吊し雛も@
でも、高すぎて近くで撮れません。
男の子の人形と吊し雛の間にあるのが、さきほどの立ち雛さまです。 -
こっちのお雛さまも可愛い@
-
おこもり風のお雛さま
可愛いです。こういうタイプは初めて見たかも。
あんまりお雛さまの売り場には行かないので、よくあるものかどうかは分かりません。 -
可愛いので、女雛側からもう一枚@
-
五人囃子までそろった木目込みのお雛さま
かつて我が家にあったのはこういうタイプの木目込みでした。
でもよく見ると……。 -
五人囃子の太鼓役
人形は1つ1つ手作りだから当たり前ですが、顔が少し違います。 -
ぽっちゃり女雛@
ううーん、我が家にあった木目込みのお雛さまは、こんなにぽっちゃりしていなかったよーな(笑)。 -
男雛と女雛だけのひな壇
飾りやすくて良さそうです。 -
リカちゃん人形みたいなお顔のお雛さま
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御所風なお顔(!?)のお雛さま
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ゆるやかな木目込みのお雛さま
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木目込みの立ち雛
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ちょっと不満顔の女雛さま!?
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吊し雛とセットの市松人形
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「わらわの言うことをだまって聞かんしゃい!」
ってなかんじ? -
はじめてのお酒で酔っぱらう
ではなく(笑)、「平安童:薫風」という人形です。 -
抱っこしたくなるくらいだった大きな女雛
十二単の袖の流れも見事です。 -
目を引いた大きなお雛さま
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ほのかな色気のある可愛らしい女雛
少しずつ違う顔の女雛の中でどの子が特に気に入ったか決めるのは難しいのですが、直感的に、この子はいい!
と思いました。 -
やさしい女主人になりそうな女雛
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そんな女雛のお相手も優しそうな男雛@
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「あとはお若い者同士で…」
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ニコッ!
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いまどきのお雛さまは収納箱にコンパクトに
なにしろ、1年のほとんどは収納されていますからねぇ、お雛さまは。
台となっている箱の中に、中身がすべて収まってしまうそうです。 -
すべてが収まる優れもの!!
箱のこの大きさからすると、人形や小物を個々に片付けるのではなく、そのまますっぽり収まってしまいそうです。 -
桜に囲まれた女雛
ほんのり口が開いている女雛は少数派って気がします。 -
積み木かブロック風のお雛さま!?
レゴの人形とか、そういうのを連想@ -
現代風っぽくて、可愛らしい
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こういうのもあり@
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吊し雛の説明
吊し雛には、たぶん基本的にはなんでも吊しても良いのでしょうが、やはり伝統的な吊し飾りにはそれぞれきちんと言い伝えや意味があるようです。 -
にわとりさんが可愛い吊し雛の一部
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ウサギがいるひな壇
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こういう顔つきのお嬢さんが街角にいそう@
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こういうボクちゃんも街角にいそう@
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供物をたっぷり抱えたウサギさん
ここまではどちらかというと現代のあまり広くない家でも飾れそうなコンパクトタイプが多かったです。 -
屏風などからしてより豪華仕立てのひな壇・その1
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屏風などからしてより豪華仕立てのひな壇・その2
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階段の踊り場に飾られていた端午の節句の兜
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豪華な兜を斜め上から見てみる
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クマちゃんサムライ!
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どことなくひょうきんな顔つきの獅子舞の仮面
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東玉人形会館前の顔出し〜金太郎バージョン
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東玉人形会館前の顔出し〜お雛さまバージョン
岩槻まちかど雛めぐり・前編は以上。
このあと遅めのランチをとって、それからまた雛めぐりを再開しました。
「桃の節句の日にレッサーパンダ詣とお雛さま(3)人形の町岩槻まちかど雛めぐり(後)東玉大正館の創作吊し雛〜時の鐘や茅葺き屋根の願生寺」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10755314
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