スペインの治安？

2013/02/11 - 2013/02/26

旅の終わり２月２５日に荷物をオテルに預けて、バラハス発１７：５０の飛行機まで時間があるので、マドリー市内をブラブラする事に、レティロ公園を出てプラド方面に行く途中カステージョ広場の信号で、信号待ちをしていた若者二人と出会いました。

ガイドブックを広げ上にしたり下にしたり行き先を探している様なので声を掛けてみました、「何処え行くの？」「プエルタ・デル・ソルまで行きたいのです」「それなら暇なのでお教えしましょ〜」と散歩の連れが出来ました。

名古屋大学医学部の学生さんで、卒業旅行に世界一周をしておられるとの事、インドから始まり２５日にマドリー入りをされたそうです、マドリーのど真ん中で怪しいおっさんに声を掛けられ少しビビり気味、私にとっては時間つぶしに付き合すのですから、ソルまでの間観光案内を兼ねてＢＡＲ周りもお連れする事に。

二人の旅行者もスペインの治安にはスゴク警戒していたと話されていました、ガイドブックなどにも強盗・殺人・強姦などの文字があり、年々悪化していると（ワールド・ガイド・スペイン）何年も前から記載が変っていません。

スペインに行かれた事のある方ならお分かりでしょうが、現在のスペインは日本と変りなく（いや日本より安全かも）観光には安全な国だと思いますよ、観光の要所には必ず夜遅くまでパトカーが見守ってくれています、エウロパの中でも最も安全な国の一つだと思います、パリやローマから比べても警官の数が圧倒的に多い様に思われます、スペイン各地の都市に旅行をしましたが、スペイン以外の不法滞在者（アフリカ系・南米系・東欧系・支那人）を除けば、スペイン人ほど穏やかな国民性を持つ民族（一民族ではありませんが）はエウロパでは稀有です。

治安でスペイン旅行を躊躇されている方はガイドブックの治安情報は古すぎます、大阪のひったくりや昨日の東京の２２歳女性の強盗殺人を考えると、スペインはなんて穏やかな国なんだと帰国して思いました。

エリア セビリア(スペイン)

写真はマヨール広場をトレド通りに出た所にあるＢＡＲの前です、角に在るＢＡＲは警察官の溜まり場の様で、パトカー・白バイが路上駐車してあり、ＢＡＲ内はまるで警察署の様な雰囲気、日本では警察官が喫茶店で大勢サボっているなんてないでしょうね、店内は微笑ましい雰囲気でしたよ。

ラストロにも大勢の警察官が出ています、写真の左端の黄色いのが警察官なんです、どうも許可証のチェックと料金徴収をしている様です。

地下鉄チャマルティン駅構内の風景ですが、主要駅構内には必ず警備員が常駐しています、駅通路や地下鉄車内には物乞いやミュージシャンが居ますが、無理に来る事は無いので気軽にノーと言って下さい。

チャマルティン駅の手前の駅プラサ・デ・カステージャ駅から始まる、ラストロで撮影しました、キティーちゃんらしきおっさん臭いキャラクターが可愛くて。

チャマルティンのラストロも２?程あり、カスコロ広場にも負けず劣らず盛大です。

一心不乱にお祈り？、いえいえ違いますよ！グレーチングの中に落ちた小銭を針金で釣り上げているんです、かれこれ２０分位お付き合いしました、これって日本のクレーンゲームのギャラリーの様ですね、小銭が釣り上がった時には拍手をしてしまいました。

最初遠くから見た時にはメッカに向かってお祈りをするイスラームだと思いました。

遠くからのアングル、イスラーム教徒と思いません？

マドリーの冬は厳しい特にメンディーゴ（物乞い）には辛い時期です、今日の最低気温は氷点下−４℃でお昼頃にようやく写真の様に＋になりました、最近の景気低迷でメンディーゴの若者も増えた様です。

ここ十数年馴染みのシネ・カピタル前のメンディーゴに、通る度に５０センティモ

サン・ヒネスの前にいつも居ているメンディーゴ、小銭の整理に丁度いいのであげる様にしています、でもこの寒さ大変ですね〜。

留守及び就寝中にもココに入れてと準備万端。

日本では絶対あり得ない状況です、カジャオからチャマルティンまで地下鉄で行く間に３回小銭を寄付する事になりました。

この写真の人物はカラオケの機械を車内へ持ち込み、突然歌いだし次の駅に着くと隣の車両へ移る、どうも夫婦の様で女性が乗客に寄付を求めて周る。

次のはただただ小銭の入った紙コップを音を出しながら振って、乗客一人一人の顔の前に持って着て次々車両を渡り歩く。

次の駅から乗って来たのは突然大声で演説をしだし、画用紙に書いた物を乗客に見せて歩き寄付を頂くと言うもので、この手のが一番寄付を集めていた様に思われました。

路上でも駅構内でも生の演奏が楽しめるのもマドリーならではです、ただ当たり外れもあるのは仕方ないですね、先日出会ったおじさんのバイオリンは私の方が数段上手でした。

プラドのゴジャ門近くで演奏しているギター演奏者は、素晴らしい演奏を聞かせてくれます。

この旅行記へのコメント （8）

• duc teruさん 2013/04/12 12:47:01

  全くびっくりしました

  churrosさん
  
  １０年前まで、大変でした、それが今回全く変わりました、当時乗るなと云われていた地下鉄、奇麗になりましたね、当時近寄るなと云われていたアトーチャ近辺、とっても明るく広々としています。町中警官の多いのに驚きました、駅員のいない地下鉄でも警備員は必ずいました、そしてどこもかしこも明るいこと東京以上でした、財政危機が頭を過ぎりました。
  
  duc teru

  churros　さん からの返信 2013/04/12 20:45:54

  RE: 全くびっくりしました

  ｄｕｃ　ｔｅｒｕさん、本当に有り難うございます。
  
  そ〜ですね、バルセローナ・オリンピック前は確かに治安は良くなかったですよね、今から１０年ほど前から日本より治安がイイのではないでしょうか、０４年にバルセローナに居る時にアトーチャで電車の爆破があって、小心者の私はビビって帰国しましたが、今年まで一度も危険な目に遭った事がないんです。
  
  ｄｕｃ　ｔｅｒｕさんが仰る様に安全ですよね〜、又円高がおとずれたら無防備でスペインに行く事でしょう。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 churros
  
  

• まほうのべるさん 2013/04/10 23:09:25

  ソフィア王妃美術館前で強盗に！

  こんばんは、churrosさん。
  
  旅行記に訪問・投票有難うございます。
  
  以前マドリードに行ったんですが往路で隣の席の男性が１２月３１日
  １５時過ぎに、ソフィア王妃美術館前でアラブ系の３人組に襲われ航
  空券・パスポート・バッグを盗られました。
  茫然としていると住民の比呂が警察に通報してくれたそうです。
  
  ＪＡＬパックの個人旅行（航空券＋パスポート＋送迎）で行ったので
  すが現地スタッフから、地下鉄には乗らずタクシーで移動するように
  、バッグは持たないようにと言われました。ホテルの前で強盗にあっ
  た人もいたそうでかなり強く気をつけるように言われました。
  
  今は治安が良くなっているんですね。
  お正月に治安が悪いと言われているナポリに行ってきましたが特に
  危ない目にもあわず楽しく過ごしてきました。
  
  ｂｙまほうのべる

  churros　さん からの返信 2013/04/11 00:03:30

  RE: ソフィア王妃美術館前で強盗に！

  まほうのべるさん、こちらこそ訪問と投票有り難うございます。
  
  そうですね〜昔は相当治安が悪かったですよね、最近でも中東系・東欧系・アフリカ系・支那系は注意しないといけないです、日本でも朝鮮人・支那人は注意が必要ですよね、スペイン人は相対的に善良ですよ、最近のスペインはエウロパで一番安全な国だと思いますよ、でも運の悪い人は世界中何処にでもいますよね。
  
  パック旅行で一度スペインを周った事があります、仰る様に添乗員さんに私も脅されました、ツアー客を脅しておけば勝手な行動をとらない予防策じゃないでしょうか、あこがれていたパックツアーに参加して思った事は二度とパックツアーで周らないと言う教訓でした。
  
  ナポリに私も行きましたが危ない目に遭いませんでした、きっと私の様な貧乏人には悪い人も関心がないのでしょ〜。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　churros
  

• TSUNEさん 2013/03/03 18:23:53

  つい最近です

  churrosさん、こんにちわ。
  
  先月スペインにいってきました。
  ハネムーンです（笑）
  旅行前は、みんなから治安が悪いといわれていましたし、
  事前情報でも治安についての情報はよくないことばかり。
  
  でも実際にいってみると警官が街のあちらこちらにいたから
  さほど不安は感じなかったですね。
  どこに旅行しても人の多いところでスリなどへ注意するのは
  当たり前ですもんね。
  
  
  

  churros　さん からの返信 2013/03/03 21:27:58

  RE: つい最近です

  ツネさん、今晩は書き込み有り難うございます。
  
  ご結婚おめでとうございます、ハネムーンでスペインはベスト・チョイスですね、私達スペイン好きには何とも腹立たしい情報ばかりです、今のスペインを知らないガイドブックのライターが書いているのでしょう、仰る通りポリシーアがたくさん立っていますよね、スペインは観光立国なので治安には力を入れているんですよ、４トラでも災難に遭ったのが嬉しいかの様に書き込む輩がいます、恥ずかしくないのですかね〜。
  
  私は２月の２６日に日本に帰って来ました雨が多かったですね、アンダルシアは暖かかったのですがマドリーは寒かったですね、あまりはしゃぎ過ぎて帰国してから風邪をひいてしまいました、ツネさんはお疲れ出ていませんか？、私もボチボチ旅行記を作成していますのでお時間があればのぞいてみてください。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 churros
  
  

• ホーミンさん 2013/03/02 09:09:54

  メンディーゴは24時間営業

  churrosさま
  
  おはようございます。
  ご無沙汰しております。
  
  スペインにお花見に行かれたのですね。
  うぉぉ〜、豪華なお花見♪
  お花が出てくるのは、もうちょっと先でしょうか？
  
  私もスペインは治安が悪いってイメージを持っていたのですが、全然そんなことはないのですね。
  ただ無防備はいけなくて、常識範囲のガードは必要なのでしょうが。
  スペイン人は日本人に対する偏見もないようですし、旅をするにはいい国なんですね。
  
  メンディーゴは24時間営業。
  グレーチングに落ちたお金を拾う姿は、アラーへの祈りのよう。
  面白い光景を激写して下さりありがとうございます。
  
  外国に行くと現地在住らしき人が、「どこ行くの？」って声をかけてくださる事がよくあります。
  地名の発音なんか抜群にうまくって。
  助かるんですよね〜。
  名古屋の学生さんも大助かりでしたね。

  churros　さん からの返信 2013/03/02 14:10:13

  RE: メンディーゴは24時間営業

  ホーミンさん、書き込み有り難うございます。
  
  こちらこそご無沙汰していました、今回は一人旅で気楽な半面食事時には寂しいものがあります、旅は少し気を使いながらも連れが有る方が良いと悟りました。
  
  トルコ航空の航空券が直前に取れたものですから、旅行計画を立てる暇が無かった為、ミルフローレスさんの旅行記を参考に周って来ました、なので適当に旅行記のタイトルを付けてしまったんですよ（チョット後悔）。
  
  「スペインにお花見」はイスタンブールのアタチュルク空港で考えました、お花見と言っても桜ではなく、サクラとそっくりなアーモンドの花なんですが、セビージャはもう時期が過ぎてました、ＡＶＥでマドリーに帰る途中コルドバを過ぎてから、アーモンド畑が見えました、なので写真はマドリー郊外のを申し訳程度に撮りました。
  
  スペインの治安についてよく質問されるんです、旅行中飛行機の中でもスペインの治安が不安で、旅行先をイタリアとフランスに換えたと仰る姉妹にお会いしました、エウロパの中でも観光収入で経済の重要な柱を占めているのに、治安が悪くては観光客が来なくなる為、ここ１０年エウロパで１番安全な国になってます、ガイドブックをあまり信じない方がイイと言い続けてます。
  
  メンディーゴには厳しい時期ですよね〜、私の滞在した数日最低温度が氷点下−４℃、寒風吹きすさぶ路上で寝てるんですよもうこれは特殊技術です、一時期メンディーゴの生活に憧れましたが私のは無理！、暖かいオテルで美味しい物を食べる生活がイイです。
  
  実は今回別バージョンが何回かあったんです、私が買い物をしていると近づいてきて話しかけて来るんです、腐った支那語で何やらブツブツ吠えているのですが、完全無視を決め込んでいました、道を聞いて来る朝鮮人やら私って見た目そんなに下品に見えるんですかね〜、！ショック！、今まではイツも一緒に日本語を話して歩いてるので日本人と分かるのでしょうね。
  
  名古屋大学の医学部学生達と楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｃｈｕｒｒｏｓ