何度目かのベルンカステル・クース

2008/06/01 - 2008/06/01

ハイデルベルクに２泊した帰り、ちょっと遠回りをして、モーゼル川沿いの町ベルンカステル・クースを訪れました。

モーゼルワインの生産地ベルンカステル・クースは、観光名所というものはとくにありませんが、町並みや川沿いの風景が美しくて、町のあちこちにワイン・ショップやワイン居酒屋があるので、観光客だけでなく周辺に住むドイツ人も多く訪れる町です。

町のワインショップに夫のお気に入りのワインも売っているので、モーゼル川周辺を訪れたときは、たいてい立ち寄っていました。

エリア ベルンカステル・クース(ドイツ)

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

アウトバーンを降り、モーゼル川に沿ってベルンカステル・クースへ。

山の斜面は一面ぶどう畑。川沿いの一般道は景色がよくて、最高のドライブルートです。

ベルンカステル・クースに着きました。町は川をはさんで２つに分かれていて、向こう側がクース、手前が旧市街のあるベルンカステルです。

モーゼル川をゆく遊覧船。いつか乗ろうと思っていたのに、とうとう実現しなかった。。。

週末はいつ来ても人がいっぱいで、駐車場に車を停めるのにも苦労します。

旧市街のメインストリート。

旧市街の中心のマルクト広場。

左側の赤い建物は市庁舎（1608年築）。
手前は1606年につくられたミヒャエルの噴水。

広場を囲む、美しい木組みの家々。

これまでベルンカステル・クースに来た日は、どういうわけかいつもイベントがあっていて、この日も何やらイベントが催されていました。

舞台ではバンドの演奏が。

広場にはワイナリーの屋台も出ています。

〈余談〉

秋のワイン祭りのときは、マルクト広場だけでなく、モーゼル川沿いの道路にワイン醸造元の屋台がずらりと並んでいました。（2007年９月撮影）

見上げると、窓辺にネコがいた。

こっちは本物のワンコ。

「こまったなぁ」って顔をしてます（笑）

左手の緑のパラソルが出ているお店が、夫が必ず立ち寄るワイナリーショップ＆ワイン居酒屋。

夫のお目当ては、《Dr. H. Thanisch-Erben Thanisch》のワイン。モーゼルワインの中では値段がちょっと高めですが、たしかにとてもおいしいです。もちろん、この日も夫はリースリングを数本〈おこづかいで〉買っていました。

★Karl Schmitz-Bergweiler
住所：Roemerstr. 6
電話：6531-94627?

ぶどう搾り機にプランターがひっかけられています。

民家の玄関にはワインのコルクで作られたリースが。これはなかなかいいアイディアだな♪

通りの両側に並んでいるお店のほとんどが、ワイン居酒屋かレストラン。

右手のお店には美しい蔓バラが。道行く人たちも、足を止めて見上げています。

これは見事！！

右の木組みのワイン居酒屋兼カフェは、かなり古い建物のよう。よく見るとファサードが波打っています。

↑上のお店の鉄看板。

今回は看板の写真はこれしか撮っていませんが、ほかにもいろいろな看板があるので、看板好きな人は上も見上げながら歩くと楽しいと思います。

カフェのテーブルの下でおりこうさんに飼い主を待っていたワンコ。

昔、実家で飼っていた、今は天国にいるゴールデンを思い出す。。。

この気持ちのいい季節、どのお店も通りにテラスを出しています。

ガーデニング・ショップの店先。

カボチャ形のひょうきんなオブジェに思わずクスッと笑ってしまう。

こんなわずかなスペースもテラス席に。外が好きなお国柄、テラス席があるかどうかでお客さんの入りもちがうからな。

ちょっと狭そうだけど、ぶどう畑を背に、風にあたりながらのランチは気持ちよさそう。

木組みの家と、後ろの緑のぶどう畑と、青い空のコラボ。

このあと、わたしたちも通りのレストランに入ってランチをして、帰途に着きました。