2012/07/27 - 2012/07/28
674位(同エリア1922件中)
まゆままさん
念願の下呂温泉、湯之島館へ向けての列車の旅では、一日目、素敵な駅舎の飛騨小坂駅で途中下車。
二日目の飛騨古川では思いがけないうれしいハプニングもあり、
最後は飛騨高山の街歩きを存分に楽しんだ。
タイル尽くしに興奮!登録有形文化財の宿・下呂温泉湯之島館の旅はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10745693/
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JR特急
PR
-
下呂温泉より少し先の飛騨小坂駅で途中下車。
ぷにょさんいわくこちらの駅舎は名駅舎として有名なのだそう。 -
ホームに下り立つと、丸太の意匠の待合室が現れる。
-
玉石の石積みに太い杉丸太が組まれ、まさに山小屋風の駅舎。
-
-
駅名の表示板を囲む白樺の飾りも素敵な演出・・
-
神社を模した千木が車寄せを飾る。
-
力強さを感じさせるねじり上げられたようなデザインの柱。
-
1933年開業の飛騨小坂駅は御岳山の玄関口。
60年代には参拝登山者や観光客で年間20万人を超えたというほどにぎわっていたそう。
現在はひっそりと静まりかえる参道。 -
にぎわっていたころを彷彿とさせる飲食店や旅館などが立ち並ぶ通り。
-
-
飛騨小坂町のマンホール。
町の面積の97%が山林が占め、滝の多い町として知られる小坂町。
マンホールには御嶽山、滝とイワナ、そして濁河温泉がデザインされている。
町をぐるっと一回りして、下呂温泉へ向かった。 -
下呂温泉に到着後は宿泊先の湯之島館へ行く前に、下呂の町を散策。
飛騨川のほとりには温泉旅館が立ち並ぶ。
山の中腹にかすかに見えるのが湯之島館。 -
下呂にはおひる過ぎに着いたので、まずは昼食をとることに。
下呂のB級グルメ、鶏ちゃん(けいちゃん)を食べてみようと
観光協会でグルメマップをもらって近くのお店「松園」へやって来た。
鶏ちゃん定食を皆で頼む。
1200円だったか?小鉢が三つもついてボリュームたっぷり。
-
陶板で焼かれながら出てきた鶏ちゃんは香ばしい味噌風味。
御飯がすすむ〜
控えめにしとかないと旅館の夕飯に差し支えるかも〜と言いながら完食・・;
-
更に「しらさぎ物語」(下呂の銘菓)のアイスバージョンがあったので
好奇心に駆られてそれも食べた。
これも美味しかった〜
-
大正15年から続いているという「白鷺の湯」
洋風建築だけど、建物は新しい?!
-
民宿や小さな旅館が立ち並ぶ温泉街を歩く。
-
下呂温泉のマンホールは白鷺。
白鷺が源泉のありかを知らせたという伝説から。
下呂=ゲロと、かわいいカエルの仕切弁も。
-
-
巨大な温泉旅館が湯快リゾートになっていたり、
廃業していたり・・
焼きものの風合いが素敵な旅館の外壁。 -
こんなタイルの外壁も。
-
「温泉博物館」へも入ってみた。
さまざまな温泉に関する展示が興味深い。
-
各地の温泉の湯の花。
-
驚いたのはこの温泉スケールといわれる湯の花などの温泉成分がパイプの中で固まったもの。
パイプの中で、速いものだと数週間でこんな風に固まってしまうのだとか。
-
温泉の成分を使った工芸品もあったり、温泉が作り出す鉱物なんかも興味深かった。
この後は湯之島館へ向かったのだが、湯之島館の旅行記はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10745693/ -
下呂温泉湯之島館への旅、一夜明けて二日目。
二日目はまず飛騨古川へやってきた。
瀬戸川と白壁の土蔵街を歩く。
鯉が泳ぐ瀬戸川が涼しげ。
-
-
-
鯉のえさボックス
-
「飛騨の匠」の技術により建てられた伝統的な町屋建築が立ち並ぶ町並み。
-
-
家の軒下には「雲」と呼ばれる腕肘木があって、これは家を建てた棟梁の印で古川に170種類ほどあるそう。
-
-
-
-
戸口からちらりと覗いた玄関床に貼られたタイル。
-
ガレージの中にもびっしり。
もともとはガレージでなく別の用途に使われていたような戸棚が。 -
飛騨古川のマンホールは瀬戸川を泳ぐ鯉、町の花、花菖蒲、そして周囲は
「古川」の文字をデザイン化したもの。
鯉の省略具合が面白い・・
-
-
三嶋和ろうそく店。
-
ここでは植物原料を使った手作りのろうそくを作られている。
-
-
ハゼノ実からとれる木蝋とイグサと和紙からなる芯で作られた和ろうそく。
和ろうそくは洋ろうそくと違って煤が出ず、消えにくい、日本の伝統文化である和ろうそくを守り伝えていこうと
お店の店主からの力説が。
-
-
古川に2軒あるという造り酒屋のひとつ。登録有形文化財。
-
-
-
-
そしてこの飛騨古川で最もヒットだったのはこの「河合療院」
町歩きの達人、ぷにょさんの嗅覚によって導かれたこの医院はただならぬ建物だった・・
電車を一本遅らせたことで時間に余裕ができたため、(この医院を見るために遅らせたんだったかな?!)
突撃でこちらの医院に訪問、内部を少しでも見せて頂けないだろうかと直談判;
少し前にテレビの取材も来られたとかで奥さまにお話をお聞きしてるうちに
今はもう使われていないという医院の診察室、手術室などを見せて頂くことができたのだ。
昭和3年築だというこちらの医院はとてもそれほどの年数が経っているとは思えぬくらい美しく維持されていて
素晴らしい建物を拝見することができた。
-
内部の写真はこの玄関先だけに控えさせてもらう・・
-
-
-
-
電車を一本遅らせたことで時間に少し余裕ができたのでこの「ガラス美術館」へ入ってみることに。
-
蔵が改装された素敵な美術館で、丸窓にはステンドグラスが入れられている。
-
-
-
改装された蔵の格子戸には懐かしい雰囲気の型板ガラスがかわいい。
-
-
ステンドグラスを中から。
-
-
江戸から昭和にかけての和製ガラスのコレクションがたくさん展示されていた。
乳白色がかったやわらかい色合いのガラスが涼しげ。
こんな器でカキ氷が食べたいなあ〜と・・
-
このコップの色合いにも惹かれる・・
-
おいしそうな?ビー玉。
-
飛騨古川を堪能し、次なる目的地、飛騨高山へやってきた。
JR高山駅は昭和9年建築。 -
飛騨古川からは飛騨高山へやって来て近代建築を見て歩いた。
飛騨高山は和の町並みの印象が強かったけど、洋風建築もいくつか見ることができた。
こちらは明治28年建築の旧高山町役場。
-
現在は市政記念館となっていて自由に見学することができる。
二階の元議場の天井は圧巻。
変形折上格天井という豪華で珍しいもの。
-
-
市政記念館の前のお店で名物「早蕨」(さわらび)を買っておやつタイム。
蕨粉100%の早蕨はもちもちのつるつる食感。
-
赤煉瓦とタイル貼りの八広質店。
-
-
-
-
中華そば屋さん
-
飛騨牛ステーキのお店、天狗総本店
洋風建築に天狗のレリーフがおもしろい建物。 -
雑貨屋さん
-
煉瓦蔵のステーキ屋、角一亭。
-
-
-
-
-
-
蔦に覆われた理髪店。
-
-
-
-
そしてぷにょさんが発見した高山昭和館のタイル。
元映画館の切符売り場だったという小窓の下に貼り巡らされてた。
-
水色の丸いモザイクタイルがかわいい〜
-
最後は電車の時間が迫ってきて駆け足になってしまったけど、
この日も一日、飛騨古川と高山を満喫し、帰途についたのだった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
89