2012/07/16 - 2012/07/16
116位(同エリア251件中)
tonaさん
パリの生活に疲れたゴッホが、太陽の光を求めやってきたのがここ、アルル
「アルルの跳ね橋」「ひまわり」「夜のカフェテラス」「黄色い家」「アルルの寝室」など、代表作が次々と生まれた町
さらにローマ遺跡、さらにさらに「ロマネスクの至宝」サン・トロフィーム教会!!!(まとめて世界遺産に指定)、と、盛りだくさんで、テンション・マックス!
が、時間配分を間違えて・・・
ガイドツアー
「世界遺産ポンデュガールとゴッホゆかりの地を巡る」
サン・レミ・ド・プロヴァンス
レ・ポー・ド・プロヴァンス
ドーテの風車小屋
★ ゴッホの跳ね橋
★ アルル
ポン・デュ・ガール
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
-
ゴッホの跳ね橋
ゴッホ巡りには欠かせない -
12時をまわって、日差しの強さはピーク
2月にアルルにやってきたゴッホが「アルルの跳ね橋」を描いたのは翌3月
夏が待ち遠しかったね -
オベリスクと市庁舎が建つ、レピュブリック広場
アルル到着
ここでの滞在は約2時間(含むランチタイム)
奥から順に、ローマ遺跡→サン・トロフィーム→夜のカフェ→エスパスの順で回るのがいいかな
では、いざ! -
広場の左手に輝くサン・トロフィーム教会のファサードを横目に、まずはローマ遺跡へ
-
てくてく
-
まずは、古代劇場(円形闘技場とセット eur 6.50)
紀元前27〜25年頃に建てられた野外劇場
当時は100本以上あったといわれる柱も、姿を留めているのはこの2本だけ
「後は任せろ!」っと、堂々とローマ帝国の栄光を映し出す -
55年もの歳月をかけて発掘されたという遺跡があちこちに
おっ、牛のレリーフ -
こっちは、草のレリーフの下に・・・お魚!
目もしっかり残っていて、何ともかわいいフォルム -
ぶどうの房みたいなのも
こんなのが足元にゴロゴロ
貴重な日陰で遺跡に囲まれてのんびり -
音楽機材が
今も現役っていうからすごい -
お次は、円形競技場へ
入口に展示されていたレリーフ
Acrotere. Masque de theatre
イライザもびっくりの縦巻きロール -
1〜2世紀に建てられた、2万人収容の闘技場
こっちも現役
観客席を上へ上へと上がっていくと・・・ -
イチオシ
おっ〜!
-
アルルの町を一望!
前方に流れるのはローヌ川
その先の地中海に向かってまっしぐらな追い風ミストラルを思いっきり浴びつつも、絶景に気分爽快! -
てっ辺
-
席(列?)案内もあって現役
-
満員の歓声に湧く姿も見てみたいな〜
左のボコッと四角い塔は、中世初期に要塞として使われていたときの名残り見張塔 -
一階通路は、さっきまでの日差しが嘘のようにヒンヤリ
-
外に出ると、ちょうどミニ・トランが
-
闘技場裏のカフェでランチ
軽くちゃちゃっと済ませるべく、注文と同時にお会計をシルブプレ!
頼んだのはフロマージュのキッシュ。これが熱々でめちゃくちゃおいしい〜!
大満足で、じゃ、そろそろ・・・と時計を見たら
「もうこんな時間!?」
残り40分
この後、大メインのサン・トロフィームに、ゴッホのカフェにエスパスに・・・。
ローマ遺跡群でのんびりし過ぎた・・・。そういえばここまで一度も時計を見てない。だめじゃん。
嘆いている場合じゃない、次次! -
サン・トロフィーム教会
10世紀末〜11世紀 ロマネスク様式
アルルの初代司教、聖トロフィムスを祀った教会
左右3本ずつ配された円柱の左側、一番中央寄り(写真左)で、天使に司教冠を授けられているのが聖トロフィムス
ロマネスクの彫刻とは一味違う端正な面立ち -
キリストを称える天使たちが飛び交うアーキヴォルト、
ティンパヌムは「栄光のキリスト」
周りを囲むのは、それぞれ四福音書記者を象徴する、
有翼の人間(マタイ)
鷲(ヨハネ)
牡牛(ルカ)
獅子(マルコ) -
ダニエルとライオン(右端円柱の下)
〜旧約聖書「ダニエル書」の一場面、Daniel in the lions' den〜
前足をダニエルに伸ばすものの、お預けをくらったライオンたちのしょんぼり顔がなんともいえない -
1つ1つ異なる柱頭の、生き生きとした葉飾りに溜息がでちゃう
その奥の壁には死者の魂を天秤にかける大天使ミカエル
下は秤から振り落とされた者たちなのか、逆さ釣りにされ悲痛な表情で頭を抱える様子が生々しい・・・ -
回廊(入場 eur 2.60)
おりょりょ?
ここはゴシック様式なんだ -
聖トロフィムス(柱の中央)
静寂の中、柱の間から注ぎ込む日差しが、まるりとした彫像の肌を穏やかに包み込む -
ロマネスクで一番の楽しみは、葉飾り、動物(怪物)、説話などを浮き彫りにした柱頭
ここにも様々な聖書などの場面が描かれた説話柱がずらり
狭いスペースに、物語をぎゅぎゅっと詰め込む技巧はもちろんだけど、どこかゆるくてユニークなフォルムがたまらない -
アーチの角を支える羊君
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こっちはロバ君?
-
-
回廊の先には大きなタペストリーが飾られた部屋
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葉飾りの上中央に、鳥獣?(柱頭:左)
どこかに怪物タラスクがいる(柱頭に)はずなんだけど、時間がなくて見つけられず・・・ -
光に包まれる柱頭
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cafe la nuit (cafe Van Gogn)
タイム・アップでエスパスは諦め、最後ちら寄りしたゴッホが描いた「夜のカフェ」のカフェ(たぶん。ほんと一瞬だったから・・・)
時間配分を間違えたのが大きいけど、それにしてもアルルは2時間ではぜんぜん足りないな〜
サン・トロフィーム教会がちょっとしか見られなくて後悔しきりだけど、その分、ローマ遺跡でのんびりしたからよしとしよう
さ、この後は引き続きローマ遺跡、ポン・デュ・ガールだ!
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