印旛沼周辺でバードウォッチング [2012](3)　珍鳥オオヨシゴイ編

2012/07/02 - 2012/07/02

印旛沼の近くに珍鳥オオヨシゴイが出ているとの情報を戴き、見に行ってきました。

表紙写真は、印旛沼付近の田園風景です。


（注）珍鳥は、「地元の迷惑を考慮してインターネットでの公表は慎重に」という事で掲載を見合わせていましたが、半年以上経過して珍鳥もいないので、今回掲載しました。

エリア 成田(千葉)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

印旛沼付近の風景です。

堤防の上から撮影しています。

印旛沼付近の風景です。

印旛沼付近の田園風景です。

珍鳥が現れると、各地からバーダーが押しかけます。
関西から来た車もありました。

ヨシゴイ（葭五位）が出ました。

コウノトリ目サギ科

これは珍鳥ではありません。(^_^;

ヨシゴイ

夏鳥として全国に渡来します。
葦原、水田、湿地、湖沼、河川などに生息する。

ヨシゴイ

サギ類中、最も小さい。

距離が遠いです。(T-T)

ヨシゴイ

今回のお目当ては「オオヨシゴイ」ですが、まだ実物を見た事が無いので、ヨシゴイが出るたびにシャッターを切っていました。(^_^;

ヨシゴイ

ダイサギ(大鷺)です。

夏鳥として、関東以南に渡来します。

ダイサギ

アオサギ(蒼鷺)です。

本州と四国では留鳥または漂鳥です。
北海道では夏鳥、九州以南では冬鳥です。

オオヨシキリ(大葦切)です。

夏鳥として、九州以北に渡来します。

オオヨシキリ

スズメ目ウグイス科
雌雄同色

カワウ(河鵜)

留鳥として、本州から九州にかけて分布します。
四国地方では主に冬鳥として渡来する。

カワウ

雌雄同色。

ツバメ（燕）

夏鳥として、種子島以北に広く渡来する。

「田圃にオオヨシゴイが出た！」との声で探しましたが、イマイチ良くわかりません。

あれかっ・・・と思ってシャッターを切りましたが、違うようです。
普通のヨシゴイでした。(T-T)

あっちでも、こっちでも虎視眈々と狙っています。(^_^;

「出た〜！」(@｡@)
オバケじゃないよ・・・。(^_^;

今度は、お目当てのオオヨシゴイ（大葭五位）のようですが、ちょっと遠いです。(T-T)

オオヨシゴイ

オオヨシゴイは、ヨシゴイよりも背中や頭部の茶色が濃いです。

オオヨシゴイ

同じような写真ですが、滅多に見られない珍鳥ですので、御容赦を・・・。

オオヨシゴイ

夏鳥として本州中部以北から北海道に渡来し、局地的に繁殖する。
数が少なく、環境省レッドリスト絶滅危惧?Ｂ類に指定されている。

２羽が出ましたが、これはヨシゴイのようです。

コアジサシ（小鯵刺）です。

コアジサシ

チドリ目カモメ科

コアジサシ

夏鳥として、本州以南に渡来する。
営巣地の河原や海岸が開発されて、営巣地が減少して数を減らしています。
環境省レッドリストの絶滅危惧種?類に指定されている。

ハジロクロハラアジサシ（羽白黒腹鯵刺）成鳥夏羽です。

ハジロクロハラアジサシ成鳥夏羽。

旅鳥として渡来するが、数は多くは無い。
稀に越冬記録もあるそうです。

ハジロクロハラアジサシ成鳥夏羽。

雌雄同色。

ハジロクロハラアジサシ成鳥夏羽。

こちらは、ヨシゴイです。

ヨシゴイ

ヨシゴイ

ヨシゴイ

オオヨシキリ

今回は、鳥さんの距離が遠くてトリミングしていますのでイマイチの写真ばかりですが、御容赦を・・・。
相手は自然の鳥さんですので、こういう事も多々あります。
ではまた・・・。(^o^)／~~~

この旅行記へのコメント （2）

• DHCさん 2013/02/05 20:06:11

  おめでとうございました。

  過去形なので「おめでとうございました」です、撮影出来たのに半年後でないと公表出来ない辛さ分かる様な？4日が解禁日でしたが潮来メジロさんが半年も待たなければいけないとはかなりの珍鳥ですね、其の鳥を撮影出来て良かったですね。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　DHCより。

  潮来メジロさん からの返信 2013/02/06 11:30:29

  RE: おめでとうございました。

  DHCさん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  
  > 過去形なので「おめでとうございました」です、撮影出来たのに半年後で
  > ないと公表出来ない辛さ分かる様な？4日が解禁日でしたが潮来メジロさん
  > が半年も待たなければいけないとはかなりの珍鳥ですね、其の鳥を撮影出
  > 来て良かったですね。
  
  珍鳥の場所がわかる情報を公表するのは、地元民に迷惑をかけるので差し控えるように言われていましたが、場所を隠して公表する事も可能です。
  でも、私の場合、デジスコでは飛んでいる鳥の撮影が難しいのと、高倍率のレンズを持っていないので遠い被写体の撮影がうまくできなかったので、日をあらためて撮りなおすつもりでした。
  現地の混雑を考えて躊躇しているうちに、珍鳥オオヨシゴイはもういなくなったらしいとの噂があり、旅行記としての掲載は諦めていました。
  でも、写真はわかりにくいけれど、記録として残しておくのもいいかなと思い、恥ずかしながら今回旅行記として公表したものです。
  鳥との出会いは運もありますので、何度も現地に足を運べば、もっとましな写真が撮れたと思いますが、プロでもないし、ライフリスト（個人が生涯に何種類の野鳥を見たか記録したもの）が増えただけでも良かったと満足しています。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）