2013/01/26 - 2013/01/26
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まみさん
街角イルミネーション撮影は、正月過ぎるとテンション下がる!?
いや、週末の赤坂ナイトが思ったより閑散としていたから。
赤坂サカスのイルミネーションが、ここ数年のクリスマスの頃より凝っていなかったから。
というより、クリスマスでないせいか、赤坂サカス全体が、イルミネーションがあるだけの平常モードにしか見えなかったから。
でも1番の理由は、さほど広くない赤坂サカスでのイルミネーション撮影は4回目となり、私自身、あまり新鮮な気持ちで取り組めなかったせいでしょう。反省。
赤坂ACTシアターで土曜の夜のミュージカル公演のチケットをとったとき、ついでにイルミネーション撮影ができることも楽しみにしていました。
でも、これでは独立した1つの旅行記を作成するほど写真はゲットできそうにないかも……。
と思ったら、ミュージカルのカーテンコール時の群舞が撮影OKだったので、写真がかせげました。
ただ、主役クラスの俳優たちは、カーテンコールにはちょっとしか出てきてくれなかったので、うまく写真に撮れませんでした。
千秋楽だったんだから、バレエのカーテンコールみたいに何度も何度も出てきてくれればよかったのに。
群舞も露出オーバー気味で、あしからず。
赤坂サカスの公式サイト
http://sacas.net/
ミュージカル「ウェルテルの恋~若きウェルテルの悩み~」公式サイト
http://wakaki-w.jp/index.html
<これまでの赤坂サカスのイルミネーション旅行記>
2011年12月23日
「クリスマス恒例のバレエ「くるみ割り人形」観劇ナイトのイルミネーション散策(2)赤坂サカスと赤坂ACTシアター編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10631357/
2010年11月18日
「観劇ついでに、イルミネーションはまだかと思っていた赤坂サカス!」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10521613/
2008年12月26日
「イルミネーションの赤坂サカスでバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10297306/
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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赤坂でさくっと夕食を
昼間は新宿御苑で4時間ほど撮影散策しました。
関連の旅行記
「観劇前にボランティアガイドと新宿御苑を楽しむ〜ロウバイだけがやっと見頃〜」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10745833
観劇のために赤坂に移動してから夕食をとりました。
魚介つけ麺と半チャーハン・セット。 -
赤坂で夕食を食べた店〜幸楽苑
丸ノ内線の赤坂見附から赤坂サカスまでの界隈は、レストランがたくさんあり、どこに入るか迷うくらいです。
駅近くならスピィーディに食べられそうなところもありましたし、よそでも見かけて気軽に入れそうなチェーン店も、変わったレストランも、高級そうなところもあって、よりどりみどり。
でも、なんとなく中華が食べたかったし、観劇約2時間前で、時間にものすごく余裕があるわけでなく、しかも、もともと物価が高そうな土地柄、あまりお上品なレストランでのんびり給仕されても値が予想以上にはっても困ります。
なので、こういう全国チェーン的で、さっと料理が出るレストランにしたというわけです。 -
赤坂サカスのメインストリート「仲通り」の入口にて
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ホワイトサカス・スポーツフェスタの地球儀型オブジェには……
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赤坂ACTシアターへ向かうぞ
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ホワイトサカスの「天空のイルミネーション」・その1
そしていわばここが赤坂サカス・イルミネーションのハイライト。
2020年東京オリンピック・パラリンピック招致ロゴカラーをモチーフにしたそうです。
うむ、いままでの中では地味な印象を受けてしまいました(苦笑)。 -
ホワイトサカスの「天空のイルミネーション」・その2
ただ光っているだけでなく、光に動きがあり、上から光が降ってくるようでしたから、写真よりも実物はもっとステキでした。
写真ではそういう効果は取り込めませんでした。 -
Atriumの光の暖簾
クロスフィルターのキラキラ効果があまり出なかったのも誤算でした。
強いライトか、うんと光に近付かないと、キラキラにならないのです。 -
本日の観劇会場の赤坂ACTシアターへ
開演時間までまだ少し余裕がありましたが、イルミネーション撮影は思ったよりのらなかったので、さっさとシアターに向かうことにしました。
入場したら、オリジナルのクリップみたいなのが付いたメッセージ用のカード(白紙)をもらいました。 -
本日の公演ポスター
主役と相手役のロッテはWキャストで、本日のウェルテル役は、ポスターの向かって右のチョン・ドンソクさん。
音楽はとってもドラマチックで美しいメロディーでした。
ドラマチックでありながらすなおで、メロドラマにぴったりで、心にしみるような音楽がたくさんでした。
主役のチョン・ドンソクさんは新人スターだそうですが、実力派と謳われているだけのことはあると思いました。歌も演技も申し分なし。
他に、ロッテ役もロッテの婚約者のアルベルトも声量もよく、歌は迫力があり、とても良かったと思います。
上演は韓国語字幕です。
ゲーテによる原作は、邦訳で読んだことがありますが、もうずーっと昔のことで、大半は忘れてしまいました。
ただ、ロッテに対する片思いに耐えきれずに失恋してしまった主人公の行為に、ちっとも共感できなかったことは覚えています。
なにも死ななくても、と思ったわけです。
時が絶望的な気持ちを和らげてくれ、また新しい出会いがあるかもしれないし、苦しい思いをぶつけ、昇華させることができる何か打ち込めるものが見つかるかも知れないのだから。
そして同じことを今回も思いました。
そういう感想を持つだろうなと思いつつ、やや直前にこの公演のことを知り、慌ててチケットを取ったのは、別に私が韓国ドラマのファンだからというわけではなく、むしろ総合芸術としてのミュージカルへの期待と、私が西欧かぶれだからです。
いかにすばらしいミュージカルで大人気かという前評判の高さやあおり文句は割り引いて考えるべきと分かっていても、まあ自覚の上でそれに半ばのったところもあります。
案の定、第1幕を見終えた後、音楽と歌がすばらしく、そして俳優たちもハンサムぞろいで目の保養になるなぁと思いながら楽しみつつも、最後には自殺しちゃう主人公のその行為にはやっぱり共感できないな、と、その部分においてはしらけた気分でした。
特に第二幕のウェルテルは、下手するとストーカー。
ロッテがそこまで嫌がっていなかったのと(さすがにウェルテルが一度ピストルを持ち出した後からは、まずいと思ったのか、もっと強く拒絶していましたけど)、ウェルテルがとってもハンサムで、社会的地位も身分もあったから、ぎりぎりストーカーというかんじにはならなかっただけで。
ところが隣に座っていたまだ若い女の子は、もう第1幕だけで涙ぐんでいて、一緒に来たボーイフレンドと2人して、切ないね、切ないねと感想を述べていました。
そのときに、ふと気付きました。
私が共感できないのは、いまそんなせつない恋をしていないからでした。
ただやっぱり、ウェルテルの自殺は、社会にとっても本人にとっても大いなる損失だと思いました。
原作は、ゲーテの実体験がもとになっており、実際にゲーテはロッテのモデルとなる人物に失恋をし、つらい片思いから抜けられなくて、自殺を考えたそうです。
でもゲーテは、実体験をもとに小説を書き上げたことで、気持ちを昇華させることができたのだと思います。
そしてゲーテは、年老いて亡くなる直前まで、たくさんの新しい恋を見つけました。
自分の手で命を終わりしなければ、ウェルテルにも輝かしい人生が待っていたかもしれないのです。
原作もミュージカルも、テーマはあくまでつらい片思いだと思いますが、ロッテの婚約者のアルベルトの弁護士としての考え方にふれたときは、原作が書かれたロマン主義時代、感情に重きを置く考えと、理性を重視し、感情的になることに対して容赦ない合理主義的な考えの対立が見てとれると思いました。
ウェルテルが自殺するきっかけには、恋の悩みを分かち合ったこともあって仲が良かった作男のカインズが、未亡人に対する恋のもつれで殺人を犯して、容赦なく処刑されたこともありました。
ウェルテルは、殺人を犯すに至ったカインズの気持ちや事情を汲んで欲しい、とカインズをかばったのですが、アルベルトはそんなウェルテルを、感情的過ぎる、殺人者は殺人者にすぎない、と切り捨てました。
その前にも、家に戻ったときに仕事の愚痴をちらっと奥さんのロッテにうちあけたとき、犯罪は犯罪、事情は容赦せず、感情的になってばかなことをしてしまう人の心の弱さに全く理解を示そうとしない考えがにじみ出ていました。
アルベルトは、理性を凌駕するような感情を抱いたことがなく、感情を理性でおさえることにたいして苦労しなかったのではないしょうか。
そういう意味では、今の私は、ウェルテルの気持ちに共感をできなかった点でアルベルトに通じるところがあったわけです。
アルベルトも、非常に理不尽なめにあったり、理性ではおさえられない激情が生じたときに、はじめて、ウェルテルやカインズといった人々の気持ちを理解することになるのでしょう。
そんな機会が、上流階級に生まれつき、いわば人生勝ち組のアルベルトに訪れるかどうか分からないですけど、訪れたときの挫折ぶり、あるいはそれでも自説を曲げないですむのか、要するに彼がどう変わるのか、変わらないのかを見たいなぁ、という、別の好奇心が沸いてしまいました。
でも、アルベルトは頭がよくて計算高いから、上手く自分を律せるか、負の感情を外で処理することが可能かもしれません。
ほんとは、妻ロッテにまとわりつくウェルテルに不快を感じつつも、自分が嫉妬するような人間と認めずに自分の感情を封印しつつも、半ば計算してウェルテルを排除したのでは、と思わなくもないのです。
ウェルテルに向かって、カインズをかばうのは、自分を彼に重ねているからだろう、と、ウェルテル自身がどこまで自覚していたかあやしいことをズバリ指摘したり、ウェルテルの理性を試すかのようにわざとピストルを贈ったり……。 -
撮影可能だったカーテンコール
ふつうにカーテンコールをしたあと、おもむろに村人たちの群舞がもう一度披露されました。 -
手拍子したくなるような楽しい音楽とともに
ストーリーが全体的に重苦しい内容なので、その気分転換のように、村人たちの明るい場面が挿入されました。
もちろん、ストーリーに関係のある場面です。
ストーリー展開上重要な作男のカインズもいるのですから。 -
照明が青くなり
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あたりが薄緑に染まり
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私の座席がななめなので、撮れた舞台写真もななめ
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確か1番左の男性がカインズ役
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スタンディングオベーションしながら撮影
スター俳優が出ている舞台は、私個人的にはそんなに入れ込むほどではなかったと思っても(あくまで好みの問題)、カーテンコール時に前の子たちが立ち上がると、舞台が見えなくなっちゃうので私もつられるように立ち上がることがあります。
そんなかんじに次々と立ち上がる人が出ると、立たないでいる方が確固たる理由と勇気が必要になりますネ。 -
この踊りのときの音楽もいいかんじ
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日本人に顔立ちの似た美男美女がたくさん出演
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ズームした方が露出が適正に撮れたかも
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主役クラスの俳優たちのカーテンコール
左から、ウェルテル役、ロッテ役、アルベルト役。
主役クラスの俳優たちがまともに撮れたのはこれっきり。 -
終演後〜幕が下りた舞台
ウェルテルは韓国語になるとペルテルなんですねぇ。
まあ日本語のウェルテルも原作のドイツ語の発音からするとかなり変容していると思います。 -
赤坂サカスの冬場の特設スケートリンク前の巨大ツリーを満月の輝きとともに
空に浮かぶ満月がクロスフィルター効果で星のようになりました。 -
巨大ツリーを飾るエンジェルベル・その1
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巨大ツリーを飾るエンジェルベル・その2
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巨大ツリーと、いくつかかけられたメダルのうちの一つ
クロスフィルターのキラキラ効果はこのくらい欲しかったです。 -
TBS放送センタービルを背景に
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帰りにもう一度「天空のイルミネーション」を
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仲通りのショーウィンドウの可愛いウサギ・その1
閉演は夜9時過ぎだったので、もう店のほとんどは閉まっていました。
この時間だと飲食店のみ。
だから、仲通りは寂しかったです。 -
仲通りのショーウィンドウの可愛いウサギ・その2
おわり。
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