ボロブドゥール参拝記（前編）

2012/12/28 - 2012/12/28

ビデオでの事前学習を終え、いよいよボロブドゥールへ。ここも史跡公園になっていて、インドネシアの学生達や世界中からの観光客でごった返しています。浮き彫りや彫刻が素晴らしく、事前学習ビデオを思い出しながら説明を聞きました。全部の浮き彫りや彫刻を丹念に見ていたら、１日たっぷりかかりそうな濃密な空間でした。

エリア ボロブドゥール遺跡周辺(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 【日通旅行】日本通運株式会社

マノハラホテル入り口にあった、ボロブドゥールの模型。全体像が把握できます。

腰布（サロン）を着用して、史跡公園の中を歩きます。

公園内は花がきれいでした。

遠くにボロブドゥールが見えてきました。

たくさんの観光客で賑わっていました。

ボロブドゥール全景を撮影するのはとても無理。

最下層の基壇にあった隠された浮き彫り。「飲酒と病」が描かれています。右の倒れている人が、お酒の飲み過ぎで病気になり、皆から心配されているようです。

熱心に説明してくれるアブドゥラさん。

賭け事と貧富差を表現している浮き彫りだそうです。

「醜悪な顔」と呼ばれる浮き彫り。後で知ったのですが、古代カウイ文字も描かれているようでした。

最下層から見上げると、こんな感じです。

上層部に上ってみました。

第２層の浮き彫り。釈迦の前世である兎が、空腹の行者に自らを食料として差し出す場面。耳が短いので、教えてもらわなければ兎とは気づかなかったでしょう。

摩耶夫人が釈迦を出産する場面。脇の下から生まれてきました。

第２層の浮き彫りは、皆穏やかな顔をしていました。

幼い釈迦を礼拝する人々。

養母である叔母（右）と外出する釈迦（中央）。

釈迦（右）が妻（中央）に指輪を渡しています。

剃髪する釈迦

菩提樹の下で悟りを開く釈迦

釈迦の弟子達

渡し船の船頭に乗船を断られ、ガンジス川の上を歩いて渡る奇跡を起こす釈迦。何となくイエスみたいです。

この山々は、釈迦が寝ている姿を表現しているとか。頭が左、腹部が右です。

更に上層部に上ると、仏様の姿が見られるようになりました。

この如来像は首がなく、とても痛々しく感じました。

とても美しい如来様の像。

如来の像はあちこちに見られます。

悟りを開いた如来の像は、参拝する人々を悟りの世界へと誘っているようです。

最上層部は、もうすぐそこです。