ウルワトゥ寺院でケチャダンス鑑賞

2012/12/27 - 2012/12/27

バリ島の１日目は、ガネーシャバリツアーズにお願いした「ケチャックダンス鑑賞夕食付き」というツアー。ウルワトゥ寺院でケチャダンスを見るのですが、土産物屋にも寄りました。ガイド兼運転手の「Ｄちゃん」の日本語力にも感動でした。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ガネーシャバリツアーズの「Ｄちゃん」は、約束時間よりかなり早く待ち合わせのホテルロビーに来てくれていました。ツアー開始は３時前となり、夕方から始まるケチャダンスまで時間を潰す必要があるらしいので、有名なお土産ショップ、ジェンガラケラミックへ行きました。

観光スポットとしても人気らしく、多くの観光客で賑わっていました。店内にはエキゾチックな陶磁器が一杯。カラフルで見ているだけでも楽しいです。ぐい飲みにもなりそうな黒い陶器のコップ？を２つ購入しました。

続いて連れて行かれた、かごバッグなどを扱う「アシタバ」の店。ここも有名店のようです。かごバッグもいいのですが、持って帰るのにかさばりそうだったので、小さなペンケースを購入しました。

ツアー開始から１時間半ほどで、ウルワトゥ寺院に到着しました。石段にあったのは、お供えされた花でしょうか。とても美しいです。

ウルワトゥ寺院の参道

ウルワトゥ寺院には、野生の猿が住んでいます。ここの猿は、観光客にいたずらすることもあるので、眼鏡は外すように言われました。ガイドのＤちゃんは、カメラも奪われないか、心配してくれました。幸いいたずらされずに済みました。

ウルワトゥ寺院の大きな石碑。日本では平安時代にあたる10世紀に建立された、由緒あるヒンドゥー教寺院のようです。

石碑のある辺りから、観光客はスレンダンという帯を借りて着用します。寺院に敬意を表して、正装するわけです。

寺院を歩く地元の人々。私達は信者ではないため、寺院の境内には入れません。

美しい門の彫刻

捧げ物を持って参拝する地元の人々。

「ウルワトゥ」とは岬という意味。インド洋の荒波が打ち寄せる７０ｍもの断崖の上にあるそうです。

遠くで雷が鳴っています。名物の夕日は絶望的。せめてケチャの間、雨が降らないことを祈るばかりです。

遠くに見えるのが、最高神を祀る三重塔（メル）

断崖には柵がなく、ぎりぎりまで行ける場所が多かったです。見晴らしはいいですが、足がすくみました。

境内の一角で行われるケチャダンス。会場直後に行って、いい席を取りました。傘をさす人も多く、天気が気になります。待ち時間は、これから始まる舞踏劇のストーリー（日本語版）を読んで予習です。

かなり満員になった会場。観客を空いたスペースへきびきびと誘導するスタッフの手並みを、感心して見ていました。

いよいよケチャダンスが始まりました。

踊りも凄いですが、彼等のコーラスも凄かったです。男声コーラスでガムラン音楽を再現していました。

お祓いを受けています。宗教と伝統芸能の結びつきを、改めて感じました。

ケチャをバックに、バリダンスの劇が始まりました。『ラーマーヤナ』を主題にしており、彼女がヒロインのシータ姫です。

魔王の化身である黄金の鹿。敏捷な動きです。

シータ姫と夫のラーマ王子。姫に頼まれ、王子は黄金の鹿を捕まえに行くことに。

王子の留守中にシータ姫をさらう魔王。

王子の指輪を渡してシータ姫を力づける白猿ハヌマーン。右にいる魔王の娘（ピンクの衣装）も、シータ姫を慰めています。魔王の娘なのにいい人みたいでした。

人気者の白猿ハヌマーンは神出鬼没でトリッキー。客席から突然現れたりします。

そのハヌマーンも魔王に捕まってしまいました。

危機一髪でハヌマーン脱出成功。火の中でのアクションは、危険も伴うようです。

魔王との戦い

王子達の活躍で、姫も救出されハッピーエンド。雨にも降られず、めでたしめでたし。フィナーレでは全員がご挨拶。途中、道化役の人が日本語でも挨拶してくれました。