2013/01/17 - 2013/01/17
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のーとくんさん
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先日訪れた、九体寺の九体の阿弥陀如来像、そしてそのあと訪ねた岩船寺の阿弥陀如来像(浄瑠璃寺(九体寺)の三重塔の特別開扉そして岩船寺へ:http://4travel.jp/traveler/geru0201/album/10739910/)、そのこともあって日野薬師と呼ばれている法界寺 (ほうかいじ)に国宝・阿弥陀如来像があることを思い出しました。
だんだんその阿弥陀如来さまをお参りしたい気持ちが高まってきて、法界寺に行き、そこからその近くの醍醐寺に廻ることにしました。
【写真は、山門から見た法界寺の阿弥陀堂(国宝)です】
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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駐車場から、境内に入ることができるのですが、道を廻って山門から入ることにします。
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平等院鳳凰堂と同時期に建立された、国宝の阿弥陀堂です。
庫裏で拝観料を払って、堂内に入ります。 -
国宝の阿弥陀如来像(パンフレットより)です。
正方形の阿弥陀堂のほぼ中心のところに一体だけ安置されている、定朝様の丈六の美しい阿弥陀さまです。
阿弥陀さまの上方には、天蓋があり、その周りの壁には飛天が、また阿弥陀さまの周りの四天柱には金剛界曼荼羅の諸尊六十四像などが描かれており、素晴らしい空間をつくりだしています。
それぞれの絵は彩色がうっすら残されている程度ですが、建立当時の豪華さが髣髴されます。 -
阿弥陀如来像の光背の一部、天神のすかし彫り(パンフレットより)です。
光背もきれいですね。 -
阿弥陀堂を出ます。
建物も良いですね。 -
境内の池です。
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薬師堂に行きます。
きれいな曲線を持った屋根です。 -
日野資業(すけなり)が薬師如来を造って、その胎内に伝教大師作の小さな薬師如来を収め、薬師堂を建立しました。
そのため、法界寺は「日野薬師」あるいは「乳薬師」とも呼ばれ、安産そして授乳のご利益があるといわれています。
そのことから、薬師堂の内には、涎掛け(よだれかけ)がたくさん。
ご本尊の薬師如来像そして十二神将は、残念ながら秘仏で、非公開です、 -
薬師堂から見た、阿弥陀堂です。
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阿弥陀堂を、ぐるっと廻ってみます。
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阿弥陀堂の奥には、鐘があります。
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駐車場に一旦もっどって、そこからちょっと境内に入ると、池越しの阿弥陀堂と薬師堂を見ることができます。
法界寺、素晴らしい古刹です。
つぎに醍醐寺にいきます。 -
醍醐寺の駐車場でて、三宝院のほうに歩いていきます。
観光客もぽつりぽつり、桜も枝桜です。 -
国宝の唐門です。
三宝院の拝観は、パスして次に行きます。 -
西大門のほうに歩きます。
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霊宝館の塀です。
春になれば、上の桜の花、いまは下の苔ですか。 -
西大門で、伽藍と霊宝館の共通拝観券を買い、西大門を通り過ぎます。
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醍醐寺の中心となる金堂(国宝)です。
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金堂に安置されている薬師如来像が、醍醐寺のご本尊です。
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不動明王石像と不動堂です。
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真如三昧耶(さんまや)堂です。
なかには、釈迦涅槃像が。 -
五重塔へは、のちほど。
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真如三昧耶(さんまや)堂のちょっと前には、役行者像が。
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途中に門があります。
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鐘楼堂を左に見ながら、さらに奥に歩いていきます。
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観音堂から読経が聞こえてきたので、縁側にあがってきました。
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観音堂です。
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読経が終って、僧の一団が観音堂から、出て行きます。
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僧の一段は、鐘楼堂の方に消えていきます。
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弁天堂です。
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振り返ってみる、観音堂です。
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弁天堂の近くにある寿庵で食べた、美味しい京風白みそ雑煮です。
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寿庵の洗面台は、金魚柄。
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観音堂のきれいな屋根です。
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五重塔にやってきました。
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五重塔のてっぺんも美しいですね。
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金堂前の鐘楼です。
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西大門に戻ってきました。
季節はずれのひっそりとした醍醐寺、こうしてみると雰囲気のある名刹です。
良いですねー。 -
かなり寒い日ですが、桜の枝先には、春の兆しも。
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霊宝館に入ります。
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霊宝館の庭は、桜が咲いていない分、赤松がとてもきれいです。
霊宝館は、その平成館は閉館中で、国宝の薬師如来三尊は見ることができませんでした。
しかし、仏像棟の普賢菩薩像、如意輪観音坐像そして中央に置かれている、かすかに仏さまの絵が残っている五重塔旧四天柱など素晴らしい宝物を見ることができました。 -
枝桜も美しい。
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霊宝館を出たところで、なにやら法螺貝の音が聞こえます。
音の出ている報恩院です。 -
報恩院につくと、般若心経が始まり、ここで毎日行われている、護摩が焚かれる護摩祈願が始まるようです。
そこで護摩木に願い事を書いて、堂内に入ります。
般若心経が続く中、護摩木が火の中に投げ入れられたり、また不動明王真言(ノウマク・サンマンダバザラダン・センダ・マカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン)が繰り返されたりします。
最後には、長い説法があり、そのあと参拝者(4〜5名でした)一人一人に霊験新たかな護摩焚きの灰をかぶらせてくれ、そして背中で印がきられます。
なかなか良い経験でした。 -
醍醐寺を出て、少し車を走らせ、京都三丘園(さんきゅうえん)宇治木幡店に寄りちょっと休憩。
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店内には、きれいな装飾のピアノが置いてあります。
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抹茶セットを注文しました。
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店内には、おおきなオルゴールがあり、オルゴールの音楽が店内に流れているのですが、動いている様子がありません。
店の人に聞くと、流れているのはCDとのことでした。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆうこママさん 2013/01/19 22:22:07
- 法界寺
- こんばんは。
またまたよいお寺にお出かけですね。
定朝様の阿弥陀を求めてあちこち巡るなんて、素晴らしい発想。
法界寺には訪れたことがあるのですが、4トラを始める前で、いつだったのか、どんな様子だったか、今ひとつ記憶はあいまい。
旅行記を、そういえば・・・なんて思い出しながら拝見してます。
そろそろ再訪したくなりました。
但し、これまた公共交通機関では不便なんですよね。
確か、どこかの駅からバスで行ったような記憶があります。
シーズンオフの醍醐寺もよいですね。
静寂を楽しむのもお寺めぐりの醍醐味。
護摩供養も受けて、ご利益満点ですね。
- のーとくんさん からの返信 2013/01/20 10:26:07
- RE: 法界寺
- ゆうこママさん
おはようございます。
> こんばんは。
> またまたよいお寺にお出かけですね。
> 定朝様の阿弥陀を求めてあちこち巡るなんて、素晴らしい発想。
ありがとうございます。
いいでしょーっ!
> 法界寺には訪れたことがあるのですが、4トラを始める前で、いつだったのか、どんな様子だったか、今ひとつ記憶はあいまい。
>
> 旅行記を、そういえば・・・なんて思い出しながら拝見してます。
> そろそろ再訪したくなりました。
> 但し、これまた公共交通機関では不便なんですよね。
> 確か、どこかの駅からバスで行ったような記憶があります。
>
また、プランの一つにお加えください。
六地蔵の駅から、歩いたら30分くらいになるのでしょうか。
ちょっといきにくいかもしれませんね。
> シーズンオフの醍醐寺もよいですね。
> 静寂を楽しむのもお寺めぐりの醍醐味。
そう、醍醐味なんです。
桜ではなく、お寺そのままの良さを味わうことができました。
> 護摩供養も受けて、ご利益満点ですね。
そうですね、一時間、正座状態でしたが、良かったです。
不動如来の真言を、憶えておけばと思ってしまいました。
少人数で、護摩祈祷をうけて、霊験をいっぱい受けてしまいました。
のーとくん
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