2012/12/29 - 2013/01/05
802位(同エリア5151件中)
ライカさん
年末年始、仕事のお休みは1週間ほど。
これだけ長い休みなら、ちょっと遠出をしてみたい!、と決めたのが北欧旅行。今回は、その中でも行ったことのないデンマークとノルウェーに行ってみることにしました。
だけど、流石に年末はハイシーズンなので、飛行機代が馬鹿にならない。……そうだ、一旦他の国に出て、海外発券でチケット買ったら安くならないかな?
そんな単純な発想でやってしまった、飛行機の別切り手配。しかし、これを慣れぬ旅行者がやるととんでもないことになる、と知ったのは、e-チケットの発券を済ませた後でした……。
さて、無事に北欧に行って、帰ってこれるかな!?
★12/28 大阪(前泊)
★12/29 伊丹~羽田~北京~コペンハーゲン……のはずが?(北京泊)
12/30 北京~コペンハーゲン着(コペンハーゲン泊)
12/31 コペンハーゲン観光(コペンハーゲン泊)
01/01 コペンハーゲン観光~DFDSシーウェイズ(船中泊)
01/02 DFDSシーウェイズ~オスロ着・観光(オスロ泊)
01/03 オスロ観光(オスロ泊)
01/04 オスロ観光~コペンハーゲン~北京~大阪(機中泊)
01/05 大阪着
【補足:今回の飛行機のチケット】
日本~北京 ANA(全日空)
北京~北欧 SAS(スカンジナビア航空)
を、それぞれ別に購入しました。
(ANAは旅行代理店経由、SASは直接購入)
流れ的には、
1.折角スカンジナビア行くんだし、ここはSASに乗ってみよう
2.でも、航空券高い上に、関空発ないんだよね
3.あれ? SASって中国の北京と上海にも就航してるの?
4.成田に出るより、中国に出た方が、値段的にも時間的にも少なくて済むんじゃ……あ、スカイ○ートの検索でも、この組み合わせ出てくるな。ひょっとして、買えるチケットなの??
ここで、SASと同じスターアライアンスのANAのコールセンターに問い合わせ。
質問:ANA利用で、北京か上海乗り継ぎでSASを使う場合、搭乗券と荷物はどうなる?
答え:チケットは、『原則』最初に乗るときに全部の搭乗券をお渡しできます。荷物については、上海空港は一旦荷物を引き取る必要がありますが、北京空港は24時間以内の乗換であれば次の目的地まで流せます。
との答えだったので、北京の最小乗り継ぎ時間を教えて貰い、飛行機の予約を取りました。
そして、予約が確定し支払いをした後に、別切り乗り継ぎの危険性を知ったのです……orz
ANAとSASに電話をして、それぞれに乗り継ぎ情報を入れて貰い、最悪は現地でチケットを買い直す覚悟を決めて旅行に望みました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- ANA スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回の旅行は、前日の新大阪駅から。
行きのフライト予定
NH962 伊丹(07:05)→羽田(08:10)
NH1255 羽田(09:25)→北京(12:35)
SK996 北京(15:35)→コペンハーゲン(18:35)
自宅からでは、到底伊丹の始発に間に合いません。
故に、前泊からスタートです。
ANAは、本当は関空発の便が取りたかったのですが、値段との相談で伊丹始発→羽田経由便にしました。
だって、関空発と羽田発の金額差は1万円以上。ビジネスホテルで前泊してもお釣りが来るレベルだったのです。
会社の仕事納めが終わったその足で(!)、ホテルに向かいます。 -
前泊のホテルは千里阪急ホテル。伊丹空港からモノレール1本でいける駅近ホテルです。
一休からの予約、ポイント利用で3000円台で泊まったというのに、ホテルのかたに荷物持ってもらう&部屋まで案内されるというサービス……申し訳なかったような。
部屋も値段からいえば申し分ないです。
前持って送った、明日からの荷物も届いていて一安心。 -
今日の晩御飯は、和食のお弁当にしてみました。
ついでに、荷造りの時にいれ忘れた食品も買っておきました。
これはのちのちの旅行記で。 -
翌朝。
始発のモノレールに乗り、大阪空港へ向かいます。 -
ちなみに、今回の荷物はこんな感じで。
といっても、下のキャリーケースはいつもの如く半分ぐらいしか埋まっておりません。
代わりに、上の機内持ち込み用ボストンに、防寒ブーツ+着替え1日分が入っております。 -
大阪空港に到着。
実は、私、国内線の飛行機に乗るのは初めて。ここに来るのも、もちろん初めてです。 -
残念ながら、まだ開館前なので、入り口の前で待ちます。
お正月の飾りがもう飾ってる……気が早い! -
開いて早々に国際線のチェックインカウンターに行きますが、中々搭乗券が出ません。他社便乗り継ぎが原因なのでしょうか?
結局、荷物には無事コペンハーゲンまでのタグが付いたものの、人間に出された搭乗券は北京まで。
北京で、乗り継ぎカウンターに行って下さい、その時に荷物もあってコペンハーゲン行きになっていると申告して下さいとの事でした。
……今思えば、『原則』でるはずだったSAS分の搭乗券が出なかったことに、ここで疑問を持つべきだったと思うのです。
早朝便なので、少ないかと思っていた飛行機ですが、
案外乗る方は多かったです。 -
定刻よりちょっぴり遅れて、羽田空港着。
ターミナル間の移動があることにびっくり。慌てて窓口で券をもらって移動します。 -
ここが羽田かー。
これまた、初めて来ました。 -
初めての場所で焦った乗り継ぎですが、
蓋を開けてみれば、免税店でタバコ(お土産用)を買う余裕すらありました。 -
機内食。
お味はまあまあ。CAさんのサービスはまめでした。 -
ほぼ定刻通りに、北京空港到着。
-
事前に、北京乗り継ぎをしたことのある友人に「大きい。取り敢えず大きいから、乗り継ぎ大変かも」と聞いていたのですが……これは凄い。
-
とはいえ、3時間もあれば、きっとこの乗り継ぎは楽勝だ!
と喜び勇んで、向かったのは乗り継ぎカウンター。
待っている人が多いのに、係員さん1名というところで嫌な予感。
一応、カウンターでは写真の通り、sasのカウンターはこちらになっていましたなので、人のいないカウンターでしばし待つも、係員さんは来ず。結局、1人で対応中だった係員さんのところへ並び直すことに。
ちなみに、乗り継ぎカウンターで並んでいる方への対応を観察して思ったこと
■カウンターに来る必要のない方が並んでる確率:50%
(※搭乗券が既に出ているのに、なんとなく並ぶ人がちらほら。職員さんに必要ないよ、と言われてらっしゃいました)
■カウンターに来る必要があるけれど、なんらかの発券トラブルがある確率:40%
(最終的に何処かに電話をかけさせてその電話口でやりとりしている方やら、「その搭乗券は今でないから、2時間ぐらい後で来て」と言われていたりする方やら……まともに発券されていたのは1人しかお見かけしませんでした)
待つこと10数分、私の場合もトラブル発生!
eチケットをおみせしたところ、係員さんから耳を疑う一言が。
え、ふらいと、きゃんせる……?!
係員さんが幾つか電話したあと、「時間かかるからちょっとどいてて」と言わんばかりに私を横にどかし、他の方の発券作業を開始しました
いや、ちょっと待って。私、どうなるの……?
しばらくして、はっきりとフライトキャンセルを告げられました。
指示されたのは
「ゲートをでて、SASのオフィスに行ってきなさい。詳しくはそこで」
ゲートって、まさか入国審査?
え、それはトランスファーじゃなくて、中国に本当に入国しなきゃいけないってこと?!
マジでした。
入国審査の行列を並び、そして入国書類があることを知らずに、「書類を後ろのカウンターで書いてもう一回並べ」と追い返され、時間がかかりましたが、何とか入国。
でも、SASのオフィスにいけっていわれたけど、
その前に、私の預けた荷物どうなったんだろう?
気になったので、先にターンテーブルに行って見ることに
しかし、私の荷物が回っている様子はない
近くのANAの係員さんに聞くと、バゲージクレームにいけとの指示
バゲージクレームで、SASのeチケットを見せながら説明を試みますが、私の英語力が足りずうまく伝わらず。ただ、乗り継ぎフライトのキャンセルで荷物行方不明、とはわかってもらえたので、パソコンで荷物の行方を確認していただいていた(らしい)。
そのとき、先ほどこのバゲージクレームを教えてくれたANAの係員さんがやってこられました。
見兼ねたその係員さんが、私に一言。
「日本語はわかりますか?」
……え、お姉さん日本語分かるの?!
以下、通訳をかってくれたお姉さんによる、非常に流暢な日本語での説明
・荷物は多分北京にきてる
・ただ、パソコン登録上は確認できても、実際いま空港のどこにあるかははっきりしない
・これから探すけれど、時間がかかる。40分ぐらい。
・だから座って待ってて、と言われましたが、
えーと、そんなに時間がかかるなら、その間にSASのオフィスにいってもいいですか?
大丈夫? ちゃんと戻ってこれる?!
と主に迷子について心配されましたが、「絶対に戻ってくること」を条件に行ってよし、と許可が出ました。
そりゃそうだよね、中国語も英語もダメな旅行者だから、余計に心配されるよね。
ちなみに、SASのオフィスは同じ建物の3F、エレベータで移動とのこと。
(エスカレーターは、2Fから4Fへ直接行ってしまうのです)
ついでに、きっぱり「英語使わなくていい。日本語で」と言われてしまったわたしの英語力……勉強しなきゃダメだな。 -
こちらがSASのオフィス。
オフィスの職員さんにまず言われたのは、
「欠航の連絡がSMSできてなかった?」
ないない。日本出発前に聞いてたら、ここまで慌ててないよ!
その後、SASからきてたメール(注:送信時刻は羽田発にのったあと)やら、出し直してもらった明日のチケットから推測なんですが、どうやら私の便は上海発に振り替えになってたらしく、
・早朝のエアチャイナで北京から上海
・上海からSASでコペンハーゲンに変更
しかも、エアチャイナがノーショーとか書かれてました
……だが待ってくれ、私、1週間前にSASの東京オフィスに電話かけて、ANAの乗り継ぎ情報いれてもらいましたが。っていうか、振替便のe-チケットにも、Cainってちゃんと情報入ってる! それ、どう考えてもエアチャイナ乗れないよー。むしろ、昨日わかってたなら、成田便の方が乗れた可能性がありそう。
ANAの分のe-チケットと、羽田からの搭乗券、パスポートで、
私が日本人で、今ついたばっかりと気がついたSASの人。
「北京で一泊して、明日の同じ時刻の便に振り替えね。ホテルと代替便は手配するから……」
いや、便が遅れるのはいい。いや、良くないけど、仕方ない。
ホテルをとってくれるなら、それもいい。
しかし、コペンハーゲンのホテルの予約をどうしよう!? 宿泊代は決済済みだけど、1泊目いかなかったら取り消されるかも!
急いで、ホテルのパウチャーを見せながら、予約変更の電話かけさせて!と訴えます。
やっぱり、わたしの語力がネックで伝わるのに時間がかかりましたが、何とか理解してもらえました。時差の関係で今電話をかけるのは早すぎるだろう(ヨーロッパは早朝の時間帯)ということで、書いてもらったホテルのパウチャーに、追加で「3minitus international call」をつけてもらえました。ちなみに、3分を超える分は自己負担です……がんばろう。
そして、ホテルのシャトルバスが14:30にあるから……といわれたところで、再び慌て出す私
「バゲージクレームで荷物さがしてもらってる! 帰って来いって言われてる!」とつたえようとしますが、言葉にならず。
しかしそこは、すでに今までのやり取りで、私に英語ができないことを分かっているSASの人。日本語のわかる人が必要、と、連れて行ってくれたのが隣のANAのオフィスでした。
ANAのお姉さんのおかげで、バゲージクレームにれんらくして、私の荷物は見つかり次第、明日の便の預け手荷物にしていただけることになりました。
……あとの問題は、コペンのホテルだけだよね?
よし、じゃ、とりあえず、ホテルに行こう -
バス乗り場で再び、迷子になりかけます
いや、ちょっと、どこで待てばいいんだろう?
SASの人には小さいバスよ、って言われたけれど、それらしいのないんだけど -
もしかして、乗り場はこれかな?
-
これだ!
で、バスに乗られること15分
クラウンプラザホテル(北京臨空皇冠假日酒店)に到着です。 -
フロントで手書きパウチャーをみせたら、「ああ、SASのキャンセルね」とすぐわかっていただけました。
今日の夕食は198元まではSASが負担で、朝食はタダ。後は、先ほどの話の通り3分の国際通話が提供されるとのこと。
そして、こちらがホテルの部屋です。
くる部屋を間違えたわけではありません、私は一瞬間違えたかと思いましたが。 -
おそらく、この旅行で一番豪華な部屋になると思います
だってバスルームがこれだもの。 -
シャワーブースまであるんだもの
-
そして、窓からは驚きの眺め。
-
落ち着いたところで、コペンのホテルに電話をかけてみますがつながらず。
このホテルはHISのネット予約経由なのですが……なぜだHIS、書いている電話番号通りにかけているのに。
駄目元でメールを送ろうとするも、このホテルはwifiが有料。支払う覚悟を決めてログインしてみようとしますがつながりません!
wifiのために空港に戻るか?とロビーに降りたら、ロビーにはフリーwifiがあることを発見
ホテルのコンタクトフォームからメールを送りがてら、電話番号を確認してみれば……なんと全く違う番号でした。おのれHIS。
正しい電話番号ではあっさりとつながりました。
そしてまたもや私の語力では、中々通じませんでしたが、途中で送ったメールを見てもらうことができてなんとかチェックイン日の変更に成功。
電話終了後、ホテルからメールの返信も届き一安心です。
ちなみに、写真はロビーにあったクリスマスツリーです。 -
ホテルの件が片付いたので、外に出てみようと思ったのですが……
寒かった、一歩出て思わずロビーに逆戻りするぐらい寒かった。
空港に戻ってみようか、とも思ったのですが、
空港行きのシャトルバスは予約制とのこと。
ちょっとぐらい北京の町を見てみたかったのだけど……仕方ない、今日の所はホテルで大人しくしておこう。 -
夕ご飯。
198元に収めるべく選びました。
チキンのプレートとジャスミンティ しめて177元でした。
お味は、なかなか美味しかったです。
前回のフィンエアーのことがあったのできたいしてなかったのですが……フィンエアさんは、ここはスカンジビア航空を見習うべきだと思います。
明日の空港行きのシャトルバスを9時に予約しました。
さて、明日こそは無事につけるかな?
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