2012/12/29 - 2013/01/05
505位(同エリア932件中)
ライカさん
本日が、オスロ唯一のオール観光日です。
オスロ最大の目的であるムンク美術館は、正午より開館。
それまでどうしようかな~と、観光ガイドアプリで探して見つけたのが、「ホルメンコーレンのスキージャンプ台」。折角、北国に来たんだから、雪国らしいとこ行かなきゃ面白くないよね!……なノリで行くのを決めたのですが。
滑るわこけるわ、たどり着くまでが一冒険でした。
(※冬にオスロを旅する方へ。スキーやジャンプに思い入れがないのなら、ホルメンコーレンに行くのはお勧めしません。ただし、私の様に「冬だからこそ」な出来事にも遭遇することもあります)
そして、目的のムンク美術館+国立美術館で絵を鑑賞。それでも時間が出来たので、ノーベル平和センターも回ってきました。オスロパス、ちょっとは元が取れたかな?
12/29 伊丹~羽田~北京~コペンハーゲン……のはずが?(北京泊)
12/30 北京~コペンハーゲン着(コペンハーゲン泊)
12/31 コペンハーゲン観光(コペンハーゲン泊)
01/01 コペンハーゲン観光~DFDSシーウェイズ(船中泊)
01/02 DFDSシーウェイズ~オスロ着・観光(オスロ泊)
★01/03 オスロ観光(オスロ泊)
01/04 オスロ観光~コペンハーゲン~北京~大阪(機中泊)
01/05 大阪着
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝ご飯は、ホテルの向かいにある「EGON」というファミレス(?)で頂きます。
といっても、朝は殆どホテルのお客さんしかいませんので、ゆっくりと出来ます。
バイキング形式で、品数は可もなく不可もなくというところ。ただ、泊まった2日とも同じメニューだったので、3泊以上だとちょっと飽きるかなー。 -
ただ、このEGON、
ファミレスで片付けるには勿体ない、こだわった内装。
電車の車内っぽいところや -
こんな雰囲気のあるテーブルがあります。
-
朝の7時を過ぎてますが、まだ太陽は昇りません。
一旦部屋に帰って、もうちょっと外が明るくなってから動きだそう。 -
で、部屋でごろごろしていたら、出発予定の時間を過ぎてしまいました。
慌てて、中央駅から地下鉄に乗り込みます。
本日の最初の目的地は、ホルメンコーレンのスキージャンプ台。
今日のお天気は霧なので、景色が見えるかなあ……と迷ったのですが、多分今日行けなければ絶対に今回の旅行では行けそうにないので、行ってきます。
オスロ郊外にあるので、30分ほど地下鉄を乗らないと行けないのですが、
途中で、地下鉄が地下鉄ではなくなりました!
街中はそんなに雪がなかったのに、本当は結構積もっている模様。
そして、うまく車窓の景色が撮れなかったのでのせられませんが、雪化粧な家々がまた可愛い。 -
車内にいらっしゃるお客さんも、見れば明らかにウインタースポーツ目的。
-
ホルメンコーレン駅に着きました。
えー、見ての通りの雪景色。
市内の中心部は、スニーカーなどでも動けますが、
ここは雪装備でないと、絶対無理です。 -
ちなみに、駅からジャンプ台までは少し距離があります。
徒歩10分とか15分とかだったと思うけれど、迷子にならずに行けるかな……? -
前に歩いていた方を追いかけていたおかげで、迷子にはなりませんでした。
が。
この雪道、滑る滑る。どのぐらい滑るかというと、滑った私を心配して、手を貸そうとしてくれた前の方(2つ前の写真に映っている方々)が、こっちに向かおうとして滑ってしまう、そんな2重遭難が起こるレベルです。
そして、坂道をあがる事になるので、滑るともれなく逆戻り。
一見パウダースノーで騙されますが、下は踏み固められた雪で凍っているのです。 -
リフト発見!
って、ここスキー場じゃないけど、なんのリフトだろう? -
滑りつつ、恐らく20分から30分ほど歩いた頃でしょうか。
この大きな物体はまさか! -
これがジャンプ台か!?
-
スキーシミュレータかな?
興味があったのですが、絶叫マシーンが苦手な私には無理かな、と思い乗りませんでした。 -
ようやくつきました。
スキー博物館です。ジャンプ台もここから上に登ることが出来ます。 -
博物館は昔のスキーの道具やら、現代のジャンプやクロスカントリー用のスキー板やら、色んなものが展示されてました。
あと、ホルメンコーレンのジャンプ台の歴史(何回か改修されて、そのたびに大きくなっているっぽい)とか……興味のある方なら面白いんじゃないかと。 -
私は、こういうドン!としたものを見る方が楽しいですが。
-
さて、では、本来の目的
ジャンプ台へ行って参ります。 -
メーデー、メーデーメーデー!
こちら、ジャンプ台の上に登るエレベータ前です。
近くにあったトイレに行く前は私1人だけだったはずなのに、
戻ってきたら、この状態になっておりました。
……っていうか、これってまさか! -
先ほどの選手達と同じエレベータに乗り込んでおります。
乗るときに何も言われなかったから、多分見学者の私も乗ってもいいはずだ……多分。
ちなみに、このエレベータは垂直ではなく、斜めに動いております。 -
エレベータを降り、
-
彼らの後をついて行ったそこは、
ジャンプ台!
邪魔にならないように、ジャンプ台の階段の所には出ずに、見学をする事にします。
(それに、雪で滑る気がして、階段は恐くて行けません) -
来る前は、霧で景色が見えないのが勿体ないなあ……とか、しょんぼりしながらここまで来たのですが、事情が変わりました。
生ジャンプをこの目で見られるなんて!
教官役の方のかけ声に合わせて、霧の彼方へジャンプする未来のアスリート達。 -
全員が飛び終わるまでしっかり見学してから、ジャンプ台から降ります。
……もちろん、私は来たエレベータで戻ります。
エレベータを降りたフロアの外から、選手が戻ってくるのが見えました。
そうか! あのリフト、選手用だったのか! -
再び戻った博物館をちょろっと見た後、ホルメンコーレンを後にします。
……嗚呼、そうだよね。来たら、帰りがあるよね……。
滑らずに帰れるかな? -
無理でした。
「あ、行きしなには気づかなかった階段はっけーん! コレ使ったらショートカットできるかな?」と思ったのが間違いでした。この階段を下りるのに、3回転びました……。
(むしろ、転んだ後、そのまま滑った方が早かった(笑))
途中、無謀にもこの階段を下から上ろうとした方がおられたので、滑って座り込みながら「あなざーうえい!」と腕を頭の上でくるくるさせながら訴えます。
ーーここから行っちゃダメ、回り道した方がいい!
私の状態で通じたのか、彼らはこのルートを諦めて回り道に行きました。
(犠牲者は増やしてはいけません) -
そんなこんなで、そして最後は微妙に迷子になりつつも、
なんとか地下鉄の駅に戻ってきました。
……ここは、多分、冬に観光に来るところじゃないよね。
来るなら夏にするべきだったよね、とちょっと反省。 -
駅に着いたら、丁度電車が来たので、街に帰ります。
次の目的地は、このままこの電車を乗っていたらつけるはず。 -
今回の旅行目的・ムンク美術館です。
地下鉄からちょっと歩くとか、分かりにくいという口コミを見かけましたが、
写真のような看板が所々出てますので、迷うことはほぼないと思います。
(ホルメンコーレンの方がよっぽど迷います) -
道も地下鉄の駅から出て、ほぼ1本道です。5分ぐらいで着きました。
あっさりと着いてしまったので、寧ろ拍子抜け。 -
ムンクの絵の感想は……
「ムンクの目に映っていた世界は、どれほど恐いと感じるものだったのだろう?」
明るい色調の絵なのに、よく見れば家が燃えていて人が逃げる絵(The house is burning、ってタイトルだったかな?)だったりとか、単に暗い絵じゃなくて明るい部分に殺意だとか死だとかが衝撃的に混じる様が、何とも言えなかった。胸が塞がるような、目頭が熱くなるような……一見安穏とした日常さえ、彼にとっては裏に例えば突然ナイフを繰り出されるような恐怖と隣り合わせだったのかな……と思うと。
私がここにここに来たいと思った切欠は、数年前に人から「叫びのあの男性は、何をしてるんだと思う?」と聞かれ、
私「頬に手をやって、すくみ上がってるんですか?」
相手「違うよ。耳を塞いでいるんだよ、自分の周りにある音から逃れるために」
で気になっていたからなんですが……たしかにこれは、「耳を塞ぐ」だと納得しました。
一通り回った後は、お土産探し。
「北欧に遊びに行くけど、お土産リクエストはある?」と友人に尋ねたところ、
「コレ探してきて!」とのメッセージと共に送られたのは、ムンクの叫びのビニール人形が映った「水曜どうでしょう」のキャプチャー。
……友よー。マジでコレ探せと?
しかし、私は友人のために売店を探しました。そして、見つからなかったのでキャプチャー写真を売り子さんに見せながら聞きました!
が「これは売ってないよ」とのこと。 -
そして、売店の後はカフェへ。
丁度お昼も回りましたので、お昼ご飯代わりにケーキとカフェラテを。
さて、皆様ご注目。
名物・叫びケーキですが、 -
叫びがリアルになっております。
カフェでWi-fiが繋がりましたので、友人宛に「大変残念なお知らせです。きみの希望のものはありませんでした」と報告。でも、代わりに叫びの絵をプリントしたキャンバスバッグ買ってくから! -
さて、本日の必須ミッションはほぼ果たしました。
しかし、時間はまだまだ残っております。
路線図とアプリとをにらめっこして、次に行くことに決めたのは、アーケルブリッゲ。
着いて早々、フェリーを見つけました。が、どこにいくのかいまいちよく分からなかったため、今回は断念。 -
ちなみに、ここに来た目的は、ノーベル平和センターの見学です。
メインの展示は、マハトマ・ガンジー。あとは、去年平和賞を受賞したEUでした。
展示の中にはガンジーへのインタビューの動画があったのですが、肉声は初めて聞きました。
(あと、日本に帰ってから改めて調べて驚いたのですが、ガンジーは平和賞を受賞していないのですね……あんな大規模な展示だったのでてっきり受賞者かと思ってました) -
ここで、一番私の興味を引いたのは、
イスラエル・パレスチナ紛争の風刺画の展示。
写真は、冷凍保存中の平和の鳩。 -
過去の受賞者のプロフィールが見れる部屋。
マザーテレサなど自分でも知っている有名な方もいれば、不勉強故に知らない方もいました。 -
平和センターを出た後は、ちょっとその辺をお散歩。
あ、これ、デリ売ってるコンビニチェーンだよね!?
見に行ってみよう。 -
何か買おうかな?と覗いたものの……値札を見てそっと立ち去りました。
-
トラムに乗って、Nationaltheatret駅まで戻りました。
ここでの目的は、 -
国立美術館です。
あと1時間ぐらいあれば、展示内容見れると思うんだ。 -
オスロの美術館で何が驚きと言えば、写真を撮っても怒られない、という事でしょうか。ここぞとばかり、ムンクの叫びもマドンナも、ピカソやゴッホも撮ってきました。
あとは、座って休めるところがあること。
色んな絵をゆっくり見ることが出来てよかったです。 -
本当は国立美術館の後で、その付近にあるらしいカフェを探していたのですが見つからず。迷子になる前にホテルに帰投します。
(※このカフェは、次の旅行記で触れます。ちゃんと行けましたので)
カフェでの夕ご飯!計画が潰れたので、代わりに初日から気になっていたものを夕ご飯にします。
それは、ホテルの前にあったお寿司屋さん。 -
ビールに日本のASAHIを入れる、この気合いの入れよう。
これは期待できるかな? -
テイクアウトで買ってきました。
お味は、日本のものと比べるとちょっと生臭いですが、ちゃんと「お寿司」です。
サーモン系が多いのは、ノルウェーだからかな? -
ご飯を食べて一休みした後、
水のペットボトルの預かり金を回収すべく、スーパーに向かいます。
……最初はさくっとスーパーだけにいくはずの予定が、いつの間にか駅探検に変わってましたが。 -
ついでに、隣のショッピングビル・オスロシティにも行ってきます。
-
こっちの方が大きくて面白そう。
早速探検開始! -
お、またまた違う系統のスーパーを発見。
-
オスロに来て、初めてお総菜のカウンター見つけました。
腹具合を考えて、小さなチキンのオーブン焼きを1本だけ購入。 -
お寿司も売ってるけど……あ、さっきのお寿司屋さんより高い。
-
オスロでは、冷凍エビはこう売られてしまうのか……ちょっと驚き。
-
もっと驚いたのは、
外国で初めてセルフレジを見ました。
使おうとしたら、お店の人が近寄ってくれて説明してくれたので、私でも使えました。
ただ、クレジットカードを差し込むところは分かったのでクレカで支払ったのですが、現金では払えないのかな?
さて、明日はとうとう帰国日です。
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