2012/08/24 - 2012/08/24
106位(同エリア171件中)
アリヤンさん
ソフィア滞在中、同宿の仏語翻訳者のお嬢さんに教えてもらいました。
彼女はホステル・モステルのツアーで「リラの僧院」に行ったのだった。
「素晴らしい」を連発。
そして僧院創設者のお墓まで行ったとのこと。
そこには洞窟があって、細い洞穴を通り抜けるのだそうな。
「非常に細い狭い洞穴で、通り抜けられる人は罪の無い人で、通り抜けられなければ罪深い人」だと同行のガイドさんが言っていた、とのことでした。
彼女曰く「私なんかはソコを通り抜けられないと思うほどソノ穴は細かった。私はやっとのことで抜けられた。」
*彼女は華奢でスマートな体をしていたので、彼女でさえ通り抜けはむずかしかったのだからワタクシたちは到底通り抜けは無理だろう、と思った。
それを聞いて、ワタクシたちも是非とも行こう、となった。
しかしあくまでも「自力」で行くのです。
自力で行った学生さんカップルは洞窟まで行く時間が無かった、と言っていた。
それで、「ワレワレはまずリラ村に滞在して、そこからリラの僧院に行く」と計画していたのでした。
本日、いよいよその日がやって来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ワタクシたちは5時半には起き出し、早々に朝食を食べて、7時40分の「リラ僧院行き」バスに乗った。
拡大版⇒http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/SANY4260.JPG -
イチオシ
バスはどこかからやって来た。
恐らく隣村のデュプニッツアからのバスだろう。
リラの僧院まで、1人たったの2レヴァ(100円)だ。
バスは時刻どおり7時40分に出た。 -
リラの僧院はリラ村から20kmは離れている。
リラ山脈山中を山奥へと分け入るのです。
バスは約1時間でリラの僧院に着いた。
この僧院は10世紀に隠遁僧:イワン・リルスキーによって創設された。
ちょうどブルガリア帝国繁栄時代にあって、この僧院は大きくなり、14世紀のオスマン・トルコに帝国が屈するまでの400年間でブルガリアの精神的支柱となるほどの存在になった。
オスマン・トルコ(イスラム)支配の19世紀までの500年間は、一応信仰の自由を保障されていたとは云え、イスラム勢力の規制は強かったと思う。
500年間は「隠れキリシタンの僧院」的な存在であったろう。
その後、ロシア帝国の助けでイスラム勢力から開放されたが、20世紀初頭から約70年間の共産主義勢力に抑えられた。
共産主義のくびきから開放されたのはつい最近のことだ。
しかし連綿と続いたキリシタンの努力が認められ、世界遺産に指定されて、観光客が足を運ぶようになった。
現在も修道僧が生活しており、今も信仰生活が続けられている。
拡大版⇒http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/RilaVtoMonastry.jpg -
バスは入り口前に着く。
僧院の建物は4階建てで非常に大きいものだ。
(拝観料無料!) -
入り口のアーチをくぐって中に入ると、最初に目に飛び込んでくるのは、この荘厳な寺院だ。
「聖母誕生教会」
外側を4階建ての修道僧院に囲まれ、この聖母誕生教会が真ん中にドーンと座っている、という感じです。 -
まだ朝の8時台です。
山には朝もやがかかり、僧院にもかかっている。
山と僧院が一体となっているような雰囲気です。
観光客はまだ居ません。
静かです。 -
聞こえるのは小鳥のさえずりだけです。
動画: http://youtu.be/u6KyAIcj4Po -
イチオシ
9時台になって、やっと観光客の姿がチラホラするようになった。
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この石畳。
よく見ると、自然の石を丁寧に並べた「自然の石畳」です。
画一でないいろんな形の石を敷き詰めているのです。 -
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聖母誕生教会の外壁一面にビッシリと絵が描かれています。
すべて聖書からの宗教画です。
その迫力には圧倒されます。 -
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イチオシ
ここも良い鉱泉水が出るようです。
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水の中にお金を投げ入れるのはローマのトレビの泉だけでは無いようです。
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イチオシ
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この水のみ場は現役で、訪れる人々も付いている杓ですくって飲めます。
ワタクシたちは持ってきたペット・ボトルに入れて、これからの山歩きに備えます。 -
イチオシ
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「天国と地獄」図。
どこの宗教でも、どこの民族でも死後の世界の想像図は大差ないように思えます。 -
かわいらしい悪魔たち。
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火の海地獄?
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鐘つき堂。
この建物は創建時のものらしく、非常に古い。 -
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イチオシ
30分ほどの僧院見学でした。
裏門をくぐり僧院の裏側に出ます。 -
裏側から見た僧院と教会。
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まわりは山と森に囲まれています。
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小さな小川が冷たそうな水を運んでいます。
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みやげ物売り場。
すべてレトロ調のモノばかり。 -
再度なかに入ります。
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朝早いうちは階段を伝って2階に上れます。
2階より上には修道僧の僧坊となっており、時々修道僧の出入りが見られます。 -
2階から境内を見下ろす。
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ツアー客が来はじめました。
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ここの石畳は、ホント、魅力的です。
なんとも云えない「いやし」効果があるのです。 -
40分ほどの見学でしたが、もう9時15分ころです。
そろそろ僧院創設者のイワン・リルスキーさんのお墓のある洞窟に行かねばなりません。
ここからさらに山の中に入ること数キロとのことです。
数キロなら歩いていける!
正面玄関の左横のこのわき道を通って行くらしい。 -
中々アジのある僧院の壁。
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外壁はいかにも古そうで、石積みでコケに覆われていたりします。
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この道をまっすぐ進めば良いらしい。
天気は良いし、空気も美味しい。
ハイキング日和です。
僧院と聖母誕生教会を訪ねて心が洗われ、気分も爽快です。 -
これからイワン・リルスキーの洞窟までの山中マップです。
拡大版⇒http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/IwanRilsky.jpg
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