カートでGO!なバンコク正月(2)　ナワタニ・ゴルフコースと日本亭でまったりおせち　＊ バンコク紀行(101) ＊

2012/12/30 - 2013/01/01

ゴルフをメインにバンコクへ来られる方も多いはず。
でも私の旅行記の中にゴルフ記が入れられる日が来ようとは！

コースデビューです。
心が折れそうな…正月から罰ゲームのような…でもやっぱりうれし恥ずかしで1つぐらい書いちゃおうっと。

思えば長い道のりだった。
アメリカで1年ほどレッスンを受けた先生に「そろそろコースに連れていってもらえますか？」と訊いたら、「えっ、それじゃボクも腹を括らんとな…」と返され、括られないまま終わり。
タイではレッスンを始めた途端に腱板断裂の手術で今年はリハビリの1年でした。
先生にはコースに出ることは内緒なんだけど…。

さて、意外とやるじゃん！ということになるかどうか…。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

記念すべき初コースはナワタニ・ゴルフコース。


バンコク中心部から車で30分ほどでした。

Navatanee Golf Course
http://www.navatanee.com

12月30日


始めにこの1枚を撮っただけで何の余裕もなく終わり。
きれいなコース…だったような。

1月1日

元旦からナワタニ。いいんだろうか？

今日は己の身の程をわきまえたので、開き直ってちょっと余裕。

入り口からクラブハウスの間には豪邸が建ち並んでいました

やっぱりきれいだな


景色を愛でるつもりで行こう！

カートでGo！


キャディさんたちがスタンバイ。1人1台に乗っていきますが、これはタイ･ルールなのだとか。
「日本で同じだと思うなよ」と強く念を押されました。
そっか。恵まれたデビューなのね。

乾期で涼しく気持ちいい〜

1人で回っている方もいます


日本人メンバーが半分以上のゴルフコース。お正月休みで帰国される方が多く空いているので、デビューとしてはプレッシャーが少ない。

マイ･ルール

1.　バンカー無し
2.　ラフ無し
3.　使うのは7番、P、ユーティリティ、ドライバー、パターのみ

直前にマナーブックを買い込んで付け焼刃の勉強しましたが、芝生にボコボコ穴を開けて直そうとするとキャディさんがマイペンライと砂をざーっとかけてくれます。これはタイ・ルールだとか。

いいね〜

「あら、奥さんなの〜」


奥様がせっせとひとり各駅停車旅をこなしている間に、夫は週末両日ともお仕事ゴルフ。その半分はここナワタニとアルパインに通い詰めているので、コース途中のお茶屋のおばちゃんもレストランのお兄ちゃんにも「これが奥さんかい！」と珍しい動物を見るように声をかけられます。

何回かお茶屋さんでひと休み


キャディさんからお正月だからとザボンをいただきました。酸っぱくて元気が出てきます。

タイ菓子もいただきました


コースの途中でキャディさんのバッグから取り出される甘いココナッツ菓子。「この色がおいしいのよ〜」って。遠足気分です。
口をもぐもぐさせながらまた打つ。これもタイ・ルールのようで…。

ビギナーにこの上なくやさしい


ベテランキャディさんです。慣れない私にティーを刺すところから面倒を見てくれました。

またまた進む


18ラウンドは果てしなく長い。何番に来ているのかわかりません。
そしてコースの特徴が何たるかわかっていないので、どのアングルで撮ったらいいのかもさっぱり。

きれいだね〜


ここで写真を撮らなくちゃとキャディさんがストップ。

池…だ。
左側がずっとグリーン近くまで延びていて川みたい。
そっちに行っちゃダメだよって念じているのに、こういう時にはコントロールOK。池を狙い撃ち。

初日　ロストボール3個。
2日目　ロストボール4個。

タニヤで買ってきた安いボールが底をつきそう。

鳥を撮っているだけでいいんだけど


小さなペリカン？
鷺がいたり、動物園で見た青い鳥がいたり。ミミヅクを見ることもあるようです。

この頃おしゃべり上手になった夫。ゴルフ場やマッサージ屋で腕を磨いていたらしい。

ゴルフの後のシャワーは気持ちいい


練習場ではドロドロのまま帰らなければいけないけど、これでさっぱり疲れが取れるのね。

ロッカールームのカウンターに靴を置いておくときれいに洗ってくれます


鍵を返す時にチップを渡して退場。ゴルフクラブもプレイ後にキャディさんが掃除して車のトランクまで運んでくれました。これもタイ･ルールだとか。

ゴルフ場のレストランはおいしい


以前Amata Springのイタリアンレストランに行った時もバンコク市内の店と比べてレベルが高いと思いましたが、ここのタイ料理もおいしかった！
日本人客の好みに合わせたくどくない味付けで、近くにあったら通い詰めてしまいそう。

テラス席は風通しがよく寛げます

ギャランピーパッカイ（キャベツ、卵、春雨の炒め物）
コームーヤーン(豚の炙り焼き）

カネマヨ、味噌ドゥアイ(with)…たぶん日本人おじさん達の通称なんでしょう。生のアスパラのようであり、きゅうりのようであり。正体不明のクセのない野菜にマヨネーズと味噌を付けて食べるとこれがおいしい！

テンモーパイ（スイカジュース）　ここのスイカジュースは一味違う。

散々です

初日138。2日目140。
2日目の方が内容が良かった（ボールが当たった…ぐらいですが）はずなのに、スコアって変わらないものなんですね。

「1Rで1打減らせば120じゃない！」と一応言ってみたところ、
「それが出来ればオレはプロになれる」と。

元旦夜は日本亭へ

何も用意しなかったお正月ですが、ラチャダムリの日本亭でお正月気分を味わおうと予約を入れました。

http://www.nippontei.com/index_JP.html

お正月らしい


元旦はコースがなく、おせちとお雑煮だけになっています。

至福の時


海外に出て約10年。いつもは輸入物や現地生産のかまぼこ(風)や伊達巻き(風)ばかりで本物の味を忘れていましたが、こんなにもおいしいものだったとは。
１つ１つの煮物や焼き物が丁寧に作られていて、素材もここでは手に入らない上質のものばかりでした。

お雑煮のおもちもお赤飯の餅米も現地で手に入るものとは別格のおいしさ

デザートもつけちゃおっと


胡麻プリン。甘く濃い胡麻豆腐風のプリンに黒糖蜜がたっぷりかかっています。

元旦フルコースの〆はマッサージで


行きつけのThe Touchでタイマッサージ2時間。
始まって5分で落ちて最後まで寝通し。肩がすっかり軽くなりました。

The Touch Therapeutic Massage
http://www.thetouch1.com
(ソイ・ルアムルディに2店舗あります）