2012/08/04 - 2012/08/06
103位(同エリア229件中)
ころっつさん
アップが遅くなる旅行記…。
夏真っ盛りに出かけた九州・熊本と大分を訪ねた2泊3日の旅行記です。
その最終弾は、豊後水道に面した城下町臼杵を中心にした旅記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
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竹田から臼杵市内に入り、まず向かったのは国宝・臼杵石仏群です。
磨崖仏では全国で、そして九州の彫刻では初めての国宝に指定されました。 -
観覧料金の支払所を過ぎて、緩い坂を登っていくとあるのが、ホキ石仏第二群です。「ホキ」とは崖を意味する方言で、ここには平安時代から鎌倉時代にかけて彫られた石仏群が残っています。
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ただし、石仏が彫られた目的はよく分かっていないそうです。
ホキ石仏第二群の中心にある石像は阿弥陀三尊像です。 -
第二群からさらに進んであるのが、ホキ石仏第一群です。中心には如来三尊像で、平安後期の傑作といわれています。
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以前はかなり荒れ果てた様子となっていたのですが、国宝指定にあわせて保存修復が行われ、今では立派な文化遺産となっています。
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それにしても見事な磨崖仏群です。
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石仏群でもっとも山の中にあるのが山王山石仏で、如来座像が中心となっています。
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少し離れた古園石仏の中心に鎮座するのは大日如来像。
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ホキ石仏群はこのように屋根で覆われて、大事に保存されています。
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かつて大日如来像の頭部はもげ落ち、台座の上に置かれていました。しかし、近年に修復保存が行われ、昔日のとおりの首の上に乗せられ、本来の姿に戻されました。
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石仏群を見学した後、臼杵市街地に入ります。JR線のガード下には「温泉なし。温心あり」というユーモラスな標語が書かれています。
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市街地にある臼杵城に向います。戦国大名・大友宗麟が築城した当時は臼杵湾に浮かぶ島の上に築かれた天然の要害を備えた海城だったのですが、現在は周辺が埋め立てられ、市街地のまちの中に浮かんでいるようにみえます。
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江戸時代には、臼杵藩5万石の藩庁が置かれていました。この日は天気が良いので、美しい写真が撮れます。
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天守閣をはじめ、立派な建物がたくさん残っていたようですが、明治維新後に廃城となり、建物は除却されました。現在の櫓は後年に復元されたものです。
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城跡の北には臼杵藩主だった稲葉家が、明治時代に滞在所として建てた下屋敷があります。改修工事期間ということもあるのか、近くにあるはずの駐車場の位置がまったくわからず、工事中の案内も特に何もないので、車を停める場所に結構迷いました。
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下屋敷の塀に沿った水路には鯉が涼しげに泳いでいました。
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下屋敷内部の様子。臼杵市内の観光案内所が併設されています。
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まちの中心にある商店街・八町大路。安土桃山時代から続く商店街で、かつてあったアーケードを今は撤去しています。伝統的な家を活かしたまちなみ整備が進み、舗装も石畳にされています。
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商店街にある黒壁の商家。
まちなみの整備に結構手がかけられていることがわかります。城下町の歴史を生かしたまちなみのリニューアルで、過去に国土交通省の都市景観大賞も受賞したこともあるという美しい景観です。 -
商店街の南にある教会のような建物は「サーラ・デ・うすき」。市民ギャラリーや行政・観光情報コーナーなどを備えた中心市街地のにぎわいと地域情報化の拠点施設です。
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「サーラ・デ・うすき」の奥には稲葉家の土蔵も建っています。
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商店街・八町大路の一本奥にある「二王座歴史の道」。
石畳が続く道に沿って部屋敷と寺院が連なります。 -
曲がりくねった道幅の狭い坂道を歩いていると、その名のとおり城下町として刻まれた歴史の息吹を感じます。
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歴史の道は、臼杵のまちなみを代表する景観で、城下町特有の面影を色濃く残したエリアです。通りには、廃寺を改修し、無料休憩所として開放されているスペースもあります。この日は平日ということもあり、他に観光客もおらず、静かに散策することができました。
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軒が道にせせり出し、車も通る道なので、「屋根注意」の木札が掛けられています。
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二王座のまちなみの外れには、旧稲葉家の長屋門が残っています。
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内部は休憩所となっているようです。
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白壁が続くまちなみ。早回りのまちなみ散策となりましたが、時間があればもう少しゆっくりと歩いてみたいと思いました。
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臼杵の後は、佐賀関です。佐賀関漁港近くにある食事処「関の漁場」で遅い昼食とします。
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佐賀関は、関さば、関あじというブランド魚が水揚げされる場所として知られます。こうしたブランド魚が獲れる豊後水道の海底は複雑な地形のため、網を使わず、昔ながらの一本釣りでとらえ、魚を生かしたまま漁港まで運ばれます。
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関あじ・関さば定食を注文します。
量は少し少なめですが、新鮮な刺身で味わいます。さっぱりした味です。 -
食事処の窓からは、目の前にある漁港が見えます。
ここの漁船が関あじ、関さばを水揚げしているのでしょう。 -
昼食時にビールを飲んで気分も最高のドライブに。晴天の下、国東半島を沖合に見ながら、別府湾沿いに走ります。
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大分自動車道に入り、別府湾サービスエリアで休憩。別府市街地を見渡す標高の高い場所に位置しています。
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先ほど食べた関さば・関あじが捕獲される豊後水道を挟んで四国・佐田岬半島が見えました。手前の近代的な建物は、立命館アジア太平洋大学です。
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小倉に戻る途中に立ち寄ったのが、福岡県上毛町にある「からあげ聖林(ハリウッド)」本店。大分県中津市の周辺は、から揚げがご当地グルメとして有名で、田んぼの中にあるこの店も激戦地の中の超有名店です。周辺や県内だけでなく、関東や関西にもフランチャイズ出店しています。
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持ち帰り用を注文。骨つき・骨なしの昔ながらのから揚げのほか、手羽やモモ先などバラエティに富んだメニューがあります。
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注文してから仕上がるまで、しばらくの間、隣の休憩室で待ちます。そして、注文の商品が出来上がると持って来てもらえます。油が染み込んだ鶏肉もさることながら、ころもがしっかり、サクッとしたおいしいから揚げでした。
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レンタカーの出発地・夕闇迫る小倉駅からは「のぞみ」で姫路に。
「さくら」の2列掛け指定席を経験した後の「のぞみ」では何だか少し物足りなく感じます。 -
小倉駅で購入した鳥レモンステーキの駅弁を車内でいただきます。
鶏肉に合うさっぱりした味なのですが、温かければ、もっとおいしいのになあ…と感じました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぺでぃまるさん 2013/03/20 04:46:26
- 渋いわぁ〜
- ころっつさん、こんばんは〜
熊本城の勇壮な姿もいいのですが、やはり竹田や臼杵にも反応してしまいます。
渋くていい雰囲気で羨ましい限り。
そういえばころっつさんって旅行の天気恵まれていませんか?
大分県は小藩がいっぱいあったので、各地に大きくないが雰囲気あるむかし町がいっぱい。
竹田・臼杵に杵築・日田と行きたいし、昭和のむかし町・別府も再訪したいです。
関サバも中津からあげも、高級に走り過ぎないグルメも良さそうですね〜
大分県と大洲・内子・宇和・南予を擁する愛媛県が、現時点の私の勝手なブームです(^^)
ぺでぃまる
- ころっつさん からの返信 2013/03/25 22:47:47
- RE: 渋いわぁ〜
- ぺでぃまるさん、こんばんは。お返事遅くなりました。
年度末で公私とも忙しく、先週から京都、埼玉、鳥取と出かけておりました。
私もどちらかというと、竹田・臼杵なんてまちが好きですね。
大分県は、おっしゃるとおり、なかなか渋いまちが揃っていますしね。
それに加えて、いい温泉も多いので。
天気にはそれほど恵まれているのは感じたことがありませんよ。
むしろ逆で、悪いときの方が多いような…。
愛媛県ですか…西予の宇和町には行ってみたいですね。まだ未踏の地ですので。また、いいところ紹介してくださいね。
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