１-５　オーロラ見えたらいいな（サーリセリカ編）

2012/12/24 - 2013/01/01

オーロラを見にサーリセルカとロバニエミに滞在。犬ぞり、トナカイぞり体験。砕氷船サンポに乗船。ヘルシンキとエストニアのタリンへ日帰り旅行。

12/24　関空　11:45発→ヘルシンキ　15:10着　16:10発→イヴァロ17:50着　シャトルバスでサーリセルカへ
12/25　犬ぞり体験　夜イナリ湖へオーロラ観測ツアー
12/26　トナカイそり体験
12/27　サーリセルカ　6:45→サンタ村 10:30着（ローカルバス）ロバニエミにタクシーで移動
12/28　ロバニミエ　10:10発→ケミ　11:27着（鉄道）
　　　　砕氷船サンポに乗船（12::00〜16:00）
　　　ケミ　16:30発→ロバニエミ　17:45着
　　　　ロバニエミ　21:19発→ヘルシンキ　9:00着（サンタエキスプレス）
12/29　ヘルシンキ観光
12/30　ヘルシンキ　7:30発→タリン　9:30着　
　　　　タリン観光
　　　　タリン　16:30発→　ヘルシンキ　18:30着
12/31　ヘルシンキ中央駅　13:50発→　ヘルシンキ空港　14:20着
　　　　ヘルシンキ　17:25発→関空　10:05着（2013年1月1日)

　
　　　　

エリア サーリセルカ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

12/24
　関空発11:45のフィンランド航空でヘルシンキに出発。今回は79歳の母と娘と3人で日本を出発し、ヘルシンキ・ヴァンター空港で下の娘（ロンドンに留学中）と落ち合ってまずはイヴァロ空港まで。写真は関空。クリスマスイブでどこもかしこもクリスマス。久しぶりの関空に車で行く。車で1時間かかった。関空は遠い。思ったより関空は混んでいなくてチェックインも通関もスムーズ。服装はインナーに上も下もヒートテックを着こみ靴もスノーブーツ。なんか暑い。でも行くところは北極圏。

ヘルシンキで乗り換えに1時間しかないけれど大丈夫かとフィンランド航空に問い合わせたら、”40分あれば大丈夫です”と言われた。到着は20分ほど早く、ホントに乗り換えは通路を一つ通っただけですぐだった。（ロンドンからの娘は乗り換え時間は45分だった）さっそくムーミンショップに出迎えられ、思わずお土産を買いそうになった。今はガマンガマン。無事下の娘とも落ち合え4人でイヴァロへ出発。

イヴァロ行きの飛行機はまるで日本の国内線かと思うほどほぼ日本人で占められていた。フィンランド航空の国内線なのに日本語の機内放送があった。飛行機の到着に合わせてサーリセルカまでのシャトルバスが出ている。満員で1台に乗れなかった。運ちゃんがもう1台呼ぶから15分待ってくれと言い、私たちは荷物は1台目に乗せられ空港内で待つ。ちゃんと15分で2台目到着。1台目も待っていて一緒に出発。1人９ユーロ。

写真はイヴァロ空港　荷物のターンテーブルが１つしかない小さな空港。

１時間ほどでホテルに到着。寒さを甘く見ていた。ホントに寒い顔が切れるかと思った。
ホテル・ホリデークラブ　：　サーリセルカのホテルは自分では満室で取れなかったが、ネットトラベルサービス　http://www.nettravel-jp.com/index.html で予約ができた。ここでついでに犬ぞり、トナカイそりも頼む。バスタブ、冷蔵庫なし。部屋は広めで２つのスーツケースがゆっくり開ける。２４日と２５日は夕食（ブッフェ）が付いていた。（もちろん別料金。２４日２５日は休みの店が多いだろうからいいけどね）

写真はホテルの入口

食事はタラのクリーム煮がおいしかった。寝る前にオーロラを見に外に出てみた。寒すぎですぐに断念。

写真は街灯。かわいい。

12/25
　今日は犬ぞりに挑戦。１０時３０分に歩いて５分ほどのホテル・リエコンリンナにあるラップランドサファリに行く。防寒着、ブーツ、靴下、手袋、毛糸の帽子を借りる。（防寒着の中はフリーズのジャケット、セーター、長袖ヒートテック、ヒートテックのレギンス、少し毛の入ったレギンス、裏が起毛のズボン、自分の分厚い靴下）顔は見ての通り首巻？で隠している。これでも寒かった。

犬ぞり　：１人１４２００円　うーんちょっと高いね。（防寒着込）

バスに乗り込み３０分ほどで犬たちが待つ森に到着。犬たちはいつでもＯＫ！って感じで興奮して吠えまくっていた。

２人一組で１人が写真のように座り、もう一人が操縦者として、その後ろにそりの上に両足を乗せて立つ。そりの間に下にギザギザが付いた板があるので、スピードが出すぎたり、止まるときはその上に乗る。

１つのそりに犬は４匹。先頭は賢いリーダー犬。一番後ろは元気なあまり賢くない子。結構スピードが出て面白かった。下の娘はそりから足が外れてお腹で引き回されてた。（けがはありませんでした）途中走る気をなくした犬とかもいて、スタッフが犬を交換したり、操縦者が手を放してしまい犬とそりで暴走してしまったり、止まっている時に犬が後ろに回ってきて犬をつないでいるロープにまかれたりと、アクシデントもあったけれど、みんな無事にゴールした。乗っている時間は１時間弱。

賢いリーダー犬。お疲れ様、楽しかったよ。
終わった後、小屋で暖かいコーヒー、ジュース、クッキーを頂く。

外の気温、零下１９度。
夜はサンタホテルにあるミキトラベル（日本人のおじさんがいる）でイナリ湖まで行くオーロラ観測バスを予約した。１人８０ユーロ。２０時半にサンタホテルに集合。

ホテルの部屋の温度２５度。
明日もラップランドサファリ社のトナカイそりに参加するから、防寒着一式を明日まで貸してくださいとお願いしたら、快くＯＫを貰えた。夜のオーロラ観測に着ていく。

防寒着を着こんで歩いて５分ほどのサンタホテルに向かう。バスで１時間ほどでイナリ湖に到着。湖は凍っていて、私たちは湖上に立っている。うっすら雲のような白い線が見えた。オーロラの始まりだ！バスの運ちゃんが言っている。えっ、あれがオーロラ？雲じゃないの？でもカメラで２０秒ほど撮ると緑色の線に！！肉眼で写真のように見えると思っていた私たち家族。そーなのか、肉眼では色はなかなか分からないのか...。この日は月も出ていた。３０分ほどの間その雲のような線が濃くなったり薄くなったりしていて、でも他の方たちも写真撮りまくっていた。そろそろ寒さでバスに引き返す人も出てきたころ、突然雲が大きくなり、よくテレビで見るオーロラがカーテンのようになう形に！空から音楽が降ってくるような感動！カーテンが揺れて空を覆い尽くして。感動。見れてよかった。徐々に又薄れて行って、静かになった。

12/26　
　昨日のオーロラの興奮さめぬ朝、朝食の自分で焼くワッフル。ワッフル焼き器？に生地を入れて待つこと５分（注意書きには蓋を抑えない、３分）おいしいワッフルが焼けて、これにベリーのジャムをつけて食べるのがとてもおいしかった。

今日はトナカイそり体験。昨日の犬ぞりと違って参加人数が私たち４人と、子供ちゃん２人のいる家族とあと女性２人だけ（なんかさみしい。昨日は２０人はいたのに）これも２人一組でそりに乗り、ただ座ってトナカイに森の中をひっぱってもらうだけ。寒いだけ。あさの９時半ごろスタートだったので薄暗い森。（日の出は１０時頃、日没は１４時頃。日が昇ってる間は思っていたより明るい）

ひたすらトナカイのお尻を見ながらの３０〜４０分は寒かった。終わった後は暖かいコーヒー、ジュース、ケーキを頂いた。日本語のトナカイそり免許証を貰った。（運転は何もしていないよ）

夕食はホテルから歩いてすぐの　RAVINTOLA TEERENPESA 写真はトナカイ肉のラップランド風（マッシュポテトの土手の中にトナカイ肉の薄切りのソテーとリンゴンべりーのソースがかかってました）他はサーモンとアスパラのソテーや野菜が結構食べれてよかった。デザートもおいしく、４人で１０１．５ユーロ。明日は６時４５分のバスでサンタ村へ。