2012/08/15 - 2012/08/16
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アリヤンさん
トランス・アジア・エクスプレスとはイスタンブール⇔テヘランの寝台列車で、古くはユーラシア大陸横断鉄道の構想の一部をなすものだった。
アジア・ハイウェーの鉄道版である。
これは古くから存在しており、テロの危険性が高かったころに中止になり、また最近再開された、と聞いた。
オリジナルはイスタンブールのアジア側のハイダルパシャ駅が始発となっている。
45年前は煙を吐く蒸気機関車(SL)で7泊8日もかかった。
現在ではディーゼル機関車で3泊4日と早くなっている。
今回のワタクシのイスタンブール訪問の一番の目的は、実際にこの路線が動いているか?を確認することだった。
ネットの世界ではトルコ鉄道やロンリー・プラネットのソーンツリーの情報でも走っているとのことだが、どうもチェックしてみないことには本当のことは分からないものだ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
エミノニュのシルケジ駅(ヨーロッパサイド)に歩いて行ってみた。
ここでもチケットは買える、とトルコ鉄道サイトに書いてあったからだ。
シルケジはワレワレのホテルから歩いても遠くない。 -
イチオシ
駅の脇にひっそりと飾られたSL.
約45年前の若かりし時代にワタクシが乗ったのは、このような「煙を吐く汽車」だった。
1974年の寒い冬、どこも雪だらけで線路にも一杯積もっていた。
1車両に満載された兵士がシャベルを持って降りて、線路の雪かきをしながらゆっくり汽車が進んだのをよく覚えている。
シルケジ駅のチケット売り場にはエラそうな顔をしたオバはんがいた。
その彼女にに聞くと、ぶっきら棒に、
「ノー・トレイン!ゴー・トゥー・アンカラ!」
と言い放ったきりソッポを向いてしまった。
その傲慢な態度に無性にハラがたった。(今のJRが国鉄だった頃は日本もこうだったかも知れない)
それ以降ソッポを向いたままなので仕方なく隣の「インフォメーション」に行った。
ここなら観光客相手なので、幾分かは親切か?
すると、誰も不在。
インフォメーションのオバはんはチケット売り場の最前の傲慢オバはんとおしゃべりで帰ってこない。
チケット売り場のオバはんの尊大な態度にアタマに来ているのに、今度は観光客相手のインフォのオバはんまで留守にしている。
大声で呼んでも、振り向きもしない。
アリヤン、頭にきて吼えまくったーッ!!!
「いったいドナイ・ナットルンジャー!」と大声上げながらカウンターをバンバン叩いてアピール。
すると、鉄道警察の警官2人が飛んできて、当方を拘束しようとした。
アリヤンもっとアタマ・キターッ!
英語(ブロークン)でまくし立てた「ワシャア、日本人の観光客じゃあ。観光客がインフォメーションでモノを聞こうとしているのに、なんじゃああの女は無視シトル!けしからん!大声で呼んでなにがワルイ!!!!」
まあ、もう一人の警官が穏やかだったので、ワタクシもその人には敬意を表して穏やかにした。
オバはんがびっくりして帰ってきたので、必要なことだけ聞いた。
ひと騒動の結果、分かったこと。
現在、トランス・アジア・エクスプレスはアンカラからしか出ていない。
チケットもアンカラでしか取得できない。
マッタク、トルコ国鉄の職員ときたらエラそうにしとる。
日本でもJRが国鉄の時代には駅員はエラそうにしていたものだ。
今でも思い出したら腹が立つ! -
イスタンブールから乗ろうとしたトランス・アジア・エクスプレスなのに、がっかりだ。
仕方ない、これからどうするか?
ゆっくりイスタンブール見学でもするか?
で、少し街歩きをすることにした。
近場のブルーモスク周辺散歩です。 -
ハンマーン(トルコ風呂)の煙突。
45年前に入ったことがある。
中は総大理石造りで薄暗く蒸し暑い。
蒸気が立ち込め、大理石の床があったかい。
腰にタオルを巻いて蛇口からでるお湯をカラダに掛ける。
湯船はない。
毛むくじゃらのおっさん連中に混じってじっとカラダを休める。
洗い場から出ようとすると、まさに太ったプロレスラー並みの毛むくじゃらのおっさんがバンバンと当方のカラダをたたき、「マッサージはどうじゃ!?」と迫ってくる。
それが恐ろしかった。。。 -
みやげ物横丁。
-
町の両替商のレート表。
1ユーロ=2.22リラ 日本円100円=2.2リラ
今日現在では、1ユーロが100円を切っているのにユーロの方が有利となっている。
やはりトルコ人は西側しか向いていないようだ。 -
ブルーモスクの横がお。
-
どうです?
ブルーモスク入場待ちの行列です。 -
もうどうしようもないほどの観光客で、ワレワレ、疲れてきました。
西洋人が圧倒的に多く、アジア系もかなり多い。
夏の観光シーズン真っ盛りです。
悪いときに来てしまった。 -
みやげ物横丁をブラブラしてみる。
-
イチオシ
人ごみを避けるようにホテルよりに戻ってくる。
ワタクシたち、このような静かな小道が良いのです、、、 -
スルタン・アハメット広場に林立するオベリスクが暮れなずんでいく。
ブルーモスク周辺の人ごみで疲れてしまいました。 -
次の日、ゆっくり今後の進路について考えました。
まず、あと1ヶ月はブルガリアで過ごす。
その後トルコに戻り、アンカラに行ってトランス・アジア・エクスプレスに乗る。
その後、イランで1ヶ月過ごす。
それからテヘランからクアラルンプール経由で上海に戻り、10月末には帰国する。
とりあえず、ブルガリアのソフィアにバスで行くことにしました。
オート・ガル(バスターミナル)のチェックをしに行きました。 -
トルコ最大のバス会社「メトロ・バス」でソフィアまでのチケット購入。
1人60リラ(約2700円)
明日8月17日にイスタンブール、バイバイです。
騒がしいイスタンブールから抜け出すのです。 -
この2日間の移動マップ。
拡大版⇒http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/toBusT.jpg
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