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10月1日に長らくの復元・保存工事を終えて、一般公開された東京駅丸の内駅舎と営業を再開した東京ステーションホテルの見学に出掛けてみました。しばらくは多くの人で賑わっているものと思い、11月下旬に日本橋に出かけたついでに行ってみましたが、まだ予想以上に多くの見学者で溢れかえっていて、相当の賑わいでした。<br /><br />太平洋戦争時の空襲で3階部分が崩壊し、それを大正期に完成した元の姿に復元した今回の工事は大変大掛かりなものでしたが、元の姿に戻った東京駅は大変素晴らしいものです。<br /><br />それでは、外観や内部を含めて美しくなった駅舎とホテルをゆつくりと見てみましょう。

復元・改装後の東京駅と東京ステーションホテルを見学

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2012/11/30 - 2012/11/30

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Weiwojing

Weiwojingさん

10月1日に長らくの復元・保存工事を終えて、一般公開された東京駅丸の内駅舎と営業を再開した東京ステーションホテルの見学に出掛けてみました。しばらくは多くの人で賑わっているものと思い、11月下旬に日本橋に出かけたついでに行ってみましたが、まだ予想以上に多くの見学者で溢れかえっていて、相当の賑わいでした。

太平洋戦争時の空襲で3階部分が崩壊し、それを大正期に完成した元の姿に復元した今回の工事は大変大掛かりなものでしたが、元の姿に戻った東京駅は大変素晴らしいものです。

それでは、外観や内部を含めて美しくなった駅舎とホテルをゆつくりと見てみましょう。

  • 先ずは丸の内側駅舎へ出掛けました。すっかりきれになった外観は元の通リ、3階に復元されてます。<br /><br />東京駅は日本の建築界の第一人者であった辰野金吾(1854〜1919)の設計の下で1914年(大正3)に完成しました。当時の日本の経済界の総力を集めて造られた東京駅は、関東大震災(1923年)にもびくともせず、ほぼ無傷でした。日本の近代建築の優秀さを示したものと言えるでしょう。

    先ずは丸の内側駅舎へ出掛けました。すっかりきれになった外観は元の通リ、3階に復元されてます。

    東京駅は日本の建築界の第一人者であった辰野金吾(1854〜1919)の設計の下で1914年(大正3)に完成しました。当時の日本の経済界の総力を集めて造られた東京駅は、関東大震災(1923年)にもびくともせず、ほぼ無傷でした。日本の近代建築の優秀さを示したものと言えるでしょう。

  • 丸の内駅舎の正面玄関です。レンガの外壁が夕日を浴びて美しく輝いています。

    丸の内駅舎の正面玄関です。レンガの外壁が夕日を浴びて美しく輝いています。

  • この正面玄関は、皇室、国賓、公賓の出入り口で、一般の人々は立ち入ることは出来ません。

    この正面玄関は、皇室、国賓、公賓の出入り口で、一般の人々は立ち入ることは出来ません。

  • 正面玄関は通常閉まっていて、特別な時だけ開けられます。外国の大使が天皇に信任状を提出する時に、ここから馬車を仕立てて皇居に向かいます。<br /><br />今まで工事中はこの場所からの出発は一時中止されていましたが、今後復活することになっています。

    正面玄関は通常閉まっていて、特別な時だけ開けられます。外国の大使が天皇に信任状を提出する時に、ここから馬車を仕立てて皇居に向かいます。

    今まで工事中はこの場所からの出発は一時中止されていましたが、今後復活することになっています。

  • 正面玄関入り口には東京駅を示す石碑があります。実はこの石碑は、八重洲外堀にあつた八重洲橋を支えていた石だそうです。

    正面玄関入り口には東京駅を示す石碑があります。実はこの石碑は、八重洲外堀にあつた八重洲橋を支えていた石だそうです。

  • 丸の内駅舎の北口天井ドームです。ドーム見上げ部の美しさは何とも言えません。

    丸の内駅舎の北口天井ドームです。ドーム見上げ部の美しさは何とも言えません。

  • ドームの内部を見上げてみました。八角形の壁面は鮮やかな卵黄色に彩られ、アーチ部や柱に施された装飾は漆喰独特の白さが目立ちます。

    ドームの内部を見上げてみました。八角形の壁面は鮮やかな卵黄色に彩られ、アーチ部や柱に施された装飾は漆喰独特の白さが目立ちます。

  • アーチの間にはエメラルドグリーンの下地に十二支を象徴する動物があしらわれ(この写真の動物は何なのか判断出来ませんが)、最頂部の周りには美しい鷲が配置されている。

    アーチの間にはエメラルドグリーンの下地に十二支を象徴する動物があしらわれ(この写真の動物は何なのか判断出来ませんが)、最頂部の周りには美しい鷲が配置されている。

  • 正面付近をもう一度見てみましょう。左側に皇室関係の玄関があリ、その右側に駅長室入口があります。

    正面付近をもう一度見てみましょう。左側に皇室関係の玄関があリ、その右側に駅長室入口があります。

  • ここが「駅長室」です。東京駅は日本の駅の中でもその中心的な役割を果たす巨大ターミナルだけに、他にない風格のようなものが漂います。<br /><br />中央に掛けられている「無事」と書かれた掛け軸の書は、永平寺熊沢泰禅禅師によるもので、「何もなくてよかった」が大切でなく、「(無事を願って)みんなで額に汗を流して働く過程が大事だ」と言う意味だそうです。

    ここが「駅長室」です。東京駅は日本の駅の中でもその中心的な役割を果たす巨大ターミナルだけに、他にない風格のようなものが漂います。

    中央に掛けられている「無事」と書かれた掛け軸の書は、永平寺熊沢泰禅禅師によるもので、「何もなくてよかった」が大切でなく、「(無事を願って)みんなで額に汗を流して働く過程が大事だ」と言う意味だそうです。

  • ここも駅長室です。広々としています。来客用のソファが並んでいます。

    ここも駅長室です。広々としています。来客用のソファが並んでいます。

  • 東京ステーションホテルに移動しましょう。ここはその入口です。

    東京ステーションホテルに移動しましょう。ここはその入口です。

  • 先ず入ると、明るいロビーがあります。

    先ず入ると、明るいロビーがあります。

  • ここもロビーですが、右側の方にレセプションがあります。

    ここもロビーですが、右側の方にレセプションがあります。

  • ロビーのあちこちに生花が飾られています。少々前衛的な活け方のようです。

    ロビーのあちこちに生花が飾られています。少々前衛的な活け方のようです。

  • 柔らかな照明が心地よいですね。

    柔らかな照明が心地よいですね。

  • 客室もすっかりきれになりました。改装される前のホテルには何度か来たことはありましたが、その当時のホテルとは全くその姿を異にしています。

    客室もすっかりきれになりました。改装される前のホテルには何度か来たことはありましたが、その当時のホテルとは全くその姿を異にしています。

  • 復活した3階フロアの大部分は、ホテルの客室として使われています。客室は丸の内側の駅舎の2〜4階(屋根裏)に位置し、客室総数150 室で、創業当時の2倍以上の数となりました。<br /><br />内総はこれまでの重厚な感じからすっかり明るいヨーロッパのクラシツク調となり、雰囲気が全く変わりました。

    復活した3階フロアの大部分は、ホテルの客室として使われています。客室は丸の内側の駅舎の2〜4階(屋根裏)に位置し、客室総数150 室で、創業当時の2倍以上の数となりました。

    内総はこれまでの重厚な感じからすっかり明るいヨーロッパのクラシツク調となり、雰囲気が全く変わりました。

  • 客室にはこんな部屋もあります。1階リビングルームの脇にある小さな階段を上がると、2階が寝室になっているメゾネツトタイプの寝室があります。南ドームの両側にある小さな角塔の中の屋根裏のこれまで使われていなかったスペースを寝室として利用しています。

    客室にはこんな部屋もあります。1階リビングルームの脇にある小さな階段を上がると、2階が寝室になっているメゾネツトタイプの寝室があります。南ドームの両側にある小さな角塔の中の屋根裏のこれまで使われていなかったスペースを寝室として利用しています。

  • 屋根裏の寝室の窓からは駅舎と丸の内側のビル群が見えます。

    屋根裏の寝室の窓からは駅舎と丸の内側のビル群が見えます。

  • ホテル内の廊下です。

    ホテル内の廊下です。

  • 1階のメインエントランスを抜けた奥にある「ロビーラウンジ」です。クラシックな内装と解放感のある高い天井、縦長の大きな天井が特徴です。

    1階のメインエントランスを抜けた奥にある「ロビーラウンジ」です。クラシックな内装と解放感のある高い天井、縦長の大きな天井が特徴です。

  • 休館前に営業していた「BAR オーク」が再オープンしました。ホテル内には「Bar カメリヤ」もあり、いずれも人気を博しているとのことです。

    休館前に営業していた「BAR オーク」が再オープンしました。ホテル内には「Bar カメリヤ」もあり、いずれも人気を博しているとのことです。

  • ホテルを出て、南口に来ました。ここでも北口同様多くの通勤客や買い物客が美しくなった駅舎を見上げたり、カメラに収めたりしていました。

    ホテルを出て、南口に来ました。ここでも北口同様多くの通勤客や買い物客が美しくなった駅舎を見上げたり、カメラに収めたりしていました。

  • 南口ドームです。ドームは北口も南口もほとんど変わらないそうです。アーチ型の装飾の下にある窓からに見えるのは、東京ステーションホテルの内部です。ホテルの客室からはドームの飾りや行き交う人々の姿を眺めることが出来ます。

    南口ドームです。ドームは北口も南口もほとんど変わらないそうです。アーチ型の装飾の下にある窓からに見えるのは、東京ステーションホテルの内部です。ホテルの客室からはドームの飾りや行き交う人々の姿を眺めることが出来ます。

  • ドームの二階部分は回廊になっていて、人々がそこから下を眺めているようですね。今回はこの回廊を歩くことはしませんでしたが、次回来る時にはここもよく見てみたいと思います。

    ドームの二階部分は回廊になっていて、人々がそこから下を眺めているようですね。今回はこの回廊を歩くことはしませんでしたが、次回来る時にはここもよく見てみたいと思います。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 一歩人さん 2012/12/24 12:45:57
    ふ、ふ、東京駅の内装もいいですね
    Tamegaiさんへ
    ふ、ふ、投票ありがとうございます。
    多少、面白みに欠け、天皇陛下も取れておらず、
    もう、ひとひねりだったかしらと思いつつ。

    ふ、ふ、東京駅の赤レンガが大好きです。

    内装は、見たことがありませんでしたが、
    ステーションホテルは泊まったことがあるので、
    記憶が定かではありませんが、内装も美しいですね。

    皇太子が外遊のとき、南口から入られて(ここは、警備の様子から想像)、
    ホームへ上がられるのを見た(ここは、目撃しました)ことがありますが、
    これからは、正面玄関をお使いになられると思うと、
    これまでは、不便だったのではと思いました。

    失礼しま〜す♪

    Weiwojing

    Weiwojingさん からの返信 2012/12/24 22:33:58
    RE: ふ、ふ、東京駅の内装もいいですね
    一歩人さん、こんばんは。

    ご投票とメッセージをありがとうございました。

    昨日は天皇誕生日でしたね。海外にいると(実は今スリランカにいるので
    す)、今日は休みでなく仕事をしていましたのでつい気がつかずに
    いることが多いです。何かの拍子に思いだすことがあります。
    今回は一歩人さんの旅行記で気が付きました。

    天皇の写真は撮れなかつたのですか。でも、その時の雰囲気がよく分かり
    ます。私は新年参賀の時に一度皇居の中に入ったことがありますが、やはり
    天皇の写真は撮れませんでした。

    新しくなった東京駅は素晴らしいですね。一気に大正期の創建時の姿に戻り
    ました。なかなか行く機会がありませんが、また帰国時によく見学してみたいと
    思います。

    ありがとうございました。

    Tamegai

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