2011/12/27 - 2012/01/08
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ちゃおさん
上座部仏教を国教としているタイでは、国民の多くが仏への宗教心が篤く、帰依し、日々の生活の中に仏教が入り込んでいる。地方の小さな田舎へ行っても、そこには必ず寺院があり、壮麗で且つ金ぴかの仏像が祀られている。輪廻を深く信じているタイ人は、死後の世界を安穏に過すためには、生前のタンブン(ทำบุญ)、即ち仏への喜捨が如何に大事かを心得ていて、自分の今の生活を犠牲にしてまでも、そのタンブンに励む人も多い。
仏教と人の生涯、生活は深くかかわり合っていて、人々は自身の生まれた誕生日の曜日を守り神とし、お寺の本尊にお参りした後には、必ず自身の曜日神にもお参りしている。この様な普段の生活と密接にかかわり合っている仏教だから、日本人が想像する以上に、いろいろな神様、仏様が身近に存在し、そうした神々を信奉している。
その一つに今日紹介する「歯の仏様」、即ち、「พระทันตธาตุ」(プラタンタタート) という佛がいる。偶々今日王宮前広場を横切り、カオサンに向かっている際に、この広場の端のほうでその会式が行われていて、見ることができた。この王宮前広場(สนามหลวง)は広大な広さで、いつきてもこの広場のどこかで何等かの催しをやっているのだが、今日はこの7「歯の仏」の儀式だった。
広場には真新しい建物が作られていて、よく見るとそれは寺院風の造りになっていて、着飾った男女が建物を出入りし、しかもその外では、人々は恭しく何かに礼拝している。近付いて建物の中を覗くと、「บูชา พระทันตธาตุ」(ブーチャー プラタンタタート)と書いてある。「歯の仏様にお参りを」ということだ。
何々、歯の仏様?? ウーン、タイではあり得ないことではない。日本人も歯を大切にするが、仏にまで祭り上げることはない。が、タイでは、身近なこうしたものでも佛になってしまうのか・・。珍しい儀式に遭遇し、中の一人に歯の中を見せてもらったところ、歯の上下にがっしりと矯正金具が装着されていた。成る程、「矯正歯科」はタイ語では「เหล็กดัดฟัน」(レクタットファン)と言うが、確かに金具、ステイールが使用されている。
うーん、この「 เหล็กดัดฟัน」にしても、「歯を曲げるアイロン金具」という意味だが、タイ語は事物を表現するのに実にストレートだ。分かり易い。こうしたタイ語であるから、国民もそうなのだろうか。実にストレートだ。仏教に帰依するあまり、大事な歯を仏にまで昇華した。今日は実に良い機会に遭遇した。
- 旅行の満足度
- 5.0
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広大な王宮前広場。東京の宮城前の広場の数倍も大きい。
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その一角で今日もまた何かの催しが行われているようだ。
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何の集まりだろう・・。
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近付いてみると、人々は皆綺麗に着飾っている。
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そとでは恭しく何かにお祈りを捧げている。
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建物の中に入ると、中でも人々は何かに跪いている。
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ああ、「ブーチャー プラタンタカート」、「歯の仏」に祈りを捧げていたのか・・。
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外へ出てもう一度案内書きを見る。
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สักการะ(サッカーラ)、お祈りは、月ー木は、8時から夜9時まで、金土日は、夜の10時までできる。夜の遅いタイ人らしい。
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今日の集まりに参加して、矯正金具を見せる青年。
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花、線香、蝋燭、なども売られている。
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こんなところにも高校生が来ていた。
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