2012/05/04 - 2012/05/04
225位(同エリア261件中)
ふろすとさん
対馬の北海岸を鰐浦までタクシーで行きました。展望台が数カ所ありますが、やはり朝鮮半島は見えません。でも鰐浦ではヒトツバタゴが満開で(この時期の花だとは知りませんでした)、少し前に読んだ辻原登さんの『韃靼の馬』に描かれた風景を目にすることが出来たのはとても良かったと思いました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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タクシーの運転手さんが、「異国の見える丘展望台」に連れて行ってくれました。展望台にはこんなものもありました。
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この時間も朝鮮半島は見えません。
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訪れる人も少なく、静かな展望台でした。
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鰐浦への道は、美しい海岸線が続きます。
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鰐浦のヒトツバタゴ
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丘の上に、異国風の展望台がありました。
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イチオシ
ここは韓国展望所です。先ほどの「異国の見える丘展望台」よりもずっと賑やかで、韓国からの団体客もいました。
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海栗島(うにしま)の航空自衛隊レーダー施設がよく見えます。本当はあの彼方に、釜山が見えるようなのですが、やはり無理でした。
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展望台内部
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鰐浦の港がよく見えます。
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イチオシ
鰐浦は、ヒトツバタゴが満開でした。
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以前、辻原登さんの『韃靼の馬』という、対馬や朝鮮通信使を扱った小説の中に、鰐浦のヒトツバタゴのことが描かれていました。通信使の時代も、こんな感じで、海からよく見えたのでしょう。
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夜にはこの純白の花が月光に映えて海面を照らすため、「海照らし」とも呼ばれたようです。
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展望台内部、朝鮮通信使についての説明パネル
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鰐浦が、朝鮮半島への玄関口だと実感できる地図もありました。
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朝鮮半島は見えなくても、空と青い海、ヒトツバタゴと複雑な海岸線がとても美しくてよかったです。
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朝鮮通信使の船はこんな感じだったのでしょう。
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朝鮮国訳官使遭難追悼碑。1703年(元禄16年)に宗義真の弔問に訪れた朝鮮訳官使の乗った船が、海栗島沖で転覆沈没し112人が死亡した事件を慰霊するものだそうです。
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イチオシ
明日、5月5日がヒトツバタゴ祭りだそうです。1日違いで祭りを見ることは出来ません。ちょっと残念。
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大きなスーパーがあるという大浦まで、タクシーで行ってもらいました。鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。
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ショッピングセンター内のホームセンターに貼られていたポスター。ツシマヤマネコと共存するためには、猫の飼い主も協力しなければならないことが色々あるのです。
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スーパータケスエの近くにあった対馬の偉人、陶山訥庵(すえやまとつあん)の像。生類憐れみの令が出された時代にもかかわらず、貧しい農民達を救うため、畑を荒らす猪を対馬から絶滅させたとか。
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同じくスーパーの近くにあった、対馬藩国書改ざん事件(柳川事件)に関係する4人の賢人のレリーフ。あの伊達政宗が、朝鮮出兵の時に助けてもらった宗氏のために一肌脱いだようです。でも国家のメンツが絡む外交問題で一番困るのが、宗氏や家臣達のような、実際の仲介者なのだとよく解ります。
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本当はここで、スーパーやホームセンターがあるのだからレストランの1つや2つはあるだろうと軽く考えていたのですが、全く食堂がありません。仕方ないので、昨日厳原で購入したバナナを店の前の休憩所で食べて昼食代わりに。
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大浦漁港。ここも海と空と緑の森がきれいでした。
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