ブエノスアイレス旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2010年2月18日、<br />チリ、サンティアゴから約2時間のフライトで、アルゼンチンのブエノスアイレスに着きました。 <br />(チリ・サンティアゴのブログは「NYから南米へ初上陸!」でご覧ください)<br />サンティアゴ同様うっとおしいくらいの太陽と美しい青空の下、飛行機は空港のど真ん中に止まりました。 <br /><br />ちっ…ターミナルに直接つけてくれないのか…。 <br />バスに乗って、ターミナルまで移動。<br /><br />ブツブツ言いながら、イミグレを通り、荷物を受け取って、空港でアルゼンチンペソに両替です。 <br />US1ドルは3.8ペソ。 <br /><br />街の中心まで1時間ほどの道のりをバスで移動。 <br />US13ドルでした。 <br /><br />途中、ブエノスアイレス中心地にあるバスターミナルで乗り合いタクシーに乗り換え、今日から泊まるホステルまで送ってもらいます。 <br /><br /><br />ホステルはブエノスアイレスで有名なカルロスガーデンにちなんだ場所。 <br />彼の残したメッセージがベッドの横の白壁に大きく書かれていますが、スペイン語なのでわかりません。 <br /><br />私の泊まったホステルは3階の4人部屋で、2階建てベッドが2つありました。 <br />部屋に着いた時にはベッドの下の段にそれぞれの荷物があるものの、誰もいなくて、小さなバルコニーに通じるドアを開けて空気を通します。 <br /><br />バスルームに行ってみると、学校のプールの着替え部屋を思わせる雰囲気で、シャワーも完ぺきに昔懐かしい「小中学校のプールのシャワー」です。 (分かりにくい?「汚い」ってこと!)<br />ベッドは寝がえりを打てないくらい小さくて、しかも2階部分しか残っていないので、選択の余地ナシ。 <br /><br />ヤレヤレ、とりあえず少し横になるか、と登ろうとしたら、 <br />ややっ?!梯子ナイヨー??! <br />どうやって登んのさー? <br /><br />気合いで両手をつき、ハッと声を出して登ってみますが、あとちょっとのところで体が持ち上がりません。 <br />しかも足をあげすぎて、パンツがブツッと嫌な音をたてます。 <br />仕方がないので、辺りを見回すと、机と椅子があったので、ちょっとみっともないですがコレを使って登ってみることに。 <br /><br />サッパリと乾燥した暑さのチリと違って、ベッタリとした湿気と暑さが部屋にたちこめていますが、 <br />やっと上れたベッドの上から無理やり手を伸ばして、窓を全開に開けて、メールチェックしながら、少しお昼寝。 <br />やはり移動は疲れます。 <br /><br /><br />ブエノスアイレスは4泊する予定だし、今日くらいゆっくりしよう、と決めて目が覚めても、夕方まで部屋でごろごろ。 <br />そのうち同じ部屋に泊まっている2人が一緒に戻ってきました。 <br /><br />ひとりはシカゴ出身の女の子、ブエノスアイレスに以前1年程英語の先生として住んでいたのだそう。 <br />かなりサッパリした…というより、とっても意志の強い感じの女性。 <br /><br />もうひとりはパリ出身の男の子で、フランス語はもちろん、スペイン語ペラペラなのに、英語が全く駄目で、大学の時に勉強したフランス語を思い出しながら片言で喋ってみるものの、全然ダメ。 <br />やはり使わないとどんどん忘れるものですね〜。 <br /><br />もともとそんなに喋れないんだけど。てへ(苦笑) <br /><br /><br />みんなで一緒に近くにご飯を食べに行くと言うので、私も便乗することにしました。 <br />近くの大衆食堂で、ピザとサラダ、それにアルゼンチンのビールを頼みます。 <br /><br />ピザは普通に美味しかったんだけど、ひとり手づかみで食べたら、みんなフォークとナイフを使ってキチンと食べていて、慌ててそれに倣います。 <br />郷に入ったら郷に従うべし。 <br />アメリカ式とヨーロッパ式の違いなのねん。<br /><br />ブラジル人のパウロという男の子がガスの入った水を頼んで、飲んでいたのだけれど、これがまた不思議な容器に入っていて、興味深々。 <br />ホステルに戻って、みんなでまたラウンジでビールを飲んで、今日はもうお休みっ。<br /><br /><br /><br />2010年2月19日、 <br />朝9時過ぎに目が覚めて、汚すぎてなかなか慣れないお風呂でシャワーを浴び(絶対肩とか壁にぶつけないように)、1階の受付に行くとちょうど10時。 <br /><br />朝食の時間は朝8〜10時なので、時間を過ぎたから朝食を出さないという食堂のおばちゃんにゴリ押しして、コーヒー一杯とパン1つをもらいます。 <br /><br />このコーヒーがビックリするほど不味くて、逆に目が覚めるー! <br />同じ部屋に泊まっているフランス人のリチャードに道を聞いて、さっそくアルゼンチン初の観光に出かけることに。 <br /><br />ホステルから歩いて15分ほどのところにブエノスアイレスの中心があり、5月広場(Plaza de Maya)を囲うように、そこに真っピンクの大統領府、カサ・ロサータ、カテドラル(その街で最も大きい教会)などが並んでいます。 <br /><br />この街はこの広場からはじまっているのだそうで、歴史の深い場所でもあります。 <br />ブエノスアイレスの歴史や名前の由来なんかを読みながら、カテドラルで少し休憩。 <br /><br />名前の由来というのは最初、入植してきたメンドーサという人が、上陸した時に「ブエノスアイレス!」と叫んだためだと言います。 <br />ブエノスアイレスと言うのはスペイン語で「いい空気だ!」という意味。 <br /><br />しかし近年、次のような説が本当の由来だと変更になったよう・・・。 <br />スペインからイタリアのサルディーニャ島に向かっていた船が、大時化に見舞われ、船と預かり品だけは何とか守りたいと思ったクルーが、自分たちの荷物と、預かり品の中で最も大きく重い木箱を海に投げると、その瞬間時化は消え去り、木箱が船を先導し、無事港に着くことができたそうです。 <br /><br />後でその木箱を開けてみると、中には聖母ブエン・アイレの彫像が入っていたのだとか。 <br />この奇跡の伝説が地中海沿岸に広まり、多くの場所で信仰され、そこから名前がついたそうです。 <br /><br /><br />さてさて、そんなわけで、地下鉄に飛び乗ると、この暑さで冷房も効いていないので、みんな雑誌や扇なんかでパタパタしています。 <br /><br />私もここはホットヨガかというくらいの量の汗をかいて、なんだかグッタリ。 <br />地下鉄はNYと同じようにホームレスのアナウンス(俺困ってるからみんなお金ちょうだい的な)や、乗客の膝に商品の品物を乗せて歩き、しばらくするとまた戻ってきて、欲しいかどうか聞きながら、商品を回収したりなんかしていて、なんだか不思議な感じ。 <br /><br />Plaza Italiaという駅に着いて、カメラを出すと、画面に異変が。 <br />どうやらお尻のポケットに入れておいたせいで、画面が壊れたようです。 <br /><br />今までこんなことなかったのに!! <br />軽いパニックになって、バッテリーやSDカードを入れ直したりしますが、 <br />真っ黒の画面に小さな光が一部できるだけで、もはや何も写りません。 <br /><br />「ひぃーっ!!」<br /><br />死ぬわけじゃない、大丈夫、と自分に言い聞かせるの、観光にカメラがなくてどうすんだよー!! <br />動揺して広場を一周。 <br />暑いので頭が冷えず、汗をかくばかり。 <br /><br />ガイドブックの地図を見てみると、近くにショッピングストリートがある様子。 <br /><br />こうなったら…安いヤツ、買おう。 <br />とはいえ、ここはアルゼンチン。 <br /><br />カメラのクオリティが良くて安い日本と同じものが売っているとは思えません。 <br />多くの観光客がわざわざ新宿・秋葉原で電化製品を買っているのは、日本のクオリティの良さと安さのためです。 <br /><br />通りで写真屋さんをみつけて、ほとんど逆切れに近い状態で、英語でカメラを探している旨を説明。 <br />スペイン語しかわからないお店のオバちゃんは現像したいの?とかバッテリーが必要なの?と聞いてきますが、なかなかカメラ購入の意思を伝えるまでには至りません。 <br />たまたまお店に居合わせた男の人が英語を話せたので、通訳してもらいますが、小さな写真屋さんでは品ぞろえも悪く、値段もかなり高いようです。 <br /><br />ヨドバシカメラに今すぐ行きたい!! <br />通訳の彼に、この近くの電気屋さんを聞くと、ここから8ブロックほど行ったところにあるよ、と言われ、「グラシアスッ」とお店を飛び出します。 <br /><br />ん…?8ブロック?? <br />それって遠くないか? <br /><br />30度近くて、エライ湿度の高いブエノスアイレスの道を競歩で進みます。 <br />ジーパンが張り付き、額には汗が伝い…ちくしょー私のお尻のバカッ。 <br /><br />ほいでもって、やっぱり8ブロックって遠いんです。 <br />かなーり。 <br /><br />途中英語のわからないアルゼンチン人にムリヤリ道を聞き、ずんずん進んでいくと…あった!! <br />これか? これなのか??!<br /><br />田舎の街角にある電気屋といった趣き。<br />「カメラ」が通じないので、自分のデジカメを見せると、カメラコーナーに連れて行ってもらえました。 <br />とはいえ、そこにあるのは20台程度で、半分以上のデジカメが、今はもう日本では見ないような分厚い感じ。 <br /><br />おぉ、さすがアルゼンチン。 <br />想像はしていたけれど…。けれどっ。<br /><br />サムスンやカシオなどもありますが、お値段は日本の約2〜2.5倍程度。 <br />お店の人のつたない英語とスペイン語と狭い選択肢の間で、949ペソ(約US240ドル)のコダックのカメラに決めます。 <br /><br />すぐに使うから、ちょっとだけチャージしてほしい、と頼むと、フルチャージするのに8時間かかると言われて絶句。 <br /><br />何年前のカメラだよっ!! <br /><br /><br />なにはともあれ、新しいカメラを手に外へ出ます。 <br />行こうと思っていたエビ―タ博物館に直行…と思ったら、博物館が見つからず、汗もかいたし、腹ごしらえにいい感じのレストランに入りました。 <br /><br />アルゼンチンは物価が安いうえにランチだとよりお手頃なはず。 <br />クリームパスタを頼み、食べている間、デジカメの充電をさせてもらいます。 <br /><br />外はかなり蒸し暑く、冷や汗やら何やらでドロドロになっていた体に、久しぶりに冷房が心地いい。 <br />だからって、マッタリするわけもなく、ブログを書いたり、今日のプランを練ったり。 <br />湿度が高すぎて、ノートにシャーペンで文字が書けないのです。 <br /><br />行こうと思っていたエビ―タ博物館はレストランの目の前にあり、外装工事中だったため、通り過ぎていたようです。 <br /><br />エビータ博物館は、マリア・エバ・ペロンという女性の博物館で、彼女の人生は映画になっている程有名で、数奇な人生を送った人です。 <br />私はマドンナの映画「エビータ」が好きで、何回か見たことがありますが、何度見ても面白いと思います。 <br /><br />彼女は不遇の少女時代を送りましたが、ひょんなことから女優になり、大統領夫人になった人。 <br />当時、アルゼンチンは戦争の真っただ中で、不安定な情勢にありましたが、大統領を支え、国を支え、国民に愛され、エライ気丈に戦い、とっても苦労した美人さん。 <br />強く、美しく、かっこいい女性なのです。 <br /><br />彼女が着たというドレスやスーツは、今現在でもオシャレといえるデザインで、彼女のファッションセンスの高さがうかがえます。 <br /><br />彼女の女優時代の映画やブロマイドなんかも展示されていて、「エビータ」の映画ファンには <br />なかなか面白いところ。 <br /><br />彼女の人気は当時の大統領をも抑え、亡くなってから50年以上経つというのに、ブエノスアイレスの市内には、この博物館だけでなく、記念碑なんかも建っていて、今もなおアルゼンチン人に愛されている偉人さんなんだなーと思いました。 <br /><br />博物館を出て、プラプラ歩いていると物売りに絡まれたり、ウィンドルショッピングをしてみたり、マッサージ30分60ペソ(US15ドル)の文字に、後ろ髪をひっぱられてみたり。 <br /><br />その間空はどんどん暗くなり、どんよりとしてきました。 <br />時間はまだ3時過ぎ。 <br /><br /><br />昨日ブエノスアイレスに着いた時には、突き抜けるようん青空だったのに…。 <br />蒸し暑さに溶けそうになりながら、ようやっと国立装飾美術館(Museo Nacional de Arte Decorative)に着き、入館料5ペソ(US1.20ドル)を支払い、中に入ります。 <br /><br />この美術館はブエノスアイレス市内で最も美しい建物と言われていて、ルイ16世の家具や調度品、絵画などを見ることができます。 <br /><br />何より素晴らしかったのは大広間で、シャンデリアに今まで見たことのないような大きな暖炉。 <br />もともと私邸だったそうだし、きっとここでパーティなんかが開かれていたのでしょう。 <br /><br />そんな時代に思いを馳せつつ、再び外へ。 <br />あまりの蒸し暑さに息が止まりそうです。しかも風が強い。 <br /><br />そのまま20分ほど歩き、エビータ像の前を通り、レコレータ地区というところまでやってきました。 <br />ヤレヤレ、ヨーロッパを旅した時のようなモチベーションがわかねぇな、と思った瞬間、胸にぶら下げていたサングラスが割れて、地面に落ちました。 <br /><br />あー、今日はもう何やっても駄目な日だ。 <br />デジカメの次はサングラスか。 <br />神様が、もう帰って寝ろ、と言ってる…。 <br /><br />これで終わることを祈りつつ、今度はどんよりとした空を仰ぎ、確信します。 <br />絶対、雨が降る。 <br /><br />天気運のいい私ですが、今日は勝手が違うようです。 <br />このままホステルに帰るのが一番いいと私のシックスセンスが囁く・・・。 <br /><br />でも昨日一日ゆっくりしたんだもん。 <br />今日頑張らなかったら、もう時間がないよー!! <br /><br />国立美術館の前を通り過ぎる時に、せめて写真に外観をおさめようとカメラを構えた瞬間、上からザバリと何かが降ってきました。 <br /><br />んあっ? イタイッ。 <br />なんだなんだー? 何が起こったー?! <br /><br />一瞬軽いパニックに。 <br />落ちてきたのは、なんと街路樹の大きな枝。 <br />私でも抱えられそうにないくらいの大きさ。 <br /><br />えぇっ?! <br />驚きからぬけきらないものの、今日の強風はかなりのもの。 <br /><br />ここまで不運が続くと…もうスバラシイな。 <br />あっはっはははははー…。 <br /><br /><br />さて、雨が降る前に何処まで行けるか?! <br />レコレータ墓地の手前にあるレコレータ・クラフト市場に着きました。 <br /><br />たくさんの露店が並び、アクセサリーや小物、服やスカーフなんかが売っています。 <br />ひとつひとつ見ていると、バラバラという大きな音とと共に、大つぶの雨が降ってきました。 <br /><br />キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!! <br />スコールのような雨で、目の前にあるショッピングモールのような所に飛び込みます。 <br /><br />いいんだ、ここでウィンドウショッピングできるもん、と辺りを一周しますが、雨は一向にやみません。 <br />こんな雨じゃ、墓地に行けないし、タクシー捕まえてホステルに戻るにはまだ早いし。 <br /><br />モールでコーヒーを一杯飲もう、このドンヨリした気分を払うため、ケーキでも食うか! <br />と、オサレなカフェを探して入ります。 <br /><br />苺のケーキとコーヒーを飲みながら、外で降り続ける豪雨を眺めます。 <br />早くやまねぇかなー。 <br />そのうち雷が鳴り出します。おっ。いいねぇ。雷大好きさ。 <br /><br />雨は小降りになったり、再び激しくなったりの繰り返しで、コーヒーも飲んだし、ショッピングモールの中を廻ることにしました。 <br /><br />モールはけっこう広くて、地上2階、地下1階建てで、1フロアの面積も予想外にけっこう広いです。 <br />これは全部見る頃には、さすがに雨もやむだろうと思い、ブラブラ歩いて回ります。 <br /><br />このモールの目玉は&quot;Buenos Aires Style&quot;というお店で、色んなものを扱っていました。 <br />バス・キッチン用品、ステーショナリー、小さめの家具やスタンドライトや提灯型の照明なんかもあります。 <br /><br />けっこう可愛い小物が多くて、値段もそんなに高くないので見ているだけでも楽しいのですが、私みたいにあんまりプラプラしていると、警備員さんに狙われるので注意。 <br /><br />結局このモールに2〜3時間くらいいたでしょうか。 <br />雨というアクシデントにみまわれたものの、意外と良い雨宿りでした。 <br /><br />さぁ時間はもう7時。 <br />さすがに雨ももうやんでいるだろうと外に出ると、まだ小雨が降っていました。 <br /><br />あぁ…もぅー。 <br />すでに辺りは暗くなっていて、さすがにこの雨の中歩いて地図上1キロ先にあるという地下鉄の駅まで歩くのは嫌。 <br />タクシーを捕まえようと、最初はタクシー乗り場に立っていたのですが、通るのはすでにお客さんを乗せているタクシーばかり。 <br /><br />もうこのままではいかん、と思い、タクシー乗り場から出て、大通り沿いで雨に打たれながらタクシーを捕まえようと試みるも、まったくダメ。 <br /><br />ねぇ〜、私NYから来て、こんな雨に打たれてタクシー捜してるのって、絵面的に超可哀想じゃね? 超哀れっぽくね? <br />だからタクシー止まろうよぉ〜。 <br /><br />極度のストレスで「ったくやってらんねーよ。」と独り言がこぼれます。 <br />雷は近くはないにしても、こんな通りで雨に打たれながらタクシーを探していると、さすがに雷に打たれたらどうしよう、なんてちょっとビビったりしてみます。 <br /><br />オロオロと近くの酒屋さんへ行って、そこで働いているお兄さんに私の哀れぶりを披露するべく、サンテルモ地区に帰りたいの、どうしたらいいの?とお兄さん、英語がわかんないってわかってんのに、助けを求めてみます。 <br />お兄さんはお店の奥からバスのルートが書かれている紙を持ってきて、そこのバス停からサンテルモ行きのバスが出ているよ、と教えてくれました。 <br /><br />グラシアス!! 憐れまれてみるものだ!! <br />急いでそのバス停に行くものの、どのバスがどこに行くのかもちろんわかりません。 <br /><br />雷はまだやまないし、この街の守護エビータ(?)よ!! 私を助けて!!と、再び独り言。 <br />するとどこからともなくお兄さんがぶらりとバス停に現れたので、しまった独り言聞かれた!とも思いつつ、英語喋れる?サンテルモに行きたいの、と言うと、今度のお兄さんは英語が喋れて、バスの行き先を調べてくれた挙句、バスの運転手さんにサンテルモに着いたら、私に教えるようにまで言ってくれました。 <br /><br />おぉ、エビータ!! ありがとう。 <br /><br />なんとかバスで近くに連れて行ってもらったものの、もう外は真っ暗だし、まだまだ雨は降っているし、近くに山が見えるし、ここがどこだかわからないし、雷こえーし。 <br /><br />「地球の歩き方」をびっしょりぬらしながら、歩くこと15分くらい。 <br />やっとホステルに戻ってこれました。 <br /><br />自分のシックスセンスには従った方がいいんだな、と痛感した一日。 <br /><br /><br />2010年2月20日、 <br />朝9時半までゆっくり眠って、ホステルの朝ごはんは諦めて、近所にブランチに出かけます。 <br />スペイン語のメニューなんて読める訳ないだろうと思ったものの、一部英語と似ているところがあるので、なんとかサンドイッチを注文。 <br />野菜のたっぷり入ったサンドイッチと戦い、ボールサイズで出てきたカフェオレを頂きます。 <br /><br />今日はブエノスアイレスでも有名な観光名所の港町カミニートに行きます。 <br />カミニートはその昔移民の労働者や船乗りのたまり場だったところ。 <br />建物がピンクやブルーなどカラフルなファンシーカラーで塗られているところから、現在では港街に取って代わり、観光地になっているのだそうです。 <br /><br />レストランのお姉さんにカミニートまでの行き方を聞くと、カミニート行きのバスの番号を教えてくれたので、バス停を探しにプラプラと歩きます。 <br />ブエノスアイレスって石畳の通り沿いに、赤、青、ピンク、黄色などのカラフルな建物が並んでいて、歩いているだけで雰囲気を楽しめる街です。 <br />石畳には昔走っていたであろう路面電車の後があちこちに見られ、それもまたなんかいい感じ。 <br /><br />レストランのお姉さんに言われたところにバス停らしきものは見つからないので、そのまま歩き続けたものの、結局タクシーを拾うことに。 <br />私が滞在しているホステルのエリア、サン・テルモ地区から、カミニートまでタクシーで約10分程。 <br />タクシーは今もまだ使われているかどうかわからない怪しい港に到着。 <br /><br />運転手さんが指さした先にはガイドブックの写真と同じ色をした建物が見えました。 <br />おおっ。予想通りかわいいっ!! <br /><br />タクシーを降りるとアック背サリーや置物なんかの露店がたくさん並んでいて、各露店の前を通ると、「Hola!!○ΓД§¢☆!!」(←スペイン語;)))と話しかけられて、なんか買わせようと頑張られたりします。 <br /><br />カミニートの前には顔を真っ白に塗って中世風のドレスを着て、パラソルを持っている人、単語ダンスのセクシーな格好をしているカップルが観光客と写真を撮って、小銭を稼ごうとしています。 <br /><br />カラフルな建物の窓からはたまにオッサンの人形が顔を出し、昔港町だったころの感じを演出しています。 <br />なんだか遊園地みたいだなー。 <br /><br />雲行きの悪い空の下、どんどん奥へ入っていくと、カミニートはけっこう奥まで続いています。 <br />お土産屋さんで趣味で集めている旗のマグネットを購入、プラプラしていると、色とりどりのショールを売っている露店を発見。 <br /><br />グリーン&ホワイト、ブルー&ホワイト、ピンク&パープル…などなど。 <br />おおっ!! かわいー♪ <br />US13ドルで売っているというショール、これ…日本人好きそうだナー。 <br /><br />値段交渉して、たくさん買うから、安くしてと言うと、10ドルまで下がりました。 <br />13種類を買い、お店のお兄さんと確認をしていると、雨が降ってきて、そのうち土砂降りに。 <br /><br />あぁん、もうブエノスアイレスずっと雨だよーっ!! <br />今日こそ行けると思ったのに。 <br /><br />仕方ないので、大量のショールを持って、お土産屋さんで雨宿り。 <br />雨はもうほとんど豪雨で、たくさんの観光客が突然の雨にびしょぬれになりながらお店に飛び込んできます。 <br /><br />しばらくすると、少しおさまってきたものの、荷物大きいし、一度ホステルに戻ろうとタクシーを探すものの、この雨の中、どこにも空っぽのタクシーなんて走っていなくて、仕方なくバス停まで行き、正しい方向に行くバスなのか不確かなままカミニートを離れます。 <br /><br />もっとちゃんと見たかった〜!! <br /><br />バスの中で同じように英語でバスの運転手さんに「サンテルモ?」と聞くおじいちゃんを発見。 <br />貴方もサンテルモに行くの?と聞くと、おじいちゃんも明後日ウルグアイのモンテビデオに行くことが発覚。 <br />おじいいちゃんの名前はボブ。 <br /><br />同じだねぇ、じゃまた会えたら、とホステルの近くまでバス停から一緒に帰ってきました。 <br />旅人はクールです。 <br /><br />ホステルのそばまで戻ってきて、アンティークなどを扱うクラフト市場の前を通りかかり、ちょっぴり寄ってみます。 <br />けっこう大きな屋根の下にたくさんの小さな露店みたいなお店が並んでいて、アンティークショップやフルーツや服、アクセサリー、肉屋なんかもあります。 <br /><br />1時間弱、一通りプラリとしてから、ようやっとホステルに戻ります。 <br />なんかもー雨に打たれまくってすでにクタクタ。 <br /><br /><br />それでも、雨はやんだので、ホステルに荷物を置いてブエノスアイレス観光再開。 <br />今度は地下鉄で街の中心まで行ってみます。 <br /><br />インディペンシィア駅から5分ちょっとで7月9日大通りのど真ん中に建つオベリスクの目の前に出ます。 <br />ここからまっすぐ南に行ったところに、街の中心の5月広場があります。 <br /><br />それにしても、このオベリスク、超デカイ。 <br />オベリスク文化は元々ヨーロッパからきているかと思うのですが、アメリカや南米に渡って巨大化したようです。 <br /><br />小雨の降りだす中、カメラカメラ…と探していると、7歳くらいのストリートチルドレンに絡まれ、ヤバイヤバイ…観光客ってバレてる!! <br /><br />無視してオベリスクの写真を1枚撮って、速やかにそこから離れます。 <br />ブエノスアイレスって南米でも大きな都市のひとつですが、やはり治安は決して良くないようです。 <br /><br />お腹すいたな、と道の隅っこで隠れてガイドブックをコッソリ見ます。 <br />近くにパリ―ジャのお店(ステーキ)があるというので、地図を頭にたたきいれて探してみます。 <br /><br />探している間に、通りでオバちゃんに呼び止められました。 <br />いやいや、スペイン語はわからないよ、と言ってもオバちゃんはジェスチャーでココに入って、写真を撮られろ、と言います。 <br /><br />見ると、観光地によくある絵の描いてあるボードに顔をハメこむやつ。 <br />タンゴを踊るカップルの絵で、男の人の顔のところには、オバちゃんの息子であろう少年が背伸びをして顔を突っこんでいます。 <br /><br />えぇ?!見ず知らずの人に一緒に写真を撮られろと? そしてなぜに私?!<br />断ろうと思ったものの、オバちゃんにぐいぐい押されて、結局写真を撮ることに。 <br /><br />でも撮っている間に、なんかこのシュチュエーションが楽しくなってきて便乗してみたり。 <br />いやー世の中色んな事があるものだ。 <br /><br />それから、頭の中の地図をたどって、やっと探し当てたレストランの入口のメニューはすべて2名様から。 <br />アルゼンチンでは1人旅は飯が食えないのかーっ!! きーっ!!!(怒)<br /><br />仕方ないので、ぐぅぐぅ鳴るお腹を抱えて、賑やかな商店街を歩きます。 <br />そのうち通りで一生懸命呼び込みをしている男性に、日本人か!アミーゴ(友達)が中にいるよ!と、そのまま呼び込んでもらい、ようやく南米名物のステーキにありつけました。 <br />旅してるんだから、しっかり栄養を取らないとねっ!! <br />女の子(?)1人なので、お店の人たちは興味津津。3〜4人の店員さんに絡まれながら、大きなステーキと赤ワインを頂いてきました。 <br /><br />レストランを出て、そのまま商店街をブラつきます。 <br />ショーウィンドウには南米名物のポンチョ。 <br /><br />物価が安いので黒のサンダルヒールを衝動買い。 <br />お値段はなんとUS10ドル。 <br /><br />街並みはヨーロッパ風味で、どれも歴史を感じる古い建物です。 <br />映画館やショッピングモールがあって、昨日街で見かけた女の人が履いていたようなふわりとしたロングスカートがどうしても欲しくて、頑張って探します。 <br />これもUS10ドルで発見!! 大満足です。 <br /><br /><br />さて、サンティアゴを出る時に会った、ウルグアイ人のサウルに行くように言われていたフロリダ通りに突き当たりました。 <br />ずっと続く商店街はもうほとんど終わっていましたが、通りの真ん中には、驚くほどずーっと露店が並んでいます。 <br /><br />アクセサリーや服、革製の鞄、お財布、笛や太鼓などの楽器など様々。 <br />露店って通常のお店より遥かに安い値段で、特に革製品なんかは日本の感覚だと信じらないくらい安かったりします。 <br /><br />ひざ丈パンツとパジャマ用のショートパンツをそれぞれUS3ドルくらいで購入。 <br />ぬ〜・・・たまらん♪ <br /><br />フロリダ通り沿いにスタバを見つけたので、休憩がてらにコーヒーを一杯。 <br />う〜ん、アメリカン♪ <br />南米ってヨーロッパ風のコーヒーなので、それはそれで好きなのですが、やっぱりたまにはスタバのアメリカンコーヒーをがぶがぶ飲みたかったりします。 <br /><br />スタバでガイドブックを読んでいると、ちょうどこことホステルの間辺りに、EL QUERANDIというタンゴショーのレストランがあることに気付きました。 <br />しかもショーの時間は10時から。 <br />今9時半なのでちょうどよい時間です。 <br /><br />ブラブラし疲れてはいましたが、せっかくアルゼンチンに来て、タンゴを見ないで帰るわけにもいきません。 <br />さっそくレストランに入ると、恐らくどこかのツアーかなにかの集団がたくさん。 <br />年齢層もやや高めです。 <br /><br />ショーが始まるまで、1人で赤ワインを1本注文。 <br />さっきステーキを食べたばかりなので、周りのオジ様&オバ様が高そうな料理を食べるのを眺めます。 <br /><br />ラフなハーフパンツを履いていたので、こんないい感じのレストランにはそぐわなかろうと、 <br />密かにトイレで先ほど購入したばかりの黒のロングスカートに履き替えます。 <br /><br /><br />10時ちょっと過ぎにレストランが真っ暗になって、プロジェクターにタンゴにまつわる <br />たくさんの映画の一部をつなげた映像が上映された後、ピアノやコントラバスの生演奏がはじまりました。 <br /><br />ステージがライトアップされ、しばらく彼らの演奏が続きます。 <br />やがて暗くなったかと思うと、再びライトがついた時には、男性3人が1人の女性をとりまくように、踊り出ます。 <br />うぉーう、恰好ええ。 <br /><br />タンゴショーにはストーリーがあるらしく、3組の男女が踊ってみたり、 <br />男が3人が女性を取り合ってみたり、いやいや逆のシチュエーションもありました。 <br /><br />しかもタンゴって、なんてーか、踊っている間の絡みがすごいんですよね。 <br />しかも女性のタンゴのスカートにザックリとスリットが入っていて、踊りながら片足を男の人に絡めたりするから、なかなか、けっこう、かなりセクシー。 <br /><br />ショーは1時間ちょっとで終了。 <br />うーん、いいもの見せていただきました。 <br /><br /><br />2010年2月21日、 <br />今日はブエノスアイレス最後の日。 <br />明日はいよいよフェリーに乗ってウルグアイに渡ります。 <br /><br />せっかくの日曜日。今日はサン・テルモ地区の日曜市に行くことに。 <br />いつも通る道の一本向こうで毎週日曜日に大道芸人や露店がたくさん出るのだそうです。 <br /><br />昨日の帰りに買ったリンゴを齧りながら、その通りまで歩いて行ってみました。 <br />他にもこの通りには色んなお店があるので、全部見るのはなかなか大変。 <br /><br />実際に通りに行ってみると、思っていたほど露店も出ていなくて、大道芸人なんかもまったくいなくて、なんだかガッカリ。 <br /><br />それでも日本でいうソニプラ(今はプラザ?)並みに小物をそろえたお店が並んでいて、かなり楽しいです。 <br />木製の子供用のおもちゃ、オシャレは目覚まし時計、マグネットにペン、電卓、ホチキス、窓に貼るゼリーみたいなやつ、グラス、ライトスタンド…棚という棚、天井などから色んなものがぶら下がり、なんだかとっても楽しい気分になります。 <br /><br />アクセサリー屋さんも日本ではなかなか見ない色のネックレスやイヤリングがあって、値段もかなりお手頃。 <br />おぉ、さすがアルゼンチン。 <br /><br />そのままプラプラ歩いて行くと、小さな交差点まで来た時には交差している細い通り片側に、ビッシリと露店が出ているのを発見。 <br /><br />うぉー、こりゃスゲェ。 <br />全部見てやろうと、張り切って飛び込みます。 <br />露店ではアクセサリーや鞄、絵など色んなものがあって、食いつくほどはないにしても、その熱気の中のウィンドルショッピングはけっこう楽しめます。 <br /><br />通りの真ん中辺りまで歩いた頃、ある鞄屋さんを見つけました。 <br />シンプルな造りのバッグで、色の種類もあって、日本人受けしそうな感じ。 <br /><br />値段を聞いてみると、一番安いもので、AR$50(US$13)、同じ型でちょっと違うデザインのものがAR$100(US25)、A4サイズの入るバッグがAR$150(US$37.50)。 <br /><br />なんだか随分ザックリな値段の付け方なんだな、とも思いましたが、いずれにしても、かなりお手頃価格。 <br /><br />コレはうちの会社で売りたい!! <br />触角が動きます;))) <br /><br />※当時、日本で友人とウェブショップの会社を設立したところで、現在は諸事情により、クローズしました。<br /><br /><br />ほとんど英語のわからないお店のおじさんと話をしていると、後から入ってきた家族連れのお母さん(30代後半か40代?)が、割って入ってきて、アラ、これカワイイじゃない、とさっさと購入。 <br /><br />が、私たちの話を聞いていて、アラ、あなたバイヤーなの? <br />何売ってるの? 私はNYで服を売っているのよ、と言われてビックリ。 <br /><br />アルゼンチンまで来て、NYの人、なおかつ仕事の話ができそう! <br />まだはじめたばかりの仕事なので、小さなきっかけでもかなりありがたいです。 <br /><br />名刺を頂いて、お店のおじさんとメアドを交換して、サンプルに鞄を2つ買って帰ってきました。<br />わぁ〜なんか元気になったぞ。 (単純)<br /><br />その後も辺りを廻りましたが、先ほどの発見や驚きはなく、今度は向きを変えて、地下鉄の駅まで歩きます。 <br />途中美味しそうなパン屋さんを見つけて、朝ごはん代わりに駅まで歩きながら頂きます。 <br /><br />地下鉄に乗るのも少し慣れて、余裕のフリをして電車を乗り換えるも、1駅ごとにここどこだろう、とチェックしてみたりして。(実はビビリ。) <br /><br />NYで南米に行くと言った時に、知り合いがアルゼンチンに行くなら、ココに行ってみなさい、と言っていたレコレータ墓地。 <br />ここのところずっと雨で行けませんでしたが、やっと今日行けそうです。 <br />というか、今日行かないと、もう後がないっ!! <br /><br />レコレ―タ墓地の最寄駅で地下鉄を降り、北も南もわからないまま、なんとなく歩いていきます。 <br />日曜のせいか墓地までの道はたくさんのブティックやレストランが並んでいましたが、ほぼすべてと言っていいくらいシャッターが閉まっていて、なんだかちょっとガックリ。 <br />墓地に近づいてくると、だんだん観光客の姿も出てきて、ツアーに組み込まれている程有名なところなんだな、と思います。 <br /><br />白い教会の前の大きな門をくぐると、墓地の歴史と配置を説明する看板があって、観光客目当てに墓地の地図を売っている人なんかもいます。 <br /><br />入口近くにいたネコが門の方に歩いて行ったかと思うと、「何か」に向かって威嚇しています。 <br />オヤ…ここ「いる」んだ〜。 <br />まぁ、お墓だもんな。 <br /><br />門をくぐるとたくさんの小さな建物が並ぶお墓が広がっています。 <br /><br />このお墓が有名な理由のひとつとして、土地代が異常に高いこと。 <br />東京でいう田園調布の墓版らしいのですが、そのためになんか歴史的にすごいことをやった人とかのお墓もあるらしいです。 <br />(よくわかんないけど) <br />という訳で、先日博物館にも行かせていただいたエバ・ペロンさんのお墓もここにあるんです。 <br /><br />墓地内は小さな建物――すべてお墓なのですが、一般的な石をただ置くようなスタイルではなく、ちょうど日本の「お堂」に似たような感じ――ものによってまちまちなのですが、高さ2〜5メートルくらい、幅2〜3メートルくらいの色んな形のお墓があります。 <br />お墓にはそれぞれ正面に入り口がついていて、階段があって下へ行けるようになっています。 <br /><br />豪華なものなんかは本当に「家」みたいな感じ。 <br />こんな感じのものが、ずーっと続いているわけですが、観光名所とはいえ、やっぱり決して気持ちのいいところではありません。 <br /><br />しかも日本と違い、この人たち焼かないでお棺に入れっぱなしなわけじゃないですか。 <br />歩いているうちに、だんだん怖くなってきて、息を止めてみたり、親指を隠してみたり(笑) <br /><br />そのうち入口の扉が突然開いて、中にいる人が私をつかんで中に引きずり込むんじゃなかろうか、と心配になってみたり。 <br />一人旅で引きずり込まれたら、誰にも気付かれん、ヤバイ!! <br /><br />というわけでひたすら観光客の後をついて回ります。 <br />その時は誰か気付いてね。 <br /><br />かなりビビりつつも、エバ・ペロンさんのお墓チェックは外せませんが(必死)。 <br />彼女のお墓は、たくさんの観光客に囲まれていました。 <br /><br />さて、墓地を出て、先日大雨の中を非難したショッピングモールの前まできます。 <br />目の前の広場には前回はなかったたくさんの露店が並び、服、アクセサリー、鞄、小物などがあります。 <br />すごーいっ!! <br /><br />ひとつひとつ見ていくと、革製の可愛い小銭入れを見つけました。 <br />うわっ、可愛いっ!!! <br />見ていると、お兄さんが3つ買ったら、1こタダでつけるよ、と言います。 <br /><br />うちのホームページで売ろうっと縫製とかがちゃんとした8つをチョイス。 <br />露店を一通り見て、ショッピングモールに行き、前回目をつけていたホームページで売るための商品をいくつか購入。 <br /><br />かさばる物ばかりで、ヨロヨロとタクシーを拾って、一度ホステルに戻ります。 <br />予想以上の量にちょっと引いてみる…大丈夫かな? <br />まだ2カ国目だよ? <br /><br />ホステルで今回ブエノスアイレスで購入した品々の撮影をします。 <br />ストール、小銭入れ、バッグなどなど…。 <br /><br />念のためにバックパックに入れておいたスポーツバッグも既にパンパン。 <br />ヤバイ…ドラえも〜〜ん!! <br />どこでもドアでも、スモールライトでもいい…(涙) <br /><br />荷物の量に怯えつつ、明日乗るフェリーの時間を調べに港まで地下鉄で行きます。 <br />港の最寄り駅を出ると、人気がなくて、そこから10分程地図を片手にオロオロと歩き、&quot;BUQUEBUS&quot;というフェリー乗り場を発見。 <br /><br />インフォメーションでウルグアイ行きのフェリーを確認すると、いくつかオプションがあって、ブエノスアイレスからまっすぐモンテビデオに行くもの、直行せず、対岸にあるコロニア・デル・サクラメントまでフェリーで渡り、そこからバスでモンテビデオに行くという感じ。 <br /><br />私は料金も安く、なんか知らないけど聞いたことのある名前の土地に立ち寄れる後者を選択することに。 <br /><br />チケットを買って、再び地下鉄の駅まで歩いて帰ります。 <br />辺りには、以前電車が走っていた跡が残っていて、なんだかトトロが出てきそうなくらい、のどかな感じ。 <br /><br /><br />さて、地下鉄でホステルの最寄り駅まで戻り、歩いて行くと、昼間通った通りは、その時より遥かに人も増え、ガイドブックの通り、大道芸人がたくさんの人を集めています。 <br />賑わった通りはずっと長く続いており、できる限り見ようと歩いていると、小さな路地でバンドの演奏が始まりました。 <br /><br />演奏に合わせて、人々も一緒に踊り出します。 <br />さすが南米。 ノリがいい。<br /><br /><br />夜、近所にブエノスアイレス最後のご飯を食べに出かけます。 <br />お腹が減っていたので、プラプラ歩いていると奥まったところに隠れている小さなレストランを発見。 <br /><br />ウェイターの男性が誰がどっから見てもゲイで、でもなんだか可愛い感じの人です。 <br />奥の庭みたいなところに通してもらって、食べたカプレーゼサラダが驚くほど美味しくて、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁっ!!って感じの味。 <br /><br />モッツァレラの需要も供給も高い南米では、他の国と違い、惜しみなくドーンッとモッツァレラチーズが出てきます。 <br /><br />うふ〜うまひ♪ <br />も〜カプレーゼの中に入ってしまいたいくらい美味しくて、ブエノスアイレス着てよかったなぁ、としみじみ。 <br /><br /><br />2010年2月22日、 <br />朝、シャワーを浴びて、荷造りをし、ホステルからタクシーを呼んでもらって、フェリー乗り場に行きます。 <br />物価も安く、そこそこ都会で、見れば見るほど面白かったブエノスアイレスを出て、今日は3カ国目のウルグアイへ。 <br /><br />チリのサンティアゴでもらったワイングラスは今のところ無事。 <br />船での出入国って人生初ですが、港でアルゼンチン出国スタンプと、ウルグアイ入国スタンプを同じ所で押してもらいます。 <br /><br />へぇ、もう押しちゃうのか、と南米のでっかいスタンプが次第に色んな国のスタンプで埋まりつつある <br />私のパスポートに押されるのを見つめます。 <br /><br />フェリーでの出国も飛行機同様、チェックインカウンターで荷物を預けて、 <br />セキュリティチェックと手荷物検査を受けます。 <br />「港」が「国境」って変な感じ。 <br /><br />チェックインカウンターそばのカフェテリアで買い漁った朝ごはんと、フェリーを待つゲート前のロビーでコーヒーを一杯急いで頂きます。 <br /><br />その間、乗客はみんなフェリーに乗るためのゲートの前に並んで、長い長い列ができます。 <br />飛行機みたいにシートが決まっているわけじゃないんかな、とパンをモグモグしながら思い、あらかた人がいなくなったところで、私もフェリーに乗ります。 <br /><br />フェリーはかなり大きくて、乗ってもほとんど揺れを感じません。 <br />前方のエリアに席を見つけて、ボーッと窓から見える最後のブエノスアイレスや水平線を眺めたり、ブログを書いたり。 <br /><br />フェリーが出発してだいぶ経ってから、おばあさんが3人掛けの真ん中の空いた席に座って良いかと聞いてきました。 <br />私の隣に座ったおばあさんは、最初興味深々に私がノートにブログの下書きを書いているのを見ていましたが、そのうち微妙な英語で話しかけてきました。 <br /><br />どこへ行くの? 何をしているの? <br />おばあさんはパリに住んでいて、娘がウルグアイに嫁に行ったので、これから会いに行くのだと言います。 <br /><br />前列のシートには孫らしき男の子がいて、一緒に10何時間も飛行機に乗ってここまで来て、 <br />大変だったのだと言いました。 <br /><br />おばあさんは何度も、私の英語は本当にダメなの、でも人が何を言っているかはわかるのよ? <br />でも喋ろうとするとダメなの。 <br /><br />一人でイライラと一生懸命英語を話します。 <br />めっちゃ可愛いな、と思う反面、今回の旅は年上の人に縁があるなぁ、としみじみ。 <br /><br />船はコロニア・デル・サクラメントに着き、おばあさんにサヨナラして、荷物を受け取り、今度は大型バスに乗り換えます。<br />

奇跡の災難続きだったブエノスアイレス

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2010/02/18 - 2010/02/22

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satki

satkiさん

2010年2月18日、
チリ、サンティアゴから約2時間のフライトで、アルゼンチンのブエノスアイレスに着きました。
(チリ・サンティアゴのブログは「NYから南米へ初上陸!」でご覧ください)
サンティアゴ同様うっとおしいくらいの太陽と美しい青空の下、飛行機は空港のど真ん中に止まりました。

ちっ…ターミナルに直接つけてくれないのか…。
バスに乗って、ターミナルまで移動。

ブツブツ言いながら、イミグレを通り、荷物を受け取って、空港でアルゼンチンペソに両替です。
US1ドルは3.8ペソ。

街の中心まで1時間ほどの道のりをバスで移動。
US13ドルでした。

途中、ブエノスアイレス中心地にあるバスターミナルで乗り合いタクシーに乗り換え、今日から泊まるホステルまで送ってもらいます。


ホステルはブエノスアイレスで有名なカルロスガーデンにちなんだ場所。
彼の残したメッセージがベッドの横の白壁に大きく書かれていますが、スペイン語なのでわかりません。

私の泊まったホステルは3階の4人部屋で、2階建てベッドが2つありました。
部屋に着いた時にはベッドの下の段にそれぞれの荷物があるものの、誰もいなくて、小さなバルコニーに通じるドアを開けて空気を通します。

バスルームに行ってみると、学校のプールの着替え部屋を思わせる雰囲気で、シャワーも完ぺきに昔懐かしい「小中学校のプールのシャワー」です。 (分かりにくい?「汚い」ってこと!)
ベッドは寝がえりを打てないくらい小さくて、しかも2階部分しか残っていないので、選択の余地ナシ。

ヤレヤレ、とりあえず少し横になるか、と登ろうとしたら、
ややっ?!梯子ナイヨー??!
どうやって登んのさー?

気合いで両手をつき、ハッと声を出して登ってみますが、あとちょっとのところで体が持ち上がりません。
しかも足をあげすぎて、パンツがブツッと嫌な音をたてます。
仕方がないので、辺りを見回すと、机と椅子があったので、ちょっとみっともないですがコレを使って登ってみることに。

サッパリと乾燥した暑さのチリと違って、ベッタリとした湿気と暑さが部屋にたちこめていますが、
やっと上れたベッドの上から無理やり手を伸ばして、窓を全開に開けて、メールチェックしながら、少しお昼寝。
やはり移動は疲れます。


ブエノスアイレスは4泊する予定だし、今日くらいゆっくりしよう、と決めて目が覚めても、夕方まで部屋でごろごろ。
そのうち同じ部屋に泊まっている2人が一緒に戻ってきました。

ひとりはシカゴ出身の女の子、ブエノスアイレスに以前1年程英語の先生として住んでいたのだそう。
かなりサッパリした…というより、とっても意志の強い感じの女性。

もうひとりはパリ出身の男の子で、フランス語はもちろん、スペイン語ペラペラなのに、英語が全く駄目で、大学の時に勉強したフランス語を思い出しながら片言で喋ってみるものの、全然ダメ。
やはり使わないとどんどん忘れるものですね〜。

もともとそんなに喋れないんだけど。てへ(苦笑)


みんなで一緒に近くにご飯を食べに行くと言うので、私も便乗することにしました。
近くの大衆食堂で、ピザとサラダ、それにアルゼンチンのビールを頼みます。

ピザは普通に美味しかったんだけど、ひとり手づかみで食べたら、みんなフォークとナイフを使ってキチンと食べていて、慌ててそれに倣います。
郷に入ったら郷に従うべし。
アメリカ式とヨーロッパ式の違いなのねん。

ブラジル人のパウロという男の子がガスの入った水を頼んで、飲んでいたのだけれど、これがまた不思議な容器に入っていて、興味深々。
ホステルに戻って、みんなでまたラウンジでビールを飲んで、今日はもうお休みっ。



2010年2月19日、
朝9時過ぎに目が覚めて、汚すぎてなかなか慣れないお風呂でシャワーを浴び(絶対肩とか壁にぶつけないように)、1階の受付に行くとちょうど10時。

朝食の時間は朝8〜10時なので、時間を過ぎたから朝食を出さないという食堂のおばちゃんにゴリ押しして、コーヒー一杯とパン1つをもらいます。

このコーヒーがビックリするほど不味くて、逆に目が覚めるー!
同じ部屋に泊まっているフランス人のリチャードに道を聞いて、さっそくアルゼンチン初の観光に出かけることに。

ホステルから歩いて15分ほどのところにブエノスアイレスの中心があり、5月広場(Plaza de Maya)を囲うように、そこに真っピンクの大統領府、カサ・ロサータ、カテドラル(その街で最も大きい教会)などが並んでいます。

この街はこの広場からはじまっているのだそうで、歴史の深い場所でもあります。
ブエノスアイレスの歴史や名前の由来なんかを読みながら、カテドラルで少し休憩。

名前の由来というのは最初、入植してきたメンドーサという人が、上陸した時に「ブエノスアイレス!」と叫んだためだと言います。
ブエノスアイレスと言うのはスペイン語で「いい空気だ!」という意味。

しかし近年、次のような説が本当の由来だと変更になったよう・・・。
スペインからイタリアのサルディーニャ島に向かっていた船が、大時化に見舞われ、船と預かり品だけは何とか守りたいと思ったクルーが、自分たちの荷物と、預かり品の中で最も大きく重い木箱を海に投げると、その瞬間時化は消え去り、木箱が船を先導し、無事港に着くことができたそうです。

後でその木箱を開けてみると、中には聖母ブエン・アイレの彫像が入っていたのだとか。
この奇跡の伝説が地中海沿岸に広まり、多くの場所で信仰され、そこから名前がついたそうです。


さてさて、そんなわけで、地下鉄に飛び乗ると、この暑さで冷房も効いていないので、みんな雑誌や扇なんかでパタパタしています。

私もここはホットヨガかというくらいの量の汗をかいて、なんだかグッタリ。
地下鉄はNYと同じようにホームレスのアナウンス(俺困ってるからみんなお金ちょうだい的な)や、乗客の膝に商品の品物を乗せて歩き、しばらくするとまた戻ってきて、欲しいかどうか聞きながら、商品を回収したりなんかしていて、なんだか不思議な感じ。

Plaza Italiaという駅に着いて、カメラを出すと、画面に異変が。
どうやらお尻のポケットに入れておいたせいで、画面が壊れたようです。

今までこんなことなかったのに!!
軽いパニックになって、バッテリーやSDカードを入れ直したりしますが、
真っ黒の画面に小さな光が一部できるだけで、もはや何も写りません。

「ひぃーっ!!」

死ぬわけじゃない、大丈夫、と自分に言い聞かせるの、観光にカメラがなくてどうすんだよー!!
動揺して広場を一周。
暑いので頭が冷えず、汗をかくばかり。

ガイドブックの地図を見てみると、近くにショッピングストリートがある様子。

こうなったら…安いヤツ、買おう。
とはいえ、ここはアルゼンチン。

カメラのクオリティが良くて安い日本と同じものが売っているとは思えません。
多くの観光客がわざわざ新宿・秋葉原で電化製品を買っているのは、日本のクオリティの良さと安さのためです。

通りで写真屋さんをみつけて、ほとんど逆切れに近い状態で、英語でカメラを探している旨を説明。
スペイン語しかわからないお店のオバちゃんは現像したいの?とかバッテリーが必要なの?と聞いてきますが、なかなかカメラ購入の意思を伝えるまでには至りません。
たまたまお店に居合わせた男の人が英語を話せたので、通訳してもらいますが、小さな写真屋さんでは品ぞろえも悪く、値段もかなり高いようです。

ヨドバシカメラに今すぐ行きたい!!
通訳の彼に、この近くの電気屋さんを聞くと、ここから8ブロックほど行ったところにあるよ、と言われ、「グラシアスッ」とお店を飛び出します。

ん…?8ブロック??
それって遠くないか?

30度近くて、エライ湿度の高いブエノスアイレスの道を競歩で進みます。
ジーパンが張り付き、額には汗が伝い…ちくしょー私のお尻のバカッ。

ほいでもって、やっぱり8ブロックって遠いんです。
かなーり。

途中英語のわからないアルゼンチン人にムリヤリ道を聞き、ずんずん進んでいくと…あった!!
これか? これなのか??!

田舎の街角にある電気屋といった趣き。
「カメラ」が通じないので、自分のデジカメを見せると、カメラコーナーに連れて行ってもらえました。
とはいえ、そこにあるのは20台程度で、半分以上のデジカメが、今はもう日本では見ないような分厚い感じ。

おぉ、さすがアルゼンチン。
想像はしていたけれど…。けれどっ。

サムスンやカシオなどもありますが、お値段は日本の約2〜2.5倍程度。
お店の人のつたない英語とスペイン語と狭い選択肢の間で、949ペソ(約US240ドル)のコダックのカメラに決めます。

すぐに使うから、ちょっとだけチャージしてほしい、と頼むと、フルチャージするのに8時間かかると言われて絶句。

何年前のカメラだよっ!!


なにはともあれ、新しいカメラを手に外へ出ます。
行こうと思っていたエビ―タ博物館に直行…と思ったら、博物館が見つからず、汗もかいたし、腹ごしらえにいい感じのレストランに入りました。

アルゼンチンは物価が安いうえにランチだとよりお手頃なはず。
クリームパスタを頼み、食べている間、デジカメの充電をさせてもらいます。

外はかなり蒸し暑く、冷や汗やら何やらでドロドロになっていた体に、久しぶりに冷房が心地いい。
だからって、マッタリするわけもなく、ブログを書いたり、今日のプランを練ったり。
湿度が高すぎて、ノートにシャーペンで文字が書けないのです。

行こうと思っていたエビ―タ博物館はレストランの目の前にあり、外装工事中だったため、通り過ぎていたようです。

エビータ博物館は、マリア・エバ・ペロンという女性の博物館で、彼女の人生は映画になっている程有名で、数奇な人生を送った人です。
私はマドンナの映画「エビータ」が好きで、何回か見たことがありますが、何度見ても面白いと思います。

彼女は不遇の少女時代を送りましたが、ひょんなことから女優になり、大統領夫人になった人。
当時、アルゼンチンは戦争の真っただ中で、不安定な情勢にありましたが、大統領を支え、国を支え、国民に愛され、エライ気丈に戦い、とっても苦労した美人さん。
強く、美しく、かっこいい女性なのです。

彼女が着たというドレスやスーツは、今現在でもオシャレといえるデザインで、彼女のファッションセンスの高さがうかがえます。

彼女の女優時代の映画やブロマイドなんかも展示されていて、「エビータ」の映画ファンには
なかなか面白いところ。

彼女の人気は当時の大統領をも抑え、亡くなってから50年以上経つというのに、ブエノスアイレスの市内には、この博物館だけでなく、記念碑なんかも建っていて、今もなおアルゼンチン人に愛されている偉人さんなんだなーと思いました。

博物館を出て、プラプラ歩いていると物売りに絡まれたり、ウィンドルショッピングをしてみたり、マッサージ30分60ペソ(US15ドル)の文字に、後ろ髪をひっぱられてみたり。

その間空はどんどん暗くなり、どんよりとしてきました。
時間はまだ3時過ぎ。


昨日ブエノスアイレスに着いた時には、突き抜けるようん青空だったのに…。
蒸し暑さに溶けそうになりながら、ようやっと国立装飾美術館(Museo Nacional de Arte Decorative)に着き、入館料5ペソ(US1.20ドル)を支払い、中に入ります。

この美術館はブエノスアイレス市内で最も美しい建物と言われていて、ルイ16世の家具や調度品、絵画などを見ることができます。

何より素晴らしかったのは大広間で、シャンデリアに今まで見たことのないような大きな暖炉。
もともと私邸だったそうだし、きっとここでパーティなんかが開かれていたのでしょう。

そんな時代に思いを馳せつつ、再び外へ。
あまりの蒸し暑さに息が止まりそうです。しかも風が強い。

そのまま20分ほど歩き、エビータ像の前を通り、レコレータ地区というところまでやってきました。
ヤレヤレ、ヨーロッパを旅した時のようなモチベーションがわかねぇな、と思った瞬間、胸にぶら下げていたサングラスが割れて、地面に落ちました。

あー、今日はもう何やっても駄目な日だ。
デジカメの次はサングラスか。
神様が、もう帰って寝ろ、と言ってる…。

これで終わることを祈りつつ、今度はどんよりとした空を仰ぎ、確信します。
絶対、雨が降る。

天気運のいい私ですが、今日は勝手が違うようです。
このままホステルに帰るのが一番いいと私のシックスセンスが囁く・・・。

でも昨日一日ゆっくりしたんだもん。
今日頑張らなかったら、もう時間がないよー!!

国立美術館の前を通り過ぎる時に、せめて写真に外観をおさめようとカメラを構えた瞬間、上からザバリと何かが降ってきました。

んあっ? イタイッ。
なんだなんだー? 何が起こったー?!

一瞬軽いパニックに。
落ちてきたのは、なんと街路樹の大きな枝。
私でも抱えられそうにないくらいの大きさ。

えぇっ?!
驚きからぬけきらないものの、今日の強風はかなりのもの。

ここまで不運が続くと…もうスバラシイな。
あっはっはははははー…。


さて、雨が降る前に何処まで行けるか?!
レコレータ墓地の手前にあるレコレータ・クラフト市場に着きました。

たくさんの露店が並び、アクセサリーや小物、服やスカーフなんかが売っています。
ひとつひとつ見ていると、バラバラという大きな音とと共に、大つぶの雨が降ってきました。

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
スコールのような雨で、目の前にあるショッピングモールのような所に飛び込みます。

いいんだ、ここでウィンドウショッピングできるもん、と辺りを一周しますが、雨は一向にやみません。
こんな雨じゃ、墓地に行けないし、タクシー捕まえてホステルに戻るにはまだ早いし。

モールでコーヒーを一杯飲もう、このドンヨリした気分を払うため、ケーキでも食うか!
と、オサレなカフェを探して入ります。

苺のケーキとコーヒーを飲みながら、外で降り続ける豪雨を眺めます。
早くやまねぇかなー。
そのうち雷が鳴り出します。おっ。いいねぇ。雷大好きさ。

雨は小降りになったり、再び激しくなったりの繰り返しで、コーヒーも飲んだし、ショッピングモールの中を廻ることにしました。

モールはけっこう広くて、地上2階、地下1階建てで、1フロアの面積も予想外にけっこう広いです。
これは全部見る頃には、さすがに雨もやむだろうと思い、ブラブラ歩いて回ります。

このモールの目玉は"Buenos Aires Style"というお店で、色んなものを扱っていました。
バス・キッチン用品、ステーショナリー、小さめの家具やスタンドライトや提灯型の照明なんかもあります。

けっこう可愛い小物が多くて、値段もそんなに高くないので見ているだけでも楽しいのですが、私みたいにあんまりプラプラしていると、警備員さんに狙われるので注意。

結局このモールに2〜3時間くらいいたでしょうか。
雨というアクシデントにみまわれたものの、意外と良い雨宿りでした。

さぁ時間はもう7時。
さすがに雨ももうやんでいるだろうと外に出ると、まだ小雨が降っていました。

あぁ…もぅー。
すでに辺りは暗くなっていて、さすがにこの雨の中歩いて地図上1キロ先にあるという地下鉄の駅まで歩くのは嫌。
タクシーを捕まえようと、最初はタクシー乗り場に立っていたのですが、通るのはすでにお客さんを乗せているタクシーばかり。

もうこのままではいかん、と思い、タクシー乗り場から出て、大通り沿いで雨に打たれながらタクシーを捕まえようと試みるも、まったくダメ。

ねぇ〜、私NYから来て、こんな雨に打たれてタクシー捜してるのって、絵面的に超可哀想じゃね? 超哀れっぽくね?
だからタクシー止まろうよぉ〜。

極度のストレスで「ったくやってらんねーよ。」と独り言がこぼれます。
雷は近くはないにしても、こんな通りで雨に打たれながらタクシーを探していると、さすがに雷に打たれたらどうしよう、なんてちょっとビビったりしてみます。

オロオロと近くの酒屋さんへ行って、そこで働いているお兄さんに私の哀れぶりを披露するべく、サンテルモ地区に帰りたいの、どうしたらいいの?とお兄さん、英語がわかんないってわかってんのに、助けを求めてみます。
お兄さんはお店の奥からバスのルートが書かれている紙を持ってきて、そこのバス停からサンテルモ行きのバスが出ているよ、と教えてくれました。

グラシアス!! 憐れまれてみるものだ!!
急いでそのバス停に行くものの、どのバスがどこに行くのかもちろんわかりません。

雷はまだやまないし、この街の守護エビータ(?)よ!! 私を助けて!!と、再び独り言。
するとどこからともなくお兄さんがぶらりとバス停に現れたので、しまった独り言聞かれた!とも思いつつ、英語喋れる?サンテルモに行きたいの、と言うと、今度のお兄さんは英語が喋れて、バスの行き先を調べてくれた挙句、バスの運転手さんにサンテルモに着いたら、私に教えるようにまで言ってくれました。

おぉ、エビータ!! ありがとう。

なんとかバスで近くに連れて行ってもらったものの、もう外は真っ暗だし、まだまだ雨は降っているし、近くに山が見えるし、ここがどこだかわからないし、雷こえーし。

「地球の歩き方」をびっしょりぬらしながら、歩くこと15分くらい。
やっとホステルに戻ってこれました。

自分のシックスセンスには従った方がいいんだな、と痛感した一日。


2010年2月20日、
朝9時半までゆっくり眠って、ホステルの朝ごはんは諦めて、近所にブランチに出かけます。
スペイン語のメニューなんて読める訳ないだろうと思ったものの、一部英語と似ているところがあるので、なんとかサンドイッチを注文。
野菜のたっぷり入ったサンドイッチと戦い、ボールサイズで出てきたカフェオレを頂きます。

今日はブエノスアイレスでも有名な観光名所の港町カミニートに行きます。
カミニートはその昔移民の労働者や船乗りのたまり場だったところ。
建物がピンクやブルーなどカラフルなファンシーカラーで塗られているところから、現在では港街に取って代わり、観光地になっているのだそうです。

レストランのお姉さんにカミニートまでの行き方を聞くと、カミニート行きのバスの番号を教えてくれたので、バス停を探しにプラプラと歩きます。
ブエノスアイレスって石畳の通り沿いに、赤、青、ピンク、黄色などのカラフルな建物が並んでいて、歩いているだけで雰囲気を楽しめる街です。
石畳には昔走っていたであろう路面電車の後があちこちに見られ、それもまたなんかいい感じ。

レストランのお姉さんに言われたところにバス停らしきものは見つからないので、そのまま歩き続けたものの、結局タクシーを拾うことに。
私が滞在しているホステルのエリア、サン・テルモ地区から、カミニートまでタクシーで約10分程。
タクシーは今もまだ使われているかどうかわからない怪しい港に到着。

運転手さんが指さした先にはガイドブックの写真と同じ色をした建物が見えました。
おおっ。予想通りかわいいっ!!

タクシーを降りるとアック背サリーや置物なんかの露店がたくさん並んでいて、各露店の前を通ると、「Hola!!○ΓД§¢☆!!」(←スペイン語;)))と話しかけられて、なんか買わせようと頑張られたりします。

カミニートの前には顔を真っ白に塗って中世風のドレスを着て、パラソルを持っている人、単語ダンスのセクシーな格好をしているカップルが観光客と写真を撮って、小銭を稼ごうとしています。

カラフルな建物の窓からはたまにオッサンの人形が顔を出し、昔港町だったころの感じを演出しています。
なんだか遊園地みたいだなー。

雲行きの悪い空の下、どんどん奥へ入っていくと、カミニートはけっこう奥まで続いています。
お土産屋さんで趣味で集めている旗のマグネットを購入、プラプラしていると、色とりどりのショールを売っている露店を発見。

グリーン&ホワイト、ブルー&ホワイト、ピンク&パープル…などなど。
おおっ!! かわいー♪
US13ドルで売っているというショール、これ…日本人好きそうだナー。

値段交渉して、たくさん買うから、安くしてと言うと、10ドルまで下がりました。
13種類を買い、お店のお兄さんと確認をしていると、雨が降ってきて、そのうち土砂降りに。

あぁん、もうブエノスアイレスずっと雨だよーっ!!
今日こそ行けると思ったのに。

仕方ないので、大量のショールを持って、お土産屋さんで雨宿り。
雨はもうほとんど豪雨で、たくさんの観光客が突然の雨にびしょぬれになりながらお店に飛び込んできます。

しばらくすると、少しおさまってきたものの、荷物大きいし、一度ホステルに戻ろうとタクシーを探すものの、この雨の中、どこにも空っぽのタクシーなんて走っていなくて、仕方なくバス停まで行き、正しい方向に行くバスなのか不確かなままカミニートを離れます。

もっとちゃんと見たかった〜!!

バスの中で同じように英語でバスの運転手さんに「サンテルモ?」と聞くおじいちゃんを発見。
貴方もサンテルモに行くの?と聞くと、おじいちゃんも明後日ウルグアイのモンテビデオに行くことが発覚。
おじいいちゃんの名前はボブ。

同じだねぇ、じゃまた会えたら、とホステルの近くまでバス停から一緒に帰ってきました。
旅人はクールです。

ホステルのそばまで戻ってきて、アンティークなどを扱うクラフト市場の前を通りかかり、ちょっぴり寄ってみます。
けっこう大きな屋根の下にたくさんの小さな露店みたいなお店が並んでいて、アンティークショップやフルーツや服、アクセサリー、肉屋なんかもあります。

1時間弱、一通りプラリとしてから、ようやっとホステルに戻ります。
なんかもー雨に打たれまくってすでにクタクタ。


それでも、雨はやんだので、ホステルに荷物を置いてブエノスアイレス観光再開。
今度は地下鉄で街の中心まで行ってみます。

インディペンシィア駅から5分ちょっとで7月9日大通りのど真ん中に建つオベリスクの目の前に出ます。
ここからまっすぐ南に行ったところに、街の中心の5月広場があります。

それにしても、このオベリスク、超デカイ。
オベリスク文化は元々ヨーロッパからきているかと思うのですが、アメリカや南米に渡って巨大化したようです。

小雨の降りだす中、カメラカメラ…と探していると、7歳くらいのストリートチルドレンに絡まれ、ヤバイヤバイ…観光客ってバレてる!!

無視してオベリスクの写真を1枚撮って、速やかにそこから離れます。
ブエノスアイレスって南米でも大きな都市のひとつですが、やはり治安は決して良くないようです。

お腹すいたな、と道の隅っこで隠れてガイドブックをコッソリ見ます。
近くにパリ―ジャのお店(ステーキ)があるというので、地図を頭にたたきいれて探してみます。

探している間に、通りでオバちゃんに呼び止められました。
いやいや、スペイン語はわからないよ、と言ってもオバちゃんはジェスチャーでココに入って、写真を撮られろ、と言います。

見ると、観光地によくある絵の描いてあるボードに顔をハメこむやつ。
タンゴを踊るカップルの絵で、男の人の顔のところには、オバちゃんの息子であろう少年が背伸びをして顔を突っこんでいます。

えぇ?!見ず知らずの人に一緒に写真を撮られろと? そしてなぜに私?!
断ろうと思ったものの、オバちゃんにぐいぐい押されて、結局写真を撮ることに。

でも撮っている間に、なんかこのシュチュエーションが楽しくなってきて便乗してみたり。
いやー世の中色んな事があるものだ。

それから、頭の中の地図をたどって、やっと探し当てたレストランの入口のメニューはすべて2名様から。
アルゼンチンでは1人旅は飯が食えないのかーっ!! きーっ!!!(怒)

仕方ないので、ぐぅぐぅ鳴るお腹を抱えて、賑やかな商店街を歩きます。
そのうち通りで一生懸命呼び込みをしている男性に、日本人か!アミーゴ(友達)が中にいるよ!と、そのまま呼び込んでもらい、ようやく南米名物のステーキにありつけました。
旅してるんだから、しっかり栄養を取らないとねっ!!
女の子(?)1人なので、お店の人たちは興味津津。3〜4人の店員さんに絡まれながら、大きなステーキと赤ワインを頂いてきました。

レストランを出て、そのまま商店街をブラつきます。
ショーウィンドウには南米名物のポンチョ。

物価が安いので黒のサンダルヒールを衝動買い。
お値段はなんとUS10ドル。

街並みはヨーロッパ風味で、どれも歴史を感じる古い建物です。
映画館やショッピングモールがあって、昨日街で見かけた女の人が履いていたようなふわりとしたロングスカートがどうしても欲しくて、頑張って探します。
これもUS10ドルで発見!! 大満足です。


さて、サンティアゴを出る時に会った、ウルグアイ人のサウルに行くように言われていたフロリダ通りに突き当たりました。
ずっと続く商店街はもうほとんど終わっていましたが、通りの真ん中には、驚くほどずーっと露店が並んでいます。

アクセサリーや服、革製の鞄、お財布、笛や太鼓などの楽器など様々。
露店って通常のお店より遥かに安い値段で、特に革製品なんかは日本の感覚だと信じらないくらい安かったりします。

ひざ丈パンツとパジャマ用のショートパンツをそれぞれUS3ドルくらいで購入。
ぬ〜・・・たまらん♪

フロリダ通り沿いにスタバを見つけたので、休憩がてらにコーヒーを一杯。
う〜ん、アメリカン♪
南米ってヨーロッパ風のコーヒーなので、それはそれで好きなのですが、やっぱりたまにはスタバのアメリカンコーヒーをがぶがぶ飲みたかったりします。

スタバでガイドブックを読んでいると、ちょうどこことホステルの間辺りに、EL QUERANDIというタンゴショーのレストランがあることに気付きました。
しかもショーの時間は10時から。
今9時半なのでちょうどよい時間です。

ブラブラし疲れてはいましたが、せっかくアルゼンチンに来て、タンゴを見ないで帰るわけにもいきません。
さっそくレストランに入ると、恐らくどこかのツアーかなにかの集団がたくさん。
年齢層もやや高めです。

ショーが始まるまで、1人で赤ワインを1本注文。
さっきステーキを食べたばかりなので、周りのオジ様&オバ様が高そうな料理を食べるのを眺めます。

ラフなハーフパンツを履いていたので、こんないい感じのレストランにはそぐわなかろうと、
密かにトイレで先ほど購入したばかりの黒のロングスカートに履き替えます。


10時ちょっと過ぎにレストランが真っ暗になって、プロジェクターにタンゴにまつわる
たくさんの映画の一部をつなげた映像が上映された後、ピアノやコントラバスの生演奏がはじまりました。

ステージがライトアップされ、しばらく彼らの演奏が続きます。
やがて暗くなったかと思うと、再びライトがついた時には、男性3人が1人の女性をとりまくように、踊り出ます。
うぉーう、恰好ええ。

タンゴショーにはストーリーがあるらしく、3組の男女が踊ってみたり、
男が3人が女性を取り合ってみたり、いやいや逆のシチュエーションもありました。

しかもタンゴって、なんてーか、踊っている間の絡みがすごいんですよね。
しかも女性のタンゴのスカートにザックリとスリットが入っていて、踊りながら片足を男の人に絡めたりするから、なかなか、けっこう、かなりセクシー。

ショーは1時間ちょっとで終了。
うーん、いいもの見せていただきました。


2010年2月21日、
今日はブエノスアイレス最後の日。
明日はいよいよフェリーに乗ってウルグアイに渡ります。

せっかくの日曜日。今日はサン・テルモ地区の日曜市に行くことに。
いつも通る道の一本向こうで毎週日曜日に大道芸人や露店がたくさん出るのだそうです。

昨日の帰りに買ったリンゴを齧りながら、その通りまで歩いて行ってみました。
他にもこの通りには色んなお店があるので、全部見るのはなかなか大変。

実際に通りに行ってみると、思っていたほど露店も出ていなくて、大道芸人なんかもまったくいなくて、なんだかガッカリ。

それでも日本でいうソニプラ(今はプラザ?)並みに小物をそろえたお店が並んでいて、かなり楽しいです。
木製の子供用のおもちゃ、オシャレは目覚まし時計、マグネットにペン、電卓、ホチキス、窓に貼るゼリーみたいなやつ、グラス、ライトスタンド…棚という棚、天井などから色んなものがぶら下がり、なんだかとっても楽しい気分になります。

アクセサリー屋さんも日本ではなかなか見ない色のネックレスやイヤリングがあって、値段もかなりお手頃。
おぉ、さすがアルゼンチン。

そのままプラプラ歩いて行くと、小さな交差点まで来た時には交差している細い通り片側に、ビッシリと露店が出ているのを発見。

うぉー、こりゃスゲェ。
全部見てやろうと、張り切って飛び込みます。
露店ではアクセサリーや鞄、絵など色んなものがあって、食いつくほどはないにしても、その熱気の中のウィンドルショッピングはけっこう楽しめます。

通りの真ん中辺りまで歩いた頃、ある鞄屋さんを見つけました。
シンプルな造りのバッグで、色の種類もあって、日本人受けしそうな感じ。

値段を聞いてみると、一番安いもので、AR$50(US$13)、同じ型でちょっと違うデザインのものがAR$100(US25)、A4サイズの入るバッグがAR$150(US$37.50)。

なんだか随分ザックリな値段の付け方なんだな、とも思いましたが、いずれにしても、かなりお手頃価格。

コレはうちの会社で売りたい!!
触角が動きます;)))

※当時、日本で友人とウェブショップの会社を設立したところで、現在は諸事情により、クローズしました。


ほとんど英語のわからないお店のおじさんと話をしていると、後から入ってきた家族連れのお母さん(30代後半か40代?)が、割って入ってきて、アラ、これカワイイじゃない、とさっさと購入。

が、私たちの話を聞いていて、アラ、あなたバイヤーなの?
何売ってるの? 私はNYで服を売っているのよ、と言われてビックリ。

アルゼンチンまで来て、NYの人、なおかつ仕事の話ができそう!
まだはじめたばかりの仕事なので、小さなきっかけでもかなりありがたいです。

名刺を頂いて、お店のおじさんとメアドを交換して、サンプルに鞄を2つ買って帰ってきました。
わぁ〜なんか元気になったぞ。 (単純)

その後も辺りを廻りましたが、先ほどの発見や驚きはなく、今度は向きを変えて、地下鉄の駅まで歩きます。
途中美味しそうなパン屋さんを見つけて、朝ごはん代わりに駅まで歩きながら頂きます。

地下鉄に乗るのも少し慣れて、余裕のフリをして電車を乗り換えるも、1駅ごとにここどこだろう、とチェックしてみたりして。(実はビビリ。)

NYで南米に行くと言った時に、知り合いがアルゼンチンに行くなら、ココに行ってみなさい、と言っていたレコレータ墓地。
ここのところずっと雨で行けませんでしたが、やっと今日行けそうです。
というか、今日行かないと、もう後がないっ!!

レコレ―タ墓地の最寄駅で地下鉄を降り、北も南もわからないまま、なんとなく歩いていきます。
日曜のせいか墓地までの道はたくさんのブティックやレストランが並んでいましたが、ほぼすべてと言っていいくらいシャッターが閉まっていて、なんだかちょっとガックリ。
墓地に近づいてくると、だんだん観光客の姿も出てきて、ツアーに組み込まれている程有名なところなんだな、と思います。

白い教会の前の大きな門をくぐると、墓地の歴史と配置を説明する看板があって、観光客目当てに墓地の地図を売っている人なんかもいます。

入口近くにいたネコが門の方に歩いて行ったかと思うと、「何か」に向かって威嚇しています。
オヤ…ここ「いる」んだ〜。
まぁ、お墓だもんな。

門をくぐるとたくさんの小さな建物が並ぶお墓が広がっています。

このお墓が有名な理由のひとつとして、土地代が異常に高いこと。
東京でいう田園調布の墓版らしいのですが、そのためになんか歴史的にすごいことをやった人とかのお墓もあるらしいです。
(よくわかんないけど)
という訳で、先日博物館にも行かせていただいたエバ・ペロンさんのお墓もここにあるんです。

墓地内は小さな建物――すべてお墓なのですが、一般的な石をただ置くようなスタイルではなく、ちょうど日本の「お堂」に似たような感じ――ものによってまちまちなのですが、高さ2〜5メートルくらい、幅2〜3メートルくらいの色んな形のお墓があります。
お墓にはそれぞれ正面に入り口がついていて、階段があって下へ行けるようになっています。

豪華なものなんかは本当に「家」みたいな感じ。
こんな感じのものが、ずーっと続いているわけですが、観光名所とはいえ、やっぱり決して気持ちのいいところではありません。

しかも日本と違い、この人たち焼かないでお棺に入れっぱなしなわけじゃないですか。
歩いているうちに、だんだん怖くなってきて、息を止めてみたり、親指を隠してみたり(笑)

そのうち入口の扉が突然開いて、中にいる人が私をつかんで中に引きずり込むんじゃなかろうか、と心配になってみたり。
一人旅で引きずり込まれたら、誰にも気付かれん、ヤバイ!!

というわけでひたすら観光客の後をついて回ります。
その時は誰か気付いてね。

かなりビビりつつも、エバ・ペロンさんのお墓チェックは外せませんが(必死)。
彼女のお墓は、たくさんの観光客に囲まれていました。

さて、墓地を出て、先日大雨の中を非難したショッピングモールの前まできます。
目の前の広場には前回はなかったたくさんの露店が並び、服、アクセサリー、鞄、小物などがあります。
すごーいっ!!

ひとつひとつ見ていくと、革製の可愛い小銭入れを見つけました。
うわっ、可愛いっ!!!
見ていると、お兄さんが3つ買ったら、1こタダでつけるよ、と言います。

うちのホームページで売ろうっと縫製とかがちゃんとした8つをチョイス。
露店を一通り見て、ショッピングモールに行き、前回目をつけていたホームページで売るための商品をいくつか購入。

かさばる物ばかりで、ヨロヨロとタクシーを拾って、一度ホステルに戻ります。
予想以上の量にちょっと引いてみる…大丈夫かな?
まだ2カ国目だよ?

ホステルで今回ブエノスアイレスで購入した品々の撮影をします。
ストール、小銭入れ、バッグなどなど…。

念のためにバックパックに入れておいたスポーツバッグも既にパンパン。
ヤバイ…ドラえも〜〜ん!!
どこでもドアでも、スモールライトでもいい…(涙)

荷物の量に怯えつつ、明日乗るフェリーの時間を調べに港まで地下鉄で行きます。
港の最寄り駅を出ると、人気がなくて、そこから10分程地図を片手にオロオロと歩き、"BUQUEBUS"というフェリー乗り場を発見。

インフォメーションでウルグアイ行きのフェリーを確認すると、いくつかオプションがあって、ブエノスアイレスからまっすぐモンテビデオに行くもの、直行せず、対岸にあるコロニア・デル・サクラメントまでフェリーで渡り、そこからバスでモンテビデオに行くという感じ。

私は料金も安く、なんか知らないけど聞いたことのある名前の土地に立ち寄れる後者を選択することに。

チケットを買って、再び地下鉄の駅まで歩いて帰ります。
辺りには、以前電車が走っていた跡が残っていて、なんだかトトロが出てきそうなくらい、のどかな感じ。


さて、地下鉄でホステルの最寄り駅まで戻り、歩いて行くと、昼間通った通りは、その時より遥かに人も増え、ガイドブックの通り、大道芸人がたくさんの人を集めています。
賑わった通りはずっと長く続いており、できる限り見ようと歩いていると、小さな路地でバンドの演奏が始まりました。

演奏に合わせて、人々も一緒に踊り出します。
さすが南米。 ノリがいい。


夜、近所にブエノスアイレス最後のご飯を食べに出かけます。
お腹が減っていたので、プラプラ歩いていると奥まったところに隠れている小さなレストランを発見。

ウェイターの男性が誰がどっから見てもゲイで、でもなんだか可愛い感じの人です。
奥の庭みたいなところに通してもらって、食べたカプレーゼサラダが驚くほど美味しくて、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁっ!!って感じの味。

モッツァレラの需要も供給も高い南米では、他の国と違い、惜しみなくドーンッとモッツァレラチーズが出てきます。

うふ〜うまひ♪
も〜カプレーゼの中に入ってしまいたいくらい美味しくて、ブエノスアイレス着てよかったなぁ、としみじみ。


2010年2月22日、
朝、シャワーを浴びて、荷造りをし、ホステルからタクシーを呼んでもらって、フェリー乗り場に行きます。
物価も安く、そこそこ都会で、見れば見るほど面白かったブエノスアイレスを出て、今日は3カ国目のウルグアイへ。

チリのサンティアゴでもらったワイングラスは今のところ無事。
船での出入国って人生初ですが、港でアルゼンチン出国スタンプと、ウルグアイ入国スタンプを同じ所で押してもらいます。

へぇ、もう押しちゃうのか、と南米のでっかいスタンプが次第に色んな国のスタンプで埋まりつつある
私のパスポートに押されるのを見つめます。

フェリーでの出国も飛行機同様、チェックインカウンターで荷物を預けて、
セキュリティチェックと手荷物検査を受けます。
「港」が「国境」って変な感じ。

チェックインカウンターそばのカフェテリアで買い漁った朝ごはんと、フェリーを待つゲート前のロビーでコーヒーを一杯急いで頂きます。

その間、乗客はみんなフェリーに乗るためのゲートの前に並んで、長い長い列ができます。
飛行機みたいにシートが決まっているわけじゃないんかな、とパンをモグモグしながら思い、あらかた人がいなくなったところで、私もフェリーに乗ります。

フェリーはかなり大きくて、乗ってもほとんど揺れを感じません。
前方のエリアに席を見つけて、ボーッと窓から見える最後のブエノスアイレスや水平線を眺めたり、ブログを書いたり。

フェリーが出発してだいぶ経ってから、おばあさんが3人掛けの真ん中の空いた席に座って良いかと聞いてきました。
私の隣に座ったおばあさんは、最初興味深々に私がノートにブログの下書きを書いているのを見ていましたが、そのうち微妙な英語で話しかけてきました。

どこへ行くの? 何をしているの?
おばあさんはパリに住んでいて、娘がウルグアイに嫁に行ったので、これから会いに行くのだと言います。

前列のシートには孫らしき男の子がいて、一緒に10何時間も飛行機に乗ってここまで来て、
大変だったのだと言いました。

おばあさんは何度も、私の英語は本当にダメなの、でも人が何を言っているかはわかるのよ?
でも喋ろうとするとダメなの。

一人でイライラと一生懸命英語を話します。
めっちゃ可愛いな、と思う反面、今回の旅は年上の人に縁があるなぁ、としみじみ。

船はコロニア・デル・サクラメントに着き、おばあさんにサヨナラして、荷物を受け取り、今度は大型バスに乗り換えます。

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
ホテル
3.0
グルメ
4.5
ショッピング
5.0
交通
3.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
アメリカン航空 ラタム航空
旅行の手配内容
個別手配
  • ブエノスアイレスに到着。

    ブエノスアイレスに到着。

  • ホステルの部屋。

    ホステルの部屋。

  • ブエノスアイレス1日目の晩御飯

    ブエノスアイレス1日目の晩御飯

  • 不思議なボトル。

    不思議なボトル。

  • ホステルのラウンジ。

    ホステルのラウンジ。

  • カメラを買った電気屋。

    カメラを買った電気屋。

  • エヴァ・ペロン博物館入口。

    エヴァ・ペロン博物館入口。

  • ブエノスアイレスをブラブラ。

    ブエノスアイレスをブラブラ。

  • 緑が多い。

    緑が多い。

  • めちゃめちゃ怪しくなる雲行き。

    めちゃめちゃ怪しくなる雲行き。

  • ブエノスアイレス街中。

    ブエノスアイレス街中。

  • 不思議なタトゥー

    不思議なタトゥー

  • 今日のブランチメニュー。

    今日のブランチメニュー。

  • ひとつひとつの家もオシャレ。

    ひとつひとつの家もオシャレ。

  • ここは南米のパリと呼ばれる。

    ここは南米のパリと呼ばれる。

  • お店の外観も可愛い。

    お店の外観も可愛い。

  • 昔の港町カミニート。

    昔の港町カミニート。

  • ディズニーランドのようにカラフルな建物が続く。

    ディズニーランドのようにカラフルな建物が続く。

  • カミニートのカラフルな建物の下で絵を売るおじさん。

    カミニートのカラフルな建物の下で絵を売るおじさん。

  • なんとまだ使われている線路。

    なんとまだ使われている線路。

  • 再び怪しくなる雲行き。

    再び怪しくなる雲行き。

  • ホステルそばのおおきな市場。

    ホステルそばのおおきな市場。

  • 市場ではアンティークから野菜や果物まで、色んなものが売っている。

    市場ではアンティークから野菜や果物まで、色んなものが売っている。

  • 永遠に続くかと思う程の縦列駐車。

    永遠に続くかと思う程の縦列駐車。

  • ホステルの入口。

    ホステルの入口。

  • 街路樹が不思議。

    街路樹が不思議。

  • 地下鉄の入口。

    地下鉄の入口。

  • おばさんに言われて撮った、その息子との記念写真。

    おばさんに言われて撮った、その息子との記念写真。

  • 今夜の晩御飯。

    今夜の晩御飯。

  • ブエノスアイレスで食べるステーキ。

    ブエノスアイレスで食べるステーキ。

  • ポンチョが南米っぽい。

    ポンチョが南米っぽい。

  • ブエノスアイレスの繁華街。

    ブエノスアイレスの繁華街。

  • 夕方から現れる露店。

    夕方から現れる露店。

  • アパートの住所もかわゆす。

    アパートの住所もかわゆす。

  • 閑散としたお店。手作りのものが多い。

    閑散としたお店。手作りのものが多い。

  • アルゼンチンタンゴを見に行ったお店。

    アルゼンチンタンゴを見に行ったお店。

  • 今夜のワイン。

    今夜のワイン。

  • アルゼンチンタンゴのショーをするレストランにはおじさん〜おばさんが多い。

    アルゼンチンタンゴのショーをするレストランにはおじさん〜おばさんが多い。

  • ショーの前。

    ショーの前。

  • ショーの前。

    ショーの前。

  • けっこう飲んだ。

    けっこう飲んだ。

  • 落書きもオシャレ。

    落書きもオシャレ。

  • ブエノスアイレスの夜道。

    ブエノスアイレスの夜道。

  • 酔っぱらってブラブラとホステルまで帰ります。

    酔っぱらってブラブラとホステルまで帰ります。

  • 革が安いので、日本ではビックリな格安お値段。

    革が安いので、日本ではビックリな格安お値段。

  • ずっと続く週末だけ開催される露店。

    ずっと続く週末だけ開催される露店。

  • 美味しそうなパン。

    美味しそうなパン。

  • 墓地。

    墓地。

  • エヴァの墓。

    エヴァの墓。

  • エヴァの墓。

    エヴァの墓。

  • ランチのカルツォーネ。

    ランチのカルツォーネ。

  • 販売されているトイレのふた。<br />&quot;Hurry, hurry, welcome&quot;

    販売されているトイレのふた。
    "Hurry, hurry, welcome"

  • 赤い建物が多い。

    赤い建物が多い。

  • ウルグアイ行きのチケットを購入。

    ウルグアイ行きのチケットを購入。

  • 廃線。

    廃線。

  • 石畳が綺麗。

    石畳が綺麗。

  • 小物が可愛い。

    小物が可愛い。

  • 路上のパフォーマンス

    路上のパフォーマンス

  • 演奏に合わせて踊りだす。

    演奏に合わせて踊りだす。

  • 不思議な雰囲気のレストラン。

    不思議な雰囲気のレストラン。

  • 今まで食べたモッツァレラの中で一番大きくて、美味しかった、モッツァレラのステーキ。

    今まで食べたモッツァレラの中で一番大きくて、美味しかった、モッツァレラのステーキ。

  • ホステルのトイレ。

    ホステルのトイレ。

  • ホステルのシャワー。

    ホステルのシャワー。

  • 港でブエノスアイレス最後の食事。

    港でブエノスアイレス最後の食事。

  • ブエノスアイレスで、サクラメント行きの船を待つ人たち。

    ブエノスアイレスで、サクラメント行きの船を待つ人たち。

  • さよなら、ブエノスアイレス。

    さよなら、ブエノスアイレス。

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